羽田空港　制限エリアに初潜入！　はとバスツアー：羽田空港ベストビュードライブ③

2022/07/03 - 2022/07/03

はとバスによる羽田空港制限エリア内部見学ツアー「羽田空港ベストビュードライブ」に参加したときの旅行記　最終回。

はとバスのツアー説明より引用：
羽田空港の制限区域内を「はとバス」が走るのは創業以来はじめてです。 許可された車両だけが走行できる制限区域内で、2階建てバスの高さ3.8メートルの車窓から、駐機中の航空機や離着陸する航空機、作業に勤しむ様々な地上支援車両などを間近に見ることができ、首都東京の玄関口である羽田空港を新たな角度から体感いただけます。 ドライブのあとには、羽田エクセルホテル東急でオリジナルメニューのお食事をご用意しています。

エリア 羽田(東京)

「トンネルを抜けると、そこは国際線であった。」

第2ターミナル脇から、トンネルで首都高やA滑走路の下を潜って国際線ターミナルの近くに出てきた。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

コロナ禍でも、ウクライナ侵攻による飛行ルート変更があっても、国際線が飛んでいることが尊い。

しかもこの日は、海外の航空会社の機体も見られた。
羽田で感じる、世界の風。

こちらは、タイ国際航空のバンコク行き。
プッシュバックする車両のみがいるから、もうすぐ出発かな。

そして、朝Flightradar24で見た機体はこれ。
ルフトハンザ航空のフランクフルト行き。
こちらは、地上の車両がたくさん取り囲んでいるので、出発に向けて準備中。

この日は、この機体を見るのを楽しみにしていた。
この機体、他のルフトハンザ機とはちょっと違う。
今はレアになりつつあるジャンボジェット(ボーイング747)であるだけでも大興奮モノなのだが、
この機体は昔の機体塗装の復刻版なのである。

やっぱり、エンジン4発のジャンボジェットはでかい。
こんな近くで見られるチャンスは、そうそうないだろう。
そして、レトロな塗装が見られてラッキー。

国際線のボーディングブリッジの下を通る。
まるで整備士さんになったような気分。

国際線ターミナルや貨物エリアを経て、徐々にA滑走路の端に向かっていく。
まるでこれから飛行機で離陸する気分。

滑走路端までやってきた。
ん？こんな所に信号機。
この先すれ違いができないため、信号機で行き来をコントロール。

Flightradar24を見ると飛行機の位置も分かるが、
自分も今、羽田空港の内部にいることが分かる。

A滑走路の端を、今まさにバスで通過中。
少し道路が低くなっているため、着陸機に当たる心配はない。
遠くに小さく見えるのは、これからこの滑走路を離陸する機体。
我々の真上を上がるタイミングと合うか？

残念ながら、離陸機はバスで通過後に背後を飛んで行った。
飛行機が着陸角度の目安にする航空灯火がこんな近くで見られるとは。
間近で見ると、結構大きいし数が多いことが分かった。

航空会社の格納庫前を通過したが、撮影はNG。
先程の撮影ポイントに再び戻ってきた。
今度はバスの向きを変え、先程後列になってしまった側のお客さんが最前列になるよう配慮。

段々とツアーのお客さん同士の息が合ってきたのか、
「来た来た」「上がるよー」という誰かのつぶやきで、阿吽の呼吸のようにカメラを構える。
ガイドさんも、Flightrader24を参考に、航空会社名や行先を実況してくれていた。

我々のツアーの最中は、午前中の出発が多い時間帯だったため、約2分に1回は離陸が見られた。
ガイドさん曰く、「今日は多いです」とのこと。

ツアーの空き状況やスケジュールにもよるが、
もし今後ツアーに参加される方がいたら、

〇午前中のツアー：
・国内線の離陸が多い
・国際線の離陸も見られる(大型機が多い)

〇午後から夕方のツアー：
・国内線の着陸が多い
・国際線の着陸が多い

を目安に検討されるといいだろう。
さらに、北海道や沖縄など国内長距離&人気路線は、機材が大きく1日に何回も見られる。

※天候やスケジュール等により、変更あり

前方を飛行機横断中。

羽田空港内を隅々まで見せてもらい、たくさんの航空機も見られた見学ツアーもこれでフィナーレへ。
空港の制限エリアに入るときと同じようなセキュリティーチェックゾーンに入り、セキュリティーチェックを受けてから、我々は「シャバ」に戻る。

バスは、第2ターミナルの出発フロアへ戻ってきた。
これから、第2ターミナル隣接のエクセルホテル東急でのランチタイムが待っている。

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

エクセルホテル東急内のレストラン：フライヤーズテーブル。
どこまでも「飛行機つながり」に脱帽。

羽田エクセルホテル東急 宿・ホテル

前菜は、飛行機のカタチのクルトン入りスープ。

メインは、チキンのグリルとパン。

デザートプレートにも飛行機が。
フライヤーズテーブルさん、粋な演出ありがとう。

フライヤーズテーブル グルメ・レストラン

この日の動きが、ANA POCKETアプリのログに記録されていた。
3つのターミナルをくまなく回ってくれたことが改めて分かった。

ランチ後、羽田空港を出発し京橋駅へ。
羽田空港で離脱する「飛行機好き仲間」と思われるお客さんも。

京橋駅の行き帰りは、レインボーブリッジなど東京の景色を眺めながら。
ガイドさんのガイドも必聴。

レインボーブリッジ 名所・史跡

厳重な警備やそれに合わせたはとバスの対応、そして最後にランチ付きというこのバスツアー、満足度がかなり高かった。
また行きたくなるバスツアーは初めて。

このツアー、8・9月もツアーが行われるようだ。
詳しくは、はとバスさんのツアーページ↓
https://www.hatobus.co.jp/course/2022/all-year/R7376
で。

このツアーを企画してくださったはとバスさんをはじめ、
羽田空港の関係者の皆さん、
見せていただき、ありがとうございました！

そして、ここまで読んでくださった皆様、
ありがとうございました！

羽田空港、満喫しました！