エアバス350とボーイング787を乗り比べ！日帰り弾丸新千歳空港への旅①【富士山ビューフライト】

2023/05/14 - 2023/05/14

日本航空が保有する2種類の大型機：
エアバス350-9(A350)
ボーイング787-9(B787)
の2機に1日で乗って、「日帰りで新千歳空港往復をする弾丸旅」を決行。
旅行記　第1弾は、中部国際空港から羽田への富士山ビューフライト。

エリア 羽田(東京)

始めに、2024年1月2日に羽田空港C滑走路で起きた事故で、殉職された海保隊員の方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ケガをされた隊員の方やA350機の乗員・乗客の皆様にお見舞い申し上げます。
また、この事故対応に関わっている航空・空港関係者の方々に敬意を表します。
A350機とボンバルディアDHC8-300機、今までおつかれさまでした。

2023年5月、JAL特典航空券で中部国際空港セントレア→新千歳を往復するだけの日帰り弾丸の旅を計画。
(画像は、日本航空特典航空券サイトのスクリーンショット画像)

中部から新千歳まではJALの直行便があり、1フライトでも行ける。
ところが、

セントレアから羽田を経由して、新千歳に向かうフライトプランも浮上。
同じマイル数で、こんな行き方もできるのか。
1フライトでも多く飛びたい、ヒコーキ好きの自分的にはありがたい。
(画像は、日本航空特典航空券サイトのスクリーンショット画像)

全4フライトも乗れるなら、いろいろな機材に乗ることも可能？
いろいろ調べた結果、
名古屋中部→東京羽田→札幌新千歳→東京羽田→名古屋中部
というチケットを発券。
しかも、日本航空ならエアバス・ボーイングともそれぞれ大型機を所有しているため、それぞれ2回乗れて乗り比べができる。

今回、燃油サーチャージの負担はないが、空港使用料がその都度加算される羽目に。
空港使用料が高い羽田空港を2回も経由するので、1550円の支払いがイタイ。

日帰り弾丸の旅、当日朝。
色とりどりの機体が並ぶ光景は、朝のセントレア名物だ！

…と悠長にスカイデッキで撮影している場合ではない。
これだけの航空機がスポットインしているということは、それに乗るお客さんの数もすごいはず。

スカイデッキ (セントレア) 名所・史跡

やっぱり。
平日朝のセントレア、国内線のセキュリティーチェックには、国際線エリアに達しそうなほどの長蛇の列。

中部国際空港セントレア 空港

出発まであと50分だが、行列は続く。そして進まぬ。
この日は、修学旅行らしき団体もおり、さらに世界の要人が来るG7広島サミットが近々開かれる時期のため、セキュリティーチェックのレベルが上がっていた。

ピークアワーのお知らせが。
朝のセントレアのセキュリティーチェックは、早めに通過するべし。

それでは、
「わざわざ羽田を経由して日帰りで新千歳空港往復する無茶な旅」、
行ってきます。

セキュリティー並び始めから通過まで、約20分もかかった。
這々の体で搭乗ゲートに着くと、すぐにボーディング開始の案内が。

1フライト目は、B787機。
導入から早くも12年経っており、国際線にも多く使用されている。
ここセントレアからは、部品の一部を航空機(ドリームリフター)で運び、アメリカで組み立てて完成するという縁のある機材。
ちなみに、ANAもこの機材を数多く導入し、主力機にしている。

※時期や機材繰りによって、セントレア→羽田便の機材は異なる

国際線としても飛ぶ機材なので、やっぱりデカい。
気分は国際線の出発前。

まだお客さんが乗っていないのに、もうプッシュバックの準備完了。
押す気満々やな。

ボーディングブリッジを歩く特別感と高揚感。
まるで国際線に乗る気分。
…ホンマは羽田だけど。1時間だけど。

1フライト目B787機の座席並びは、2-4-2の国際線仕様。
天井が高くて、座席が多くて、まさに「国際線」という感じ。
この機材に、国内線として乗れるのがうれしい。

ハワイはもちろんヨーロッパへも行ける、このB787機。
普段、羽田から国内線はもちろん、国際線として飛ぶこともある。
この日は国際線フライトはなく、羽田でスタンバイとのこと。

見送りありがとうございます。
行ってきます！

…でも自分、恥ずかしながら今日中に帰ってきます。

貨物機の着陸を待って離陸。

北へ向けて離陸し、すぐに南へ旋回。
飛び立ったセントレアのある空港島がくっきり見えた。
翼がデカい、B787。

天気は良好、
今日1日スムーズに乗り継げますように。

国際線仕様のこの機材だが、残念ながらこのフライトの間は、機内エンターテイメントを使用できず。
短いフライトながら、ドリンクサービスはあった。

B787のウリは、この電子シェイド。
ボタンを押すと、

暗くなったり明るくなったりする。
賛否両論あるが。

さて、進行方向左側の窓際であるA列を取った訳。
それは、「富士山を見たいから」に他ならない。
セントレア→羽田便のお楽しみはコレ。

黄砂で霞む空の向こうに、それは見えてきた！

富士山 自然・景勝地

現在、静岡県沖上空を飛行中。
この大きさで数分間富士山をのぞめた。
残雪もあり、美しい。

このフライトには外国人の方もかなり乗っており、
「写真を撮ったら？」と1組の親子に自分の座席を譲ったら、嬉しそうに眺めていた。

富士山は後方に過ぎ去り、眼下にはもう首都圏の建物が。
中部→名古屋は「あっという間劇場」で、もう着陸態勢。
千葉県上空を通過し、

羽田空港へ。

B滑走路に無事着陸。

羽田空港(東京国際空港) 空港

1フライト目は、こんなルート。
（画像はアプリFlightradar24のスクリーンショット）

A滑走路を横断し、

JALのベースである、第1ターミナルへ。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

1フライト目、終了。
つかの間だったが、国際線仕様のB787機、サイコーだった。
そして、狙い通り富士山も見られて上々である。

一度出口から出て、羽田空港を散策予定。
こんな忙しない、誰得？な日帰り弾丸旅行、
続きは旅行記　第2弾で。