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日本航空(JAL)が保有する2種類の大型機:<br />エアバス350-9(A350)<br />ボーイング787-9(B787)<br />の2機を乗り比べながら、日帰りで新千歳空港往復をする旅行記 第3弾。<br /><br />旅行記 第2弾:羽田ー新千歳で、初めてJALのA350に乗った話<br />https://4travel.jp/travelogue/11831651

エアバス350とボーイング787を乗り比べ!日帰り弾丸新千歳空港への旅③ 【夕焼けフライト のち 羽田ダッシュ】

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2023/05/17 - 2023/05/17

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旅行記グループ 「ヒコーキ沼」シリーズ

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日本航空(JAL)が保有する2種類の大型機:
エアバス350-9(A350)
ボーイング787-9(B787)
の2機を乗り比べながら、日帰りで新千歳空港往復をする旅行記 第3弾。

旅行記 第2弾:羽田ー新千歳で、初めてJALのA350に乗った話
https://4travel.jp/travelogue/11831651

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  • 新千歳ステイの締めくくりは、展望デッキ。<br />ここの展望デッキは冬季閉鎖のため、開放されている今回は貴重なタイミング。<br />新千歳では、飛行機のコックピットやキャビンの目線に近い高さで見られるのがよき。<br /><br />今まで乗ってきたA350と同型機、ただ今到着。<br />パイロットやグランドスタッフと比べると、エンジンも機体もとにかくデカいのが分かる。

    新千歳ステイの締めくくりは、展望デッキ。
    ここの展望デッキは冬季閉鎖のため、開放されている今回は貴重なタイミング。
    新千歳では、飛行機のコックピットやキャビンの目線に近い高さで見られるのがよき。

    今まで乗ってきたA350と同型機、ただ今到着。
    パイロットやグランドスタッフと比べると、エンジンも機体もとにかくデカいのが分かる。

    新千歳空港 展望デッキ 名所・史跡

  • A350機の翼の先端は、このカーブが特徴。

    A350機の翼の先端は、このカーブが特徴。

  • 一方、A350より先に世界を飛び回っているB787機の主翼。<br />こちらは、先端に向けて少し反りあがっている。<br />これぞB787の証。

    一方、A350より先に世界を飛び回っているB787機の主翼。
    こちらは、先端に向けて少し反りあがっている。
    これぞB787の証。

  • それら2機が、ちょうど隣り合わせのスポットで並んだ。<br />並ぶと、翼の違いがよく分かる。<br />どちらが飛びやすいのだろう。<br /><br />今日、勝手に2機を乗り比べるために、自分はここにいる。<br />JALやエアバスに頼まれたわけではない。<br />こんなことをしているのは、広い新千歳空港の中で、おそらく自分だけだろう。

    それら2機が、ちょうど隣り合わせのスポットで並んだ。
    並ぶと、翼の違いがよく分かる。
    どちらが飛びやすいのだろう。

    今日、勝手に2機を乗り比べるために、自分はここにいる。
    JALやエアバスに頼まれたわけではない。
    こんなことをしているのは、広い新千歳空港の中で、おそらく自分だけだろう。

  • 実機はないので、家にあるモデルプレーンで比べてみた。<br />似たもの同士の2機だが、<br />B787の全長は約57m、

    実機はないので、家にあるモデルプレーンで比べてみた。
    似たもの同士の2機だが、
    B787の全長は約57m、

  • 一方A350は約67m。(350-900型の場合)<br />A350の方が10mほど大きい。<br />座席数も、キャビンの内径が大きいA350の方が多い。<br /><br />JALは今までボーイング社の機材を使ってきたが、今後大型機はエアバス社の350シリーズに置き換えていく方針だそう。<br />

    一方A350は約67m。(350-900型の場合)
    A350の方が10mほど大きい。
    座席数も、キャビンの内径が大きいA350の方が多い。

    JALは今までボーイング社の機材を使ってきたが、今後大型機はエアバス社の350シリーズに置き換えていく方針だそう。

  • 遊び心に火がつき、自分のコレクションの中にあるジャンボジェット機(B747)とも比べてみた。<br />B747が、2機よりもさらにデカすぎなのが分かった。<br /><br />※JAL運航のフライトでは、B747は現在使用されていない

    遊び心に火がつき、自分のコレクションの中にあるジャンボジェット機(B747)とも比べてみた。
    B747が、2機よりもさらにデカすぎなのが分かった。

    ※JAL運航のフライトでは、B747は現在使用されていない

  • 羽田に帰る時間が迫ってきたため、新千歳空港のセキュリティーチェックを通過。

    羽田に帰る時間が迫ってきたため、新千歳空港のセキュリティーチェックを通過。

    新千歳空港 空港

  • 羽田に折り返す便に搭乗。<br />3フライト目は、再びA350に乗る。<br />1日に何便もある新千歳ー羽田のフライトの中から、A350に乗れるように、フライトを選択&amp;予約しておいた。<br />こんなことで気持ちが上がっているのは、乗客360人中、自分だけだろう。<br /><br />洗剤メーカーも驚くほど白い、A350のボディ。

    羽田に折り返す便に搭乗。
    3フライト目は、再びA350に乗る。
    1日に何便もある新千歳ー羽田のフライトの中から、A350に乗れるように、フライトを選択&予約しておいた。
    こんなことで気持ちが上がっているのは、乗客360人中、自分だけだろう。

    洗剤メーカーも驚くほど白い、A350のボディ。

  • A350のエコノミー座席。<br />とても薄く見えるが、座り心地は悪くない。<br />やや後傾するようにデザインされており、通路に出やすくしているとのこと。

    A350のエコノミー座席。
    とても薄く見えるが、座り心地は悪くない。
    やや後傾するようにデザインされており、通路に出やすくしているとのこと。

  • こちらは、朝乗ったセントレアー羽田便のB787のシート。<br />ふかふかそうで、シートの厚みもある。<br />そして、JALの赤だと分かる。<br /><br />拙著の旅行記:<br />エアバス350とボーイング787を乗り比べ!日帰り弾丸新千歳空港への旅①【富士山ビューフライト】<br />https://4travel.jp/travelogue/11828108

    こちらは、朝乗ったセントレアー羽田便のB787のシート。
    ふかふかそうで、シートの厚みもある。
    そして、JALの赤だと分かる。

    拙著の旅行記:
    エアバス350とボーイング787を乗り比べ!日帰り弾丸新千歳空港への旅①【富士山ビューフライト】
    https://4travel.jp/travelogue/11828108

    中部国際空港セントレア 空港

  • 一方、A350のシートカラーは、クールで渋い。<br /><br />ただ1つ残念なのは、エコノミーの座席が1列に3-3-3になったこと。<br />これも、A350の機内が広いゆえに他ならないが。

    一方、A350のシートカラーは、クールで渋い。

    ただ1つ残念なのは、エコノミーの座席が1列に3-3-3になったこと。
    これも、A350の機内が広いゆえに他ならないが。

  • No smokingとシートベルトサインは、カラーで鮮やかな表示。

    No smokingとシートベルトサインは、カラーで鮮やかな表示。

  • プラグも多く、テーブルも折り畳み式。<br />B787とは違う。<br /><br />往路は非常口席だったためできなかったが、復路の今は心ゆくまで座席の設備やモニターを愛でられる。<br />JALが、設備をどんどんブラッシュアップしていることが分かる。

    プラグも多く、テーブルも折り畳み式。
    B787とは違う。

    往路は非常口席だったためできなかったが、復路の今は心ゆくまで座席の設備やモニターを愛でられる。
    JALが、設備をどんどんブラッシュアップしていることが分かる。

  • A350の主翼の先端は、丹頂鶴のように赤くなっており、さらにひねりが入っている。<br />これぞ、JALのA350である証。

    A350の主翼の先端は、丹頂鶴のように赤くなっており、さらにひねりが入っている。
    これぞ、JALのA350である証。

  • そして、ノーズギアや垂直尾翼からのカメラ映像が見られる。<br /><br />グランドハンドリングスタッフの皆さん、どんな天候でもどんな季節でも外で作業してくださり、毎日おつかれさまです。<br />いつもお世話になっています。

    そして、ノーズギアや垂直尾翼からのカメラ映像が見られる。

    グランドハンドリングスタッフの皆さん、どんな天候でもどんな季節でも外で作業してくださり、毎日おつかれさまです。
    いつもお世話になっています。

  • 出発前の垂直尾翼からの眺め。<br />夕日に照らされ、真新しいA350の背中と「光の輪」も見える。<br />いとめでたし。<br /><br />自席のモニターからカメラ映像を楽しみまくっている自分、プレエコや非常口席でなくても普通席を満喫。

    出発前の垂直尾翼からの眺め。
    夕日に照らされ、真新しいA350の背中と「光の輪」も見える。
    いとめでたし。

    自席のモニターからカメラ映像を楽しみまくっている自分、プレエコや非常口席でなくても普通席を満喫。

  • 今まで他の機材では、ゲートを離れるプッシュバックのタイミングは分からなかった。<br />だが、このA350はプッシュバックの様子も、ランディングギアのカメラ映像でばっちり。<br />「プッシュバックが始まった」と映像で分かると、機体が実際に後退するのを体で感じるのがおもしろい。

    今まで他の機材では、ゲートを離れるプッシュバックのタイミングは分からなかった。
    だが、このA350はプッシュバックの様子も、ランディングギアのカメラ映像でばっちり。
    「プッシュバックが始まった」と映像で分かると、機体が実際に後退するのを体で感じるのがおもしろい。

  • 滑走路に進入。<br />離陸する様子を<br />①ノーズギアカメラを見ようか、<br />②垂直尾翼のカメラから見ようか、<br />それとも、③自分の目で外の様子を見ようか。<br />どれを見ようか迷う、そんなことで悩んでしまう、それがA350。<br /><br />ちなみに、ノーズギアから離陸する様子を見ると、滑走路から離れる瞬間を間近で見られる。

    滑走路に進入。
    離陸する様子を
    ①ノーズギアカメラを見ようか、
    ②垂直尾翼のカメラから見ようか、
    それとも、③自分の目で外の様子を見ようか。
    どれを見ようか迷う、そんなことで悩んでしまう、それがA350。

    ちなみに、ノーズギアから離陸する様子を見ると、滑走路から離れる瞬間を間近で見られる。

  • 2種類の乗り比べ、<br />個人的にもう「A350の圧勝」である。<br /><br />新千歳を離陸後、空を上昇していく様子。

    2種類の乗り比べ、
    個人的にもう「A350の圧勝」である。

    新千歳を離陸後、空を上昇していく様子。

  • 陽の光がどんどん夕焼け化。<br />その光を浴びながら、羽田に向けてフライトするA350。<br />機体や空を見下ろしている映像は、まるで神の目線のよう。<br /><br />飛行中にこうやって映像が見えると、パイロットもエンジンや外の様子が見られる?<br />革新的でイイやん。

    陽の光がどんどん夕焼け化。
    その光を浴びながら、羽田に向けてフライトするA350。
    機体や空を見下ろしている映像は、まるで神の目線のよう。

    飛行中にこうやって映像が見えると、パイロットもエンジンや外の様子が見られる?
    革新的でイイやん。

  • JAL SKY wi-fiのおかげで、フライト中でも自分が乗っている機体やルートがインターネットで見られる。

    JAL SKY wi-fiのおかげで、フライト中でも自分が乗っている機体やルートがインターネットで見られる。

  • 関東平野に差し掛かり、着陸態勢になった頃には、空はすっかり夕焼けモードに。<br />A350の美しい主翼が、影絵のように見える。

    イチオシ

    関東平野に差し掛かり、着陸態勢になった頃には、空はすっかり夕焼けモードに。
    A350の美しい主翼が、影絵のように見える。

  • 飛行機が旋回すると、A350が新しすぎて、主翼に夕焼けが映る。

    飛行機が旋回すると、A350が新しすぎて、主翼に夕焼けが映る。

  • 羽田に着陸するため、高度を下げている間、遠くにもう1機着陸機が。<br />羽田空港は「♯」の形で滑走路が設置されているため、このような同時平行着陸が可能。

    羽田に着陸するため、高度を下げている間、遠くにもう1機着陸機が。
    羽田空港は「♯」の形で滑走路が設置されているため、このような同時平行着陸が可能。

  • 無事、羽田に着陸。<br />だが、第1ターミナルから1番遠い滑走路に降りたため、スポットに入るまでが長かった。<br /><br />実はこの後、もう1フライトが。<br />「余裕で着陸した」と思ったが、次の乗り継ぎ便まで残り20分になってしもた!<br />ここから、肝を冷やすような時間が始まる。

    無事、羽田に着陸。
    だが、第1ターミナルから1番遠い滑走路に降りたため、スポットに入るまでが長かった。

    実はこの後、もう1フライトが。
    「余裕で着陸した」と思ったが、次の乗り継ぎ便まで残り20分になってしもた!
    ここから、肝を冷やすような時間が始まる。

  • 飛行機って、出発10分前までにゲートを通過しないと乗せてもらえないのでは?<br />この広い羽田空港内を、実質あと10分で乗り継げるだろうか。<br /><br />1機の翼の幅が約65m、でも駐機には充分な間隔も必要で、90mと仮定すると、ゲートは8つ離れているから…<br />計算を強制終了。

    飛行機って、出発10分前までにゲートを通過しないと乗せてもらえないのでは?
    この広い羽田空港内を、実質あと10分で乗り継げるだろうか。

    1機の翼の幅が約65m、でも駐機には充分な間隔も必要で、90mと仮定すると、ゲートは8つ離れているから…
    計算を強制終了。

    羽田空港(東京国際空港) 空港

  • グランドさんお願い、急いでくれ!<br />そんなこともモニターから見えてしまう、それがA350。

    グランドさんお願い、急いでくれ!
    そんなこともモニターから見えてしまう、それがA350。

  • 名残惜しいが、A350とお別れ。<br />また乗りに来るから。<br />これからもずっと日本にいてな。<br /><br />乗るだけでファンになってしまうA350、<br />わざわざ羽田-新千歳間に乗りに来た甲斐があった。<br /><br />長距離&amp;大人数が得意なA350、羽田ー福岡/那覇/新千歳間でよく飛んでいる。

    名残惜しいが、A350とお別れ。
    また乗りに来るから。
    これからもずっと日本にいてな。

    乗るだけでファンになってしまうA350、
    わざわざ羽田-新千歳間に乗りに来た甲斐があった。

    長距離&大人数が得意なA350、羽田ー福岡/那覇/新千歳間でよく飛んでいる。

  • それゆえ乗客が多く、飛行機から降りるのも時間がかかる。<br />エコノミーの自分、ようやく降機。<br /><br />セントレア行きの便、搭乗締め切りまであと10分!<br />こんなときに限って、セントレア行きの搭乗口が隣じゃないとは。<br /><br />まるで映画「ホームアローン1」の家族のような、ひとり「羽田ダッシュ」の始まり。<br />同じ第1ターミナルだ、とにかく走れ!!<br />(ホントはあかん)

    それゆえ乗客が多く、飛行機から降りるのも時間がかかる。
    エコノミーの自分、ようやく降機。

    セントレア行きの便、搭乗締め切りまであと10分!
    こんなときに限って、セントレア行きの搭乗口が隣じゃないとは。

    まるで映画「ホームアローン1」の家族のような、ひとり「羽田ダッシュ」の始まり。
    同じ第1ターミナルだ、とにかく走れ!!
    (ホントはあかん)

    羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

  • だが、このときもう残り10分を切っていた。<br />これは、JALの地上係員が走り回って、乗客を捜索するアレ=ご迷惑をかけることになるのか。<br /><br />邪念はいい、諦めるのはゲートの前でだ!!!<br /><br />ここまで順調に弾丸日帰り旅行で3フライトができたが、最後のフライトに無事乗り継げるのか。<br />自分は、今日中にセントレアに戻れるのか。<br /><br />続きは、旅行記 第4弾で。

    だが、このときもう残り10分を切っていた。
    これは、JALの地上係員が走り回って、乗客を捜索するアレ=ご迷惑をかけることになるのか。

    邪念はいい、諦めるのはゲートの前でだ!!!

    ここまで順調に弾丸日帰り旅行で3フライトができたが、最後のフライトに無事乗り継げるのか。
    自分は、今日中にセントレアに戻れるのか。

    続きは、旅行記 第4弾で。

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