隼人歴史民族資料館

2015/10/01 - 2015/10/31

むかしむかしの想い出日記。
場所は鹿児島県の霧島市。

旧隼人町地区にある資料館にお邪魔です。
地味です(≧ｍ≦)

※ イラストは、早瀬ひろむ様、イラストAC様のご厚意で使用させていただいております(〃'▽'〃)

▽使用機材：CANON IXY 150

エリア 国分・福山(鹿児島)

• 旅行の満足度: 4.0

隼人歴史民族資料館。
霧島市に合併する前からある資料館です。

場所は鹿児島神宮のすぐ近く。

入場前に。
まずは屋外展示を見に行きます。

むかしむかしの防空壕があるそうです。

パッと見は、洞穴。

コの字型になってて、入り口は2つあって。
これはその片っぽ。

こんなカンジなんだけども。
さすがに中には入れない・・・

や、入っていいよって言われても。
コウモリとかヘビとかいたらヤダ！
や、絶対いるよ！(; >ω< )ひぃ

本館に入ります。

聞いたら、ココって鹿児島神宮の境内の中になるんだって。
鹿児島神宮ってそんなに広かったんだ？(；・ω・)

料金130円って、めちゃ安っ！

本格的なミュージアムはそれなりのお値段するけど。
郷土資料館的なトコってリーズナブル　(*´▽`*)

※ 2023年現在、180円に上がってます。

訪問時は2015年。
こんな特別展をやっておりました。

特別料金がかからなかったのは、嬉しい限り。

なんか戦争ムード一色！

山口県周防大島にある陸奥記念館。
あそこも戦争ミュージアムだったけど。
それに近い雰囲気はあります。

ま、今回は特別展なので。
普段、どれだけ戦争系の展示があるのかは不明・・・

寄せ書きには佐世保海軍の文字が見えます。
鹿児島は、帝国海軍第三管区・佐世保鎮守府の管轄下にありました。

これは区国民服ね。
襟のカタチから推察して、乙号型。

国防色はあんまり垢抜けないカラーだけど。
一澤帆布とかでこの色のバッグがあったら、ついつい手が伸びちゃいます♪
あ、今は一澤信三郎帆布っていうんだっけ(≧ｍ≦)

天井ライトの写りこみが激しくて。
何がなんだかわからない絵ヅラ(≧ｍ≦)

かつての水上飛行機の部品です。
開門岳の沖合いで引き揚げられたものなんだって。

開門岳は指宿のほうにある山。
薩摩半島の一番南のトコです。

ナヌ！
アメリカは日本の宗主国ですと？(´Д｀ )

貢物はしてないけれど。
アメリカに頭が上がらないのは事実・・・

昔は中国が偉かったんだよね。

日本も邪馬台国の時代なんかは、魏から金印なんてもらって喜んでたぐらいだし(≧ｍ≦)

(ｏ・д・)ﾝ？

使い古しのボロい服が・・・

リアルユーズド品でしたか！

厚手で極寒仕様の服。
満州国辺りの部隊のものでしょうか・・・

さっき外で見てきた防空壕の写真があった！
私より上手に撮れてる(≧ｍ≦)

壁も天井もコンクリ造り。
秘密基地みたいです♪

細々としたグッズたち。

勲章はあまり知識がないんだけど。
あまり高いモノではないような気がします。
たぶん、兵隊さんとか下士官クラスの人がもらえるようなものではないかと。

帝国海軍の軍服。
カッコいい！(≧ω≦)ノ

帽子のラインは4本線。
かなり上級幹部のモノかな？

肩口の刺繍の細かいこと！

凝りすぎ！(´Д｀ )

一見しただけじゃ、なんだかわからない。
正解は、海底からサルベージした戦闘機の機体の一部。

機種名は艦上爆撃機の彗星。
なんと、錦江湾から出てきたのだ！
(*･`o´･*)ﾎ─

こちらは常設コーナー。

民具がいっぱい。
むしろこっちのほうが私の専門分野。

研究者じゃないけど(≧ｍ≦)

馬に装備する農耕具たち。

むかしむかしの時代。
大型の鍬や鋤を馬にひかせて。
田畑を耕すのが農家の日常でした。

お馬さん大活躍♪(*≧ω≦)b

唐蓑と書いて『とうみ』。
籾から籾殻、ゴミ・クズなどを取り除くためのマシン。

脱穀した後の籾には、稲の葉や藁のクズなんかが混じっていて。
それを分別するために作られたモノ。

アナログな器械ではあるけれど。
なかなか大掛かりな装置です (〃'▽'〃)

お化けじゃないよ？（笑

雨具のセットです。

タカンバッチョ・・・
なんだか面白い名前。

鹿児島独自のモノかなぁって思ったら。
熊本や長崎でも同じものがあるみたい。

足踏み脱穀機。
大正初期に開発した、この脱穀機。
全国でかなりブレイクしたそう。

製造元の細王舎は、後に小松製作所の傘下となり。
現在は、ハスクバーナ・ゼノアという名前になりました (*´▽`*)

むかし懐かしのカンテラ。

ランタンとどう違うんだろう・・・
なーんて昔は思ってました。
どっちも同じモノなんだって。

現場で使うモノをランタンって呼んだだけ。
武骨なデザインが多いけど。
いかにも『現場』ってカンジの趣がある（*´ー｀）

お部屋一面が民具だらけ。

民俗学とか文化人類学とか。
そーゆーのが好きな人には、玉手箱のような場所♪ヽ(´▽｀)/

陣羽織だ！

丸十マークってコトは、島津のお殿様のものね (*^ヮ^*)

まるでどこかの旧家にでもお邪魔したみたい。

物置整理にみえないコトもない(≧ｍ≦)

この手の電話機が、いっつも顔みたく見える件（笑

デルビル磁石式壁掛電話機といって。
明治29年に登場したものです (〃'▽'〃)

文献類をパラパラとめくってみる。

これは医学書ね。

学なんかないから。

内容はサッパリですわ(*´艸｀*)

His Master's Voice。
ビクターのワンコを思い出しちゃう。

音が鳴ってなくても。
耳を近づけたくなっちゃうのはなぜ（笑

これは・・・

水車のパーツ？(o´・ω・)a

踏車といって。
用水路なんかに取り付けて、田んぼに水を送るときに使うらしい・・・

人力だけど、これも水車だよね！
小屋は付いてないけど(≧ｍ≦)

むかしむかしのこの辺りの神社の位置を示した地図。

やっぱり平地に多いみたい。

観光客に人気の霧島神社(神宮)が小社で。
静かめの鹿児島神社(神宮)のほうが大社ってゆーのが興味深いトコロ。

鹿児島神宮の初午祭で使用されるグッズ。

別名、鈴かけ馬踊りといって。
花電車のようにいっぱい飾りを付けられたお馬さんが、町内を練り歩くイベントです (〃'▽'〃)

結構ザックリだけど。
資料館の訪問記でした(≧▽≦)ノ

おしまい。