米子市立 山陰歴史館

2020/12/01 - 2020/12/31

鳥取県は米子市。
洋館を利用した歴史資料館。

今回アフォみたいに写真多すぎ！
ゴメンして？ (≧人≦●）

公式サイトはコレ↓
http://www.yonagobunka.net/rekishi/

▽使用機材：SONY α55(弐号機)
　　　　　　TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII

エリア 米子(鳥取)

• 旅行の満足度: 4.5

米子市役所の旧本庁舎。
前回は洋風建築として紹介しました。

今回は資料館としての切り口。
展示品をガッツリ見ちゃいます！(≧▽≦)ノ

山陰歴史館。
こちらの資料館の名前です。

入場無料が嬉しいお得なスポットです。

中に入ってすぐのトコロ。

このでっかい切り株は何？(・∀・)

江戸時代の松の木で。
幹周り4m、樹齢は400年オーバー。

米子城のある公園にあったそうで。
かつては天然物だったらしい( ﾟдﾟ )ﾎｩ

お城の模型があるよ！

米子城の再現モデルかな？

実はコレ。
ダンボール製なのだ！(≧▽≦)ノ

こーゆーのすごい好き！
なんか夏休みの自由研究みたいだよ♪

草木なんかもダンボール。
ついでに石垣なんかも。

なかなか芸が細かい(*ゝ∀・*)b

鉄ネタはっけん♪

米子駅が大改築するにあたり。
鉄道備品が寄贈されたとのこと。

懐かしの青サボだぁ！
ｷﾀ━━ヽ(*･∀・*)ﾉ━━!!

黒っぽく見えるけど。
そこは光のマジックってコトで(≧ｍ≦)

サボ＝行き先表示板ってコトで。

詳しくは説明を読んでくださいまし。

こっちは客車表示板。

ま、これもサボっていえばサボなんだけど。
行き先じゃなくって車両の種類が書いてあるの。

でもこれだけを見て、米子由来のものかどうか。
すぐにわかる人はいないと思う～。

快速列車のヘッドマーク。
鳥取と米子の間を走ってます。

デザインがなんかね。
タクシーの行灯っぽいんだよね(≧ｍ≦)

詳しくはこちらをどぞ♪
(〃・ω・)ノ

いちお今も現役(〃'▽'〃)

あっちのほうにも面白いものが・・・

レトロ金庫だ！Ｏ(≧∇≦)Ｏ

その昔、米子公会堂で使われてたもの。
戦前のものと言われています。

銘板には大阪市河口の西田正敏と。
個人商店なのかな？
職人系プロダクト感が満載。

昔の小学校とかにありそうな。
ちっこいちっこいイス。

実際に座ることもできちゃう。
でもやっぱり小さかった(≧ｍ≦)

訪問記念にスタンプポン♪

薄すぎてなんだかわからん・・・
ﾐ(ﾉ_ _)ﾉ=3 ﾄﾞﾃ

なんかお城グッズがあるよ！

米子城の瓦です。

現状、建物は残ってないのでー。
これは発掘調査で見つかったもの。

モチーフはちょうちょ。

お殿さまの家紋が描かれるコトが多いけど。
初代の米子藩主の中村氏のものかな？

ちょうちょの家紋は平氏に多いそうです。
もちろん中村氏も平氏の一族。

シャチ瓦。

シャチホコスタイルの瓦です。
名古屋城のものなんかが有名です。

シャチホコは実在の動物ではなく。
あくまで想像上の生き物。

水を吐き出す動物なのでー。
建物を火事から護るのです。
縁起物です(*´▽`人)

ココのシャチホコ。
背びれがかなり鋭いです。

ギザギザも多いし。
実際にこんな魚がいたら痛そう。

米子城のレプリカ。

玄関先で見たのはダンボール製。
このお部屋のは正統派の模型。

実際の1/50スケールで作られてます。

現物が残ってないのに、何をもって元ネタのサイズを確定したのかは微妙なトコではあります(≧ｍ≦)

実際に使われてた甲冑。
江戸時代のものです。

鳥取藩の米子詰めの武士が使ってました。
組士とゆー町衆上がりの下級武士のものだそう。

こーゆー写真パネルがあると。
ついつい見入っちゃう。

山陽地方との県境・日南町にある古城跡。
亀井山城跡です。
標高470mの山頂に石垣だけが残ります。

興味あるけど、藪漕ぎ必須のガチ登山。
行くのすごいしんどそう・・・

米子の隣町・南部町にあるお城跡。
小松城跡。

ココもトレッキングシューズが必要なトコ。
フツーに夏は虫が多そう。

米子城の俯瞰。

今は石垣しか残ってないけれど。
それでも十分すぎる威容。

マチュピチュ感に溢れております(*^ヮ^*)

どこの家中の保存品かはわからないけど。
れっきとした火縄銃です。
『種子島』ってやつですね(〃'▽'〃)

摂津国の鍛冶屋さんが作ったってコト。
井川与三兵衛って職人さんの手によるもので。
長野県の松本城にも彼の作品が展示してあります。

パッと見はなんだかよくわからない代物。
たぶんね、農機具じゃないかなと。

脱穀機ってゆーか千羽こぎ。
展示前のモノをこっそり見ただけなので。
いずれはきちんとした説明が付くと思います(*^ヮ^*)

なんか面白そうなミニチュア。

お祭りかな？(〃'▽'〃)

毎年、大山町で行われるイベントで。
大山御輿行幸っていいます。

御輿って言っても神社系ではなく。
お寺さんの祭事です(*^ヮ^*)

稚児や鉄砲もち、僧兵などの姿をした人が町を練り歩きます。

鎌倉時代や室町時代辺りだと。
僧兵が暴れるときは、御輿を担ぎ出すのがデフォ。
これはたぶんその名残？

僧兵＝お寺さん直属の戦闘屋です(〃'▽'〃)

鳥取県内で見られる史跡。
パネルで紹介されてました。

道しるべとかお地蔵さまとか。
地味系ばっかだけど(≧ｍ≦)

私も時たまやるんだけど。
路傍のお地蔵さまめぐりとかって、意外と楽しい。

雨風にさらされて、絶妙な風合いになってることも多いし♪

伯耆町のとあるお地蔵さま。
『二階堂』のCMに出てきそう！Ｏ(≧∇≦)Ｏ

や、出たら出たでロケ地めぐりする人。
絶対いたりするよねー♪

私もそのクチだけど(≧ｍ≦)

オリジナル書籍の見本。

フツーに面白いです、これ。
下手な観光パンフより全然楽しい♪

でも結局買わなかったの。
だってコレ見て旅行しても、なんか記事をそのまんま『トレース』してるみたいで悔しいから（笑

こちらの石碑は供養塔。
坊領道と呼ばれる古道沿いにあるもの。

坊領道は大山寺に通じる五つの古道のひとつで。
ハイキングコースとしても人気なんだそう。

トレッキングシューズを新調したら、私も歩いてみたい。

名前長すぎ！（-ω-*）

フツーに大山境内図でよくない？
あ、角盤山は大山のコトです。

大正7年に発行された古地図。
境内が事細かに記載されてます。

これと同じものがヤフオクで出品されてたのはビックリ。
落札価格3000円は高いの？安いの？

ま、それはともかく。

なんか絵柄がねー。
すごろくみたいで面白いんだよね(*^ヮ^*)

お！民芸品コーナー♪
私の専門分野きたー！ヽ(´▽｀)/

と言っても。
研究者でもなんでもないんだけど（笑

ミュージアムってゆーよりも。
雰囲気は資料室ね。

スチールラックに漠然と並べる。
昭和時代の資料館あるあるスタイル。
こういった味気なさも昭和ならでは(≧ｍ≦)

これはまた年季モノのタンス！
真ん中が引き戸ってゆーのも変ってる！

渋いなぁ。こーゆーのほしい。
珍しい造りだから、絶対高いよね。
私の目利きでは推定20万！(σ`･ω･)σ

アンティーク家具ってホント高いのだ。
アンティーク “風” は安いけど(≧ｍ≦)

扉なんてね。
紐で引っ張って開けるんですよ！

しかも意匠がまた細かい・・・
ヨダレもんです、はい(*´￢`*)

こう下駄がいっぱいだとね。
まるでどこかのお稽古場に着たみたい。

生け花とか三味線とか。
それとも日本舞踊とかー(*^ヮ^*)

って、この下駄は凝り過ぎじゃない？
デザイン的に。

飾り皿があるのと同じでー。
飾り用の下駄ってあったりする？

どう見てもね。
フツーに技術の無駄遣いなのだ(≧ｍ≦)

どこぞの高級料亭とか旅館とか。
そーゆートコで使われるものかな？

職人技、光ってますなぁ(*´ω｀*)

これはキャビネットかな？

下駄箱のような気もするんだけど。
カギかかってて中が見れない・・・

そういえば下駄箱って死語らしいですよ。
若い子には靴箱って言わないと通じないんだって。

でもアンティーク家具とかはね。
あえて下駄箱ってゆーほうが雰囲気出るよねー(*^ヮ^*)

今や骨董級の黒電話。
ジーコジーコ回してかけるアレ。

さりげに電電公社のマーク。
レトロでイカす！Ｏ(≧∇≦)Ｏ

どこの家庭にもフツーにあるアイロン。
昔はなんと炭火だった！(*ﾟдﾟ*)

マシンに中に燃えた炭を入れて。
その余熱を利用するらしい・・・

熱源は現代とは違うけど。
フォルムはあまり今のものと変らないのが面白い(*^ヮ^*)

ちっこい引き出し。
タンス＋長持仕様みたいなカンジ？

葉っぱのような穴は通風孔？
なんかトンボが飛んでるようにも(*^ヮ^*)

囲炉裏コーナー。

つい腰を上げたくなっちゃうけど。
上がるとブッ飛ばされそう(≧ｍ≦)

秋田の山の中の旅館とか。
こーゆー雰囲気のトコあるよね。
囲炉裏のそばで酒盛りとやってみたいな♪

時代劇とか歴史ドラマとか。
こんなお鍋で雑炊作ってたりするシーンをよく見かけます。

明らかに粗末な材料を使ってるはずなのに。
妙に美味しく見えるんだよねぇ(*´￢`*)

大きな古時計の歌が頭をよぎる・・・
古き良き時代の掛時計。

なぜ隣りに神棚があるのかわからないけど（笑

せんべい布団ってゆーか、せんべい座布団。
毛玉や擦り切れがあるとこ見ると、実際に使われていたものみたい。

なんかこれ見るとー。
大河ドラマ『功名が辻』の千代を思い出しちゃう。
パッチワーク、めっちゃ得意だったんだよねー(*^ヮ^*)

カマドが土台ごと飾ってあった！

ってココ2Fだよ？
わざわざこんな重いもの運んできたの？(´Д｀ )

籠製の長持？
って思ったけど違うみたい。

魚籠って言って、お魚を入れておくためのもの。
これは持ち運び用じゃなくって。
一時保管用だと思われ。

こーゆー飾りってゆーか、意匠。
実用面では必要ないのにわざわざくっ付いてるとこを見ると、仕立てのよい製品であるコトがわかります。

武家とか商家。
あるいは旅館とか料亭。
そーゆーところで使われたものじゃないかなと。

かつお節削り。
昔はどの家庭にもフツーにあったみたい。

私のお友達にも、わざわざこれ買った人がいて。
おろし立てのかつお節で作るネコまんまは、超絶ウマいらしい・・・

昔の民家の様子。
たぶんこれ田舎のお家。

だってお江戸の真ん中で鶏は放し飼いしないでしょ？
してたらソッコーでパクられる(≧ｍ≦)

指樽。慶事用の酒樽です。

今のものは丸い樽だけど。
むかしむかしはスクエア型だったそう。

なんかオカモチみたい(≧ｍ≦)

お百姓さんグッズ。

千羽こぎとか石臼とか。
こうして見ると、結構場所とるものが多い。

作業場もそれなりに必要だし。
農家のお家が建物が広くて大きいのも、なんかわかるような気がするー♪

ココからは昔のガッコへ。

いざタイムスリップ！(*≧∇≦)ﾉ

床がPタイルなのがイマイチ。

せめて板張りにしてほしかった。
すっ転ぶと服に油のニオイが付くアレね(≧ｍ≦)

これはガチで古い！

モノの出し入れは上からするやつ。

天板をパカンと開けて。
上から入れたり出したり。

モノを入れすぎると、天板が傾くとゆーデメリットもあり。
使いこなすにはコツが必要？

先生用のイスはしっかり布張り。
子供は粗末な木製のイス。

まぁあれです。
いいイスに座るのは、いっちょ前に稼ぐようになってからってことでしょうか(≧ｍ≦)

学校の備品だから、高級品ってことはないと思うんだけど。

この意匠なんかは凝ってます(〃'▽'〃)

この辺のデザインもね。
結構、凝ってるんだよね。

仕上げもオイルステンとかニスとか。
そーゆーのしっかり塗ってあるし。
お高いイスだと思います。

教壇に立ってみた (≧▽≦)ノ

こんなに見晴らしいいんだ？
まるで富士のお山に登ったみたい♪

や、それはないからヾﾉ･∀･`)ﾅｲﾅｲ

昔のカメラ？

ホントは幻灯機って言って。
映写機の仲間です。

昭和40年代のものなんだって。

むかしむかしの学校給食グッズ。

アルマイトのカップとお皿。
軽くて壊れない便利モノ。

今ではすっかり見なくなっちゃった。
キャンプギアとしてなら、今でも行ける？(*^ヮ^*)

民具系の展示が多い中。
珍しく考古学系のもあったり。

でもこれ。
実は本物じゃなく。

こーゆーことなのだ！(≧▽≦)ノ

ま、つまりはレプリカ。
早い話がニセモノ。

だから手に取ってみてもOK！
ペタペタいじくり回しても無問題！

フツーのミュージアムでこんなことやってたら、絶対ブッ飛ばされるよねー(≧ｍ≦)

これまたごっつぃレトロな・・・

むかしむかしの電話です。
電話に見えなくても電話です(≧ｍ≦)

ムダに装置がデカい・・・

当時の電話は高級品？
この意匠も『高いんだぞ』アピールに一役買ってます。

ま、この手のデザインはね。
拭き掃除が大変そうである(≧ｍ≦)

ココにも一瞬じゃわからないような何かが・・・

実は江戸時代のミシン。
ドイツ製の舶来物。
手回しで動かすそう。

て、ことは二人がかり！？
めんどくさそうΣ(・∀・；)

古き良きというコトバがピッタリ。
むかしなつかしのラジオ。

昔のオーディオっても木製家具みたい。
それだけでインテリアってカンジ(*^ヮ^*)

あ！これ昔の商家とかによくあるやつ！
階段型のタンス。

結構頑丈に出来てて。
ホントに階段としても十分使えたそう。

あ、あくまで当時モノね。
最近、出回ってる中国製は知らないけど（笑

こちらもパッと見ただけじゃわからない代物。
昔の金庫なんだって。

オールメタルじゃなくって。
木製の筐体に金物で強度を上げたもの。

鋳物の造形美といい、虫食い穴だらけの姿といい。
味がありすぎる！(；・ω・)

時代劇なんかでよく見るやつ。
商家の主人とか番頭さんが帳場でペラペラめくってるアレ。

商売をやってるお家には、たいていどこでもこーゆーのを使っていたそう。

めくってみたら、いろいろ書いてあった！

これって本物だったんだ？
ただの飾りかと思ってた(≧ｍ≦)

陶器製の醤油樽。
まだ世の中に一升瓶が登場する前のお話。

お醤油が欲しいときは、徳利や壺を持ってお店まで買いに行って。
お家に帰ったら、この保存容器に移し替えて使っていたそう。

手間ヒマはかかるかもだけど。
なんかほほえましい情景が浮かびます(*´ω｀*)

伊勢屋、稲荷に犬の～なんてコトバ。
これ日本酒でゆーと『正宗』に相当します。

『正宗』って名前の付く銘柄。
その数、軽く100を超えちゃいます。

大日本帝国特産ってラベルにあるところを見ると。
これは輸出用かしらん？

手燭。ローソク立ての一種。
灯りを手に持って歩くときに使われたもの。

本来は実用本位のものなんだけど。
これは工芸品的な魅力も。

羽子板・・・ではなくって。
お菓子の木型です。

砂糖菓子の落雁ってあるでしょ。
あれを作るときに使った型です。
これも職人技が光る一品。

とゆーことで、めちゃめちゃ長くなったけど。
山陰歴史館の訪問記はこれにて。

ちょっと古めかしい資料館だけど。
入場無料ってゆーのも嬉しいし、夜の6時までやってるのも美味しい！
さりげにおススメです♪

観光パンフもゲットできるよ～(*^ヮ^*)

おしまい。