2020/09/01 - 2020/09/30
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ほわほわわかな。さん
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さいたま市にある県立歴史博物館。
その訪問記の後編になります。
こんなご時勢なので、密閉空間にはちょっと足を運びにくいなぁって思われる方も多いのではないかなぁと。
デジタルギャラリーとしてご覧くだされば嬉しいです。
相変わらず、ノーガキは多いですけど(≧m≦)
▽使用機材:SONY α55(壱号機)
TAMRON AF18-200mm F3.5-6.3 XR DiII
- 旅行の満足度
- 4.5
PR
-
歴史と民族の博物館。
引き続き見てまいりマス (*≧∇≦)ノ
寺子屋で使われていた机がありました。
時代劇とかによく出てくる脇息(肘を乗っけるやつ)に似てるけど、これでも立派な机です。
ミカン箱より全然いいです(笑 -
勉強机があっても教科書がなくちゃ!
これはお手紙の教科書。
『消息往来』といいます。
話し言葉・書き言葉があるように。
お手紙書くにはそれなりの書式があって。
お手紙用の慣例語句や文体なんかを記した書籍。
これは嘉永3年(1850年)のもの。
益御機嫌能遊被(ますますごきげんよくあそばされ)・・・みたいなコトバが書かれています(*´▽`*) -
これは女子向けテキスト。
『女手習教訓書』です。
女の子だって読み書きできないと恥かくよ?
みたいなコトが書かれています (≧m≦) -
算法点竄指南録(さんぽうてんざんしなんろく)。
点竄ってゆーのは、和算の代数学。
早い話が高等数学。
江戸時代後期には数学ブームが起きて。
数学を学ぶ人がめちゃめちゃ増えたといいます。
これはその指南書で。
例題と解答が豊富な良本なんだそう。 -
渾天儀。
あんまり聞きなれないコトバ。
別な言い方をすると天球儀。
天体の動きや位置を知るための道具で。
暦作りに大活躍しました。 -
旅の道中の再現シーン。
これは一休みしているトコロ。
道中合羽に三度笠の男性。
フツーの旅人ってゆーより渡世人ってカンジ。
『お控えなすって』とかやりそう(笑
女子のほうは -
ジオラマだぁーっ!
ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
3度のゴハンよりとは申しませんが。
ジオラマは超大好物です♪ -
これは川越城。
関東7名城、日本100名城にもノミネート。
歴代藩主は幕府の要職についた者が多く。
酒井忠勝、松平信綱、柳沢吉保など錚々たる面々です。 -
ジオラマでは壮観な眺めの川越城。
でも現在のお城跡は、本丸御殿の中心部が侘しく残るのみ。
宅地化が激しすぎるんだ。
にゃろぅ!>< -
鉄錆地本小札紺糸毛引威二枚胴具足。
長いぞ(笑
甲冑セット一式。
兜は桃山時代、具足は江戸時代初期のモノ。
下総国の旗本・斉藤氏ゆかりと伝わります。
香取郡に1000石の知行地を持っていた斎藤信利の家系? -
イメージ的に織田信長あたりが好きそうな。
そんな雰囲気の兜。
下野佐久山3500石の旗本・福原氏。
柳田家は御典医として福原家に仕えていました。
これはその柳田家の兜。
あれ?お医者さまって武士じゃないよね。
戦場に立たないよね?
なんで兜持ってるの?(o´・ω・)a
※ 藩によっては御典医になると武士扱いされたそう。 -
かつて埼玉郡の辺りにあった忍藩。
その藩境を示す石標。
境界標です(≧ω≦)ノ
これは上新郷村(現・羽生市)に立てられたもの。
これより西は忍藩・・・と書いてあります。
あんまりみすぼらしいものを立てると、藩の沽券に関わるのでー。
豪華ではなくても、それなりのものを立てたみたい。
あんまりボロいと旅人の間で有名になるしね(笑 -
石造地蔵菩薩坐像。
これはレプリカ。
本物は新座市内の稲荷会館にあります。
室町期の作で文安3年(1446年)の記年銘があります。
武蔵国では中世の石仏はほとんど残ってはいなくて。
これはめちゃめちゃ貴重!(≧ω≦)ノ -
新河岸川は川越と江戸を結ぶ、かつての舟運ルート。
そこを航行していたのが、この船です。
川を走る船の代表格みたいな存在。
米俵で150~180俵ほどを運んでいたとか。
もともとは帆がない平船が主流で、近世になって帆船タイプが普及したといわれています(*´▽`*) -
見沼通船堀。
新田開発の灌漑用水路として作られた見沼代用水。
後に江戸との舟運を目的として、用水路同士を結ぶ運河を新たに掘削しました。
それがこれ。
茨城県潮来の十二橋めぐりの船と同じように。
閘門を使って、水位を上げ下げして通行していました。 -
使われていたのは、こんな船。
平田舟といいます (〃'▽'〃)
浅瀬でも走行できるように船底が平たくなってます。
名前の由来はたぶんそれ?
さっきの高瀬舟よりは大型サイズです。
あ、これは実際の1/3サイズの復元なので、ちっこいです (≧m≦) -
江戸時代後期の安政年間(1850年代)。
日本各地で大地震が連発。
ひっくるめて、安政の大地震っていいます。
これは安政3年(1856年)の江戸の様子。
あっちこっちの家が倒壊してます。
煙らしきモノは2次災害の火災?>< -
安政の大地震の後に出された瓦版。
地震の獣が描かれています。
難獣って名前です。
難獣と難渋をかけたみたい(*´艸`)
実際にこんな動物はいませんよ?
てゆっか、難獣の体って復興資材で出来てるのね(*^ヮ^*) -
蒸気機関車・善光号。
これはミニチュアの模型です(≧ω≦)ノ
日本初の私鉄の日本鉄道。
今の東北本線や常磐線、高崎線などの前身。
この善光号は日本鉄道の工事用機関車として使われたモノ。
イギリスから輸入されたこの機関車は、川口市の善光寺裏まで運ばれて、そこで組み立てられました。
名前の由来はそこから来ています (〃'▽'〃) -
中山道の郵便馬車会社の布。
明治5年、東京と群馬県の高崎を一日一往復する長距離運行の馬車がデビューしました。
荷物と旅客を一緒に運ぶスタイルです。
その後、鉄道の発展と自動車の普及により、郵便馬車は姿を消していきました(´;ω;`)ブワッ -
明治30年に作られた卓上電話機。
埼玉銀行で使われていました。
明治23年、東京・横浜間に日本で始めての電話サービスがオープン。
ただ通話料が恐ろしいほど高く。
業務回線としての利用ばかりだったと聞きます。 -
蓄音機に見えた?
ちょっと近いかも。
1930年ごろのラジオです (≧▽≦)ノ
群馬県の電気店が製造販売したそう。
や、そこはやっぱり埼玉でしょ!
埼玉にメーカー有ったのかどうか知らんけど(笑 -
社会大衆党埼玉県連の結成退会ポスター。
社会大衆党は昭和初期の社会主義政党。
立場的には反ファシズムなんだけど、解散時の合流先は大政翼賛会。
わけわかめ度全開である(*´艸`*) -
満洲農業移住者募集ポスター。
昭和恐慌で疲弊した内地農村を救うため。
屯田兵移民による満州国維持も兼ねる。
みたいなノリで行われた移民計画。
でも満洲って超絶寒いよ?
南端は秋田とか岩手と緯度は変わらないけど。
北端は樺太より上ですぜ?(゜∀。)はにゃ?
北海道の開拓でどんだけ苦労したか。
学習すれって!o(`ω´*)o -
往年のアサヒグラフ。
朝日新聞社がかつて発行していた写真誌。
日本の写真誌のパイオニアとして、今でも高く評価されております (〃'▽'〃)
これは昭和17年発行のもので。
絵柄からもわかるように、戦争報道一色。
いかにも戦時中らしいねー。
(*・ω・)(・ω・*)ネー -
アンティークカメラktkr!
しかも私の大好きなミノルタとか!
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ワクワク♪
これはミノルタHI-MATICといって。
初めて宇宙に行った日本製カメラなの。
NASAが実力を認めた名機です。
フィルムカメラだから、現代ではちょっと使いづらいかな。
フィルム代もバカにならないしね。
(*´・д・)(・д・`*)ネー -
これまた古くさい一品(笑
シャープのMZ-80K2。
昭和55年製。
パソコンがまだマイコンと呼ばれていた頃のモノ。
この頃はカセットテープが記録媒体だったんだって!
Σ(・∀・|||)ゲッ!! -
またまたレトロ案件。
昭和のテレビ。
しかも白黒でございます(≧▽≦)ノ
テレビ放送開始時の昭和28年の普及率は0.1%。
それが昭和35年になると33%超え。
いかにも高度経済成長期ってカンジ(*'∀'人 -
テレビに冷蔵庫に洗濯機。
昭和の3種の神器の肩書きをもらいましたが。
なぜか掃除機くんはノミネート外。
なんでかな?
ほうき&ちりとりより画期的なんだけどな♪
で、これは昔の筒型の掃除機。
今のモノと違って、かなりガサばりますね。 -
これは埼玉県ゆかり。
川口市の三ツ星製作所で作られた石炭ストーブ。
鋳物のごっついストーブです (*^ヮ^*)
家庭用ではなく、人がいっぱい集まるトコロ。
例えば学校とか駅の待合といった公共施設。
そんなところで使われました。 -
春日部桐箪笥 。
大正時代のプロダクトっぽい。
春日部桐箪笥は春日部市周辺で作られている木製品。
質素な外観と直線基調がその特徴。
つなぎ目に金釘を一切使わないこだわりもあります。
質実剛健スタイルってゆーのかしら。
無駄がなくて飽きのこないのがいい!
☆彡(*´ω`*人)ほしい -
わ!ココにもジオラマがあるーっ!
(o≧∀≦)o))((o(≧∀≦o)ワクワク♪
ぶきっちょだから、自分で作ったりはしないけど。
観るのは大好きです☆彡(*´ω`*人) -
どこかの田舎の風景。
山の上のお家。
板葺きの屋根で石を乗っけてるの。
今となっては絶滅危惧種。
雰囲気的にはね。
四国の山奥とかにありそう。 -
萱葺&寄棟造りのお家。
ガチ農家にありそうなスタイル。
いかにも古民家といった佇まい。
こーゆートコで一度は民泊してみたい(*´▽`人) -
岩槻市で見つかった半纏。
魚屋さんで使ってたみたい。
今でもこーゆーのを着て、お仕事してるとこってあるのかな?
乾物屋さんとか漬物屋さんでは見るけど。
魚屋さんはどうだろう? -
旧・川里村(現・鴻巣市)で見つかったオカモチ。
これも魚屋さんグッズ。
料理や食器を運ぶためのモノ。
魚屋さんでも仕出しをするところは、こーゆーのをフツーに使っていたと想われます(*ゝ∀・*)b
魚屋さんが作ってくれたお刺身。
美味しそうです(*´¬`*) -
染め柄の見本。
八潮市で見つけたモノ。
一反の反物にさまざまな意匠。
生地の切り抜き見本じゃなくって、一反まるまるってゆーのがすごい。 -
蛇籠(じゃかご)。
竹や鉄線で編んだ籠に、石を詰め込んだもの。
河川工事なんかによく使われる工法で。
利根川、荒川などの大河川を有する埼玉県では、常に水害との戦いの歴史でした。 -
民具コーナーにあった何か。
たぶん機織機?
今は手芸として遊びで使う人がいるかもだけど。
当時は内職の道具だったり、自分たちの服をこしらえたりもする大事なアイテム。 -
昔のゴハンの再現。
シンプルな食事。
徳川8代将軍・吉宗公は一汁三菜推しだったけど。
ぶっちゃけ一汁一菜でもいいかなと。
具沢山のお味噌汁だったら、それだけで栄養満点。
洗物もぜんぜん出ないし、いいコトづくめ。
豚汁とかけんちん汁とか最高!(*^ヮ^*) -
いろり。
時代劇なんかでも良く出てくるけど。
いろりを囲むのって憧れます。
キャンプとかで焚火を見つめるのと似た心境かも。
妙に落ち着くのです(*´ω`*) -
むかしなつかし昭和のせんぷーき。
登場当時からほとんど変わらない姿で、現代に行き続けています。
構造がシンプルだけに改良の余地が無い?
ある意味、究極のプロダクト。 -
土間での食事。
昔のお家では居室のほかに必ず土間があって。
お料理は土間で作りました。
土間はいわばキッチン。
キッチンは主婦の主戦場なので。
いついかなる時にでも対応できる、戦場メシなのかも?
手を伸ばした先には冷蔵庫があるような場所でゴハン。
ミニマリストには最高のシチュエーション! -
まな板の上の鯉?
ホントはお菓子の木型です。
落雁なんかこうやって作るよね!
鯛焼きには・・・さすがに使えないっか(笑
幸手市で見つかりました(*´∀`) -
屋敷神のお社。
よく一軒屋の片隅にお社が建ってることあるでしょ。
あれが屋敷神です。
文字とおり屋敷(建物)や土地を護る神さま。
もともとは祖霊とか農耕の神さまを祀ってました。
今では有名神社から分霊をいただいて祀ってるコトもあるそうです。 -
鬼瓦~♪
屋根瓦の上に乗っかってるアレ。
厄除けと装飾を兼ねてて。
まさに『一粒で二度美味しい』。
うん。(☆^▽^☆) -
家紋なのかデザインなのか。
よくわからない。
ってゆーか、読めない(笑
鬼瓦もいろんなデザインがあるので。
観てて結構楽しい(*´∀`)
とゆーことでっ。
博物館訪問記はこの辺りで終了。
ウワサどおりの展示規模の博物館。
なかなかのボリュームで満足です。
今度は企画展とかに来てみたいなぁ(*´▽`*)
おしまい。
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