EXPO2020ドバイ(4) パビリオン巡り Opportunity District

2022/03/14 - 2022/03/17

2021年10月から2022年3月まで開催されたドバイ万博 EXPO2020のテーマは「Connecting Minds, Creating the Future」。
サブテーマはMobility、Opportunity、Sustainabilityで、これら3つと他2つ、計5つエリアに分かれています。
Sustainability 緑
Mobility 青
Opportunity オレンジ
Al Forsan 紫
Jubilee ピンク

ここではOpportunityのパビリオンを見ていきます！
大型パビリオン→小部屋パビリオンの順に記載します。
個人的に良かったパビリオンは傑作選にしました。
https://4travel.jp/travelogue/11744043

エリア ドバイ(アラブ首長国連邦)

＜Gulf Cooperation Council＞
湾岸協力理事会（湾岸協力会議）のパビリオン。
いきなりですが傑作選行きです。
https://4travel.jp/travelogue/11744043

＜Luxembourg＞
ルクセンブルクのパビリオン。
こちらも傑作選で。
https://4travel.jp/travelogue/11744043

＜United Kingdom＞
イギリスのパビリオン。

外観がすごい！
メッセージが流れているのですが、AIが来訪客のコメントから作成したものなんだとか。

＜United Kingdom＞
間近で見えるとメッセージの部分が突き出しているのがわかります。

＜United Kingdom＞
炎天下すごい行列に並んで中に入ったのですが、まさかの空洞！
裏にもAIメッセージが表示されているのは意外でした。

下に降りるとFish&Chipsが食べられる店や、小さな展示室がありました。

＜Ukraine＞
ウクライナのパビリオン。

＜Ukraine＞
入ってすぐの吹き抜けに小麦のオブジェがありました。
世界第7位の生産量です（2021年）。

＜Ukraine＞
ここは展示というより、訪問者のメッセージ。

付箋紙に　思い思いの　言の葉を　したためては貼り　したためては貼り。

＜Ukraine＞
一応このような最先端っぽい展示もあるのですが、付箋がメインになってしまっており、係員を含めほぼ誰もいませんでした・・・。

一応旅行記（2019年）
↓キーウで美しき教会三昧
https://4travel.jp/travelogue/11534525

＜Monaco＞
モナコは世界で2番目に小さい国ですが、パビリオンは大きい！

＜Monaco＞
ミラールームのパッセージを抜けていきます。

＜Monaco＞
ペンギンが印象的な展示室。

＜Monaco＞
モナコ大公宮殿の衛兵の帽子。
衛兵交代で見たことある方も多いのでは。

＜Monaco＞
世界最速の電動バイクVoxan Wattmanの展示もありました。
2021年に最高時速456kmを記録しています。

＜Monaco＞
最後にミラールームで動画を鑑賞しておしまいです。

＜Baden-Württemberg＞
なんであるのかわからないドイツのバーデン＝ヴュルテンベルク州のパビリオン。
州が参加するのは今回のEXPOで唯一です。
シュトゥットガルトとかハイデルベルクとかですね。

＜Baden-Württemberg＞
Made in Baden-Württembergのものが展示されています。

＜Baden-Württemberg＞
Source of Innovationを学際的なネットワークの中心と位置づけ、州の創造的な強みを表現した部屋・・・だそう。

＜Baden-Württemberg＞
これでおしまい。
ここは外の部分で、エアコンがついていないのがしんどい！

＜Indonesia＞
インドネシアのパビリオン。

＜Indonesia＞
入ってすぐのパッセージの右の壁に注目。

＜Indonesia＞
なんと植物の種！
細かい芸当でびっくり！

＜Indonesia＞
ここでは子供たちが各言語で未来には夢がある的なことを言っていたように思います。

＜Lebanon＞
レバノンは建物前の巨人のオブジェがちょっと不気味ｗ

＜Lebanon＞
大きなスクリーンが並ぶ部屋で、レバノン各地の映像をみながら低音ボイスのナレーションを聞きます。
（低音ボイスで）Welcome unity...

＜Lebanon＞
最後はみんなでブランコに乗りながら再びレバノン各地の映像をみておしまいです。

レバノンは2018年に訪問しましたが、首都ベイルートは廃墟が目立つもののかつては美しい町だったことがわかる雰囲気。
郊外の遺跡も見ごたえありました。

ベイルートから日帰り　世界遺産アンジャル、バールベック、クサラ
https://4travel.jp/travelogue/11458008
ベイルート市内　定番スポットをお散歩
https://4travel.jp/travelogue/11625230

＜Pakistan＞
パキスタンのパビリオンは、外観がすごい！

＜Pakistan＞
パッセージも雰囲気十分。

＜Pakistan＞
こちらのスクリーンで動画を鑑賞。

＜Pakistan＞
デラワール・フォートや、南部にあるPrincess of Hopeなど、名所の動画でした。

＜Pakistan＞
こういうモスク内部は見られないこともあるので貴重です。

＜Pakistan＞
レーザー光線あふれる通路を通っておしまいです。

＜Bahrain＞
バーレーンは壁からいろんなものが突き出してしまっているかのよう。

＜Bahrain＞
なんと内部もこんな感じ！
ちょっと斬新・・・。

＜Iraq＞
イラクはガイドによる説明スタイル。
始まるまでちょっと並びます。

ここはスタンプがバビロン遺跡のイシュタル門の形。
ちゃんと青いインクでした。

＜Iraq＞
ガイドの説明が始まりました。
世界遺産バビロン遺跡や、サーマッラーのコロネとも言うべき（？）世界遺産マルウィーヤ・ミナレットなど、複数のスクリーンで観光地の紹介がメイン。
あのコロネみたいなミナレット、徒歩で上まで登れるようですがなかなか大変そう・・・。

＜Iraq＞
最後のスクリーンではバグダッドにあるアルシャヒード・モニュメントと観覧車。

奥の方に見える青い大福を二つに切ったみたいなのがアルシャヒード・モニュメントという戦没者記念碑です。

＜Iraq＞
その奥に小さな展示室がありましたが、本当に小さなもの。
展示物はレプリカでした。

＜Iraq＞
出たところで弾き語りライブをしていました。

＜Brunei＞
ブルネイのパビリオン。Opportunity districtの一番奥にあります。

＜Brunei＞
動画が流れるパッセージを通って中へ。
未来への橋のイメージのようです。

＜Brunei＞
パッセージを抜けると、お土産屋や出口のある小さな部屋に。
えーもうおしまい！？

＜Brunei＞
実はコロナ流行直前に予約を入れてしまっていたロイヤルブルネイ航空。
返金してくれてありがとう！

＜Mission Possible - The Opportunity Pavilion＞
サブテーマの1つOpportunityのパビリオンです。

＜Mission Possible - The Opportunity Pavilion＞
たぶん偉い人が何か話していますが、正直疲れてきていて覚えていない・・・。

＜Mission Possible - The Opportunity Pavilion＞
最初の動画では、ペルーで水が確保しづらい地域の人々が、ネットを敷設することで霧の水滴を集め、水を確保するという動画が流れました。
アイディアすごいですね。

＜Mission Possible - The Opportunity Pavilion＞
続いて霧をキャプチャしようというゲームになんぴとたりとも強制参加。
霧をネットでキャプチャするとポイントが入り、3人合計が何リットルになるかなというだけの話です。
意外と難しい！？

＜Mission Possible - The Opportunity Pavilion＞
隣のチームでは白装束2人組が各34リットルも集めていて大健闘！
2リットルって誰ｗ
私も10リットルだったので人のこと言えませんが・・・。

＜Mission Possible - The Opportunity Pavilion＞
ゲームの後も動画です。

＜Mission Possible - The Opportunity Pavilion＞
最後はSDGsのリングを囲んで、スクリーンに再び動画が流れます。
もう一つ部屋があっておしまいです。動画が中心ですが意外と長い展示でした。

＜Best Practice Area＞
近くにはいくつか小さな展示室がありました。

＜Best Practice Area＞
こちらは水の確保などの展示。

＜United Nations＞
国連もあります。

＜United Nations＞
国連の主な活動の抜粋のパネルや、Africa Hall Renovation Projectのパネル解説があるくらいでした。

これでOpportunity Pavilionのエリアはおしまい。
意外と細々見るところがありました。

＜Norway＞
大型の国系パビリオンに戻ります。
ノルウェーもOpportunity districtの一番奥にあります。

＜Norway＞
うだるような炎天下、行列に並びます。
グラサン北欧イケメンがノルウェーサーモンについて話しだします。
「OMG、あなたたちノルウェーサーモン食べたことないって！？
他にも食べたことない人いたら奥の出店でも食べられるからトライして！」

正直どうでもいいので早くクーラーの効いた室内に入れてほしい・・・

＜Norway＞
20分程外で待ち、ようやく中に入れました。
行列を2つのグループに分けて座らせるようです。
1つ目のグループだったので奥へ行けと言われます。

＜Norway＞
これだけ待たせておいて、なんと10分ちょっとにも及ぶ長編動画をみるだけです。
内容は北欧らしく非常にまじめな内容ですが、ノルウェーに関連するものよりは一般論に近い内容だったように記憶しています。

＜Colombia＞
コロンビアは意味不明な長蛇の列・・・。
ここが人気なんてどのSNSにも書いてなかったのに・・・。

＜Colombia＞
20分くらい待って、係員が「あと25分後くらいに入場かもね（保証しないけど）」とか言い放ったため、前に並んでた人はみんなあきらめて自分が先頭になったのですが、結局その5分後に入れました。
どういうこと！？

＜Colombia＞
初めにコロンビアの概況の説明を受けます。

＜Colombia＞
館内はこのようにきれいだけど無機質な感じ。
階段で上の階に向かいます。

＜Colombia＞
続いて動画を鑑賞。あまり記憶に残らないような内容・・・

＜Colombia＞
エルペニョールは行ってみたい！

＜Colombia＞
動画鑑賞で実質おしまい。
コーヒーの売店などがありましたが、夜なのでパスしました。
なんとデカフェがないのです・・・。
コーヒー屋で夜営業していてデカフェないとか信じられない。

＜Belarus＞
近年特にお騒がせ国家として名高いベラルーシのパビリオン。

＜Belarus＞
エスカレーターで上がっていくと、首都ミンスクの紹介・・・？？
いや、ジオラマを見た感じ違いそう・・・なので係員に質問。

Northern Waterfrontにスマートシティを建設する計画があるんだとか。
あなたがもし投資したいならウェブサイトを見てみて、と言われてしまいましたが、仮にお金があってもこのご時世でベラルーシに投資は・・・。

ベラルーシは中国との結びつきが非常に強いのと独裁政権なのもあり、案外実現しちゃうかもしれません。
北京・ミンスクは中国国際航空の直行便があるくらいですしね。

＜Belarus＞
続いてよくわからないオブジェの部屋へ。

＜Belarus＞
未来の車などを見て、バッジをもらっておしまいです。
バッジ何に使うんだ・・・。

2019年に旅行したときは未来の風景など目にすることはなく、世界遺産になっている古い風景を見に行っていました。
ミンスクから日帰り　路線バスで行くニャースヴィシュ城とミール城
https://4travel.jp/travelogue/11570878

＜China＞
中華人民共和国のパビリオン。
パンダはほとんど中国自体のマスコットになりつつありますね。

＜China＞
どうでもいいけどシー・ジンピン氏はいつも首が斜めになっていますよね・・・。

＜China＞
最初は月の探査的な展示。
ちょうど監視カメラがあって、月からも監視しようとしているかのようです。

＜China＞
衛星に関する動画を鑑賞。
北斗衛星導航系統（Beidou Navigation Satellite System略してBDS）により我々の生活を変え続け、我々の想像を打ち破る、などと言っておりました。

ジャンルは怖い話でよろしかったでしょうか。

＜China＞
中国鉄路のコーナーでは中国高速鉄道の復興号の大型模型が展示されていました。
中国は高速鉄道のおかげでずいぶん旅行しやすくなりましたね。

＜China＞
次の展示室へ向かいます。
パッセージも非常に中国的。

＜China＞
スマートシティのPR動画などが流れていました。

＜China＞
そういえば同時期に北京オリンピック・パラリンピックをやっていました。
最後に小さなモニターで紹介のみでした。

＜China＞
外に出たら、ちょうど毎晩2回各10分間やる光のショーの時間でした。

＜Austria＞
ヨーロッパのオーストリアのパビリオン。
建物に書かれているAustria makes senseがキーワード。
最初そのコンセプトの説明があって少し並びました。

キーワードはダブルミーニングで、「オーストリアは問題についてのキーを理解している（＝make sense）」と、見学者にさまざまな感覚（=sense）（嗅覚とか触覚とか）を使って展示に触れてほしいということだそうです。

＜Austria＞
中は自由見学方式。

＜Austria＞
たとえばここは嗅覚。

＜Austria＞
ここは触覚ということでしょうか。

＜Austria＞
スマートTシャツなるものも紹介されていました。
もうすでに販売されています。めっちゃ高いですが・・・。

＜Switzerland＞
スイスのパビリオン。
ここは傑作選行きです。
https://4travel.jp/travelogue/11744043

＜Egypt＞
エジプトは長蛇の列で予約なしではいつ入れるかわかりません。
内容はかなり充実していた方だと思います。

こちらも傑作選へ。
https://4travel.jp/travelogue/11744043

＜Saudi Arabia＞
サウジアラビアのパビリオン。
建物の形がすでに奇抜！

これまた傑作選へ。
https://4travel.jp/travelogue/11744043

＜Morocco＞
モロッコも傑作選へ。
展示室のおしゃれさはもしかしたら今回のEXPO1位かも。
https://4travel.jp/travelogue/11744043

＜Sierra Leone＞
ここからは小部屋系パビリオンになります。
西アフリカのシエラレオネはパネル展示中心。
観光的にはアライバルビザも始まって行きやすくなりました。

＜Fiji＞
太平洋の島国フィジーはテーマパークみたいなカラフルポップな感じ。
あまりフィジーにそんなイメージありませんが・・・。

＜Chinese Culture Palace　中華文化館＞
公式の地図には載っていないのですが、どういうわけかこんな展示室がありました。
壺とか書物とかの展示で、特に面白いものはありません。

パビリオンめぐりの最中にたまたま居合わせた人からここにもスタンプがあると聞いたので立ち寄ってみました。

＜Chinese Culture Palace　中華文化館＞
ちなみにEXPO2020アプリではレストランとして登録されています。
ですが、信じがたいほどに恐ろしい不味さ・・・。
不味過ぎて写真掲載できません・・・。

楽しいショーでお口直し！もう！

＜Malta＞
さて、パビリオン巡りに戻ります。
マルタはすっきりとした室内に真面目っぽい展示。

＜Malta＞
文化関係の展示もこざっぱりしておしゃれ。

＜Tunisia＞
チュニジアは、観光関係の展示は映像のみ。

＜Tunisia＞
お土産スペースは意外に広め。

＜Guyana＞
南米のガイアナ。ここはギアナ三国の中で一番観光名所が多いような印象です。
カイエトゥールの滝とか、イウォクラマのつり橋とか、いつか行ってみたいです。
公用語が英語というのも助かるポイント。
日本の大使館はなく、島国トリニダード・トバゴが兼轄という国の大きさからすると不思議な感じ。

＜Guyana＞
国の標高図の模型。
かなり高低差があるんですね。

＜Liberia＞
アメリカ国旗に似た国旗のリベリア。
西アフリカの国でありながら、アメリカ人はビザなしで入れる国とか、船籍地として有名ですね。

＜Myanmar＞
軍事クーデターがあったばかりのミャンマーは、パネルがほとんどの簡易的な展示室。

＜Myanmar＞
首長族といわれるカヤンの女性の写真や、世界遺産バガンの写真など。
他に、サガイン、ゴールデン・ロックなども写真での展示です。

ぶらりミャンマー#1　バガンで馬車と気球に乗る！
https://4travel.jp/travelogue/11001547
ぶらりミャンマー#2　チャイティーヨー・パヤー（ゴールデン・ロック）
https://4travel.jp/travelogue/11001966

カラフルで美しい車もありました。

情勢から考えて当然ですが、スーチー氏の展示はありませんでした。
ちょっと前のミャンマーのご家庭にはスーチー氏の写真があったといいますので、やはり時代が違うことを感じます。

＜African Union＞
アフリカ連合のパビリオンなんてものもあります。

＜African Union＞
アフリカ連合の基本的な紹介でした。
ガーナ初代大統領クワメ・ンクルマ氏の「We must unite in order to achieve the full liberation of our continent」という言葉が床にかかれていたり、演説の様子のVTRもありました。

＜Dubai Cares＞
ドバイ・ケアはグローバルに活動する慈善団体。
The future is humanが今回のキーワードでした。

＜Dubai Cares＞
教室を再現したようなこちらでは長い動画で教育の大切さを訴えています。
手元に本のオブジェがありますが、飾りみたいなものでしたｗ

＜Dubai Cares＞
真面目な映像の後はプレイルームになっていました。

＜League of Arab States＞
アラブリーグのパビリオン。加盟国は以下。
Algeria、Bahrain、Comoros、Djibouti、Egypt、Iraq、Jordan、Kuwait、Lebanon、Libya(suspended)、Mauritania、Morocco、Oman、Palestine、Qatar、SaudiArabia、Somalia、Sudan、Syria(suspended)、Tunisia

＜Solomon Islands＞
太平洋の島国ソロモン諸島のパビリオン。

＜Solomon Islands＞
パネルで新世代のイノベーターの形成とか成長のためのFoundationの創出とか言っていますが、どうみても途上国の写真でした。

＜South Sudan＞
最近eビザが導入されたという南スーダン。
ぐっと行きやすくなりましたが、あとは治安・・・。

＜South Sudan＞
まだ見ぬものを見つけよう！というパネル。
それこそOpportunityがあれば行ってみたいです。
他に、トウモロコシから作るおかゆ「アシード」などがありましたが、あまり南スーダンならではという感じではなかったです。

＜Armenia＞
アルメニアのパビリオン。

＜Armenia＞
古そうな本の展示があったり。

＜Armenia＞
金やオニキスで作られたアルメニアのアルファベットのオブジェなどがありました。
アルメニア文字はギリシャ文字から作られたという説がありますがかなり独特です。

＜Ghana＞
西アフリカ、「ガーナトーゴベナンナイジェリア」の並びのガーナのパビリオン。

入ってすぐ太鼓の・・・レクチャー中？
パフォーマンスという感じではなかったような・・・。

＜Ghana＞
地域情報や文化などの展示です。

＜Mali＞
紛争が長引く西アフリカのマリ。
ニジェール川流域に主要な町が点在しています。
ニジェール川をThe River of Goldと表現しています。

＜Mali＞
狭い部屋ですが、各主要地域別に展示されています。

＜Mali＞
世界遺産ジェンネの泥のモスク。
これだと実際のスケールがわからなくてちょっと残念。

↓ジェンネはこちらで行っていました
スターアライアンスで世界一周！西回り45日間
https://4travel.jp/travelogue/11028413
「泥のモスク」で検索してください。

＜Mali＞
マリには2011年に訪問しましたが、当時でもトンブクトゥは危険地帯で観光はできなかったことを思い出しました。

＜North Macedonia＞
北マケドニアの展示室。
観光や文化、事業などの紹介が少なく、あまり目を見張るものがないような印象。

実際の観光ではオフリド↓はよかったです。
オフリドでプチバカンス
https://4travel.jp/travelogue/11155060

＜Timor-Leste＞
公用語はポルトガル語、通貨はUSD（＋センタボ）、時間帯は日本と一緒、ほぼキリスト教徒、飛び地あり。
そんな東ティモールの展示室。

＜Timor-Leste＞
地名とともに布が飾られていました。

調べると地名は県名のようです。
東ティモールは13もの県があるんですね。

＜Malawi＞
アフリカ南部のマラウイではまずパネルを回転させて歴史を学ぶコーナーがありました。
イギリスから独立というのはあまり知られていないのかも。

旅行ではマラウイ湖に行っていました↓
とにかく美しすぎるマラウイ湖！
https://4travel.jp/travelogue/11534539

＜Malawi＞
こちらはエネルギーに関する展示。

＜Saint Vincent and the Grenadines＞
セントビンセント・グレナディーンはカリブ海の島国。
映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の撮影地というと興味わく人もいるでしょうか。

＜Saint Vincent and the Grenadines＞
See you!

＜Honduras＞
ホンジュラスは中米の国。
旅行者的には治安が心配ですが、係員に聞いたところ、一般の人は悪くないから旅行しても大丈夫、おかしい人もいるけど、とのこと。
それなりに危険と承知しました。

＜Honduras＞
コパン遺跡ならグアテマラ国境からすぐなので比較的安全に行けそうですね。
治安の面だと、あとはロアタン島とかになるんでしょうね。

＜Honduras＞
チョコレートとかココアとか。
年647トンのカカオペーストの輸出をしていると書いてあります。

＜Guinea-Bissau＞
西アフリカのギニアビサウはすっきりしすぎた展示。

他にパネルにてギニアビサウの伝統食Abacate com tuna, Cafriela de frango, Fried cassavaが紹介されていましたが、写真はFried cassavaのみでした・・・。

＜Guinea-Bissau＞
もしや一番の見どころは外壁のコレなのでは・・・。

＜Vietnam＞
ベトナムは入ったところでインスタントコーヒーをお土産にいただきました。
TNI CorporationのTNI KING COFFEE。
香りがよく、若干酸味を感じる苦み多めの味わい。
少し濃いので苦いのが苦手ならお湯多めがいいのかも。
コクとキレのバランスがよく、おいしかったです！

展示室は大きくはありませんが、ベトナムの雰囲気があります。

ちょっとした映えスポットも。

千手観音像！
ハノイの北西80kmにあるVĩnh Phúc ProvinceにあるPagodaのもの。
レプリカかと思いますが未確認。

＜Nigeria＞
治安最悪、恐怖のナイジェリアのパビリオン。
ボビーオロゴンこと近田（こんだ）ボビー氏の出身国。
ガーナトーゴベナンナイジェリアということでこの4つでは一番東にあります。

＜Nigeria＞
Nigerian Jollof Rice is King!
ジョロフライスは近隣各国で食べられていますが、ナイジェリアが一番！だそうです。

＜Sri Lanka＞
スリランカでは紅茶のサービスがありました。

＜Sri Lanka＞
一日あれこれインプットしていると疲れますからね、ほっとできてありがたい！

＜Bosnia and Herzegovina＞
ボスニア・ヘルツェゴヴィナのパビリオンでは織物の実演がありました。

＜Cyprus＞
キプロスはパッセージ沿いに展示がちょろちょろ並んでいます。

＜Cyprus＞
うーん不思議・・・。
ここ、ユーロコインのデザインも不思議な感じなので、こういう感性なのかも！？

＜Zambia＞
アフリカ南部のザンビアです。
製造業のイメージはあまりなかったです。

＜Zambia＞
石油会社があるなんて想像もつきませんでした。

観光的にはなんといってもビクトリアの滝ですよね。
ヴィクトリアの滝
https://4travel.jp/travelogue/11391826
ザンベジ川クルーズとリヴィングストン
https://4travel.jp/travelogue/11391825

＜Guatemala＞
中米グアテマラは世界遺産とか自然とかのパネルがあり、観光目線ではわかりやすい展示です。

＜Congo, Rep.＞
旧ザイールじゃない方のコンゴ共和国。
コンゴ（無印）とも表現できそうです。
正面に首都ブラザビルの空港が写っていますが、この瞬間も汚職係員が旅行者に賄賂を要求していることでしょう・・・。
税関で有り金カウントしている最中に抜くという話も聞きます。

＜Congo, Rep.＞
キャッサバの葉を使った料理として、サカサカやポンドゥが挙げられていました。
どんなものか食べてみたい！

＜Congo, Rep.＞
これはお祭りでつかうものかな・・・？

＜Congo, Rep.＞
アートな絵も飾ってあって、小部屋系にしては見るところが多い印象です。

＜Bhutan＞
ブータン。国民総幸福量のアピールがまだあってちょっと意外。
これを使っているのはブータンだけなんでしたね。

＜Bhutan＞
タクツァン僧院。
これ上ったなぁ、帰ってきてからの高山病が大変だったなぁ・・・。

【弾丸海外】2泊4日　ブータン　ティンプー＆タクツァン僧院
https://4travel.jp/travelogue/11159020

＜Bhutan＞
民族衣装のゴとキラの展示。
そういえばうちにまだゴがあるのですが、ブータン大使館かブータン料理屋に寄付しようかなｗ

＜South Africa＞
南アフリカはアフリカ的ポップな印象。

＜South Africa＞
小部屋系にしては大きめの動画鑑賞コーナーもありました。

＜Belize＞
中米の国ベリーズ。

＜Belize＞
パネルが中心でした。
奥にブルーホールが写っていますね。

＜Burundi＞
近年ビザ難関国だったのですが2021年にアライバルビザが再開されたブルンジ。
奇妙オブジェが並んでいます。

＜Burundi＞
現地では料理向けにこちらの炭を販売しているようです。

＜The Good Place by Expo Live＞
おしゃれな建物のこちらは特設系パビリオン。
最初イントロ動画があるので若干待ちました。

In February 1968, this nation's founding fathers met under a desert tent and shared an idea that would turn into something truly great: the United Arab Emirates. Animated by this spirit of collaboration, The Good Place by Expo Live is an exhibition space dedicated to showcasing human potential and those who work to advance it - through the Expo Live innovation and partnership programme and beyond. With a design inspired by the tent where the UAE was conceived, the pavilion showcases social innovations conceived to improve our lives. Come and meet ordinary people doing extraordinary things - and be inspired to join our global community.

＜The Good Place by Expo Live＞
世界各地でどう工夫して生活上の困難を改善させたかという展示です。
動画もパネルもありました。

中南米の障碍者就労支援を行うIncluyeme.comや、韓国の難聴者向けタクシーSilent taxi、モロッコの乾燥地域においてネットで雲をキャプチャして水を集め、子供を水汲みに行かせる負担を減らす取り組みなどが紹介されています。

＜Mauritius＞
インド洋の島国モーリシャスは、一気にトロピカルな雰囲気。

＜Mauritius＞
Roots of the Futureといってニョキニョキ何か生えてます！

＜Zimbabwe＞
ジンバブエの部屋ではビクトリアの滝がスクリーンに映し出されていました。

ヴィクトリアの滝
https://4travel.jp/travelogue/11391826

＜Zimbabwe＞
Visit Zimbabwe！

ジンバブエドルやハイパーインフレの話はなかったです。

＜Gotham City＞
食堂が入る建物の上の看板を見ると、The Gotham City Pavilionと書かれています。
開幕後に追加されたパビリオンで、公式の地図には更新が間に合わず載っていません・・・。

＜Gotham City＞
確かにバットマンだ！

架空の都市なのに？しかも今更なぜ？疑問はつきません・・・。
スタンプはありました。

＜Namibia＞
アフリカ南部のナミビア。
ナミビアという名前は「何もない」という意味だと最近よく聞きますが、「隠れ家」という説もあるようです。

堅い内容のパネルが並びます。

＜Namibia＞
キリンでしょうかｗ
奥にナミブ砂漠のデッドフレイの写真が写っています。
ナミブ砂漠は本当にオレンジできれいだったことを思い出しました。

ナミビア　現地2泊3日ナミブ砂漠でキャンプツアー
https://4travel.jp/travelogue/11391831

＜Tonga＞
太平洋の島国トンガ。2022年の大噴火では大変心配です。

＜Tonga＞
ペットボトルで海を表現するのはいくつかのパビリオンとかぶってしまった感があります。

＜San Marino＞
イタリアに囲まれたサンマリノ。
スタイリッシュ系展示です。

＜Kenya＞
ケニアは青い光に囲まれていてちょっと意外。

＜Kenya＞
最後にケニアンコーヒーを購入できる売店がありました。

＜L'Oreal＞
超有名なフランスの化粧品会社ロレアルも出店がありました。
化粧品のコーナーはもちろんあるのですが、スタンプはなしでした。

＜L'Oréal＞
ロレアルカフェなるものが併設されていて、誰もいなかったのでちょっと休憩することに。
ちなみにロレアルのカフェは世界中でここにしかありません。

スタンプはありませんでしたが、アクリル板があります！
ドバイでアクリル板が飲食店にあるなんて信じられない・・・。

＜L'Oréal＞
ティラミスとアイスコーヒーを注文。
ティラミスの厚さがありすぎてびっくりｗ

パビリオン巡礼者には甘いものがよく効きます。


合計　AED 58

＜L'Oréal＞
同じ建物の3階（2nd floor）に "Hairstylists for the future by L'Oréal" Salonなる部屋がありました。
ここは展示室というよりヘアサロンじゃないかという内容。

＜Latvia＞
同じフロアにラトビアの展示室がありました。
地味に浮いている花瓶とか、地味すぎて気づかないレベル。

＜Latvia＞
ラトビアのスタンプは1階の建物外に置いてありました。
1階では植物で作られた土のような壁がテーマになっていて、関連する動画もありますが、無駄にダンスしていてあまり頭に入ってこない・・・。

＜Chad＞
中央アフリカのチャドです。
日本に大使館がないビザ難関国かつ治安も悪く旅行しづらい国の一つ。

＜Chad＞
最古の人類サヘラントロプス（トゥーマイ猿人）の頭蓋骨です。

The Skull of Toumai, sahelantropus tchandansis discovered by the Franco-Chadian paleoanthropological mission on July 19, 2001, in the ERG of Djourab, west of the rift valley and which dates back 7 million years. The oldest of the human lineage, making Chad CRADLE of humanity.

＜Chad＞
出口付近にあった紙幣。
CFAフランは2種類ありますが、チャドはXAFの方を適用しています。
CFAフランの国には2027年を目標にエコという通貨に移行する予定の国もありますが、チャドは今のところ移行予定国でもありません。

＜Marshall Islands＞
太平洋の島国マーシャル諸島。
簡易的な展示でした。

＜Kyrgyzstan＞
中央アジアのスタン系、キルギス。
民度の低い腐った国民性とは聞いていましたが、ブラナの塔に行くときに悪徳タクシー野郎ともめたのも思い出です。
https://4travel.jp/travelogue/10922054

＜Kyrgyzstan＞
室内にユルタが！

＜Kyrgyzstan＞
室内も豪華に飾られていました。
奥にマネキンがいるのは編集してて気づきました・・・。

＜Rwanda＞
東アフリカのルワンダ。

ビニール袋持込禁止とか、ゴミポイ捨て禁止、バイクタクシーでヘルメットをかぶる義務があるとか、イミグレ・税関が賄賂をたかってこないとか、本当に奇跡だと思います。
治安も良くて夜で歩けるとか、アフリカでも「できる」国はあるんですよね。

冒頭は虐殺の話が少しだけパネル掲載。
虐殺関係は現地博物館でみていたので旅行記へ。
https://4travel.jp/travelogue/11534537

＜Rwanda＞
ゴリラもルワンダ観光の目玉ですね。
非常に高額だし、超絶人気のため予約がとれればですが・・・。

＜Samoa＞
太平洋の島国サモア。
地域別の工芸品などの展示でした。

＜Samoa＞
一応、観光情報としてホテル一覧がありました。
宿情報はあまり他国では見なかったような・・・。

＜Saint Lucia＞
カリブ海の島国セントルシア。
Invest Saint Luciaという表題でパネルなどの展示がありました。

＜Saint Lucia＞
セントルシアもカーニバルがあり、こちらの衣装もなかなか気合入っています。

＜Somalia＞
東アフリカの万年問題児ソマリアです。
入口にこんな装飾があるとかちょっとおしゃれ。

＜Somalia＞
治安がアレすぎて（荒れすぎて？）、Unlocking Opportunitiesと言われましても。。
Hospitality sectorのパネルは何かと思ったらホテルの展示でした。

＜Somalia＞
ソマリ族、文化と伝統という展示。

＜Somalia＞
ソマリ族の伝統ダンスとか現地で見られる機会はあるのでしょうか・・・。

＜Somalia＞
See you in Somaliaと言われても厳しいものがあります。
通貨ソマリア・シリングのコードはSOSで、まるで通貨までも助けを求めているかのよう。

ソマリアは日本人が国際NGOを立ち上げてテロリスト更生プログラムなどを行っているんですね。ボランティアは難しくても寄付の検討もいいかもしれません。
https://accept-int.org

＜Afghanistan＞
こちらも問題児アフガニスタン。
入口の装飾は素敵。

＜Afghanistan＞
パネル展示というよりは全体的にお土産屋さん状態！
外貨獲得、潔い！

＜Afghanistan＞
ピスタチオとかレーズンとか。量り売りです。

＜Afghanistan＞
これはサフラン。
10g 190ディルハム（約6,000円弱）。
日本で買うよりは安いですが、やっぱり高いですね。

＜Afghanistan＞
名所の写真パネルも一応あるにはありました。

＜Afghanistan＞
地図パネル。34州もあるとは知りませんでした。

＜Uganda＞
東アフリカのウガンダ。

赤道の碑、見に行きました。
確かにあのモニュメントとそっくりに作ってありました。
https://4travel.jp/travelogue/11534536

＜Uganda＞
ウガンダへの投資を呼びかけています。

＜Uganda＞
ケニアなどと同様コーヒーコーナーがあったのですが、タイミング悪く清掃中・・・。

＜Nicaragua＞
中米ニカラグアはもはやパネルすらほとんどないような展示・・・。

＜Cameroon＞
アフリカ中部のカメルーンはいろいろ展示がありそう。

＜Cameroon＞
カメルーン北西部には14世紀にはバムン王国があり、その支配者を表現した仮面だとか。

A bronze mask representing a Bamum ruler in Cameroon.

＜Cameroon＞
出口のあたりに雑貨がたくさんあって、アフリカっぽいというかなんというか・・・。

＜Congo, DRC＞
旧ザイールの方のコンゴ民主共和国です。
Nous faisons battre le cœur de l'Afrique・・・アフリカの心を殴っているようです。
汚職とか腐敗とか賄賂とか国連の専門家殺害など、殴っているというのは強ち間違いではないか・・・。

＜Congo, DRC＞
なかなかなオブジェ。
そういえば部族による旅行者の誘拐が収まらないのもこの国でした。
ロンプラのEast AfricaでDetourとして紹介されていますが、それを読んで行ってしまう人もいそう。
誘拐された人が何人いるかも不明なんですよね確か。

＜Congo, DRC＞
自動車が目立ちますが、コンゴ民主共和国といえばコバルトの産地。
希少鉱物とあって早速中国企業が採掘で進出していますが、労働者搾取や児童労働など人権問題があると報道されています。

電気自動車などに必要なリチウムイオン電池にコバルトは使われるので、西洋諸国がこれを問題として扱うことになったらどうするのでしょうか。

＜Ethiopia＞
エチオピアの展示室。

＜Ethiopia＞
エチオピアは観光資源も豊富で、治安さえ戻れば行きたいところだらけ。
成田便は韓国で一旦降りて同じ飛行機に乗り込むのですが、ノンストップ便じゃないのが面倒・・・。

＜Ethiopia＞
Ethiopian Orthodox Christian manuscript。
他にもIslamicのものなど、非常に古い本の展示もありました。

＜Ethiopia＞
ここもコーヒーがあったようですが、係員も見学者もいなかったので素通り・・・。

Opportunityのパビリオンはこれでおしまい。
最後にブレイク。

ロレアルカフェのすぐ前で、SNSとかで見かけたおいしそうなアイスを発見！
日本人好みの味。ちょっと硬めな食感なのもGood！

レシートみたらポーランド・パビリオンでした。

AED 25

Mission Possible （Opportunity Pavilion）では、会場内でFlying Pianoという出し物をしていました。
ちゃんと弾いているから恐れ入ります。

実は各Districtの端にも出口がありました。
こちらはOpportunityのSun Plazaから出たところ。

各Districtの末端はかなりメトロまで遠いので、戻るのが面倒になったらここからタクシーで帰るのがいいと思います。

この日は私もタクシーで帰りました。
Uberもインストールしていたのですが、ちょうどタクシーが待機していてくれたのでそれに乗って帰りました。

途中でドライバーに「Go to EXPO」と指示が入っていたので、かなりのタクシーがEXPOに向かっていたものと思われますｗ
指示が無線ではなくディスプレイで出るんですね。
ドバイのタクシーはかつてと異なり、カード決済OKだし、メーター使うし、チップも不要で非常に使い勝手のいい乗り物になっていました。

Opportunity Districtパビリオン巡りはおしまい！
運転手さん、レクマシュまで！（注：「mashreqまで」をバブル風に伝えています