2022/03/14 - 2022/03/17
679位(同エリア3278件中)
worldhusiastさん
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2021年10月から2022年3月まで開催されたドバイ万博 EXPO2020。
個人的に傑作だと思ったパビリオンをまとめてみました。
傑作の順というわけではありません。どれもそれぞれ素晴らしかったです。
<<Sustainability District>>
ドイツ
Sameem - Story of Our Culture
ウズベキスタン
カンボジア
<<Mobility District>>
シリア
Alif - The Mobility Pavilion
<<Opportunity District>>
サウジアラビア
パレスチナ
モロッコ
エジプト
スイス
ルクセンブルク
Gulf Cooperation Council
<<Al Forsan>>
イタリア
カザフスタン
アメリカ
アラブ首長国連邦
日本
かいつまんで掲載していますが、日本に関しては30枚近く使っています。
内容がそもそもとっても長いんです・・・。
- 旅行の満足度
- 5.0
PR
-
<Germany>
傑作選、まずはドイツのパビリオンです。
パビリオンの開く30分前ですでに大変な行列でした。 -
<Germany>
名前の入ったネームプレートを受け取ります。
建物に入るまで、ドイツ各州の簡単な紹介。
バイエルン州の「Griaß God!」、ブレーメン州の「Moin!」など各地の方言の挨拶などが書かれていて興味深いです。 -
<Germany>
建物内に入ると唐突にボールプール! -
<Germany>
こちらはバランスを試すゲーム。
エネルギーについての展示です。 -
<Germany>
なんでもない地図ですが・・・ -
<Germany>
特殊なルーペを通すとこのように見えるという仕掛けでした。 -
<Germany>
ecoということで、植物の展示もありました。 -
<Germany>
最後はみんなでブランコに乗って未来へ一体化!
ドイツ館はテーマに忠実に真面目な感じですがエンタメ要素も取り入れているし、展示も体験も十分にあって、全体的にわかりやすくバランスがよいと思います。 -
<Sameem - Story of Our Culture>
ドイツの隣にあるこちらはアラブ諸国の文化が体験できます。 -
<Sameem - Story of Our Culture>
陰になっていますが、フラッシュ焚くわけにもいかず・・・。
伝統衣装アバヤを着た女性たちがテントの下にいます。 -
<Sameem - Story of Our Culture>
こちらではデーツとアフワ(アラビックコーヒー)の試飲。
暑いからデーツが本当に効くー! -
<Sameem - Story of Our Culture>
アラビア文字のカリグラフィーを色紙に書いてくれる会場も。
色紙は置いてあります。
たくさんいるので下の名前だけとのこと。
十分です、ありがとうございます。
隣にはヘナを書いてくれるブースもありました。
コンパクトにアラブ文化を体験できるのでかなりいいと思いました。 -
<Uzbekistan>
ウズベキスタンのパビリオン。
外観からいかにもウズベキスタンといった感じで気合十分!
ヒヴァのイチャン・カラにあるカルタ・ミナルを思わせるような短くて太いフォルム。
ヒヴァはこちらで訪問↓
https://4travel.jp/travelogue/10940027 -
<Uzbekistan>
併設のカフェの側もナントカ廟の入口にありそうな電飾ゲート。 -
<Uzbekistan>
入ってすぐバザールというのもお国柄かな。 -
<Uzbekistan>
最初の部屋はウズベキスタンの歴史を軽くおさらい。 -
<Uzbekistan>
現地にありそうな形にくりぬかれた写真で観光名所を紹介しています。 -
<Uzbekistan>
ランタンのようなものがぶら下がるきれいな部屋もありました。 -
<Uzbekistan>
玉座みたいなのがありましたが、座ってはいけないそうで撮影だけ。 -
<Uzbekistan>
ミフラーブかと一瞬思いましたが、たぶん廟の門のようなイメージですかね。
たしかにウズベキスタンにはこの手の建造物がたくさんありました。
特にサマルカンドのシャーヒ・ズィンダ廟群はこんなイメージですね。
シャーヒ・ズィンダ廟群はこちらで訪問↓
https://4travel.jp/travelogue/10940024 -
<Cambodia>
カンボジアは小部屋系ながら入口から気合い入ったつくり。
正面に大仏が見えています。 -
<Cambodia>
中に入ると仏教遺跡を彷彿とさせるオブジェたち。 -
<Cambodia>
アンコールワットのミニチュアもありました。
なかなか細かく作り上げていて、これだけでも見に来る価値はありそう。 -
<Cambodia>
最後は農作物の展示と、燦然と光る「KUBOTA」の農機。
展示はおおむねこれだけですが、カンボジアの魅力がぎゅっとしていると思いました。 -
<Syria>
シリアは小部屋系ながらなかなかよかったです。
各国語で歓迎のメッセージを流していたのですが、「いらっしゃいませ」もあって驚き。
ハートマークというのもちょっとイメージと違って意外な感じ。 -
<Syria>
さっきのハートマークとは打って変わって入口から暗く、というか黒く、最近のシリアのイメージ。 -
<Syria>
赤と黒で強いメッセージ性を感じざるを得ないホラーな展示室。
それぞれのピースには現在使用されている各国語の単語とそれの元になった単語が併記され、言葉の歴史を感じられるようになっています。
重要なのは中央に見える机に展示されている小さな欠片。 -
<Syria>
紀元前1400年世界初のアルファベットが書かれた欠片がシリアで発見されたそうです。こちらはそのレプリカです。 -
<Syria>
引き続き文字のピースが続きます。 -
<Syria>
シリア人のコンテンポラリーアートの展示もありました。 -
<Syria>
こちらではシリア人からのメッセージがずらっと並んでいます。
ほとんどがアラビア語。 -
<Syria>
We will rise togetherはこのパビリオンのテーマです。
これでおしまいですが、狭い展示室ながら展示方法も内容も見どころたくさんでした。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
続いてはサブテーマの一つ、Mobilityに関するパビリオンAlifです。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
円筒形の部屋の中に入ると、蝋人形の女の子が手を挙げてスタンバイという恐怖。
かなり大きい部屋なんですが、なんと部屋ごとエレベータになっていて、エレベータが上に動くとともに女の子の手がどんどんと天井(空)に近づくという演出なんです。
いきなりすごいアイディアのパビリオン!これは期待できますね。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
続いての見どころは、徐々に下り坂になっている通路から巨大蝋人形3体を鑑賞!
奥の方に見学者の影が見えているのでこの巨大さがわかるかと思います。
こちらを向いているのがアブー・ウバイド・バクリー。Book of Highways and Kingdoms(諸道と諸国の書)を書いた地理歴史学者です。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
こちらはモロッコ(マリーン朝)のイブン・バットゥータ。
旅行家として有名ですね。タンジェを出発して、北アフリカ沿岸を進みエジプト、エルサレム、トルコ、黒海を通ってウクライナ、アラル海を通ってウズ・アフガン・パキ・インド、船でスマトラを経由して広州から北京へ到達し、なんと万里の長城にも行っているすごい方。
ちなみにEXPO会場の近くに同名のショッピングモールがあります。それほど偉人なわけですね。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
こちらはアフマド・イブン・マージド。15世紀の航海士・地図製作者で、航海術に関する本は傑作と言われているそうです。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
次の部屋には巨大な地球儀!
ドバイからの世界のつながりを表現しているものと思います。
旅行記ではスケールが伝わらないのが残念。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
ちなみに2019年1月から12月の国内線+国際線合計は、JAL44,570,531人、ANA55,477,852人で、合計1億人程度。
この44倍の輸送人員を1社でってすごい話ですね。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
映えるパッセージが続きます。
自動運転車が「もうすぐ着くから起きて」などとメッセージする様子、時速1,288kmに達するハイパーループ・トレイン、宇宙と地球をつないでリアルに話しているような未来の通信などが光を駆使したCGで案内され、キラキラした未来を見ているかのようでした。 -
<Alif - The Mobility Pavilion>
One must always maintain one's connection to the past and yet ceaselessly pull away from it.
Alifは以上です。現代の万博っぽい展示で、とても未来が楽しみになりました。 -
イチオシ
<Saudi Arabia>
サウジアラビアのパビリオンは建物が大変なことになっています! -
<Saudi Arabia>
横から見ると建物が地面に埋まっているかのよう!
発想の柔軟性ですね、未来を感じてこれまた万博っぽい感じ。
万博後も残されるそうなので、今回行けなかった方も見られるチャンスありかもしれないですね。 -
<Saudi Arabia>
なんと下の部分はただの壁ではなくLEDになっていて、世界最大ということでギネスに認定されています。 -
<Saudi Arabia>
建物入り口では滝のシャワー。
意外とこぢんまり。 -
<Saudi Arabia>
まずはサウジアラビアの名所のオブジェを見ながらエスカレーターであがっていきます。 -
<Saudi Arabia>
巨大ディスプレイで名所の動画を鑑賞。
カアバ神殿はイスラム教徒以外立ち入れないので、映像だけでも貴重です。 -
<Saudi Arabia>
他にもちょっとマニアックな名所の紹介もありました。
Thee ain ancient village、風情あります。 -
<Saudi Arabia>
次はエスカレーターで下っていきます。
乗るときにちょっと並びました。 -
<Saudi Arabia>
次の大部屋では、アラビックな音楽にあわせて部屋が丸ごと万華鏡のような感じの美しい動画を体感。 -
<Saudi Arabia>
最後の部屋は巨大パネルでサウジアラビアの名所のマップになっていました。
展示室は概ねこれでおしまい。 -
<Saudi Arabia>
部屋の外に出ると、中庭に長い滝がありました。
こちらも世界最長のInteractive water featureとしてギネス認定されています。 -
<Palestine>
パレスチナのパビリオン。
結構な行列で暑い中そこそこ待ちました。 -
<Palestine>
壁面には日本語で「ようこそ」と書かれていました。 -
<Palestine>
最初にガイドからパレスチナ自体と展示について説明があり、エレベータに乗って館内に入る仕様です。
スタートで無駄に説明や動画があると並ぶんですよね・・・。 -
<Palestine>
岩のドームやベツレヘムの生誕教会など、名所のムービーを鑑賞。 -
<Palestine>
次はミニパネルの展示。
こちらは岩のドームを覆っていた本物の金属に実際に触ることができます。
パネルはアラビア語しかないのですが、英語に変更できるのか不明でした・・・。 -
<Palestine>
パネルには植物を持っている人が写っていますが、なんと機械の前に立つと煙が出てきてその香りを楽しむことができます。 -
<Palestine>
このイラストの通りですw
どこにも触れなくていいし、香りを楽しめるのはパレスチナとオマーンくらいだと思ったので、未来感満載のドバイEXPOでも珍しい展示かも。 -
<Palestine>
おいしそうな料理。
レシピも展示されていましたが、今聞きましてもw -
<Palestine>
アナ・ミン・フナ!
ここから来ました!ということですね。
地図で見るといろいろ複雑なことを思ってしまいます。 -
<Palestine>
最後に生誕教会のミニチュアを見ておしまいです!
結構盛りだくさんでした。 -
<Morocco>
モロッコのパビリオン。
ここもそこそこ並びます。
外観は言うほど奇抜でもないですが・・・。 -
<Morocco>
なんと、階段なしで下っていける螺旋の回廊になっていました。
わかる方は表参道ヒルズと同じスタイルというとイメージしやすいかも。
エレベータで最上階に上がり、そこから順に降ります。 -
<Morocco>
高いところからだと眺めも良い! -
<Morocco>
サウジアラビア館は改めて異常な建ち方だと再認識。
奥に見える大きなパラボラみたいなものはTerraです。
火力発電所みたいなスペインも目立ちますね。
こうしてみるとCG見てるみたい。 -
<Morocco>
螺旋回廊を降りながら展示室を見ていきますが、その室数もかなり多め。
やむなく展示を抜粋します。
31.5万年前の頭蓋骨やアルガンオイル関係など、現地博物館で見られそうなのは割愛しますw
この部屋、かなりカラフルですが・・・。 -
<Morocco>
ライトを当てると必要な展示だけが見えるという仕掛け。
テストのときにマーカー引いた上に赤透明のシートを載せて見えなくするのと同じ原理と思われます。
ありそうでなかった展示。ちょっと目がちかちかしますがw -
<Morocco>
こちらはアロマやら実など植物関係。
アトラスシダーやイチゴノキなどちょっと珍しいものが展示されています。
かなり凝った展示室でデザインがきれいです。 -
<Morocco>
おしゃれ展示室その2! -
<Morocco>
おしゃれな扉の展示。
扉だけが並んでいて、おもむろに勝手に開く仕組みになっています。 -
<Morocco>
中庭はステージとお土産屋さんかな。
だいぶ端折ってもこれだけあり、かなり見ごたえありました。 -
<Egypt>
エジプトのパビリオン。
長蛇の列すぎて、予約ないといつ入れるかわからない! -
<Egypt>
幸運なことにSmart Queue(万博アプリの予約機能)がとれたので、行列をカットして入場できました。
そうでないと恐らくパビリオンめぐりは終わらなかったでしょう・・・。 -
<Egypt>
18:00から18:14入場の予約でしたが、実際には入れたのは18:20。
誤差の範囲。エジプトですからw -
<Egypt>
まずは大きなスクリーンで動画を鑑賞。 -
<Egypt>
その背後には棺!
Coffin of Psamtik, son of Pediosir -
<Egypt>
ツタンカーメンのマスクのレプリカ。
レプリカとはいえ神々しい・・・! -
<Egypt>
ツタンカーメンの棺のレプリカ。
いつか本物を見に行ってみたい! -
<Egypt>
ヒエログリフが流れる部屋に入れと言われます。
きれいー! -
<Egypt>
ここでは部屋いっぱい360度の映像が投影されました。 -
<Egypt>
さらに最初のスクリーンに戻って動画を鑑賞します。
ピラミッドがすごいことにw -
<Egypt>
1階はこれでだいたいおしまい。
全景はこんな感じです。 -
<Egypt>
続いて2階へ。 -
<Egypt>
1階がすごかったので2階は見劣りしてしまいます。 -
<Egypt>
これはある意味目を見張るものがあるかもw -
<Egypt>
映えルームも一つありましたが、人が多すぎてなかなか撮れない! -
<Egypt>
映えルームの対面にあったこちらはなかなかのイラスト。
あとはお土産屋があっておしまいです。
少しカットしていてこれですから、盛り沢山な内容でした。 -
<Switzerland>
スイスのパビリオン。
建物の上半分は鏡になっていて、入口前の広場が写っています。 -
<Switzerland>
建物に鏡のように映すため、広場の方は反転した文字のオブジェがおかれていました。 -
<Switzerland>
中に入ると、ジグザグに坂道が続いています。
ミストが充満しており、霧の中を歩いているかのよう!
そしてこの霧が最大の体験スポット。 -
<Switzerland>
壁にスイスアルプスのイメージCGが映されていましたが、霧がすごくてうまく撮れずw
3分程度歩きましたので、案外長めでした。
ドバイで湿気を感じるとはw
日本館では湿気を感じられるのですが、天気を感じる展示はここだけだったかも。 -
<Switzerland>
続いての部屋はブルーピースといって、円柱めがけて上から水滴が落ちてくるという展示。
水資源の持続可能な管理を表現しているようです。 -
<Switzerland>
人の下半身だけが見えたので、なんだろうかと低くかがんで入ると、穴があいている・・・。 -
<Switzerland>
穴から体を出すと、水資源に関する展示コーナーでした。
穴の数があまりなく、待っている人もいたのであまり長居せず退散です。 -
<Luxembourg>
ルクセンブルクのパビリオン。 -
<Luxembourg>
とにかくすごく並びます。
事前に並ぶと聞いていたのでSmart Queue利用。行列は総カット!
予約とれて本当に良かったです。 -
<Luxembourg>
入ってすぐは曲線の回廊。
壁にルクセンブルク人(かな?)のメッセージが流れていました。 -
<Luxembourg>
メッセージの画面は時々国旗カラーに変わったりします。
オランダに酷似していますが、個人的には「ルクスの方は明るい色使い。ルクス(照度の単位)だけに」と覚えましたw -
<Luxembourg>
ルクスは言わずと知れた金融立国です。 -
<Luxembourg>
映像ルームに来ました。
展示としてはここが最後です。 -
<Luxembourg>
内容はさして大したものではなかったような・・・。
それなのになんでみんな並んでいるの!?という感じですが、この後一つアトラクションがあるんです。 -
<Luxembourg>
それがこちら。滑り台! -
<Luxembourg>
渡された黒い布の上に座って滑ります。
これが摩擦係数少な目でなかなか勢いがすごい!意外と楽しい!w
人気になる理由もわかります。 -
<Gulf Cooperation Council>
湾岸協力理事会(湾岸協力会議)のパビリオンです。
ルクセンブルクの後に寄ったのですが、思いっきり逆光だったので夜撮ったものにしましたw -
<Gulf Cooperation Council>
建物外に仰々しいブースがありましたが入れず。
加盟国はアラブ首長国連邦、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、サウジアラビアで、それぞれのリーダーが見えますね。 -
<Gulf Cooperation Council>
建物に入ると、なんとアラビックコーヒーの試飲サービス。
熱くてちょっと飲むのに時間がw -
<Gulf Cooperation Council>
日本だと真っ黒いトルコ風のものが多いですが、オレンジ色でした。
実はアラビックコーヒーは薄い色のが多いですね。 -
<Gulf Cooperation Council>
建物の外にも試飲的なブースがありました。 -
<Gulf Cooperation Council>
ミラーなパッセージを抜けていくと展示室です。 -
<Gulf Cooperation Council>
GCCの歴史の展示などがありました。
写真は割愛しますがGCC Partnershipsに日本の国旗があってちょっと驚き。 -
<Gulf Cooperation Council>
最後の部屋はEconomic UnityとかCOVID-19とかのパネル解説でした。
中央にあるのは振り子。One Gulfを表現しているとか。 -
<Gulf Cooperation Council>
コーヒーだけではなく、なんとお土産までいただいちゃいました。 -
<Gulf Cooperation Council>
Tシャツ、マグ、リストバンド、そしてノートブックはなんと付箋付き!
無料でいただいていいんですか!?
アラビック・ホスピタリティを感じました。ありがとうございます! -
<Gulf Cooperation Council>
土日16:00から19:00限定でアラビア文字で名前入れのサービスがありました。
日時通りに行っても「今日は来ない、インシャーアッラー」とか、手が疲れて休憩するから途中で抜けて17:45にもう一度来いとか、湾岸仕様。
ちなみに国籍はアル・ヤーバーン(日本)、発行場所はEXPO2020ドバイと書かれています。 -
<Italy>
イタリアは外壁のない建物。
わかりにくいですが、屋根は解体後船に転用できるそうで、再利用できる設計にこだわったようです。 -
<Italy>
このように壁には紐が垂れ下がっているだけです。ほとんどすだれです。
日陰になるので日差しの痛さはありませんが、朝でもそれなりに暑いです。
「エアコンに代わる気候緩和のための先進的なシステム」といいます。 -
<Italy>
最初は大きなプロペラなどが通路沿いにありました。 -
<Italy>
イタリアの国旗の色をした水は藻の色なんだとか。 -
<Italy>
続いて工芸品等の展示。 -
<Italy>
ロケットのようなものもありました。 -
<Italy>
そしてイタリアパビリオン最大の見どころと思われるのは、このダビデ像! -
<Italy>
エミレーツの機内VTRでイタリアで等身大のダビデ像を製作し空輸したエピソードをやっていました。
本物をスキャンして型を作るとかなかなか手が込んでいます。
頭だけ見えているのは主催者は「独自のアプローチ」としていますが、UAEの規制に配慮したものと思われます。
特別な方は下の階層にも入れるようでした。 -
<Italy>
下から見上げてちょうどよく見えるように設計したんだったと思うので、頭だけ見るとかなり大きく感じました。
この角度からみることは普段ないので、EXPOならではの貴重な体験かも。
後ろの髪の毛もかなり長めだったんですね。 -
<Italy>
最後にイタリア各所の美しい風景をパッセージ沿いのスクリーンで見ておしまいです。 -
<Kazakhstan>
何気に人気のカザフスタンのパビリオン。
Smart Queueで予約が取れたので行列はショートカットできました。 -
<Kazakhstan>
最初は小さな展示室をいくつか見て回ります。 -
<Kazakhstan>
名所のパネルなどもありました。 -
<Kazakhstan>
カザフスタンは鉱物資源の輸出が結構多いんですね。
輸出先は中国、ロシア・・・ -
<Kazakhstan>
続いて大部屋に移動。
首都ヌル・スルタン(旧アスタナ)の風景。
黒川紀章氏の設計による町並みはドバイにも通じる未来形。 -
<Kazakhstan>
こちらの模型はタブレットを通すと未来形の建築物が現れたりします。 -
<Kazakhstan>
カザフスタンのガス・パイプラインの図も展示されていました。 -
<Kazakhstan>
こちらはかつてのシルクロードの図。
そういえばシルクロードをたどってユーラシア大陸を横断したなぁと思い出しました。 -
<Kazakhstan>
最後に目玉、ロボットアームとのショー!
ロボットとシンクロとかならありそうですが、アームを生かしたショーという視点がありそうでなかった感じでよかったです。
行列はこれ目当てだったんだと思いますが、なるほど納得。 -
<United States of America>
アメリカのパビリオン。
こちらは並びそうに見えてそうでもないんです。 -
<United States>
入ってすぐのVTR。「アメリカン・アスピレーション」
映像も一気にアメリカって感じですw -
<United States>
前半はベルトコンベアに乗って館内を移動しながら展示を見るスタイル。
非常に効率的でアメリカっぽい。
だからそんなに行列しないんですね。 -
<United States>
これは自由の女神の手かな。 -
<United States>
People who are crazy enough to think they can change the world are the ones who do.(世界を変えられると考えられるほど夢中になった人が、世界を変える)
スティーブ・ジョブズのお言葉でした。
夢中になれるような仕事につける人は幸せです。 -
<United States>
バイデン大統領のお言葉もありました。 -
<United States>
ベルトコンベアが終わり、早くも最後の展示室。
簡潔な感じもいいですね。 -
<United States>
ここでは月の石に触れます。
指でちょっと触れる程度ですが、月の石ってあたりがアメリカっぽくていいですね。 -
<United States>
こちらはかなり撮影が難しいのですが、南極で見つかった火星の隕石だとか。
そう言われるとすごいものに見えてきます。 -
<United States>
展示室の外にはスペースXが!
最後まで非常にアメリカ的な展示でした。 -
<UAE United Arab Emirates>
そして開催国のドバイがあるアラブ首長国連邦のパビリオン。
巨大な建物!
羽のような部分は開いたり閉じたりする仕掛けなんです。 -
<UAE>
非常に並ぶパビリオンで、もし予約がなかったら朝イチで行かないといけないでしょう・・・。 -
<UAE>
今回はSmart Queueが奇跡的にとれました!
しっかりその時間に入ったのですが、なんと中に入るのに整理券を渡され、さらにその番号になるまで待たされますw
待つこと15分。
7番の整理券、子供の声で「サバア」と聞こえたのでゲートを見ると「7」!
これで中に入れます! -
<UAE>
まず、なだらかな坂道を通って建物入口に向かいます。 -
<UAE>
横から見ると、水路と歩行者通路が2層に見えてきれい。 -
<UAE>
ようやく中に入ります! -
<UAE>
入ると、砂漠をイメージしたコーナー。
本物の砂漠の砂を持ってきているそうです。
ある程度人数をまとめてからのガイド方式。
先に行こうとする人は止められていました。
ガイドがやる気あり!w -
<UAE>
文字のほかに、映像も投影されます。
ぼんやりして幻想的。内容はよくわからず。 -
<UAE>
こんなオブジェもありました。 -
<UAE>
こちらではみんな円になってと言われます。 -
<UAE>
丸い線に沿ってくるくる回って!と言われて、みんなでくるくる回ります。
が、まさかの着地点なし・・・。
さすがUAE、恐ろしすぎる・・・w -
<UAE>
続いて動画エリアです。ほとんどが素通り。 -
<UAE>
さらに奥は細い通路で行列に。
このあと動画上映室があるので、そこに並んでいます。 -
<UAE>
10分ほど待って、上映室に入れました。
陰鬱な感じの動画が2回流れましたが、実は本編ではなかったのでした・・・。 -
<UAE>
本編は妖しい音楽に乗せてアラブ文化を紹介してからの7首長の誕生と近代化、最後はみんな輪になって一つ的な内容です。 -
<UAE>
上映室を出ると、出口に続くホールにもいくつか展示がありました。 -
<UAE>
これがホールの全景。
この建物はEXPO後も残されるそうなので、もしかしたらこれが正面玄関になるかもしれないですね。 -
<Japan>
最後は日本のパビリオンです。
外観は折り紙をモチーフにしたものだそう。
「他者への敬意を表す日本の折形礼法から発祥した折り紙を表現し、来場者をお迎えする」とか言ってますが、説明ないと日本人でもわかりません・・・。
隣には「従業員10名が、12月20日(月曜)時点で新型コロナウイルス感染症において陽性」となって2021/12/20から12/30まで営業自粛していたスシローがあります。
スシローは大人気で、中で食べる場合は休日は7時間待ちとかいう話。
帰国したらスシローはいつでも食べられるので今回はパスしますw -
<Japan>
当日朝イチで並べばいつかは入れる可能性の高い他のパビリオンとは違い、訪問時は日本館は完全予約制(他に完全予約制なのはエミレーツのみ。開幕当初は行列に並べば入れたようです)。
その予約は、Smart Queueで当日9時に予約開始。先着順なので一瞬でスロットがなくなります。
一度に30人までしか入れず1日合計では約1000人、万博期間の182日で約18万人しか入れません。
SPSのおっちゃんに「日本人か!?日本館行けないんだが!」って言われたけど、本当その通りです・・・。
しかも、なんと見学時間は60分にも及びます。
連続ドラマと同じくらいの時間がかかるということ。長すぎる・・・。 -
<Japan>
さて、無事に予約できた方はまずこのエリアに通されます。
一応建物外です。しばらく待ちぼうけ。 -
<Japan>
入ってすぐスマホのようなデバイスを渡されます。
イヤホンをしてナレーションを聞きながら体験することになります。
言語は日本語、英語、アラビア語から1つ選択。
たぶんこういうデバイス配布方式は日本と韓国だけだったと思います。
重いし邪魔だし、共有イヤホンとか未来っぽくないし・・・。
個人的にはあまり好きではありません。
おまけに住んでいる地域や年齢層など簡単なアンケートとかとりやがって鬱陶しい・・・まあ待ち時間が十分あったので答えましたが。 -
<Japan>
アテンダントが登場し、フラッシュ撮影をしないこと、ツアー終了時にデバイスとイヤホンを返すこと、マスクを鼻と口を覆ってつけること・・・などひとしきり口頭で注意。
そのあと、予約のタイミングが一緒だった人たちが言わば「御一行様」となってツアー形式で内部をめぐることになります。
ここまでですでに非常に日本的です。 -
<Japan>
片隅に千羽鶴がありました。
アテンダントは注意事項のときも御一行様を引き連れたときも一切触れていませんでした。気づかない人もいたことでしょう。
新型コロナウイルスの終息を願い、日本館のアテンダント81名一同で千羽鶴を折りました。日本館を訪れた皆様、世界中の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
・・・とのことです。 -
<Japan>
2階に上がり、部屋の前のディスプレイを見て、イヤホンのナレーションを聞きながら動画を閲覧。
デバイスに表示された花の名前を覚えるように言われます。
あなたは○○と、勝手にあてがわれるのですが、なんだか忘れてしまった・・・。
イヤホンからぼそぼそした女性の声でナレーションが流れている間に、アテンダントが大声でいろいろ言うので集中しづらいです。
ちなみにデバイスからは各言語によるナレーションのみで、BGMはスピーカーから大音量で流れています。 -
<Japan>
ようやく館内へ。
真っ暗な中に、天井から水蒸気のようなものが降り注ぎます。
よって湿気多め。スイス館でも湿気を感じましたが、湿度は全パビリオンの中で最高だったと思います。
うーん、日本ぽい!? -
<Japan>
ここではすだれのようなものに映像を投影。
海辺の岩に太陽マークをアップしたかと思えば、太鼓をたたいたり、ねぶた、漫画風オノマトペ、相撲、だるま、アニメキャラ各種(ドラえもん、ハローキティ、ワンピースなど)、能仮面、食事各種(寿司、ラーメン、カレー)、お城・・・などなどをフラッシュして、3分ちょっとの中に押し込めたものでした。
これは間違いなく日本っぽい! -
<Japan>
次は四季の中から好きなものを選ばなければなりません。
一番近くにあった秋にしましたが、そこから入ると「あなたは秋を選びました。秋を選んだのも一つの感性です」などと余計なナレーションが入ります。
実際、秋が一番好きだからいいんですけどね。
秋>夏>冬>春かなー。 -
<Japan>
秋から入ったとて、結局同じところに出ます。
恐らく大きな部屋が一つあって、ただ仕切ってあるだけと思います。
写真で分かりづらいですが、こちらも引き続き多湿です。
ここでは「自然との出会い」「大陸との出会い」「世界との出会い」などといった内容の映像が流れます。
スクリーンが複数あり、どれも内容が違いぼんやりと映っているうえ、アテンダントが「Please walk around!(に聞こえないけどたぶんこう言っている)」と絶叫しており、ぐるぐる歩かないといけません。
いいんですけどちょっと時間が長すぎ。
EXPOでさんざん歩き回っているのに中でもぐるぐる歩かせるというセンス。
スイスのように上り坂じゃないだけましかもしれませんが、スイスは山を登るようなコンセプトに対して、ここはただ回るだけ。
動画の雰囲気だけ味わって次の部屋へ。 -
<Japan>
次はミニチュアの世界。
食品サンプルなどを使っていろいろなものを模しています。 -
<Japan>
それぞれにタイトルがついています。
「新パン線」。
英語は「Bread Train」と書かれているのみ。Bullet trainが伝わるかな・・・。 -
<Japan>
「SL=Sushi Locomotive」
これは英語でも通じそう! -
<Japan>
これはうまいなーと思いました。
ビルとかもですが、ヘリコプターにセロテープのケースを使うあたり素敵なアイディアだと思います。 -
<Japan>
これもおもしろいですね。
おやじギャグみたいなタイトルがなくても、こういうのであれば言語を超えますね。
こういう細かい仕事からも日本を感じます。 -
<Japan>
ミニチュアは8分くらい時間をとってくれましたが、やはり長い。
御一行様は指示により次の部屋へ。
環境問題についての動画でした。
一面が鏡になっていてわざわざ反転させているとか・・・これはちょっといらない演出かも。 -
<Japan>
次は円筒形の部屋。
入ると中央に地球儀が浮かんでいます。
安っぽいテクノの音楽に乗せて光のショーみたいになっていました。 -
<Japan>
外周もスクリーンになっていました。
冒頭で覚えろと言われた花の名前がここで登場します。
私はどうやらツツジだったようです。
一番嫌いな春がシーズンの花・・・。 -
<Japan>
ここでおもむろにアバターが現れます。
アテンダントが「歩いてみてください、アバターがついてきます」というのでみんなで思い思いの方向に歩きます。 -
<Japan>
アテンダントが大きく手を叩きだすのですが、見学者は誰も反応していない・・・。
最後はアテンダントの拍手で終わり。
着地点見えないのはさっきのUAEと変わらないw
企画会議で外人ウケ狙ってこういうノリでやればいいんじゃね!?とか言ってるおっさんが背景に見え隠れします。 -
<Japan>
さて、さっきの地球儀に映像が再び投影されます。
少し薄めに処理したのですが、円筒の壁のスクリーンともリンクしています。
最後は真っ青になっておしまい。 -
<Japan>
続いては大阪関西万博のコーナーのようです。
ここで前を行く日本企業のたぶん偉い人お二方がポツリ。
「訳が分からなかった」
全会一致で納得のご意見w -
<Japan>
ここは関西圏の名所的なものがパネル展示されていました。
結局パネル・・・。 -
<Japan>
EXPO2025のときについでに遊びに行ってね的なノリですね。 -
<Japan>
だまって関西の名所アピールすればいいのに、ここでもデバイスから「あなたの想いを共有することが未来を創るアクションとなります」と言われて、提示された問題にアクションが必要です。
「あなたのテーマは だれも置き去りにしない社会を創る」
他のテーマも選べますが、どうでもいいのでこのまま進めます。 -
<Japan>
すでに投稿されたと思われるいろいろな意見が登場し、適当に「共有する」を選びます。 -
<Japan>
するとQRコードが現れて終了です。
「循環」というサイトにつながります。編集するまでなんだか知らなかったのですが、JETROのサイトによるとこうです↓
日本館は、新型コロナウイルス感染症の感染状況を踏まえ、会場のみならず世界のどこからでも日本館のことを知り、参加できる万博パビリオンの新しい体験スタイルを提供するべく、デジタル体験「バーチャル日本館」として二つの特設ウェブサイトを本日より開設しました。2つのサイトのうち“課題”や“アイディア”をメッセージとして共有できるオンライン・プラットフォーム「循環」は、2025年日本国際博覧会との共同プロジェクトとして構築いたしました。
https://www.jetro.go.jp/news/releases/2021/223e465acd26bb46.html -
<Japan>
さて、次回は2025年大阪関西万博。
会場では「大阪は海の上でやるんでしょ。絶対素敵だと思うから行くよ!」という声を聞きましたが、内心「え?」って思いました・・・。
コロナ影響で難しい部分も多かったと思いますが、少なくとも今回の万博は参加してナンボな気がしました。
規模、建造物の未来感、出展数、世界中の人が溢れるお祭りムードにおいては、残念ながらすでに今回のドバイを超えられないことは確定と思いますが、海の上に浮かぶ万博会場としてどう仕上げるか楽しみです!
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