2016/08/11 - 2016/08/14
39位(同エリア182件中)
worldhusiastさん
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【弾丸海外旅行】の第6回めは”幸せの国”ブータン。
ブータンはガイドつきかつ公定料金制度でのみ旅行可能。
よって旅行会社で手配をしないといけません。
公定料金というのは、標準的な旅行であればどこに行って何をして何を食べても1日料金は一緒というシステム。その金額が結構高く、庶民が気軽に訪問できる場所ではないのですが、2016年6月?8月は国交30周年を記念して日本国籍者向けキャンペーンが!
↓
最低公定料金を撤廃!
ドゥルックエアーとブータンエアラインズは航空運賃半額!
ホテルは最大50%割引!
そのため、相当安価に旅行ができました。
ありがとうブータン。さっそく幸せですw
今回はタクツァン僧院がメイン。
ただ標高が相当高く、高地順応が必要との旅行会社のアドバイスから1泊3日ではなく、2泊4日のプランに。
タクツァン僧院に行く人は実質これが最低日数になると思ったほうがよいです。。
ガイドを雇う必要があるので、現地旅行会社にコンタクト。
今回は日数に限りがあったのでプランはおのずと絞られますが、見たいポイントや興味のあるジャンルを伝え行程を組んでもらいました。
今回はドゥルック・サクラ・ツアーズという旅行会社にしたのですが、とても親切にあれこれアドバイスくださり、こちらの興味に応じてツアーを組んでくださったし、クレジットカードの決済ではなく送金でしたが送金指示が的確で問題なく手続きはできたし、おすすめかも。
旅程検討に必要な注意は旅行会社のウェブサイトで確認できます。
http://www.druksakuratours.com/faq.html
現地での注意事項は基本はガイドに聞けばOK。
ガイドブックは現地ではいるんだかいらないんだかですが、「地球の歩き方」を国の習慣や歴史を紹介する読み物として事前に目を通しておくのは有益だと思います。
旅程はこんな感じです。
----------------------------1日目(2016/8/11)---
0:40 羽田空港
↓JL33
5:00 バンコク・スワンナプーム空港
9:00 バンコク・スワンナプーム空港
↓KB141(途中ゴハティ経由)
12:35 パロ空港
ピックアップ(ツアー手配:ドゥルック・サクラ・ツアーズ)
タチョ・ラカン(タチョガン・ラカン)
チュゾム
手信号の交差点
昼食@ZONBARA 2 RESTAURANT
Bhutan Postal Museum
National Memorial Choeten
Kuenselphodrang (Buddha Dordenma statue)
時計塔広場
スタジアム
夕食@オーキッド・レストラン
<ティンプー泊/プンツォ・ペルリ>
----------------------------2日目(2016/8/12)---
Paro Airport Birds Eye View
タクツァン僧院
ドツォ体験
パロ中心地散策
夕食@TSN Restaurant
<パロ泊/タシリン>
----------------------------3日目(2016/8/13)---
パロ・ゾン
ニャメ・ザム
13:35 パロ空港
↓KB140(途中ゴハティ経由)
19:10 バンコク・スワンナプーム空港
21:55 バンコク・スワンナプーム空港
↓JL34
----------------------------4日目(2016/8/14)---
6:05 羽田空港
<事前準備>
・旅行会社にツアー申込、ビザ等一式手配してもらう。
・日本-バンコクの航空券購入。
<お金>
航空券(日本-バンコク) \124,850+THB 3,500
バンコク-ブータン航空券・ツアー料金(送金手数料込)
\100,047(USD875)
お土産 BTN 840
その他現地使用分 THB 258.94+BTN 6,145
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
-------------8/11(木)-------------
まずはバンコクに向けて出発です。
飛行機の出発が日付変わってすぐなので出国スタンプは前日。 -
羽田は待合室から飛行機が撮りにくい仕様なので今回は諦めて搭乗ゲートで。。
あんまり大きい声ではいえないですが今回の便のCAさんの一人がめっちゃ感じ悪かった。。
さっそくアンケートで具体例を書いて送りつけましたが、改善されることを祈ります。
JL33
0:35(時刻表は0:40) 羽田空港
→4:18(時刻表は5:00) バンコク・スワンナプーム空港
エコノミー \124,850
B777-200 -
機内では爆睡!
飲まず食わずでバンコクに到着です。
中途半端な飛行時間でイマイチ寝不足・・・
タイ国際航空以外でブータンに行く場合は通しで乗ることができないので、チケットを発券するため一旦入国することになります。
ということは、帰りも同様なのです。。
乗継時間に注意がいるし、何よりめんどくさい。。 -
5:04
スワンナプーム空港では訪問翌日(2016/8/12)84歳の誕生日を迎えるタイ王国のシリキット王妃の記念パネルがありました。
こんな時間なので誰もいませんが、帰りの便に通りかかったときは夕方だったためか結構記念撮影している人がいました。 -
今回利用するドゥルック・エアーのゲートが開くのは出発の2時間前。
9:05出発なので、7:00まで待ちぼうけ。
ゲートが開いてすぐ発券を済ませ、出国手続きを済ませます。 -
8:44
今回乗るドゥルック・エアーは沖止めスタイル。
ブータン国営の航空会社ということで尾翼はブータンの国旗。
接客は丁寧だし、品のある格好だし、言うことなしです。
飛行機はやはり古くて、私の前の席は座ると背もたれが倒れちゃう仕様w
こんなところに笑いがあるなんてww
KB141
9:00 バンコク・スワンナプーム空港
→10:35 ゴハティ空港
10:55 ゴハティ空港
→12:35 パロ空港
USD 300(特別料金。ツアー料金と一緒にツアー会社へ支払)
A319-115 -
モニターはありませんが機内誌はありました!
ちょっとオドロキ。 -
記事はなんとブータン&ジャパン!
美智子妃とブータン国王夫妻の写真付です。 -
10:32
機内食がでました!
タイで作ったものだと思われ、味に問題はありませんでした。
デニッシュおいしい! -
10:30にインドのゴハティに到着。
そうなんです、この路線はゴハティに立ち寄ります。
ゴハティ周辺はまだ平坦。
写真は比較的細い川ですが、→ -
空港の近くにこんな大きな河が!!
ジャムナ川というそうです。
(こちらは帰りの写真です) -
ゴハティは到着後30分ほどで再出発。
あと1時間ほどでブータンに到着です。
ついさっき機内食が出たばかりでしかもあと1時間で着くというのに、お菓子がまた出てきた!
えーおなかいっぱいで食べられません。。
しかも、到着後比較的すぐ昼食というプランなんですが。。 -
パロの町が見えてきました。
さすがに山が迫っていますね。 -
12:13
そういえば乗客の多くが日本人で私の席の一列は全員日本人。
隣の人がよくお話される方でキャピキャピしてたら、いつの間にかブータン・パロ空港に到着してました。
飛行機降りて大半の人が写真撮影。 -
空港では国王夫妻がパネルでお出迎え!
寄り添っちゃって、ラブラブぶりをアピールしています。 -
12:22
ツアー会社から案内があると思いますが、機内で配られる入国カード(ゴハティ出発後配られました)と事前に送られてくるビザの控えを提出して入国審査を受けます。
スタンプをいただいて、ブータン入国!
ここから47時間13分のブータンの旅
スタートです! -
12:25
空港を出てすぐのところで名前のプレートを持ったガイドさんがお出迎え!
さっそく車へ乗り込んで首都ティンプーに向けて出発です。 -
12:40
道中はずっとのどかな山道。
川の周りの開けたところに主に人が住んでいるようです。
まるで日本の田舎のような景色で妙に落ち着く。。 -
ティンプーまでは「ハイウェイ」とよばれるバイパスを通って行くのですが、その途中にあちこち露天商が出ています。
大量の青唐辛子!
本当に唐辛子を良く食べる民族なんですね。。
りんごはちょうどこの時期あたりに出回るらしく結構あちこちで見かけました。 -
ガイドが赤唐辛子を購入中。
何を使って量ってるんだろう?
本当は買ってみたいけど、旅行中には消費しきれないし、日本に持って帰ることもできないし、残念ながら見送ります。 -
12:52
車が停まりました。
川沿いにすごい古い橋があるよ、とガイドが言っています。
タチョ・ラカン(タチョガン・ラカン)
見学自由 -
ハイウェイの脇の坂を下ると、確かに橋がありました。。
吊り橋なんですね。
今年は静岡の大井川の吊り橋を渡りましたが、なんだろう今回はなぜかとっても不安w -
看板も不安を煽ってくれますw
-
鉄の鎖だけ!?
足場に木とか敷かないの!!?
おそるおそる歩いてみますが、見た目に反して実はこの橋全然揺れません。
思ったより頑丈なのかも。
14世紀にこの橋を作った人はあちこちにこのような鉄の鎖でできた橋をかけており、某歩き方によると、この橋は一度洪水で流された後2006年に「各地の同種の橋の部材を集めて」作られたものだそうです。
新品で作った橋ではないってことでしょうか・・・?
旗のようなものがたくさんぶら下がっていますが、これはルンタ。
風にたなびくたび経を唱えるのと同じ功徳があるという便利グッズです(違
色に意味があり、白は空(雲)、赤は火、緑は水、青は空、黄色は土を表しているそうです。 -
足元はこんな感じ。
川がよく見えますw -
渡り終わって振り返ったところ。
写真右に車を停めています。
短いけどなかなかすごい橋だった。。 -
渡り終えた小屋の中には小さなストゥーパたちが。
ミニ・ストゥーパちゃんたちは他の場所でもよく見かけました。 -
渡り終えたところには、寺院らしき建造物が。
寺院のことをラカンというのでタチョ・ラカンとはタチョ寺院ということ。
実はさっきの吊り橋は俗界と寺院をつなぐ橋だったわけです。
結構おしゃれな演出ですね。 -
建物の周囲についている金色のカラカラみたいなのはマニ車。
回転させた数だけ経を唱えるのと同じ功徳があるというこれまた便利グッズ。
ブータンの場合は時計回りに廻します。
ちなみに建造物を周るときも時計回り。
マニ車を次々まわしながら、自分もぐるりと一周します。 -
戻るときは隣の橋を渡ってみることに。
こっちはいかにも吊り橋といった感じ。
しかし、こっちの方が揺れる揺れる!
見た目では判断できませんね。。 -
13:14
車に戻りちょっとハイウェイを進むと交差点のような場所に出ます。
川も三叉になっていて、その交差するところに仏塔が三つ並んで立っています。
チュゾム
見学自由 -
木が生えていて、角度的に3つとも見るのは厳しいのですが、まずは左二つ。
左の丸っこいのがネパール式、隣の金色の塔のようなものがついているのがチベット式、→ -
一番右にあるのがブータン式の仏塔だそうです。
まともに撮れなくて残念・・・
まぁ見た目はブータンっぽいかも。 -
ちなみにここにも橋が架かっていますが車も走れる立派なものなので安心w
インドとブータンのフレンドシップ・プロジェクトなるものにより建設された橋だそうです。 -
デコトラが!やはり注意が必要ですね。。
ブータンとデコトラ。。
なんかイメージと違う。。w
しかもこのデコトラ、目がついちゃってる。。
デコトラはパキスタンとかインドの喧騒の方が似合いますね。 -
そしてこの交差点にも肩を寄せ合うカップルが・・・!
これ、耐えられない人もいるような気がするw -
14:39
ちなみに、このハイウェイは渓谷に沿って走っているため絶景が続きます。
写真は途中の集落。
段々畑とブータンらしい家屋。絵になります。 -
「Welcome to Thimpu City」というゲートをくぐってすぐ仏塔がお目見え。
移動の安全を祈念しているのでしょうか。
Google mapだとこのへん↓
27.422623, 89.638406 -
さらにちょっと進んだところにはこちらのオブジェが。
動く車内から撮ったのでちょっとわかりにくいですが、よーく見ると象の上に猿、うさぎ、鳥がいます。
象が木の下で休んでいると、猿、うさぎ、鳥が来た。
象が一番年下だったので、猿、うさぎ、鳥を乗せてあげて、鳥が木の実をとってくれてうさぎに渡し、うさぎは猿に渡して、猿は象に渡して、みんな仲良く暮らしました・・・というお話に基づくハーモニーを象徴するオブジェだそうです。
寺院などでも見かけます。 -
ティンプー南郊外に幹線道路から見えるこれは伝統式の住居とのこと。
ブータンにあるほとんどの建物が伝統様式な気がしますが。。 -
ティンプー市内に入ると途端に建物の数が増えてきます。
写真のように工事中の建物も相当目に付き、投資などが盛んだということがよくわかります。 -
かっこいい感じのバス停がありました。
旅行中乗ることは普通ないと思いますが、相当格安料金で乗れるということをガイドさんが自慢していました。 -
民家の壁を見ると、ティンプーに限りませんが絵が描いてあるのが目に付きます。
ドラゴン・ガルーダ・ホワイトライオン・タイガーの4つが描かれていることが多いようです。
この家は真ん中に鹿が描かれていますね。 -
13:56
ノルジン・ラムというティンプー市内の目抜き通りで下車。
停まっている車は違法駐車ではなくて、道路に駐車スペースがあり、ちゃんとそこに停めています。 -
上の写真の背中側は、かの有名な手信号の交差点!
ブータンは完全な車社会でそれなりに台数も多いのですが、交差点はすべてロータリー方式(ラウンドアバウト)で信号はここのみ・・・という有名な話の交差点です。 -
アップにしてみます。
本当に手信号をしている!
写真だと絶対伝わらないのが残念ですがこの手信号、踊っているみたい。。
なめらかな動きと指先を意識したポージングからダンスのセンスを感じますw -
そんな交差点にあるレストランでお昼ご飯。
ローカル向けレストランだそうです。 -
ガイドさん、ドライバーさんと一緒にランチ。
私はすでに結構お腹いっぱい状態だったのでモモをいただくことに。
モモはアジア中央部一帯でよく目にする水餃子のようなもの。
皮がしっかりめで肉汁が溢れるようなものではありませんが、どの国で食べてもはずれが少ない貴重な食材。
もちろんここのもおいしかったです。
チリソースをかけてみますが、これが相当辛い!
というか刺さる!
ガイドたちはビーフヌードルを食べていたのですが、チリソースを入れまくっているのに平然と食べています。。
おそるべし舌の麻痺具合。。
右端にあるスープはビーフスープ。
これはまずー。。
昼食@ZONBARA 2 RESTAURANT
飲食代はツアー料金に含む -
14:44
食後はティンプーの見所を回ります。
まずは郵便博物館です。
2015年11月にできたばかり。
Bhutan Postal Museum
入場料はツアー料金に含む -
入ってすぐに人形がお出迎え!w
しかも背中を向いています。
ちなみに博物館といっても、写真で見えている範囲+ちょっとくらいと大きいものではありません。 -
人形さんは、その昔のブータンのメッセンジャー(郵便配達員)。
山の中を郵便を背負って歩き回っていたことを表すためか民族衣装が汚れているという細かな演出。
パネルの説明文を読むと、メッセンジャーは手紙が「発明」されるまでは本当にメッセージを伝えていたようで、誇張表現や意味の捻れなく正確に伝えることと相当な山岳地帯を歩き回る体力を求められていたため、王や首長などによる特命を受けた人が担当していたとのこと。
手紙を運ぶ時代ではスピードが最も求められるようになったため、日の出から日没までに100kmも移動する者もいたんだとか。 -
電話がある。。
この博物館がわかりにくいと思うのは、いわゆる「郵便」に限った展示ではないところ。
ちなみに、ブータンでは公衆電話は1991年に初めて設置され、携帯電話サービスは2003年に開始され、インターネットは1999年に解禁、4G LTEでのサービスは2013年からスタートしています。
オープンになってからの流れが速い。。 -
切手コーナー。
歴代の王様が並んだ切手。 -
世界初のプラスチック100%の切手。
ちゃんと封筒などに貼り付くのかなぁ。 -
一見CDにしか見えませんが、これは切手なんでしょうか。。
-
一通り見終わって、お土産コーナーへ。
よくよく見ると・・・ -
これは完全に”アレ”ですね。。
というか、本当にアレなんです。
ブータンにはアレを魔よけとして信仰する風習があるようで、今回の旅行でも建物の外壁に描いているのを見かけました。
(旅行記の最後のほうで紹介します)
オブジェにして軒先に飾ることもあるようです。
今回は見かけませんでしたが、信仰の強いプナカにはあるかもしれません。 -
博物館の外に出ると犬が倒れこんでる!?
爆睡しているみたいで、ティンプー市内では本当にあちこちで見かけます。
そして夜になると活動をはじめけたたましく吼えまくります。。 -
15:25
続いてはメモリアル・チョルテン。
町中に聳え立つ仏塔で、鎖国をやめた第3代国王の遺志をついでGNHを提唱したとされる第4代国王の時代に建てられたものです。
ところで、この入口で手を掬う形にして寄ってくる人を発見。
物乞い!?
”幸せの国”ブータンにもいるのですね。。
National Memorial Choeten
見学自由 -
ゲートをくぐると、このように仏塔がお出迎え。
-
仏塔の手前には衣装をつけた像が。
-
地べたに座り込んで歓談中?
マニ車を回したりしていますね。 -
じゃじゃーん。こちらが仏塔。
参拝者は仏塔の周りを右回りにぐるぐるしています。
何かお経のようなものを唱えている人もいました。
正面の扉から中に入れるようですが、このときは閉まっており入れませんでした。。 -
仏塔は角錐のような形をしていて四方それぞれに仏像が置かれています。
写真上は南向きの仏像で、下は東だったかな・・・ -
仏塔の後ろにある建物からなにやら音がします。。
-
お坊さんたちがいました。
ガイドの話では葬儀中だとのこと。
建物の外から撮影する分にはOKとお許しを得たのでアップにして撮ってみました。
写真左の楽器は、ガイドは”トランペット”と言っていましたが、音色はバグパイプみたい。 -
お祈り専用の台もありました。
ひざをつき、頭を床につけて熱心にお祈りされています。 -
大きなマニ車が!
みなさんマニ車の周辺に座り込んでいます。 -
一応、マニ車を回す人が歩く場所はあけてありました。
こちらでも右回りにマニ車を廻し歩きます。
それはそうと、このマニ車重たい。。
止まっているものを廻すのはそれなりに大変。 -
15:55
長旅の疲れが顔に出ていたようで、ガイドたちの判断で翌朝立ち寄るはずだったティンプー1の大仏へ来ることに。
メモリアル・チョルテンからは車で15分弱程度です。
Kuenselphodrang (Buddha Dordenma statue)
見学自由 -
でかーーい!
実はここ、2015年9月に仏像が完成したばかり。
周辺はいまだ工事中です。 -
正面にまわってみます。
でかーーい!
けど逆光ーー!
仏像が真東を向いているので、午前中に来るのが良いでしょう。。 -
アップ!
仏像だけで4,700万米ドルしているそうですが、金の出所は某歩き方によるとシンガポールと香港の大富豪。工事担当は航天晨光股份有限公司・・・
やはり中華の臭いが・・・
旅行中、中国人観光客は数えるほどしか見かけずほっとしていたのですが、ここが一番中国臭がしたところでした。。
仏像の見た目も中国にありそうな感じだし。。 -
大仏が見つめる方向を見ると・・・崖!?
-
工事中の階段でした。
いずれここから上ってくることになるのかも。 -
工事現場の脇から、車で上ってきた道路に下りられます。
そこからの景色。
ティンプー市内中心部が一望できます。 -
中央上に見える大きな建物はタシチョ・ゾン。
さすがに目立ちます。
中央にまっすぐ伸びる道路は目抜き通りのノルジン・ラム、中央右側にはスタジアムと運動場、さらに手前右側にも陸上のトラックのようなものが見えます。
左手前にはメモリアル・チョルテンも見えていますね。 -
こちらはティンプー市内南側。シムトカ地区の眺めです。
中心部に比べるとさすがに閑散とした感じが否めません。。
ブータン最古のゾンといわれるシムトカ・ゾンが写真右側の丘の上に見えます。
ちなみに、ゾンというのは寺院と行政施設が一つになった建物で、チベットなどの襲来に備えて要塞のようになっていたり高台に設置されています。
一般旅行者にとってはパロかプナカのゾンが見応えがあるといわれます。
今回は時間の関係もあってパロ・ゾンのみに行くことにしたので、ティンプーのゾンは立ち寄りません。 -
靴を脱ぎ、仏像内部に入ってみます。
内部は残念ながら写真NG。
内部は寺院になっていました。
仏像が本堂ってこと・・・?
素朴な疑問はさておき、内部の中央には4つの顔がある仏像がおり、それを数体のダキニが囲んでいます。
ガイドは仏像に向かってお祈りをした後、「聖水」をもらって飲んでいました。
ガイドブックによれば、生水なので飲むのはよくないそうなので注意です。
周囲の壁には小さな仏像(千仏)を並べる棚があるのですが、肝心の仏像がまだ途中のようで棚ががらんとしているのが散見されます。
そのほか、何箇所か大きい絵が飾られていました。 -
大仏の周りを囲んでいるのもダキニ。
いったい何体あるのやら! -
大仏の外壁にあった飾り。
中華のセンスなのか何なのか、、どうなんでしょう、これは。。 -
周囲の山にはルンタがはためいていました。
風に吹かれてお経がたくさん読めそうですね。
そういえばマニ車はなかったかも。 -
16:50
市内に戻る途中、少し寄り道してタシチョ・ゾンが一望できるビューポイントへ連れて行ってくれました。 -
写真中央に見えるおそらく2階建ての地味な建物が王宮。
国旗の奥に見える赤い屋根の大きな建物が国会議事堂です。 -
旗の左側にある建物がタシチョ・ゾン。
-
16:58
ちょうど国旗を下ろしているところでした。
毎日、国旗を上げ下げしているそうです。 -
17:04
少し車で下って、より近くで見えるポイントへ。
棚田越しのタシチョ・ゾン。本当に平和そうな景色です。 -
遠くにはティンプー大仏が良く見えます。
こんな距離で見てもはっきり見えるとは・・・! -
17:14
ホテルに到着。
チェックインを済ませます。 -
チェックインはガイドさんがやってくれるので、こちらですることはパスポートを渡すことくらい。
レセプションにも国王夫妻の写真が!
旅行中、会う人会う人口々に国王のことが好きだと言っていました。
本当は独裁で言わされているのかも・・・と過ぎりましたが、本当に好きで言っているような印象なんですよね。。
本当だとしたら、あちこちに指導者の写真を強制的に飾らせる某トルクメンとか某北朝鮮と決定的に違いますね。 -
18:16
部屋でしばし仮眠をとり、ガイドと共に夕食のため市内を散策。
ティンプーの商店。
青唐辛子も見えますが、カリフラワー、ぜんまい、じゃがいもなど種類が豊富。 -
ノルジン・ラム。
夕方は学生さんらしき人を多く見かけました。 -
民族衣装を着ている人が圧倒的に目に付きますが、ティンプーでは洋服の人もいました。
こういうお店で買っているんですね。
そういえばドライバーさんもガイドさんも民族衣装の下にTシャツやポロシャツを着ていました。
ちなみに、下半身は民族衣装の下は下着だけ。
よく鳩尾上らへんまで民族衣装を脱ぐことはあったのですが、完全に脱がなかったのはそういうことだったんですね。 -
18:23
時計塔広場。
手信号の交差点から歩いて1分もかかりません。 -
この周辺は野良犬多し。
昼間は道路だろうがかまわず寝ていますが夕方になると起きてくるんですね。 -
18:27
夕食は”民族衣装を着て食べる”と旅行会社に提案されたのですが、思い切って買ってしまうことに決めました!
というわけで時計塔広場の脇にある商店へ。 -
これは女性用の民族衣装”キラ”。
圧倒的にデザインが豊富。
男性用のは”ゴ”というのですが、種類はあまりありませんでした。。 -
買ったのがこちら!
意外に大きくて重たい!
機械織りか手織りかで値段が全く違い、さらにデザインでも変わってきます。
これは機械織りですが、デザインが明るかったので購入。
袖口は、襦袢(テュゴ)を折り返すため白い布が見えるのですが、今回はラゲという筒状の布を安全ピンで留めるスタイル。
持って帰ってきたものの、いつ着れば。。
”ゴ”の貸衣装屋でもやろうかなw
ゴ(本体) BTN 3,600
ラゲ(両袖) BTN 160
帯 BTN 650
おまけ BTN -20
合計 BTN 4,400 -
18:53
レストランに行くというはずですが、・・・え、こんな廃墟のような入口なんですか。。 -
建物の最上階にレストランがありました。
予約のみと書いてあるので、きっと観光客向けのレストランですね。 -
最初は左上のお酒がでてきました。
ブータン伝統ワインといいますが、味は日本酒っぽく、度数不明ですがおそらく高いと思います。
次は右上の玉子スープ。これはまあ、、イマイチ。
そのあと、わらわら出てきました。左下です。
上は左から、ポテト、魚の干物、下はキャベツ、エマ・ダツィ、ダール。
他に、おいしくない揚げ餃子とボソボソする赤米がでました。
魚の干物はインドからの輸入、ダールもインドのいわゆるカレーです。
中央のエマ・ダツィが、よくブータン料理の代表として挙げられる唐辛子とチーズの煮込み。
唐辛子は噛んだときから辛いのですが、刺す感じではなく、はっとするというか、じわじわくる辛さなので不思議と何個も食べられました。
が、水は必要です。
右中央はマツタケ!
恐らく日本人が来る場所では「マツタケ」で通じている模様。
バターでソテーしており、香りを楽しむはずのマツタケの風味がわからなくなっているという驚愕の調理。(!)
やや塩辛いものの味付け自体はよかったですが、思ってたのとちょっと違う・・・
最後はリンゴ。山育ちです!と主張してきます。
オーガニックらしいので、年配者は懐かしく感じるかも。
なんだかんだおいしかったです。ごちそうさまー
夕食@オーキッド・レストラン
料金はツアー代込み -
20:05
食事中、窓から見えたスタジアムが気になりちょっと立ち寄ってみることに。 -
サッカー場!
試合が終わった直後のような感じ。 -
観客席はがらがらなように見えますが、それは試合が終わった後だからでしょうか。。
たまに歓声をあげる人もいてちょっと嬉しくなります。 -
どうやらブータン国内のチームでトーナメントをやっていたらしく、赤いゼッケンのチーム「ティンプ・シティー」がチャンピオンになったようです。
胴上げするなどして喜んでいました。 -
20:20
帰り道に手信号の交差点を通りかかったら・・・いない!?
どうやら夜間・早朝は手信号しないみたいです。
国内唯一の信号といいますが、夜は信号がリアルにゼロになるわけですね。。
★☆★ティンプー泊★☆★ -
-------------8/12(金)-------------
7:50
日付が変わり。
モンスーンの時期だというのに今日もいいお天気です。
ガイドさんがくる8時半までちょっと時間があるのでふらふら散策。 -
7:53
手信号の交差点と前日ランチしたレストラン。
交差点はまだ営業前みたいです。 -
8:36
ホテルで朝ごはんを済ませたころ、ガイドさんと合流。
この日は空港のあるパロに戻り、さらに奥地にあるタクツァン僧院に向かいます。
準備を整えて、出発ー! -
走り出して間もなく、写真中央の山の稜線から前日に見たティンプー大仏が顔を出しています。
-
途中、突然減速したと思ったら牛が。。
ここでは動物優先です。
1回だけ減速したと思ったら停まったことがあったのですが、それは警察による行程のチェックでした。 -
9:54
前日走った道を戻り、パロ空港の手前の道を上っていくと「Paro Airport Birds Eye View」と書かれた看板が。
車を停めてもらって、眺めをチェック。 -
滑走路!
短いといいますが、見た感じそこそこ長く感じます。 -
左側をみると、空港の建物が見えます。
思えば空港建物も伝統チックな演出なんですね。 -
10:16
ビューポイントから車で15分ほど。
何気ない風景ですが、よく見ると中央の山の崖の中腹に白い建物が見えます。
それこそがタクツァン僧院。
え・・・あんなところまで登るんですか。。 -
このあたりにはりんご畑があるみたい。
前日にいただいた山の味がしたりんご。
きっとこれもそうなのかも。 -
10:24
そうこうしているうちにタクツァン僧院の駐車場に到着。
ここ、全然山のふもとなような気が・・・
もうちょっと近くまで車で行けるのかと思ってた・・・
タクツァン僧院
トレッキング自由 -
すぐに馬たちがお出迎え。
僧院まで物資を運ぶのに使っているようですが、一応いくらか払ってこれに乗り、中腹にあるカフェテリアまで行くこともできるようです。
仏教的には乗馬で登山は微妙みたいだし、歩けるうちは歩きたいと思ったので今回は乗馬しません! -
10:30
いよいよ登山開始!
右の山の中腹に見えるのが僧院。
えー・・・まじか・・・
途中のカフェテリアまで1時間程度だそうなのでとりあえず1時間がんばります。。 -
ちなみにこの僧院は英語では「Tiger's nest monastery」=虎の巣僧院という名前。
ブータンに仏教を広めたパドマサンバヴァがチベットから虎に乗ってやってきたときここに降り立ったという伝承があります。
遠くから見ると岩が虎の顔のように見えるというのですが、確かに! -
10:38
この建物が見える辺りまでは比較的なだらか。
奥に滝があり、つかの間の癒し。 -
急に上から馬が大量に駆けてくる!w
えー! -
馬が多いということで道には必然的にお馬さんの落し物が。。
結構あちこちにありまくるので、靴は汚れてもいいものにしておくとよいでしょう。。 -
10:52
登り始めて22分。
途中、坂は緩やかだけど距離が長いのと、距離は短いけど急な坂道にルートが分岐するところがあるのですが、ガイドの先導でいつの間にか前者に。
その途中からの眺め。
下に見える建物が駐車場のある高さとほぼ同等の場所。
だいぶ登ってきたんですね。
早速息があがります。 -
11:12
さらに20分。
さすがに疲れてきた。。
僧院が見えるポイントで一休み。
ここにはベンチもあって座って休憩できます。
座って休めばいいのに写真にビデオにキャピキャピしちゃいます。 -
えぇー。
こんなところにも寝込む野良犬が!
都市なら分かるけど、こんな山に。。 -
11:18
突然マニ車が!
これが見えてくるとカフェテリアはもう一息。 -
これはなんだろう??
-
11:22
標高2,800m、カフェテリアに到着。
ここで一休み。
ランチは12時からで少し時間が空いてしまう一方、僧院は13-14時がお昼休憩になってしまうため、先に進むか、ランチにするかを考えます。
今から行ったところで30分も見学できないと見込み、ランチしてから進むことに。 -
カフェテリア内部はこのような感じ。
-
もうランチ後出発って決めたので、食事が出てくるまでティーでもw
-
カフェテリア裏手からはタクツァン僧院がよく見えます。
-
目的地まではまだまだありそうだ。。
-
右の下に見えるのが僧院。
この後は写真左から歩いてくるのですが、左上に見える白い旗が参道の最高地点。
その後はどんどん下り、赤い旗を通過して、写真では切れてしまっていますがもっと下まで一旦下ります。
そこから僧院までまた上るという行程。。
聞いただけで嫌になりそうな内容ですが、とりあえずランチ後の話ということで。。 -
カフェテリア裏手にはちょっとしたお土産屋もあります。
買うとしても荷物になるので帰りですね。。 -
ランチの時間に!
ビュッフェ形式でした。 -
とりあえずこんな感じでよそってみました。
ブータンらしいメニューというよりはツーリスト向けなような感じ。
辛いのは基本的にありません。
定番料理のエマ・ダツィはありました。
赤米は前回同様ぼそぼそ。
味はまあまあかなと思います。
まずいってことはありません。
ランチ@カフェテリア
ツアー料金込み -
12:42
食事を終えて英気を養ったところでトレッキング後半行ってみましょう! -
岩に文字が書いてある!
仏教的な何かでしょうか。
山登りをしているような気分ですがここは参道なんだった・・・ -
ルンタをよくみると中国語らしき文字が・・・
2016年夏時点ではブータンは中国本土とは国交がないので、冬虫夏草を盗みに来る中国人はいても観光で来るのはいないよなーと思っていたのですが、よく見ると繁体字なので台湾人かシンガポール人あたりなのかも。 -
13:15
参道沿いの建物を見るとタイガー、ホワイトライオン、ガルーダ、ドラゴンの絵が。
相当息切れ。。
呼吸しすぎて咽頭がやばい。。 -
13:18
ようやく白い旗が見えてきました。
さっきカフェテリアから見えたやつですね。
息切れが激しいのでちょっと休憩。 -
ちょっとした展望台になっています。
-
タクツァン僧院が間近に見える!
つくづくよくこんなところに建てたなと感心します。。 -
13:21
ここからは一旦下りです。体に嬉しい下り!
ということは帰りは上り・・・
900段とか言っていますが、これまでの急坂の連続にもうどうでもよくなってきますw -
13:27
少し下ったところの方が木が見えなくていいかも。 -
ふと見ると、座り込んでいる女性が。
高山病でしょうか。
歩けなくなっちゃったみたいです。。
標高3,000m程度ですからね。。
すれ違った方で途中で引き返した方もいましたが、くれぐれも無理はしないようにしないといけませんね。。 -
13:37
ようやく赤い旗のところへ来ました。。 -
13:43
階段を下りきったところに滝が! -
水しぶきがすごい!
水の音に癒されます。 -
滝から再び上りになりますが、ここはそんなに段数がありません。
滝の辺りまで車で来て、ここから参道ならいいのに・・・
でも、それじゃありがたみがないか。。 -
13:50
ようやく僧院が見えてきました。 -
注意書き。
ちゃんとLunch breakが書いてありますねw
身体検査があると書いてありますがされたか記憶にない。。
ガイドなしでの入場、宗教関係のものに触れること、写真撮影、無作法な振舞い、騒ぐことは禁止。
カメラ、携帯、武器(!)、爆弾(!!)、液体物、タバコ、薬の持込も禁止。 -
13:51
ようやく入口に到着!標高はおよそ3,100m・・・
この階段の奥が僧院になっています。
まだ階段があるのか。。
14時まではランチブレークなのでしばし待ちぼうけ。 -
階段脇にすでに仏像がありました。
-
ランチブレークが終わったようで(笑)、ガイドと共に入場登録をします。
基本的にガイドさんがやってくれるので何か聞かれたら答えるだけでOK。
タクツァン僧院
おそらく見学自由 -
カメラやかばんはロッカーに預けます。
このロッカー、中が砂っぽいので気になる人は袋に包んでしまったほうがよいかも。 -
いよいよ中に入ります!
が。
さっきの注意事項にもあったように、内部撮影禁止です。。
複数のお堂が建物の中に入っており、そのうちのいくつかを見学しました。
すべてのお堂には靴を脱いであがります。
まずメインのお堂に入ったのですが、小さく暗く洞穴のような雰囲気。
ここでパドマサンバヴァが瞑想をしたとされ、火災のときも難を逃れたんだとか。
金色の仏像、パドマサンバヴァの壁画とかもあったと思いますが、全体的にこぢんまりとしています。
他のお堂も多くは横長で、お祈りスペースの幅は狭く、こぢんまりとした中の見学です。
比較的大きな仏像がどっしりあるところもあれば一番広いお堂では数体の仏像が並んでいました。
同時に入ったムンバイ人グループが、ちゃっかり一緒にガイドの話を聞きながら周っている・・・
しかも積極的に質問をしている!!
みんなでお祈りしながら周りましたとさ。
内部は写真がありませんが、見たい方はぜひ現地へ足をお運びください。
もれなく2時間のトレッキングがついてきますがw -
14:48
では戻ります。
いきなり延々上り階段ですがここを上ってしまえば後は下るだけ。 -
15:38
帰りもカフェテリアで小休止。 -
16:01
カフェテリア近くのマニ車たち。
再び帰路に着きます。
下っていて思うのは、やはり急坂だということ。
すべりやすいので、要注意です。。
カフェテリアで会った日本人の方と一緒に下山。
バンコクで日系企業のCFOをされているそうで、駐在中にあちこちの国を周っているとのことで話が弾み結局下山まで話していました。
話しながらの下山はあっという間。 -
16:57
結局駐車場に戻ってきたのは16:34でした。
休憩したとはいえ、やはり2時間程度かかりました。。
汗もかいたし、疲れたしということでドツォに入りまーす!
ドツォ体験
BTN 800(ツアー代金とは別に支払) -
ドツォとは、水をはった湯船に焼いた石を入れて熱したお風呂。
ザ・伝統というスタイルで、こんなの初めて。
さっそく石が焼かれています。 -
奥の湯船に入ります。
手前の湯船はお水で、熱かったときの調節用。
ただ一旦ぬるくしすぎてしまうと、加熱するのに人を呼んで石を足してもらわないといけないのは若干面倒です。。
奥の手桶には草が入っていました。
ガイドからは単に”ハーブ”としか聞きませんでしたが蓬(mugwort)でした。
湯船に浮かべるといい香り!
癒される!30分くらい浸かっていました。 -
入浴後、ドツォを貸してくれた民家の中を案内してくれることに。
まずは外壁。
例の象と猿とウサギと鳥の絵がありました。 -
キッチンには小麦をひいたものやお米が稲穂の状態で置いてありました。
-
リビング。とっても綺麗にされていますね。
居間にも国王の写真が! -
客間にも国王が!
お客さんも国王と一緒にいたいですよね。 -
こちらは仏間。
なんと二部屋ぶち抜きです!
各家庭にこうした部屋があって、年に一度お坊さんを招いて儀式をするんだとか。 -
上の写真の背後。
儀式用の太鼓やらバグパイプのような音のする木管楽器が置いてありました。 -
17:53
民家から10分もかからないうちに本日のホテルに到着です。
荷物を置いて、お散歩に出発ー。 -
18:44
パロの中心地を散策といっても、ブータン観光の玄関口ともいえる場所だけあってちょっとこぎれいすぎるかも。 -
彼らはジモティーかな?
民族衣装は着ていないし、タトゥーもいれていますね。
ボードゲームらしきもので遊ぶ様子はパロの他の路上でも見かけました。 -
パロ中心地を縦に走る2本の通りのうち東側の通り。
この一画だけ、伝統様式の建物が並ぶエリアになっています。 -
こぎれい感は否めません。
日本のあちこちの古都で見られる保存地域のような雰囲気。 -
大きなマニ車もありました。
-
チョルテン・ラカンが見えてきました。
奥に見えるライトアップされている建造物は、翌朝に訪問するパロ・ゾン。
どちらもドゥク派の僧侶により建てられたもの。 -
伝統家屋と車の対比。
新旧文化が入り乱れています。 -
これは暗がりでよく見えませんが、家の裏で青唐辛子を干しているんだとか。
-
19:03
そうこうしているうちに夕食の時間。
今回はツーリスト向けレストランだそうです。 -
国王パネルが!
ここはラブラブ写真ではありませんでしたw -
3人分とはいえ、結構な量が出てきました。
ガイドさんもドライバーさんも私もあまり食べなかったので一向に減りません。。
最初に出てきたのが左上のスープ。
かぼちゃのスープらしいのですが、生姜が入っていて新しい味。
あまり甘みは感じません。
左下は大量のお米、ビーフとラディッシュ、エマ・ダツィ。
右下はチキンと玉ねぎ、ほうれん草。
チキンは、生姜と醤油っぽい味付けに、コリアンダーが意外と合い、今回のメニューの中で一番好きでした。
ドライバーは玉ねぎが嫌いとか言って残していました。。
上中央は、ガイドはブータニーズ・パスタと言っていたのですが、たぶんニョッキな感じ。。
右上はポテト。唐辛子が実のまま紛れていて斬新です。。
エマ・ダツィとチキンはおいしかったけど、他はまあまあだったか。。
ともあれブータン最後の晩餐終了。ごちそうさまでした。
夕食@TSN Restaurant
料金はツアー代込み -
20:18
食後、ガイドと別れてホテル近くの売店へ。 -
案外いろんなものを売っていました。
ほとんど輸入でしょうけど、品数は豊富。 -
コーラとかファンタとか。
Druk 11000とかいうビールもありました。 -
レジ横にあったのは、ドマ。
東南アジアでよく見られる嗜好品で、ビンロウジュの実と練った石灰をキンマの葉で包んだもの。
台湾のビンロウ、ミャンマーのキンマと同じです。
これをクチャクチャ噛むと興奮作用があるらしいのですが、真っ赤な唾液がでて歯が汚れるという、現代人にウケなそうな代物。
実際、中高年が主に摂取しているようです。
道端に血が噴出したような跡がたまに見られますが、それはドマを噛んで吐き出した恐らく中高年の唾液の跡。
ブータンでも見るなんて思いませんでした。。
ところでこの夜は少し高山病らしき症状が。。
苦しかったけど気付いたら寝てたみたい。
★☆★パロ泊★☆★ -
-------------8/13(土)-------------
8:21
おはようございます。最終日も見事晴れ!
ホテルの部屋から、こんな田園風景が。
ところでこの日は午後の飛行機なので、午前中は観光にあてることになっています。
軽い朝食をとって、早速出発です。
チェックアウトは前回同様ガイドさんがやってくれました。感謝! -
ドゥンツェ・ラカン。
15世紀にチベット人僧侶が建造したとされています。
ここは通過w -
9:18
目的地はこちら。パロ・ゾン。
ゾンは寺院と行政が一緒になっている建造物で軍事防衛施設も兼ねていました。
ブータンの中ではパロかプナカのゾンが見応えあるということで、わざわざティンプーのゾンを外してここに立ち寄ることにしていました。 -
ではでは中に入ります。
-
本当は中に入る際は一般の身分の人は白いスカーフを巻くんだそうです。
ワタクシの分のスカーフはありませんで、何もつけずに失礼させていただきますw -
入ってすぐ、カラフルな壁画がお出迎え。
何気にここが一番の見所なのかも。
パロ・ゾン
入場料 ツアー代込み -
ツェリン・ナム・ダンといって長寿の象徴が6個描かれた壁画。
中国を発祥とするものだそうです。
象徴の一つは老人。
ガイドからは中国の寿星という老人という説明でしたが、七福神の福禄寿の原形の神というとわかりやすいかも。
二羽の鶴は、幸せと忠誠を意味するそうです。
他は、桃の木、巻貝、流れていく水、鹿。 -
3回目の登場。
ハーモニーの象徴もありました。 -
輪廻の図。
虎の足を持つ鬼みたいなのが円を持っており、その円の中に人の行いが描かれています。
仏様はそことは違う次元にいますね。 -
円の中央は蛇と豚と鳥。
蛇が「怒り」、豚が「無知」、鳥が「欲望」という3つの悪を表しています。
これらに耐えられた人が左の白い背景のように楽しそうな感じに、そうでない人は裸で緊縛され鞭打たれています。。
それが楽しいという人もいるかもしれませんが。。w -
その外周の円には6個の世界が描かれています。
人間界・動物界のほか天国・地獄・餓鬼ともう一つは忘れました。。 -
最外周は人が生まれてから死ぬまでが描かれているのですが、産まれてくるところとかすごい描写w
-
壁画エリアを通過すると、中庭に出ます。
-
周囲を取り囲む建物は僧侶たちのドミトリー。
中は見学できません。 -
行政施設はドミトリーにつながっています。
こちらは裁判所ですが、土日はお休み。 -
さらに奥に進むと寺院が。
寺院といっても、建物の一室のような所です。
靴を脱いで中へ。立入りOKですが、撮影禁止。
だだっ広い部屋の中央付近に未来の仏(弥勒菩薩?)の像があります。
ややこぢんまりとした雰囲気。
カラフルな布が天井から垂れ下がっていて天国を表しているんだとか。
部屋の壁には壁画があるのですが、カーテンで覆われておりチラッとめくってしか見学できませんでした。 -
仏堂からの眺め。
仏像もありがたいですが、景色もありがたい! -
パロ中心地がよく見えます。
本当にちょっとした区画だけに建物が集中しています。 -
その手前に見える背の低い建物は王がパロに来られたときの家だそうです。
-
空港方面。
この後向かうニャメ・ザムという橋が見えますね。 -
壁画と寺院を見たら大体終了。
ゾンの外壁を見たところ。すごい高い! -
久々ご紹介ミニ・ストゥーパちゃん。
もちろんここにもありました。 -
パロ・ゾンの周りにも野良犬たちが。
通路に横になっているのは何度も見ましたが、何度見ても一瞬死んでるんじゃないかと思っちゃいます。。 -
パロ・ゾンから階段で下ってきました。
ご覧のように結構な段差なので、車で坂の上へ→パロ・ゾン→ニャメ・ザムの順で見学するのがよいでしょう。
今回はもともとこのルートだったから助かりました。。 -
胡椒の実!わかりますか??
木に生っているの初めてみました。 -
ニャメ・ザムまで下りてきました。
変わった出で立ちの橋ですね。 -
橋の中へ!
-
屋根がついている橋って結構新鮮かも。
所々馬の落としものがあるので足元には要注意。。 -
橋から見たパロ・ゾンとパロ川。
高台にはタ・ゾン国立博物館が見えています。 -
対岸から見たところ。
ここだと見所が一望できていいですね。 -
橋を渡りきったところにある仏教美術の展示館。
ついにあれにご対面・・・! -
ポ・チェン!
郵便博物館ではおみやげ用オブジェを見ましたが、ここでは壁画を拝めました。
見たとおり”アレ”で、魔よけとして玄関先に描いているとのこと。
しかも先っぽから何か出ちゃっています。
新宿二丁目だったら逆に魔物が寄ってきそうな。。w -
橋から紐みたいなのが垂れていますが・・・
釣り? -
10:57
ニャメ・ザムから10分程度で空港に到着。
これでツアーは全部おしまい。
ガイドさん、ドライバーさんに挨拶してチップを渡しお別れ。
楽しい旅行をありがとうございました! -
しかし空港の建物自体へは出発時間の2時間前にならないとそもそも入場できない!
えー
13:35発の便なので、11:30ごろまで暇になってしまった。。
まさかのジカンニヨユウガアリマス。。
”あの番組”でもさすがにこのパターンはなかったような・・・
しかたなく空港建物の向かいにあるカフェ的なところで一休み。 -
なんかここはガイドっぽい人が多い!
ツアーを終えて次のお客さんが来るまで休憩する場所になっているようでした。
紅茶を飲んで時間を潰していたら、さっきお別れしたガイドとドライバーがやってきてまさかの再会w
結局紅茶代はガイドが支払ってくれちゃいました。
何から何まで何だかすみません。。 -
11:30少し前に空港には入れるようになっていたみたいでした。
建物に入るところで荷物チェック
↓
チェックイン
↓
出国審査
↓
再度荷物チェックという流れ。
二回目の荷物チェックは少しタイムラグがあるようで早く入っても結局ここで待たされる模様。。
待合室にはちょっとしたお土産屋さんがあり、小さなマニ車、マグネット、民芸品、乾燥マツタケなど結構色々ありました。 -
帰りの飛行機です。
ああ、帰らないといけない。。
ここから先は写真で紹介する枚数は少ないのですがいつもすごい長いんですよね。。
KB140(途中ゴハティ経由)
13:15 パロ空港
→14:25 ゴハティ空港
14:55 ゴハティ空港
→18:38 バンコク・スワンナプーム空港
A319-115 -
パロの町並みを見ながら高度が上がっていきます。
バイバイ、ブータン! -
ゴハティまではやはり軽食が出てきます。
-
ゴハティ - バンコク間の機内食。
これが信じられないほどのまずさ・・・
ゴハティで積み込んだのか、ブータンで積み込んだのか。。
見た目はおいしそうなんですけどね。。
申し訳ないけど、だめ。食べられない。。 -
バンコクが近づいてきました。
スコールが見える! -
バンコクで乗換え。
帰りは3時間弱の乗換え時間。
その間に、タイ入国、チェックイン、タイ出国、シャワーとやることてんこもり!
JL34
22:15(時刻表は21:55) バンコク・スワンナプーム空港
→5:59(時刻表は6:05) 羽田空港
B777-200 -
羽田到着!
羽田に着くちょっと前に気付いたのですがそういえば登山靴がない。。
バンコクの空港のラウンジでは持っていたのを覚えているのですが、持ち込むときなかったかもしれない。。
今回利用したJALさんに探していただいたのですが(ありがとうございます!
特に連絡がなく、完全になくしちゃったみたいです。あーあ。
都合4日間。
結構遠い上、料金や旅行スタイルに制限があるものの、一昔前の日本に似た風景、顔や国民性も似たところが多く、あたたかい気持ちになれる国でした。
今度はもうちょっとのんびりしたいです。
【弾丸海外】2泊4日 ブータン ティンプー&タクツァン僧院 おしまいです!
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