ユーラシア大陸横断【陸路】77-78日目　北マケドニア　オフリドでプチバカンス

2016/07/23 - 2016/07/24

＜行った所＞
スヴェティ・ナウム（聖ナウム教会、スヴェティ・ペトカ教会）、水上博物館、聖ソフィア大聖堂、Church St. Bogorodica (Virgin Mary) Bolnichka、Dormition of the virgin、Church Mother of God Peribleptos、サミュエル要塞、初期キリスト教会跡、Plaoshnik (St. Clement & Panteleimon)、聖ヨハン・カネヨ教会、湖水浴

★

東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、ユーラシア大陸を横断する旅行です。

ギリシャとの関係のせいか直行バスのない北マケドニア共和国へやってきました。
前回の旅行記では、ギリシャ・テッサロニキからのバスをアルバニアのポグラデツで途中下車し、そこからタクシーで北マケドニア国境まで来ました。

国境を越えると、オフリド湖沿いに見所が点在しています。
スヴェティ・ナウム、水上博物館、オフリド旧市街と順に見ていくことにしました。

主に小さな教会たちを見学するのですが、それより何よりやはりオフリド湖！本当にきれいです。
スヴェティ・ナウムからオフリドまでの間にはあちこちに小さなビーチがあるので、ぜひ一度入ってみることをオススメします。
ちなみに水着はオフリド旧市街などで売っていますので、現地調達可。

毎回書いている見所まとめは今回はやめました。
スヴェティ・ナウムや旧市街の散策も、水上博物館もぜひめぐっていただきたいなと思います。

76日目　ギリシャ　メテオラ
http://4travel.jp/travelogue/11155058
の続きです。

-----------------------------77日目（2016/7/23）---
13:30 アルバニア・北マケドニア国境
　↓タクシー
13:35 スヴェティ・ナウム門
13:35-14:39 スヴェティ・ナウム
　（聖ナウム教会、スヴェティ・ペトカ教会）
14:39 スヴェティ・ナウム門
　↓タクシー
15:04 水上博物館前
15:04-16:05 水上博物館
16:10 水上博物館前
　↓タクシー
16:43 聖ソフィア教会
16:46 ホテルチェックイン
17:40 夕食＠PORTA　　　　　　≪オフリド泊≫
-----------------------------78日目（2016/7/24）---
10:08-10:29 聖ソフィア大聖堂
10:41-10:53 Church St. Bogorodica (Virgin Mary) Bolnichka
11:00 シティ・スクエア
11:28-11:40 Dormition of the virgin
11:53-12:20 Church Mother of God Peribleptos/イコンギャラリー
12:43 コーヒー休憩＠Gradiator
13:21-13:52 サミュエル要塞
14:02-14:15 初期キリスト教会跡
14:15-14:31 Plaoshnik (St. Clement & Panteleimon)
14:43-15:00 聖ヨハン・カネヨ教会
15:10 Mala Bogorodica
　↓ウォータータクシー
15:20 シティ・スクエア
16:30-17:30 湖水浴
17:45 夕食＠VIA SACRA　　　　　　≪オフリド泊≫
-----------------------------79日目（2016/7/25）---
7:15 オフリド（郵便局前）
　↓タクシー
8:11 ポグラデツ ミニバス乗り場
8:35 ポグラデツ
　↓ミニバス
ティラナへ続く

＜写真は聖ヨハン・カネヨ教会＞

全体のルートはGoogle mapで↓
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI

エリア オフリド(北マケドニア共和国)

• 旅行の満足度: 4.5

77日目（2016/7/23）
13:30

アルバニアと北マケドニアの国境ではタクシーが1台いたのみ。。

スヴェティ・ナウムまでは直線距離では近く、軍事施設の脇を通る道があるようなのですが、入口がわからず断念。
素直に車で向かうことに。

ちなみに車道では3.5km程度あるようなので炎天下で歩いていくのはやめたほうがよいでしょう。。


タクシー
13:30 国境→13:35 スヴェティ・ナウム
EUR 5（言い値）

13:35

スヴェティ・ナウムの入口。
ここから先は歩いていきます。


スヴェティ・ナウム
散策自由

なんだかリゾート！
オフリド湖沿いは湖水浴場になっています。

いろいろ細かな見所はあるのですが、まずはメインの聖ナウム教会へ。

この建物をくぐると→

こちらが教会。

残念ながら内部撮影は禁止。
木彫りに金を張ったイコノスタシスに、青をベースにしたフレスコ画は所々顔がはがされていました。

ちなみにここにあった聖龕は
ブルガリア・ソフィアの国立歴史博物館に展示されていました。
https://4travel.jp/travelogue/11155056
写真は↑で「聖ナウム教会」で検索

聖ナウム教会
拝観料　MKD 100（ユーロ払可　EUR 2）

スヴェティ ナウム 自然･景勝地

教会の隣にはちょっとした展望台が。

わー！きれい！
左側の山はアルバニア。

湖は底が透けるほどきれいです。

オフリドの方向。
思ったより遠いみたいだ。。

教会の近くにはよくわからない噴水も。
周辺は庭園になっていました。

看板をみるとぐるり一周お散歩ができるみたいですね。
そんな情報初めて聞いた。。

残念ながら今回は時間の関係で一周はできませんが、1番のスヴェティ・ペトカ教会に行ってみることに。
この後向かう水上博物館が、某歩き方情報だと16:00までなんです。

14:11

こちらがスヴェティ・ペトカ教会。


スヴェティ・ペトカ教会
参拝自由

中に入ってみると・・・あれ、意外と新しい！？

天井の絵も新しい感じです。

14:16

周辺には小さな湖らしきものもあって、ボートに乗れたりするみたい。

看板にはSpringと書いてあるので、もしかしたらどこかから湧いているのかも。

オフリド湖をボートクルーズすることもできるみたいです。

ここからオフリドまでボートで行きたいと思ったのですが時間が合わず断念。。

釣りをしている人も。
上半身裸で日傘を差しているのもなかなかシュールですが・・・

スヴェティ・ナウムの湖水浴エリア。
あまり大きくないし、人も多めかも。

スヴェティ・ナウム像がありました。
日差しが強いのと屋根があるのでよく映らない！ｗ

広めのレストランや売店もあるので湖水浴するときも安心ですね。

14:39

スヴェティ・ナウムの門まで戻ってきました。
ここからタクシーで移動します。
タクシーは2～3台いました。

ピンが来なくてすみません。最近多いんです。。


タクシー（乗合）
14:39　スヴェティ・ナウム→15:04　水上博物館
EUR 7（言い値　EUR 10）

15:08

途中お客を拾いつつ、約13km離れた水上博物館へやって来ました。
短距離だし乗合だしタクシー絶対ぼってやがる。。

ちなみに開館時間は、この日は9:00～19:15でした。
某歩き方め。。スヴェティ・ナウムもっとゆっくりできたな。。

エントランスをくぐって坂道を下るとこんな景色が！
一気に気分が晴れやかになります。


水上博物館
MKD 100

紀元前1200年～600年にオフリド湖には水上集落があったようで、それを再現したものだそうです。

歩くスペースの床はガタガタ。
ギシギシはしないのですが、躓きそうになりますｗ

たくさんの家が展示されています。
上の家は中に動物がつるされており、左下は家の前に骨が吊るされています。

右下は囲炉裏のようなものがありました。

水上集落ということもあり当然ながら外はすぐに湖。

よく見ると小さな小さなお魚が！

近くにこのような展望台が設置されていました。

展望台からの眺め。
水上集落が見えますね。

オフリド湖、大きな河のようにも見えます。

オフリドの町の方向。
まだまだ結構離れていますね。

16:10

ではそろそろオフリドの町へ向かいましょう。
たまたま通りかかったタクシーに便乗できました。
ホテル前まで行ってもらおうと思ったのですが、言い値MKD 100（約EUR 1.60）と超破格！
というかこれまでがぼったくられていたのが明るみにｗ

なんにせよいいドライバーでよかったです。


タクシー
16:10 水上博物館前→16:43 聖ソフィア大聖堂前
MKD 100（言い値）

16:46

ホテル到着～
今回は聖ソフィア教会のすぐ近くにしました。


Villa St. Sofija
Deluxe Suite
1泊 EUR 90.90

17:40

荷物を置いて、町を散策。
夕食にしようかな。

旧市街でもシティ・スクエアのそばには飲食店がたくさんあるので食事に困るということはないでしょう。

今回は湖のそばのこちらに。

トラウトを注文。
やや赤みがかかっており薄い鮭のような感じ。
ほろほろとした食感に仕上がっていました。
味は薄いので好みで塩コショウかレモンをかけるとおいしくいただけます。

実はオフリド・トラウトは絶滅が危惧されたとかで、W○kipedia先生によると2014年まで漁を禁止されていたようなのですが現在は漁OKになっているようです。
古いロンプラには食べないようにと書いてありますがあちこちの店でオフリド・トラウト料理を出しているし、一体どうしたらよいのでしょう。。


夕食＠PORTA　MKD 1,000
トラウト（MKD2,200/kg） 400g MKD 880
紅茶 MKD 60

21:17

ホテルの部屋からは聖ソフィア大聖堂がよく見えます。
夜景も楽しめてラッキー。

オフリドの町は翌日散策するとしていったんおやすみなさい！


★☆★オフリド泊★☆★

78日目（2016/7/24）
8:34

おはようございます。
今日もよく晴れてる！

この日は、日が出ると暑く、30度ちょっとくらいはありそう。
日陰で風が吹くと心地よい感じでした。

朝ごはん食べて、早速散策に出かけましょう。

10:08

まずはホテルの目の前にある聖ソフィア大聖堂へ。
キリスト教聖堂として使用されていましたが、オスマン時代にイスラム教モスクに転用され、再びキリスト教会になったのは第2次大戦後だそうです。

残念ながら内部は撮影禁止。
祭壇正面は青い背景のフレスコ画。
マリアがキリストを抱きかかえる絵です。

イコノスタシスは石造りなのか、石風に仕立てた木なのか。
5つの枠に仕切られ、中央についた扉は明らかに木造。
カーテンは赤いものでした。
残り4つ（左右2つずつ）は金背景のイコン（聖母子、キリストなど）です。

他の壁にもフレスコ画があったと思われるのですが、ほとんどがかすれているか、はげてしまっています。
モスク時代にそうなってしまったと思われます。

イエスを正面に抱えるイラストが、少なくとも3つはありました。

・・・こんな書き方で伝わっているのでしょうか。。心配。

ちなみに、ここの14世紀のシュラウドがブルガリア・ソフィアの国立歴史博物館に展示されていました。
https://4travel.jp/travelogue/11155056
写真は↑で「シュラウド」で検索（さっきと同じ写真の左下です）

聖ソフィア大聖堂
入場料　MKD 100

教会の裏はこのような感じ。
正面からみた印象以上に大きいんです。

教会の後ろは観客席みたいになっていましたがなんだろうか。。

旧市街の路地を歩いていたらミニ教会が。
残念ながら閉まっていました。。


Church St. Nicholas Gerakomia
詳細不明

10:35

旧市街の路地を抜けてNational Museumへ
・・・ここも閉まってる。。

工事で1ヶ月閉鎖とのこと。。
なぜこんなオンシーズンに工事するのかｗ

すぐ近くに2つの教会が向かい合う場所があります。
写真左がSt. Bogorodica Bolnichka、右がSt. Nicholas Bolnichkiです。

まずは左側のSt. Bogorodica Bolnichkaへ。
見た目かなり小さいです。

内部は撮影禁止。
内部も幅が3mくらいしかないんじゃないかというくらい相当小さいです。

イコノスタシスの上には十字架に磔にされたキリストの像、十字架の上には鳥が飾ってありました。
鳥から紐が出ておりその先に十字架が垂れ下がっていました。
十字架の左右にはドラゴンが火を噴くような格好の彫刻が。

イコノスタシスは金の背景のイコンが並びます。
上部には小さなものが11枚、中央には木の扉、赤いカーテン、その左右に2枚ずつ大き目のイコンが並んでいます。

手前にはあじさいが飾ってありました。きれい。


Church St. Bogorodica (Virgin Mary) Bolnichka
入場料　MKD 50

St. Nicholas Bolnichkiは閉店ガラガラでした。。

オフリド湖畔の道に出ました。
前日夕食をいただいたレストランの近くです。

湖沿いの通りにあるこちらはLower Gate。
急に暗くなってますが、撮り忘れてて夕方に撮ったものです。。

門の奥には教会がありましたがこちらも閉まっていました。。

11:00

シティ・スクエアは小さいですが、湖も見えるし明るくてベンチでくつろぐのもよさそう。

こちらは聖キリル（キュリロス）とメトディウスの像。
二人で聖書の古代スラヴ語への翻訳をしたそうです。

聖キリルはかつてキリル文字の考案者と考えられていた人ですが人違いだったみたい。

こちらは聖ナウムの像。
キリル・メトディウスの弟子で、キリスト教布教をした人ですね。

聖クリメントの像もありました。
この人もキリスト教布教をした人です。

船乗り場もありました。
クルーズボートやスヴェティ・ナウム行きのボートなどがあるようです。

ゴーカート的なものもありました。
暇そうｗ

歩行者天国になっている聖クリメント通り。
完全にリゾート地の気分になります。

北マケドニア国旗のTシャツ！
派手すぎてどこで着るのか不明ｗ

11:18

通りの先に古いプラタナスの木が立っています。

LCワイキキがあるあたりオスマンの影響が（違

LCワイキキというのはトルコ発のブランド。
なぜハワイの地名をとったのかは不明です。。

近くにはモスクがありましたが中には入れず。


Halveti Dergahi ve Turbesi
詳細不明

11:28

山の方へ向かおうと路地の坂道を上りだした先に教会がありました。
手持ちのシティ・マップには載っていませんが、ちょっとだけ寄り道。

こちらも内部撮影禁止。
今までで一番広めの礼拝堂は、左から光が差し込み、荘厳な感じ。
天井、壁には青い背景の状態のよいフレスコ画がびっしりと描かれています。

イコノスタシスの縁取りは木に金を貼り付けた感じで、葡萄などの細かい彫刻がありました。

中央の扉の左右4枚にイコンが描かれていました。
上にはシンプルに十字架が乗っているのみ。
星っぽい金色のひらひらしたものがついていてきれい。

ミサっぽい音楽が流れていて、より荘厳に感じました。


Dormition of the virgin
参拝自由、イコンギャラリーはMKD 50

小さな庭には・・・岩？

やや高台なので町の屋根が見えます。
中央に見えるミナレットはさっきのモスク。

路地が終わり、Upper Gate方面へ向かおうとしたらやがてこんな道に。
本当にこれであってるの・・・？

11:48

半信半疑で歩いていたらちゃんとUpper Gateに出ました。

車も通れる、今も現役の門です。


Upper Gate
見学自由

門を入ったらまずは左へ。
正面にいきなり教会が見えますが、まずは写真右へ行くと→

小さな教会が。
聖デメトリオス教会というそうですが残念ながら閉館ガラガラ。

あちこちの教会が閉館だなぁ。。

入口には聖ジョージの絵が飾られていました。

11:53

さっき坂から見えていた教会がこちら。
またしても内部撮影不可！

祭壇上部の天井は保存状態の良い、青が背景のフレスコ画が一面に描かれています。
正面はキリスト、左右やドーム部分にも聖人の絵がありました。

イコノスタシス上部には磔刑のキリストがついた十字架。
縁取りは木で、石のような柱で支えられていました。
中央は金の十字架の刺繍がついた赤いカーテン。
その左に聖母子、右にキリストのイコンがありました。

回廊部分にもフレスコ画があるのですが、消えかかっています。


Church Mother of God Peribleptos
(St. Bogorodica Perivlepta)
入場料　MKD 50

※某歩き方2016年版では名称が「聖クリメント教会」に変わったとしていますが、訪問時では現地の看板や地図は上記名称になっています。
「聖クリメント・パンテレイモン教会」という別の教会もあるので若干混乱しますｗ

イコンギャラリーもありました。
教会の斜め向かいにあります。
一部屋のみで、飾られているイコンも30個程度と多くありません。
11世紀以降のフレスコ画が並んでいます。

12～14世紀のフレスコ画は木彫りの模様を伴っていて立体感がありました。

13世紀の聖クリメントの木の彫刻もありました。
他のも含めて、どれも比較的綺麗に残っていました。


イコンギャラリー
MKD 100

その奥にはまたまた小さな教会が。
でも閉館でした。。


Church St. Constantine and Helena

閉館でがっかり続きですが、ここはオフリド湖もちらっと見えるので少しテンション上がります。

12:32

突然古代劇場跡が！


Ancient theatre
見学自由

12:43

劇場跡のすぐ横にレストランを見つけてしまい我慢できなくなってコーヒー休憩にｗ

すると間もなく歌声が・・・？

劇場で歌っている！
歌声がここまでよく響く！
しかもなかなかうまいｗ

オフリド湖を見ながらのコーヒー。
暑いのでアイスコーヒーが五臓六腑に染み渡ります。


アイスコーヒー＠Gradiator
MKD 120

ではではお散歩再開です。

13:21

坂を上ること6～7分でようやく見えてきました。
ブルガリア皇帝によって建造されたサミュエル要塞です。


サミュエル要塞
入場料　MKD 30

要塞といっても中は何もなく、外周の壁を歩く方式なようです。
壁伝いの階段を上ってみます。

壁の中はこのようになにもありません。

壁伝いの通路は狭いのですが眺めが良い！

ただ、壁沿いを歩いていかないと360度景色を見ることはできません。。
順番に見てみました。

一番右側は湖の北方向が見えます。

オフリド湖！
左側はアルバニアかも。

教会が見えますね。
後で向かう聖パンテレイモン教会。

ずーっと向こうには水上博物館があるはずですが
角度的に見えません。。

オフリド旧市街の方向。
ボート乗り場も見えますね。

オフリド新市街の方向も見渡せます。

14:02

サミュエル要塞から坂を下ってきました。

足場だらけのこちらは初期キリスト教会跡だそうです。


初期キリスト教会跡
看板にはMKD 100とあったのですがこの日は無料では入れました。
理由は不明。。

モザイクがよく残っていました。

通路から覗いてモザイクを見学するシステムでした。

鳥とか葡萄とか。

動物のもありました。

14:17

向かいにあるのはさっきサミュエル要塞から見えた聖クレメント教会です。


Plaoshnik (St. Clement & Panteleimon)
参拝自由

入口には聖クレメントのモザイクが飾られていました。

中は撮影禁止・・・
さっきから伝わっているかすごく疑問なのですが、文字で書いてみます・・・

入ってすぐ思うのは、なんか新しい・・・！？
白い壁で、フレスコ画は一切描かれていません。
イコノスタシスはとても小さく、扉の左右にイコンが1枚ずつあるのみ。
シャンデリアも新し目で、明るい雰囲気です。

地下に遺構があるのか、床から覗けるようになっていました。
聖クリメントの遺物も保管されているそうですが、未確認です。

建物横にはモザイクが。

塔もありましたが、中には入れず。

14:36

続いて聖ヨハン・カネオ教会に行こうとするも工事中で道がない・・・

こんな山道を下っていくようです。本当かなぁ。。

再びの半信半疑ながら山道を下っていったら本当にあった！ｗ

聖ヨハン・カネヨ教会です。
ここも内部撮影禁止。。

内部は小さいです。
イコノスタシスの上は磔刑のイエスが十字架についており、その両側に木でできたドラゴンの彫刻がありました。

その下には11枚の小さなイコンが並びます。
中央がイエスで、その他は聖人。

中央の扉は4人の聖人の絵がついたもので花の彫刻もついています。
カーテンが開いており、奥にはライトアップされた十字架が見えてなんだか神々しい。。

扉の両側には2枚ずつイコンが。
左から、St.John Theologian、イエスが頬擦りしている聖母子、イエス、St.John Baptistで、すべて金の背景の絵でした。

さらにその下には人やら木やらの彫刻がありなかなか凝ったつくりです。

ドーム天井にはイエスのフレスコ画があったのですが、目の辺りなど一部はげてしまっていました。


聖ヨハン・カネヨ教会
(Church St.John Teologian at Kaneo)
入場料　MKD 100

上の写真を撮った場所からはカネオビーチが見えます。

聖ヨハネ・カネオ教会からさらに下に向かうと小さなチャペルがありました。
残念ながら閉店ガラガラ。。


Mala Bogorodica

15:10

チャペルを撮っていたら船に乗っていかない？というおっさんが。

シティ・スクエアまで直行なら5ユーロ、クルーズ付15分なら10ユーロだそう。。

500ディナールでクルーズしてみることに。


ボート
MKD 500（言い値 EUR10）

カネオビーチは人が多い！
さすがオンシーズン。

だんだん離れてきました。
船は写真左に進んでいます。

こんな崖地にも人が！

湖は本当にきれい。

反対側は青く見えました。
向こうの山はもしかしたらアルバニアかも？

さきほど立ち寄った聖ヨハネ・カネオ教会が見えます。

15:15

もうクルーズタイムはおしまいｗ
ものの5分でした。これが5ユーロの差。。

ここから普通に戻ります。
写真左に教会、右にビーチが見えています。

写真右の方にもうシティ・スクエアが見えていますねｗ

今回泊まったホテルのあるあたり。
旧市街の町並みです。
一応、サミュエル要塞も写真左上に見えています。

レストランが立ち並ぶエリア。
ここまでくるともう少し。

15:20

到着！

・・・15分どころか10分しかかかりませんでした。。
仕事を早く済ませるパターンね。。

16:30

まだ時間があるということで湖水浴をすることに！
湖で泳ぐとか新鮮！

湖は綺麗なんですが、人が多い。。

わかりやすい写真がいまいちなかったのですが、砂浜ではなく小石系の浜辺なのでサンダルは必須。

案外深いので、上の写真のコンクリの部分に手すりがあってそこから入るのがいいみたいです。

水中の石はコケが生えていてぬるぬるした触感ｗ
ぷかぷかしながら小さな魚が見えて癒されます。

水温はやや低く、ちょっと寒く感じました。
このせいで翌日から鼻風邪を引くことに。。

17:44

夕食行ってみましょう。
今回も北マケドニアの料理にチャレンジします。

それがこちら。プリェスカヴィッツァ。
ミンチにした肉のハンバーグのようなもの。
密度のある感じです。

塩コショウがきいていて、生玉ねぎと交互に食べると爽やかさとほのかな辛味で食べやすい！

左上の赤いのはトマトソースだと思うのですが、味がなくてある意味びっくりｗ

中央アジアとかにありそうなメニューですね。
ごちそうさま！


夕食＠VIA SACRA
プリェスカヴィッツァ(220g) MKD 220
紅茶×2　MKD 100

★☆★オフリド泊★☆★

79日目（2016/7/25）
7:15

おはようございます。

この日はティラナに向かいます。
オフリドからの直行はできず、いったんポグラデツに戻るところまではわかったのですが、何時に出発すればいいかとかよくわからず。。
とりあえず7時にチェックアウトして出発。
距離的になんとか着くでしょう。。

タクシーはシティ・スクエア近くの郵便局前に3台いました。
めんどくさいので国境越えてポグラデツまで行っていただきます！


タクシー
7:15 オフリド（郵便局前）→8:11 ポグラデツ ミニバス乗り場
MKD 1,500（言い値 EUR 30）

7:54

来るときに通った国境を通過。
今回もがらがらで、あっさり通過です。
バイバイ、北マケドニア！

出国時に宿泊カードを回収されました。

続いてアルバニア側ボーダーで
入国スタンプいただきました。

急に牛とかが歩く町にｗ

8:11

ポグラデツの町に着きました。
写真奥のワゴンが並ぶ場所がミニバス乗り場です。

8:16

ミニバス関係者らしき人にティラナ行きはどこだ！？と聞いて、あれだ！といわれた車は満席。。
えー

でも、程なくしてもう1台来ました。
すぐいっぱいになり、8:35出発。
思ったより早くて助かった！


ミニバス
8:35 ポグラデツ→11:25 ティラナ
ALL 500

ちなみにミニバス乗り場の周辺はこんな景色。
やっぱりちょっと独特な景観な気が。。

405,724.9kmって・・・
まさか総走行距離！？

しばらくオフリド湖沿いに走ります。

線路！？
アルバニアの鉄道とか渋いですね。

坂を上っていくとそろそろオフリド湖とはお別れ。

湖を外れると山の中を移動していきます。

廃墟っぽい建物が目に付きます。

線路と併走していくみたい。
あんな高いところを通るとは、、なんか怖そう。

線路が草ボーボーだったり、落石があるらしいし、本当に走っているのか疑問になります。

9:48

20分の軽食ストップ。
コーヒー休憩してもよし、朝食とってもよし。

お店のあるリブラジドの町並み。

川幅が大きくなってきました。

後ろからですが、馬車！
車道を堂々と走っています。

モスクがあったかと思ったら→

キリスト教会もあって、文化が入り混じっているのがわかりますね。

これはなんだろう。。

路上販売。
ぶどう、すいかなど、一連の旅行では見慣れた果物たちが並びます。

ティラナが見えてきました。
結構あっという間でした。

一旦ここで旅行記を区切ります。

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79日目　アルバニア　ティラナ
http://4travel.jp/travelogue/11155061
へ続く→→→