2019/09/27 - 2019/09/27
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worldhusiastさん
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レバノンの首都ベイルート。かつて中東のパリとよばれたおしゃれで素敵な町並み・・・ですが、かつての戦争により現状かなり廃墟が目立ちます。
治安は、観光エリアであれば夜歩いても危険とは特に思いませんでしたが、ひと気のない道や廃墟があるため車移動が賢明です。テロの危険性は訪問時はかなり低めでしたが、それなりになくはないです。
旅行記では、到着日の午後、バールベックツアーから帰った夕方以降、帰国日の午前でまわったところを順に記載しています。これでだいたいの観光スポットはまわれているので、ベイルート市内は1日あれば観光は概ね十分かなと思います。朝→博物館、昼→旧市街、夕方→ハムラでおしゃれカフェからの「鳩の岩」、がベストかな。
ドバイからベイルートに入ったのですが、この区間は複数会社が飛行していました。レバノンの航空会社ミドルイースト航空ももちろん飛んでいますが、シリア上空を飛行するのが微妙なところ。そんなわけで今回はflydubaiにてベイルート入りです。値段高いし、アカバのあたりを通りイスラエルを避けて飛ぶため遠回りだし、ドバイの乗り継ぎはターミナル離れすぎですが、Emiratesとスルーバゲージできるのが一応便利ということで・・・。
- 旅行の満足度
- 4.0
- グルメ
- 4.0
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ベイルートの町が見えてきました。思ってた以上に都会な予感!
そしてこの辺りがベイルート観光の中心になります。ベイルート灯台もみえていますね。 -
そこから少し南、空港近くへ飛行機が進むと、一気に低層に。
中央にみえる茶色い建物とか、明らかに完成していません。小さな建物たちも崩れかかっているようなものもあります。 -
無事、ベイルートのラフィク・ハリリ国際空港に到着!
レバノン杉デザインがかわいいMEA(ミドルイースト航空)の飛行機が並んでいますね。何気にスカイチーム加盟なんですよ。マニアの間ではシリア上空を飛ぶことでも知られていますね。
独立前の委任統治国フランスのエール・フランスも仲良く並んでいます。 -
入国はいたってスムーズ。ビザの取得も不要です!イスラエル入国が推測される場合は入国拒否されるようです。
空港内でレバノンポンドをキャッシング。日本発行のクレジットカードも問題なく使えました。 -
まずはホテルへ。ホテルに頼んで空港からの移動車をお願いしていました。ホテルのお部屋などはクチコミで。
https://4travel.jp/os_hotel_tips_each-13312746.html
送迎車
空港→ホテル(12分、USD33.33)
ホテル Warwick Palm Beach Hotel
約\12,000 / 泊 -
天候が微妙ですが、お構いなしにお散歩でかけてみます!
もう夕方なのでとりあえずハムラ地区方面へ。さっき飛行機から見えた高層ビルがたくさん見えたエリアです。 -
16:51
海岸沿いにモスクがありました。レバノンでは約6割がムスリムですからね。モスクは普通です。 -
ジャマール・アブドゥル=ナーセル像のところから南へ坂を上っていきます。
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一歩中に入ると道がわかりにくくなって、ちょっと落書きが多くなかったような・・・。
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Hamra Streetにでました。
ここはメインの通りで商店なども並んでいて比較的にぎやか。道が細かったのが意外。 -
17:07
レバノンはキリスト教人口は40%程度あるようで、教会も数多く見かけます。
聖フランシス教会(外観のみ) -
ハムラ・スクウェアなるショッピングモールもありました。スタバもある!
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ガラス張りのおしゃれビルも。
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なんだか暑くてジェラートタイム!
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レモンとフェレロ・ロシェ(イタリアのチョコ)!
超おいしい!しかも激安!おいしくて激安のジェラートなんて日本にないからうらやましい!
ジェラート@SAM'S
LBP 4,000 -
メインの楽しそうな通りが終わり、住宅街に来たようです。
フリー・パレスチナ。いまだレバノンは時々イスラエルから爆弾が飛んでくるんですよね。 -
黒い旗があちこちにあったのですが、シーア派の祝日の旗なんだとか。
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17:47
海が見えてきた!
ものすごい西日!! -
海沿いの大通りにでました。
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海沿いの道からは鳩の岩という名所が見えます。現地ではラウシェ・ロックという言い方がいいようです。こちらがその展望ポイント。
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鳩の岩はこちら!
夕陽で逆光!w -
岩の間をくぐるボートが!
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18:26
日没になってきました。 -
太陽さようならー!
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夕飯はすぐ近くにあるベイ・ロックへ。レバノン料理も出してくれるようです。
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店内はオープンエアーでいい感じ。
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ホンモスと魚のBBQを注文。
なかなかなボリューム!味も問題なし!
ごちそうさま!
夕食@Bay Rock
Hommos (LBP 7,500)
BBQ FISH (GROUPER) FILLET (LBP 24,500)
Lemonade (LBP 8,500)
合計 USD 28 -
お店からも鳩の岩が見えちゃいます。きれいな夕焼け!
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日が暮れてもお店の光で見える!
帰りは歩くのはさすがにアレなので、セルビスタクシーに乗りました。Raouché ArjaanホテルからWarwick Palm Beach Hotelまで、すでに同じ方面の人が乗っていたのでLBP 4,000と言ったら即OKでした。 -
2018/9/28 17:30
翌日、アンジャル、バールベック、クサラのツアーの後、ベイルート旧市街で下ろしてもらいました。
アル・アミーン・モスク -
内部へ!シャンデリアが3つも!
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天井の模様は非常にきれい!
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ミフラーブとミンバル。青いタイルが美しいですね。
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モスクの隣にあるのは聖ジョージ・マロナイト教会。
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中へ!
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祭壇には、柱が優美な天蓋がありました。
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教会のすぐ後ろにはローマ時代の列柱が並んでいました。
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さらにローマ時代の遺跡が広がっていました。
このあたりはモスク、教会、ローマ遺跡と、いろいろなものが凝縮されているエリアです。 -
その先にはギリシャ正教の聖ジョージ教会。ここは内部撮影禁止でした。
入ると、重厚な柱と簡素なシャンデリアが並びます。祭壇はやや古びた金色で、左から、聖ジョージ、聖母子、(中央の枠)、キリスト、聖カトリーヌの絵が並んでいました。 -
メジネ広場、またの名をエトワール広場には、時計塔がありました。
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国会議事堂も広場に面しています。
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旧市街中心部をぐるっと一周して、またアミーン・モスクが見える位置にでました。正面は殉教者広場の像です。
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アミーン・モスクのすぐ後ろにはかつてレバノン首相だったラフィーク・ハリーリーの廟があります。
空港の名前になっていますね。 -
アル・オマーリ・モスクはベイルートで一番古いモスク。モスク→地震で倒壊→十字軍の教会→再びモスクという変遷で、現在もモスクです。
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ぎりぎり礼拝の時間前ということで中に入れることに!
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オドロキの石造り。天井のカーブとかどうやってるのって感じですね。そして細長い・・・。
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ミフラーブとミンバルはちょっとシンプルかな。
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ちょっと歩いて、ローマ浴場も軽く見学。
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もう日が暮れたということで、夕食!
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タブレ、ラバン・ケバブ、ミント入りレモネードを注文。
タブレは初めてレバノン料理を食べたときに衝撃だったパセリのサラダ。昔、日産のゴーン元社長の奥さんが経営していたレバノン料理屋で食べた味と同じ味。つまり、本場の味は最初に食べないほうがいい稀有な例w
ラバン・ケバブはヨーグルトをかけたケバブ。これはおいしいに決まっています。
本場の味が大丈夫ならおいしいと思う!私はそれから何度もレバノン料理食べて鍛えた甲斐あり(笑)、とってもおいしかったです。ごちそうさま!
夕食@Grand Cafe
Tabbouleh (LBP 9,000)
Laban kabab (LBP 21,000)
Lemonade (LBP 9,000) -
ホテルへは徒歩で。
途中、ベイルート・スークなるものがあるので立ち寄ってみましたが、完全に高級ショッピングモールでした。 -
スークときいて思い浮かべる景色とはだいぶ違います。
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I Love Beirutのオブジェもありました。
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しかしその後ろに見えるのは・・・廃墟。
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こちらもなかなかな廃墟・・・。旧ホリデイ・イン・ホテルです。
廃墟はあちこちにある上、何があるかわからないので、あまり夜歩かない方がいいのかも・・・。 -
ラフィク・ハリリ記念公園をみながらこの日はおしまい。
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最後は午前中を使って国立博物館へ。ここは見所が多くてたっぷり2時間30分かけて見学しました。
タクシー
Warwick Palm Beach Hotel→国立博物館
LBP 20,000
国立博物館
入場料 LBP 5,000 -
入ると、1階・2階が見えますが、地下もありました。
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いくつか展示品をアップしてみます。
こちらは紀元前のレバノン杉。建築材などに主に使われ、香りもよく重宝されたそうです。 -
レバノンは遺跡が多く、その出土品も展示されていました。
南部スールという町にあるティルス遺跡からの出土品もいくつか展示されています。
現地のティルスはあまり見所がなさそうなので、博物館の展示品を見るのがいいかも。 -
これはバールベック遺跡のモザイク。保存状態かなりいい!
現地のバールベックはよかったです。旅行記はこちら↓
https://4travel.jp/travelogue/11458008 -
ビブロス遺跡から出土したモザイク。
ビブロスも現地はよさそうですね。フェニキア時代の遺構に加え、十字軍の砦もあって、ぜひいつか行ってみたい。 -
ベイルートからもモザイクの出土があったようです。きれいに残っていますね。
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これまたビブロス遺跡出土のモザイク。ビブロスのモザイクは比較的多めにあったような印象です。
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地下はビブロスの銅器時代の葬り方の再現をはじめ、たくさんの石棺が並んでいました。
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ビブロス出土の青銅の兵士像。これだけ並ぶとなかなか見ごたえありますね。
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最後は1975年以降の内戦の爆撃によって融け崩れたオブジェ。
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博物館前にいたタクシーで空港へ。ちゃんとぼったくってくるので価格交渉は絶対しないとですね。
その車窓から見えた内戦の跡を残す建物。レバノンでは内戦廃墟を本当にたくさん見かけた印象です。
タクシー
12:35 国立博物館→12:50 ベイルート空港
LBP 15,000(言い値 LBP 30,000) -
空港では、セキュリティチェック→チェックイン→出国審査→再びのセキュリティチェック→搭乗、という段取りです。出国審査の列は長蛇で、並んでから45分もかかりました。
出国審査通過後にお土産屋さんがあり、化粧品、酒・たばこ、お菓子、小物などが買えます。レバノンの激甘スイーツをおみやげに購入しました。 -
空港内にも出土品が!?
ローマ時代のライオン像だそうです。こんなところに無造作に・・・。 -
ベイルート旅行おしまい!
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