2022/02/23 - 2022/02/23
685位(同エリア1272件中)
kojikojiさん
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- 旅行記1484冊
- クチコミ1138件
- Q&A回答73件
- 2,682,566アクセス
- フォロワー151人
午前10時に入館してから3時間が経過しましたが、地下3階からスタートした見学は地下2階の半分を見終わったところです。もうお昼の時間も過ぎていますが、このフロアを終わらせないとジベルニーという館内のカフェにもたどり着けません。ここからはバロックのコーナーに移り、お昼休憩を挟んでモネの大睡蓮を見てスペイン絵画に移ります。ここで驚いたのはゴヤの家が2部屋再現されていて大好きな黒い絵シリーズの絵画14枚が全て揃っていることでした。25年ほど前に初めて行ったプラド美術館で感激したにもかかわらずフィルムカメラでは上手に写真が撮れずにいました。その時の残念な気持ちはこの美術館で消し去ることが出来ました。残り3フロアを2時間で見学しなければならなくなり、気持ちに焦りが出てきました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
PR
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「聖アンデレ」フセぺ・デ・リベーラ/プラド美術館
キリスト十二弟子の1人で、兄である聖ペテロと共に主イエスに選ばれた最初の弟子をリベーラ独自の様式を最も良く示している単身聖人像として広く知られます。兄である聖ペテロがローマやスペインを中心としたカトリックに崇拝されたのに対し、聖アンデレは東方正教会の地であるギリシアやロシアで特に崇拝されていた聖人です。リベーラやセビーリャ派のムリーリョなどの画家たちは聖アンデレを主題とした傑作を数々残しています。イエスの昇天後にペロポネス半島のパトラス市のローマ総督アイギアスの妻マクシミリアの病を癒し改宗させたことから総督の怒りを買い、笞打ち刑に加えてX形十字架へ逆さ吊りの刑に処され殉教します。 -
「トゥルプ博士の解剖学講義」レンブラント・ファン・レイン/マウリッツハイス美術館
デルフトから市電に乗ってハーグに着いて、開館前のマウリッツハイス美術館に並んでしばらくの間妻と2人で館内の名画を独占したことを思い出します。小さいながら素晴らしい美術館でした。 -
「目をつぶされるサムソン」レンブラント・ファン・レイン/シュテーデル美術研究所
旧約聖書中の物語でペリシテ人の手によって髪の毛を切られたサムソンは、みるみるうちに怪力を失っていきました。力を削がれたサムソンは、いとも簡単にペリシテ人によって目をえぐられてしまいます。画面上部では鋏と切り取った髪の毛を持った愛人のデリラの顔に光が当たって強調されています。 -
「ダナエ」レンブラント・ファン・レイン/エルミタージュ美術館
エルミタージュ美術館で印象に残った作品の1つです。ダナエはギリシャ神話に登場する女性で、ゼウスは黄金の雨に姿を変えて、聖堂の塔に閉じ込められたダナエのもとを訪れます。デウスの姿は画中には無く、開かれたカーテンの先を想像させます。ダナエの頭上に現れたキューピッドの手が縛られているのは幽閉されたダナエを暗示しているようです。 -
「夜警」レンブラント・ファン・レイン/アムステルダム国立美術館
ベルギーとオランダの美術館巡りの3週間はこのアムステルダム国立美術館で終わりました。数々の名画の並ぶホールの突き当りに2人の警備員に挟まれて鎮座するこの絵画は威厳を感じました。この時は時間切れでクレラミュラー美術館にたどり着けず、数年後にクリスマスマーケット巡りのツアーで念願は叶った上に、もう1度この絵を見ることが出来ました。
アムステルダム国立美術館:https://4travel.jp/travelogue/11025542 -
「ユダヤの花嫁」レンブラント・ファン・レイン/アムステルダム国立美術館
この作品はレンブラントの息子のティトスの結婚を祝って描かれたと伝えられます。画家としては成功しても身うちの不幸に見舞われます。29歳のときに長男ロンベルトゥスが生まれますがすぐ亡くなってしまいます。その後生まれた長女も次女も幼くして亡くなっています。母親と義妹も亡くなりました。35歳のときに4人目の子供ティトスが生まれ、この子だけが無事に成長します。悲しいことに翌年には妻のサスキアも亡くなってしまいます。 -
「トビアスとその家族と別れる天使」レンブラント・ファン・レイン/ルーブル美術館
旧約聖書外典のトビト書の物語を描いた作品で、レンブラントは大天使が飛び去る瞬間と、突然の奇跡を目の当たりにしたトビアス一家の驚きを描いています。 -
「放蕩息子の帰宅」レンブラント・ファン・レイン/エルミタージュ美術館
これもエルミタージュの有名な収蔵品です。遺産を使い果たして貧窮と絶望の果てに追い込まれた放蕩息子が惨めな姿をして帰宅した場面です。息子は父親の前に膝まづき、家族の一員に戻れるよう許しを乞うているようです。右側に立っているのは年上の兄で、審判のしるしに手を組んでいます。 -
「聖ペテロの否認」レンブラント・ファン・レイン/アムステルダム国立美術館
聖ペテロがキリストを否認したという新約聖書のエピソードを描いています。灯火で浮かび上がるペテロの顔の表情が強調されています。詰問に対する不安やキリストを否認した恐れや後悔などの心象が見事に描き出されています。右奥には捕縛されたイエスが振り返っています。 -
「キリスト昇架」レンブラント・ファン・レイン//アルテ・ピナコテーク
収蔵されている作品にミュンヘンのアルテ・ピナコテークの収蔵品が多いことに気が付きます。ドイツにはクリスマスマーケットでしか行ったことが無いのですが、ミュンヘンでは1日自由時間がありましたが、妻と意見が割れてアルテ・ピナコテークに行くことが出来ませんでした。 -
「黄金の兜を被った男」レンブラント工房/ベルリン国立美術館
軍神マルスかそれに扮した人物を描いた作品です。長らくレンブラントの作品とされていましたが、現在は工房の作品とされています。もっともフランドルの著名な画家は工房で分業で絵画を制作しているので、どこまでがオリジナルという分け方は難しいと思います。 -
「静物(ボデゴン)」フランシスコ・デ・スルバラン/プラド美術館
スペインを1カ月ほど旅した時はムリーリョやスルバランには全く興味がないままでした。バルセロナからスタートして南部に向かうにつれて地方都市の美術館で見る彼らの作品に魅了されました。 -
「果物籠」カラヴァッジョ/アンプロジアーナ絵画館
西洋絵画の伝統においてはもっとも価値が高かったのは歴史画や宗教画であり、静物画は価値が低いとみなされていました。しかし、カラヴァッジョは「静物を描くのは人物を描くのと同じ価値がある」と考えていました。新鮮な果物と虫に食われた果物、生き生きとした葉としおれた葉の対比が、この世のむなしさ=「ヴァニタス」を示しています。 -
通路の途中から最初に見学したシスティーナ礼拝堂が見えました。実際のシスティーナではこのような視線で礼拝堂を見ることは出来ないので新鮮な驚きを感じました。
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「ラス・メニーナス(女官たち)」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
プラド美術館に初めて行ったのは1998年で2回目は2001年のことでした。当時は館内の写真撮影が可能でしたが、それぞれスペインとポルトガルを1カ月ほど旅した最後だったので手持ちのフィルムがほとんど残っていませんでした。この当時は美術館の写真を撮るということをあまり考えていなかったのが残念です。 -
「皇太子バルタザール・カルロス騎馬像」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
「ラス・メニーナス(女官たち)」の右隣に展示されている作品ですが、2018年に3度目に行ったときは日本に貸し出されていて見ることは出来ませんでした。海外の美術館を訪ねていて目的の絵画が展示されていないことが数度ありましたが、貼ってある紙に「日本へ貸し出し中」なんてことが何度かあってがっかりしたことがあります。 -
「ブレダの開城」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
主題は新興独立国のオランダが要衝ブレダをめぐる攻防戦の結末です。両軍の将はともに馬を下りブレダ総督ナッソウは幸福の印として城門の鍵を勝者にさし出しています。左右にオランダとスペインの軍勢を配した画面構成も素晴らしいです。ナッサウ家はドイツ西部のライン地方を発祥としたヨーロッパの貴族で君主の家系です。現在のオランダ王家であるオラニエ=ナッサウ家、ルクセンブルク大公家であるナッサウ=ヴァイルブルク家はともに同家の流れをくんでいます。 -
「ウルカヌスの鍛冶場」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
左の太陽神アポロンが軍神マルスと通じた愛と美の女神ヴィーナスの不貞を、ヴィーナスの夫である火と鍛冶の神ウルカヌスに密告するために訪れた場面を描いているといわれています。ヴィーナスの夫がこんなおっさんだったのかとがっかりしたことを思い出します。 -
「フェリーぺ4世の肖像」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
この美術館を見学していて天井の照明の位置が気になりました。一番重要な顔の辺りが反射して見にくいことが何度もありました。特にモザイクのエリアでは金色のガラスモザイクに反射していました。プロにお願いして調整したほうが良いと思いました。 -
「道化師パブロ・デ・バリャドリード」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
この男性はバリャドリッドのパブロあるいはパブリオスと呼ばれ、王室付きの道化師としてフェリペ4世に仕えました。背景を無地にして、正面の上方から光を当てて影が後ろに伸び、この直立した道化の男のみで遠近法が引き立たせられています。後の印象派の画家マネが1865年にスペインを訪問し、この絵を見て完璧な人物画だと賞賛したそうです。 -
「バッカスの勝利(酔っ払いたち)」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
上半身裸のバッカスが中央に座り、周囲の男たちに葡萄の冠を授けているようです。この主題には当時マドリードに滞在中のルーベンスの影響があるようですが、宗教画と同様にここでも異教の神々は英雄ではなく単なる酔っ払いたちとして描かれています。 -
「アラクネの寓話(織女たち)」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
白いヴェールを被った女性が女神パラス・アテナで、右側で糸玉を操る若い女性がアラクネです。技芸(アラクネ)に対する真の芸術(アテナ)の勝利の寓意画と解釈されます。 -
「ヴィッラ・メディチの庭:洞窟の入り口」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
ベラスケスが描いた純粋な風景画は2枚しか存在せず、その1枚がこの作品です。
ローマのボルゲーゼ公園に隣接するヴィッラ・メディチに入ったことはありませんが、ボルゲーゼの池でボート遊びした時のことを思い出します。 -
「ルイ14世の肖像」イアサント・リゴー/ルーブル美術館
リゴーは宮廷の肖像画家として貴族や国王ルイ14世の肖像を数多く手がけています。華麗なバロック的肖像画の伝統を踏襲していますが、18世紀の典雅なロココ美術の始まりも感じさせます。 -
「狩猟服姿の皇太子バルタザール・カルロス」ディエーゴ・ベラスケス/プラド美術館
バルタザール・カルロスはフェリペ4世の長男で皇位継承者に予定されていましたが夭折してしまいます。ウィーンの美術史美術館やプラド美術館で思うことですが、ハプスブルグ家の人々の顔があまりにも似すぎていています。マリア・テレジアは「戦争は他家に任せておけ。幸いなオーストリアよ、汝は結婚せよ」の言葉が示すとおり、婚姻によって所領を増やしていきますが…。 -
「髭のある女(マッダレーナ・ヴェントゥーラの肖像)」フセぺ・デ・リベーラ/レルマ侯爵財団
画中の銘文によると赤ん坊に乳を与えているのは実在の女性です。彼女は37歳の時に髭が生えだしたそうです。左に建つのは彼女の夫フェリックスです。 -
「ジプシー女」フランス・ハルス/ルーブル美術館
この絵はハルスの描いた作品の中で最も人気のある作品の1つです。自由で伸びやかな筆遣いで描かれ、全体として極めて生気あふれる作品です。 -
「フローラに扮したサスキア」レンブラント・ファン・レイン/ロンドン・ナショナル・ギャラリー
特徴のある顔からすぐにレンブラントの作品と分かります。この当時23歳だったサスキアは7年後に30歳で亡くなっています。アントワープのルーベンスの家を見学した後にアムステルダムでレンブラントの家を見学しましたがあまり幸せそうな感じはしませんでした。
レンブラントの家:https://4travel.jp/travelogue/11025535 -
「リュベンスとイザベラ・ブラントの肖像」ピーテル・パウル・ルーベンス/アルテ・ピナコテーク
夫婦の肖像画はルーベンスの結婚直後に描かれたと思われ、画家は32歳で妻は18歳でした。この当時お互いの右手を重ねるのは伝統的に結婚の誓いのポーズでした。背後に描かれたスイカズラは永遠の愛を象徴します。 -
「シュザンヌ・フールマンの肖像」ピーテル・パウル・ルーベンス/ロンドン・ナショナル・ギャラリー
モデルはルーベンスの友人ダニエル・フールマンの娘のシュザンヌ・フールマンで、後にルーベンスは彼女の妹のエレーヌ・フールマンと再婚します。ルーベンスについてはアントワープのルーベンスの家でかなり勉強しました。
ルーベンスの家:https://4travel.jp/travelogue/11025220 -
「狩猟場のチャールズ1世」アンソニー・ヴァン・ダイク/ルーブル美術館
アンソニー・ヴァン・ダイクは、ルーベンス以降の17世紀フランドル絵画で最も名を馳せた画家の1人です。イタリアで活動した後にイングランドに渡り、イングランド国王チャールズ1世の宮廷画家として活躍しました。イングランドでは18世紀にウィリアム・ホガースが登場するまで、他国に名を馳せるような優れた自国の画家がいませんでした。その為に外国から高名な画家を招き、肖像画などを描かせていました。ヴァン・ダイクが描いたチャールズ1世の肖像画は10点ほどが現存していますが、その中でも際立って優れた作品としてヴァン・ダイクが描いた肖像画の中で最も知られている作品です。 -
「バッカス」カラヴァッジョ/ウフィツィ美術館
フランチェスコ・マリア・デル・モンテ枢機卿から依頼された作品で、ブドウとブドウの葉を髪につけ、ゆるく身体を覆った衣服の引きひもを指でいじりながら古代ギリシャ風に身体を傾けています。石のテーブルには果物の籠と赤ワインの大きなデカンタが置かれ、バッカスは同じワインの浅いゴブレットを差し出しています。 -
「聖ピリポの殉教」フセぺ・デ・リベーラ/プラド美術館
晩年のピリポ(フィリポ)はヒエラポリス(現在のトルコのパムッカレ)でイエスの教えを説いている途中に軍神アレスを祀った神殿で人々から礼拝されていた竜を追い出しました。キリスト教徒の立場からすると竜を拝むのは偶像崇拝になります。この竜が神殿に姿を表した時に強烈な悪臭を放ち、その臭いが原因で多くの人々が命を落としました。ヒエラポリスの神官たちはこの責任をピリポに求め、死をもって償うことになりました。 -
「無原罪のお宿り」バルトロメ・ムリーリョ/プラド美術館
ムリーリョはこの題材で何枚もの絵を描いています。妻とスペインを旅した2018年はムリーリョの生誕400年の年で、セビリア美術館では大規模な展覧会が開かれていました。
セビリア美術館:https://4travel.jp/travelogue/11364201 -
「ロザリオの聖母」バルトロメ・ムリーリョ/プラダ美術館
この作品はムリーリョが描いた聖母子像の中でも最も有名な作品で、ドメニコ修道会の象徴する代表的な聖母子像を主題に描きました。イエスがロザリオを持っていることから「ロザリオの聖母」と呼ばれます。 -
「キリストの捕縛」カラヴァッジョ/アイルランド国立美術館
カラヴァッジョの作品を追いかけてイタリア半島からマルタ島まで旅しましたが、アイルランドにはまだ行っていませんので初めて見る作品です。カラヴァッジョの絵画は一瞬を切り取った写真のように思えてきます。 キリストがユダの裏切りによって捕縛される場面で、ユダの接吻を合図に兵士たちがいっせいになだれ込んできた瞬間である。左端には驚いて逃げ出す弟子、接吻しようとするユダ、捕らえようとする兵士たちの動きの中に目を閉じているキリスト。右端の横顔の人物はカラヴァッジョ自身と言われています。 -
全てを知りながら捕縛される瞬間ですが、さすがのキリストもユダの接吻は嫌だったのではないでしょうか。
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「酒を飲む王様」ダ―フィット・テニールス/プラド美術館
ダ―フィット・テニールスというとウィーンの美術史美術館にある「レオポルト・ ウィルヘルム大公の画廊」が思い出されますが、この絵はフランドルの市民生活を描いた伝統的な風俗画になっています。 -
「女占い師」カラヴァッジョ/ルーブル美術館
16世紀当時はこうして騙す人、騙される人が多かったのであろうが、いつの世も変わらない人間の普遍性を感じます。こうした人間の欲や、それにつけ込む心理を描こうとするカラヴァジョの発想は斬新だったと思われます。この作品では女占い師が若い男の手のひらをなぞり、視線で相手の気を引きながら指輪を抜き取ろうとしています。伊達男のように気取っていても人生経験の少ないうぶな若者は既にうっとりとしている。この作品も先ほど観たジョルジュ・ラ・トゥールの「女占い師」によって継承されていきます。 -
「セビーリャの水売り」ディエーゴ・ベラスケス/ウェリントン美術館
ベラスケスがまだマドリードに移動する前に描いたもので、彼の描いたボデゴン(厨房画)の中でも最高傑作と言われている作品です。大きな壺の質感が見事に表現されており、全体的に暗いイメージで描かれている中で、少年が手に持っている丸いグラスの輝きが際立っています。グラスの中にはイチジクの実が入れられていますが、これは水の新鮮さを保つために用いられていた当時の風習です。 -
「パイを食べる少年たち」バルトロメ・ムリーリョ/アルテ・ピナコテーク
ムリーリョは疫病で亡くしてしまった自分の子供達を愛しむかのように、子供を描いた絵も多数残しています。彼は5人の子供をペストで次々と5亡くし、6人目の娘も耳が聴こえなかったためにその娘を思い、「無原罪のお宿り」を描いたとされます。 -
「えび足の少年」フセぺ・デ・リベーラ/ルーブル美術館
ナポリのスティリアーノ公の依頼により晩年期に制作された作品は、奇形の足をした少年の単身像を描いたものです。その左手にはラテン語で「神への愛故に、私へ施しを与えたまえ」と書かれた用紙を持っています。この用紙はナポリにおいて一種の乞食の証明書ででした。木製の長身な松葉杖が持たされていることから、この少年が貧しく不幸な生い立ちの下に生きていることが窺い知れます。 -
「ケルメス」ピーテル・パウル・ルーベンス/ルーブル美術館
ケルメスとはフランドル地方の村祭りのことで、祭りの描写の中で人間の野卑さを表現するという北方絵画の伝統的な形式で描かれています。前景の小屋の中に描かれた大食いの象徴である豚の醜い顔に人間の野卑さを表しているようです。 -
「豆の王様の祝宴」ヤコブ・ヨルダーンス/ウィーン美術史美術館
16世紀から17世紀のスペイン統治下のネーデルラントで大変人気のあった公現祭、もしくは十二夜の祝宴を描いたものです。何人もの画家が同じ題材を描いています。この地では1月6日に1粒の豆をケーキに隠して振る舞うという習わしがありました。その豆を発見できた者は誰であろうと祭りの間、戴冠された王様の役を演じることが出来ました。この祝祭は各家庭で催され、王になった者は王女や酌取り、演奏家や医者などの廷臣を指名すことが出来ました。過度の飲酒や暴食や喫煙は普段であれば道徳的な非難の対象でしたが、この日ばかりはそれも人々の喜びであり、ヨルダーンスはこの祝宴の様子を繰り返して描いています。 -
「乱れた家族」ヤン・ステーン/ウィーン美術史美術館
この作品では乱雑で不道徳な光景が描かれていて、教訓的なモチーフが随所に見られます。居眠りする女主人のわきで男の子はタバコを吸い、女の子は食器棚から何かを盗もうとしています。絵の中央にいる好色そうな笑みを浮かべてワイングラスを持つ女は娼婦は「享楽」の擬人像とされています。その女性と戯れている主人はステーン自身であり、女性に愛のしるしとして贈る赤いバラを持っています。背後の聖職者たちは道徳の寓意で、肩にのったアヒルは愚者を表すアトリビュートです。 -
「地理学者」ヤン・フェルメール/シュテーデル美術研究所
描かれている地理学者は日本の着物のようなローブを羽織っています。これは南蛮貿易によってオランダにもたらされた和服をガウンに仕立て直した物であり、当時のオランダの知識層の流行だったようです。地質学者は精力的に作業に没頭しており、周囲には地図、海図、地球儀、書物などが散乱し、右手にはディバイダが握られています。 -
「ワイングラスを持つ娘」ヤン・フェルメール/ヘルツォーク・ウルリヒ美術館
室内の男女とワインという道具立ては「紳士とワインを飲む女」と似ていますが、もう1人の男性が加わると女性の仕草にワインを飲むべきかためらっている様子が見えます。男性2人の関係は曖昧なようで、女性に飲酒を勧めている男性は後に腰掛ける男性と女性との間を取り持っているようでもあります。窓ガラスの「節制」の寓意像は「ぶどう酒のグラス」と同じです。 -
「ヴァ―ジナルの前に立つ女」ヤン・フェルメール/ロンドン・ナショナル・ギャラリー
ヴァージナルを演奏する豪奢なドレスを着た女性が描かれた作品で、床はタイルが張られ壁には2点の絵画が掛けられています。フェルメールが住んでいたデルフトで造られた陶板タイルが巾木に貼られています。ヴァージナルは小型の撥弦鍵盤楽器で、ブリュッセルの楽器博物館で音色を聴いたことがあります。 -
「手紙を読む女」ヤン・フェルメール/アムステルダム国立美術館
ようやく観たことのあるフェルメールの作品が出てきました。アムステルダム国立美術館の「夜警」のあるホールから続く展示コーナーに4枚の作品と一緒に並んでいました。 -
「牛乳を注ぐ女」ヤン・フェルメール/アムステルダム国立美術館
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「デルフトの小路」ヤン・フェルメール/アムステルダム国立美術館
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「デルフトの眺望」ヤン・フェルメール/アムステルダム国立美術館
ここまでのフェルメールの4枚は同じ部屋に展示されていました。 -
デルフトの眺望を描いた場所にも行ってみました。ちょっと人物の大きさが実際にはありえない寸法だと分かりました。
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ご協力ありがとうございました。
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「真珠の首飾りの少女(青いターバンの少女)」ヤン・フェルメール/マウリッツハイス美術館
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デルフトから電車に乗って開館前に並んでみましたが、そんなことしなくてもがらがらな美術館でした。フェルメールの部屋もこんな具合に誰もいませんでした。
マウリッツハイス美術館:https://4travel.jp/travelogue/11025506 -
オランダの美術館に思いを馳せていたと思ったらいきなりオーストリアのウィーンに移りました。
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「水(「四大元素」より)」ジョゼッペ・アルチンボルト/ウィーン美術史美術館
「水」はアルチンボルドの「四大元素」シリーズの最後に描かれたもので、王室の女性が水生生物や貝殻で構成されています。シリーズの中でもより空想的な作品で、様々な動物のサイズの相関性にほとんど注意を払っていないようです。「水」の世界では亀はカニの半分の大きさで、タツノオトシゴとエビは同じくらいの大きさで描かれています。 -
「火(「四大元素」より)」ジョゼッペ・アルチンボルト/ウィーン美術史美術館
「四大元素」は「大地」「大気」「水」「火」から形成され、神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世の依頼により制作されました。アルチンボルトは神聖ローマ皇帝フェルディナント1世の招きでウィーンに移住して宮廷画家となり、その後マクシミリアン2世からルドルフ2世とハプスブルク家3代の皇帝に仕えます。ルドルフ2世には思い入れがあり、2001年10月の芸術新潮の「ルドルフ2世驚異の美術コレクション」という特集は素晴らしかったですし、文化村ミュージアムの2018年の「ルドルフ2世の驚異の世界展」も面白かったです。 -
「冬(「四季」より)」ジョゼッペ・アルチンボルト/ウィーン美術史美術館
「春」は笑顔の若い女性であり、その顔はユリの芽(鼻)、チューリップ(耳)、ピンクと白の花とあでやかな印象に構成されています。それに対して「冬」は藁に包まれた老人の姿です。彼は老木の切り株で構成され、分裂した枝と傷のある樹皮、口は腫れたキノコで表しています。絵画的な美しさよりも「冬」と「夏」のみが元の連作として残っているからなのでしょう。 -
「夏(「四季」より)」ジョゼッペ・アルチンボルト/ウィーン美術史美術館
夏は季節的な果物と野菜で構成され、その明るい色は暗い背景に対して際立っています。夏の微笑みは日光の季節の暖かな慈愛により鑑賞者を安心させます。 -
「ペルセウスとアンドロメダ」ジョルジョ・ヴァザーリ/ヴェッキオ宮殿
描かれているのはギリシャ神話内にあるペルセウスの伝説です。ペルセウスがメデューサの首で海獣ティアマトを退治し、生け贄のアンドロメダ王女を救うというエピソードです。メドゥーサの首によってティアマトは石に変わり、アンドロメダの足下に転がるメドゥーサの首からはサンゴが生えてきています。背景には古典的な建築物が並ぶ岬が見え、海岸にいる人々が巨大なウィンチでティアマトを陸へ引き上げている様子が描かれています。 -
午後1時30分に地下2階の見学がほぼ終わりました。モネの睡蓮の屋外展示は後にして「ジベルニー」でお昼を食べることにしました。こんなに見学者がいたのかと思うほどでしたが、席はすぐに確保できました。まずは缶ビールでのどを潤してカレーを食べて落ち着きました。
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朝ご飯をしっかり食べておいて良かったですが、ここまで見学するのに3時間30分かかって、まだ地下1階と1階と2階の3フロアが残っています。食事は40分ほどで済ませて次に向かいます。
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食後は屋外展示のモネの「大睡蓮」ですパリのオランジェリー美術館には行きましたが、モネの睡蓮で囲まれたオーバルの部屋は写真撮影が出来ませんでした。写真を撮ることが出来た他の作品についてはよく覚えていますが、睡蓮については漠然とした記憶しかありません。
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オランジェリー美術館の睡蓮は自然光の射し込む部屋でしたが、ここでは光が当たり過ぎている感じも受けました。睡蓮が実際に咲く6月から9月にかけてはもっと違った印象で見ることが出来たのかもしれません。
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11月に行った大阪と京都の旅で訪問した「大山崎美術館」の安藤忠雄の設計した展示室も思い出しました。
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モネは43歳の時にフランス北西部の田園地帯にあるジヴェルニーに移り住みました。浮世絵に描かれた風景に感銘を受けたモネは、自宅の庭に池と太鼓橋を作り、周囲に藤棚を作り、柳や菖蒲に睡蓮など日本の植物や四季折々の花を植え、愛情をかけて育てた睡蓮をモチーフに約200 点の作品を完成させています。
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睡蓮の屋外展示の周囲には円柱のポルティコで囲まれた池があります。季節になるとここに睡蓮が植えられるようですが2月では何もありません。かえってすっきりとした空間はローマ皇帝ハドリアヌスの造営したヴィラ・アドリアーナの「海の劇場」と呼ばれる住宅部分を思い出させます。
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お腹もいっぱいになったところで気を取り直して見学を続けます。カフェの辺りは混雑していましたが、展示室に向かうとひと気は無くなります。まずはスペイン絵画のコーナーから始まるようです。
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「1808年5月3日:プリンシペ・ピオの丘での銃殺」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
ゴヤは1808年にナポレオン軍の占領に対して起こしたスペイン人の抵抗運動をこの作品で賞賛しようとしました。対となる作品「1808年5月2日、エジプト人親衛隊との戦闘」と併せ、ゴヤの提案のもとにスペイン暫定政府から制作を依頼されました。 -
「1808年5月3日:エジプト人親衛隊との戦闘」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
マドリードのソル広場近くにあるアルカラ通りが舞台となっており、半島戦争の引き金となったフランス軍の占領に対し、大勢のスペイン市民が起こした反乱の1つを描いています。 -
「カルロス4世の家族」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
人物はみな上等な衣装や宝飾品を身に付けています。写実的で真実味のある環境に王室の人々を配置しようと考えられ、ベラスケス作の「ラス・メニーナス(女官たち)」を手本にして制作されたと言われ、ゴヤの工房へ訪れたような国王一家と、画面の左側でこちらに顔を向けているゴヤの姿が見えます。 -
「裸のマハ」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
マハ(maja)とは「小粋な女(小粋なマドリード娘)」という意味のスペイン語で、特定の人名ではありません。この地方独特の歯切れの良い発音と言い回しで若い男と戯れ、時には自由奔放な生活を楽しんだと言われます。この絵は首相のマヌエル・デ・ゴドイにより、彼の個人的なヌード画収集保管室用に制作依頼されたものでした。 -
「着衣のマハ」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
その絵は女道楽に貪欲なことで知られていた首相のマニュエル・デ・ゴドイに所有されていました。「裸のマハ」と「着衣のマハ」が滑車の装置の助けをかりて入れ替えられるようになっていたそうです。1814年から1836年の間には首相であるゴドイの裸婦コレクションがスペインの宗教裁判の審問を受けたことにより、「裸のマハ」とともに押収されています。 -
「チンチョン伯爵夫人」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
スペイン宰相マヌエル・デ・ゴドイの妻で第15代チンチョン女伯の肖像です。ゴドイとの結婚生活は屈辱的なものであったようで、ゴドイは地位と王妃との愛人関係のカムフラージュのために彼女を娶ったのであり、幼妻には無関心でした。彼は王妃との関係と並行してペピータ・トゥドー(裸のマハのモデルともされる)を熱愛し、正妻と愛人ペピータを同じ家に住まわせていました。 -
「アルバ公爵夫人」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
公爵夫人当時35歳で夫はすでにその年の以前に亡くなっており、喪服をまとって盛装しています。画中では地面を指差していて、そこには「ゴヤだけ」と書かれてあります。彼女は2つの指輪をはめていますが、1つには「アルバ」の文字が彫られ、もう一方には「ゴヤ」と彫られています。地面ののSOLOという文字は初めは隠されていましたが、修復された際に発見されています。 -
「陶器売り」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
場面は様々な階層の人たちで賑わうマドリードの定期市のようです。陶器を品定めする2人の娘と付き添いの老婆、背後を走る貴婦人を乗せた馬車など、綺麗な色彩と考えられた構図で市場の賑わいを描いています。 -
「日傘」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
マドリードにある王宮の壁に飾るタペストリーのために描かれた原画の1枚で、日常生活の穏やかな出来事が表現されており、アストゥリアスの皇太子夫妻、後の国王カルロス4世と王妃マリア・ルイサ・デ・パルマの食堂に飾るために制作されました。マリアは愉快な場面の数々で食堂を彩って欲しかったので、ゴヤに制作の依頼をしたと言われます。 -
「マリア・テレーザ・デ・ボルボンの肖像」フランシス・デ・ゴヤ/ワシントン・ナショナル・ギャラリー
父ルイス・アントニオは大司教も務めた元聖職者でしたが、王位継承に野心を見せたことからカルロス3世に疎まれ、宮廷から遠ざけられていた人物です。また、母のマリア・テレサ・デ・バリャブリガが王侯出身でないために結婚は貴賤結婚とされ庶子扱いを受けていたそうです。 -
「ゴヤの家(食堂)」
黒い絵とはフランシスコ・デ・ゴヤが晩年に自身の住居の部屋の壁に描いた一連の絵画の総称で、現在はプラド美術館に全点が所蔵されています。大塚国際美術館には2部屋のゴヤの家が絵の配置も含めて再現されています。 -
「魔女の夜宴(黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
サタンは図体の大きなやぎの姿をしており、醜く恐ろしい魔女の集団に囲まれ月夜に照らされて影になっている。右の遠くに黒く描かれた若い少女が引き下がって座り、他の女たちから退いています。 -
ゴヤはこれらの絵を描いた時は75歳前後で1人で暮らしており、精神的にも肉体的にも激しく困窮していたようです。また、1790年代初期から聴覚を失っています。
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ゴヤの死後50年が経過した1874年前後にこれらの黒い絵は壁から取り出され、キャンバスの土台へと移されました。キャンバスへ移される前はもっとずっと幅が長かったようです。
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「わが子を食らうサトゥルヌス(黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
ローマ神話に登場するサトゥルヌス(ギリシア神話のクロノス)が自分の子に殺されるという予言に恐れを抱き、5人の子を次々に呑み込んでいったという伝承をモチーフにしています。自己の破滅に対する恐怖から狂気に取り憑かれ、伝承のように丸呑みするのではなく自分の子を頭からかじり、食い殺す凶行に及ぶ様子がリアリティをもって描かれています。 -
「ユディット(黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
ユディトは旧約聖書外伝「ユディト伝」に登場する女性です。彼女の住むユダヤの町べトリアにホロフェルネス将軍が侵攻し、町は陥落状態にあったがユディトが敵陣におもむき、ホロフェルネスの寝首を掻いて持ち帰る物語を描写したものですが、この作品のユディットではホロフェルネスを誘惑できなかったのではと思ってしまいます。 -
「二人の老人(黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
黒い背景を背にして修道士の服を着た2人の老人が立っています。長いあごひげを蓄えた手前の人物は背が高く、杖をついています。その傍には非常に風刺的に描かれた人物がおり、動物のような顔をしています。この人物は相手の耳に向かって叫んでいるようにも見え、ゴヤの耳が聞こえないことを暗示しているのかもしれません。 -
「レオカディア(黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
描かれているのはゴヤの家政婦であり、話し相手でおそらく恋人でもあったレオカディア・ワイスという女性です。マハ(下流階級の小粋な娘)が着る喪服のような黒いドレスを身にまとっている。憂いを帯びた表情で観者に視線を向けながら何かに寄り掛かっています。 -
「サン・イシドーロ祭(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
マドリッド出身の農夫であり同街の守護聖人としても知られる「イシドーロ(イシドルス)」が近郊の泉から水を引き旱魃(かんばつ)を回避させたという奇跡を主題とした作品です。 -
「ゴヤの家(サロン)」
1819年にゴヤはマドリード郊外に「聾者の家(キンタ・デル・ソルド)」と通称される別荘を購入し、1820年から1823年にかけてこの家のサロンや食堂を飾るために14枚の壁画が描きました。 -
「砂に埋もれる犬(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
砂に埋もれる犬を助けなければならないという強迫観念を感じます。映画「ブレード・ランナー」でデッカードはフォークト=カンプフ検査で人間かレプリカント化を識別します。その時の質問は「砂漠にカメがおり、あなたがひっくり返す。カメは苦しむがあなたは助けないのはなぜか?」「劇中で宴会が始まり、生ガキの次にゆでた犬が出てくる…。」
この絵を見るとそんな映画のことを思い出します。 -
「食事をする二人の老婆(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
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「運命の女神パルカたち(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
ギリシア神話で人間の運命を決定する三女神ラケシスとクロトとアトロポスの「モイライ」を主題とした作品で、黒い絵の中でも特に象徴的で記念碑的傾向を感じさせる作品です。 -
ゴヤの黒い絵のシリーズは初めて行ったスペインの旅での記憶では薄暗い部屋の中に展示してありました。当時は写真撮影が出来たのでフィルムカメラで気に入った何枚かを撮影しました。ところがその多くが露出不足でちゃんと写っていなくてがっかりした記憶があります。今回ここでそのリベンジが出来るとは思いもしませんでした。
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「棍棒での決闘(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
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「二人の女と一人の男(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
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「異端審問の行列(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
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「アスモデア(巡礼:黒い絵より)」フランシス・デ・ゴヤ/プラド美術館
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ようやく地下1階の3部屋の見学までが終わりました。すでに午後2時30分です。残された2時間ほどで見学が終わるのか…。
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