2022/02/24 - 2022/02/24
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kojikojiさん
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わかめ収穫体験からわかめの塩蔵を終え、さらに鳴門海峡のクルーズも終え、最後のお昼に出掛けることにします。フロントでタクシーを呼んでもらい向かったのはホテルのある大毛島と隣の島田島の間にある内海の「かき焼き うちの海」というところです。タクシーで1,000円ちょっとでした。大毛島の反対側の海岸線に出るとカキの養殖筏がいくつも浮かんでいます。この景色だけで期待が高まります。事前に予約してありましたが、祭日明けの平日にもかかわらず地元のお客さんが結構来ていました。なぜ地元と人か分かるかというとこの店はお酒も調味料もなんでも持ち込みが可能なので、テーブルにマヨネーズやポン酢や七味やバターを持ってくる人は地元の人としか考えられません。
8人掛けのテーブルの中央には鉄板で造られた焼き板があり、上には蓋が吊るされています。その蓋の上下はウインチというワイルドさです。席に座るとフロアの中央にある台に積まれた牡蠣をスコップで巨大なバケツに山積みにします。それを鉄板に放り込んでウインチで蓋を降ろします。タイマーを15分かけて調理は終わりです。そのうちに蓋の穴から蒸気が噴出して、タイマーが鳴るとウインチで蓋が上がっていきます。濛々とした蒸気の中から100個ほどの牡蠣が現れます。あとはひたすら食べるだけです。持ってきた缶チューハイや昨晩残った日本酒などをいただきます。食べ放題なので牡蠣はおかわり出来ますが我々には無理でした。大満足でしたが表に積まれた牡蠣が1箱30個くらいで1,100円という安さです。美味しいのは今食べたばかりなので、友人へのお土産に4箱送ってもらうことにしました。これは4家族に喜ばれたのは言うまでもありません。90分後にタクシーをお願いしていたのでそのままホテルに戻りますが、時間が余ってしまったので温泉に入ることにしました。展望風呂で最後の温泉を楽しんだ後は湯上りに1階のカフェですだちジュースと鳴門金時アイスをいただきます。午後5時の送迎バスで空港まで送っていただき、アオアヲナルトの滞在は終わりました。帰りの便は最終便にしていたので空港でも時間がかなりありました。到着時にお願いしていた竹輪やカツ天に追加のお土産を買って、空港のレストランで最後の乾杯をして楽しい鳴門の旅は終わりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 タクシー JALグループ 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- エイチ・アイ・エス
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ホテルのフロントでタクシーを呼んでもらうと、鳴門市内から来るので大体10分かかります。ホテルから島の反対側のうちの海までも10分くらいでした。地図で見ると近いので歩くことも考えてグーグルマップとストリートビューで確認してみましたが諦めてよかったです。とても歩けたものではありません。
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島の反対側に出ると湾のようなところに牡蠣の筏がたくさん浮いています。ここは外海の波の影響は受けないのだと思います。ただ潮流は速いので水の入れ替えはあってカキの養殖に向いているのかもしれません。タクシーの行く先に目当ての店が見えてきました。
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旅行前にホテルの外での食事場所を探していて妻が見つけました。本当に鼻のきく人で過去にも美味しい店を探し出しています。ここは「うちの海」という焼き牡蠣やバーベキューが楽しめる店です。
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店先には生簀があってたくさんの牡蠣が入っていました。これからこの牡蠣を無制限でいただくことになります。
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レストランというよりは作業小屋の雰囲気で、大きな部屋に8人掛けのテーブルが6つ設えてありました。コロナ禍ということもあって1組で1テーブルでしたが、混雑時には相席になると聞いていました。真ん中に大きな鉄板が置かれ、上にはほぼ同じサイズのステンレス製の蓋が吊られています。
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テーブルセッティングはすでに出来ていました。
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大きなバケツに入った牡蠣がやってきて、無造作に鉄板の上に敷かれます。
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ウインチのスイッチを押すと天井の蓋が下りてきます。これで牡蠣を蒸し焼きにするわけです。
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この状態で15分すれば出来上がりで、次の牡蠣を焼くときはすでに鉄板が熱いので5分で焼きあがるそうです。
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部屋の中央にはこんな台があって、スコップでバケツに牡蠣を入れてます。「1人大体何個ですか?」と尋ねましたが「数えたことないからわかんないよ。」と笑われました。
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飲み物は店でも出してくれますが、持ち込みもOKです。持ってきた簡易なクーラーボックスに空港で買ったすだち缶チューハイとすだちハイボール、すだち冷酒と昨晩の残りの「水ト米」という日本酒を持ってきました。地元の人は氷だけもらってました。
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6テーブル分のタイマーが置かれてあります。我が家は左下のタイマーです。15分でセットされています。
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時間に鳴門ワイヤーが巻き上げられ、蒸し焼きになった牡蠣が湯気とともに姿を表します。
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思わず笑ってしまう光景です。大体1人50個くらいあるのではないでしょうか。
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牡蠣を持つ方の手に軍手をします。牡蠣は最後まで熱いままなので、軍手は必須です。
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さぁ食べましょう。90分食べ放題で炊き込みご飯とわかめたっぷりの味噌汁まで着いて2,800円です。
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ここで困ったことがおきます。軍手をどっちに擦れは良いか迷ってしまいます。基本的には左利きなのですが箸は右に直しています。軍手は右手にしないと牡蠣ナイフは左手で使えないし、軍手をしていると箸が使いずらいです。
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ぷりっぷりの牡蠣が焼きあがっています。これにポン酢を少しつけていただきますが、最高に美味しいです。周りは地元の方々ばかりなのはすぐに分かりました。皆さん家からマヨネーズにバターに七味に、サラダやおかずや漬物まで持ってきています。どう見ても観光客には見えません。
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さすがにそこまでは出来ないので、店にあるポン酢でいただきましたが、十分に美味しかったです。ホテルのレストランにあったすだちを貰ってくればよかったとか、売店で売っていたすだちくらいは買ってきても良かったと思いました。飲み物がすだちテイストばかりなのでなくても大丈夫でしたが。
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この炊き込みご飯も最高に美味しくて、牡蠣を乗せて味変を楽しみました。わかめの味噌汁が美味しくない訳はありません。
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90分でおかわりどころか数個残してしまいました。かなり大食漢な2人ですがギブアップです。周りの人たちは追加で焼いてもらったり炊き込みご飯をおかわりしたり…。
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入ってすぐのところに発泡スチロールに入った牡蠣が1箱1,100円で売られています。大体25個から30個入っているそうです。店のロケーションと言い、食べた牡蠣のおいしさと言い、間違いは無いので友人宅用に4個まとめて発送をお願いしました。4個一緒に送れば東京までクール便で2,000円もかかりませんでした。4家族とも大喜びしてくれました。
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食べ放題90分なのでタクシーもその時間に迎えに来てくれるようにお願いしておいたので時間のロスはありませんでした。
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午前中にボートも乗ってしまったので予定が狂ってしまいました。午後5時の空港までの送迎バスまで2時間以上あるので8階の大浴場に入ることにしました。
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8階の廊下にはこんな案内があって、周囲に見える畑について説明されています。
多分ここが契約農家で秋の収穫時には鳴門金時の芋掘りはここで出来るのだと思います。 -
徳島から鳴門にかけての畑はこのような砂地なので育つ野菜が限られてしまうようです。
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鳴門金時にも地域によってブランド名があるようで、この辺りは里娘のようです。家に5キロ送ってあるのでこれも友人宅へのお土産になります。サツマイモの出荷も2月頃からのようなので、わかめと言いいい時期に旅したと思います。昨晩食べた大根もラッキョウもこんな畑で穫れたのだと思います。
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バブル期の最後に造られた巨大なリゾートホテルです。
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最後のお風呂は眺めの良い展望風呂にしました。
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昼間の展望風呂は誰もいなくて、眺めも良くて気持ちよかったです。
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水平線を眺めながらの贅沢な入浴です。昨年は太平洋フェリーで名古屋から仙台経由で苫小牧を往復しましたが、フェリーの大浴場も眺めがよいので大好きです。ただお湯が波とシンクロするので、時々湯を頭から被ることがあります。
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新しいすだちがたくさん浮いています。
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湯上りは「フォーシーズン」というレストランの前のソファでくつろぎました。夜に来たときは真っ暗だったので気が付きませんでしたが、大鳴門橋がきれいに望めます。
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さざ波くらいで渦は巻いていないようです。
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風呂上がりに何か飲もうということになって1階の「テラスカフェ オーゲ」に来ました。さすがにチェックアウトしてしまうと特典のコーヒーやすだちジュースのサービスはありません。最終日も午前11時までは利用できるので嬉しい特典ではあります。
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午後4時のホテルのカフェは利用する人も無く贅沢な空間を2人で独占できました。
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目の前を貨物船が通り過ぎていくのをボーッと眺めていました。
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すだちジュースもこれが飲み納めです。
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鳴門金時アイスは優しい甘さがします。風呂上がりにはちょうど良い組み合わせでした。
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午後5時になって送迎バスで空港まで送っていただきます。帰りも我々2人だけでした。大鳴門橋もホテルもこれが見納めです。
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近い将来また来たいと思える楽しい旅でした。
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さすが大塚製薬のお膝元なので看板も巨大です。
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ボンカレーは父と山に登っていた頃はキャンプで必須の食品でしたが、高校に入って山をやめてからは食べたことが無いかもしれません。
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30分弱で徳島あわおどり空港に到着しました。ホテルの方にお礼を言ってお別れです。
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最後に阿波踊りでも踊って帰ることにします。妻は徳島市内の「阿波踊り会館」に行けなかったのが心残りだったようです。
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徳島市内のことは全く何も考えていなかったのですが、よく考えたら仕事先の百貨店があったのを思い出しました。
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今までなんで来なかったのだろうという全くノーマークだった鳴門の旅でしたが、最高に楽しかったです。とても良いホテルでしたし、天気も良くて何よりです。
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家に送ったのと同じ里娘が空港でも売っていました。到着時に取り置きをお願いしておいた竹輪と徳島のソウルフードのカツ天などをお土産に買ってしまうとすることも無くなってしまいます。
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空港のお土産物屋さんも大塚製薬の製品でいっぱいです。
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展望台からは夕日がきれいに見えました。最終便を予約してあるので時間はまだたっぷりあります。
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徳島空港は小さいのでレストランも3軒しかありません。徳島ラーメンも食べてみたかったのですが、牡蠣を食べすぎていてそんな余裕がありません。
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ということで空港の「旬席 璃椿(たまつばき)」で1杯やることにしました。さすがにお昼にたくさん食べた後なのでつまみ程度しか注文できません。
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鳴門のタコのから揚げをつまみに生ビールが美味しいです。ホテルのビールが高かったので3日振りに飲みました。
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鳴門金時の地ですが、ここのポテトフライは美味しかったです。
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福岡行きの最終便の搭乗が締め切られました。東京行きの便はまだ時間があります。
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まだ時間があるので展望デッキに行ってみることにします。このままワープして帰れたら良いのにと思えるような光の回廊です。
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東京からの便が到着しました。折り返しで東京に戻るようです。
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最近は国内旅行が多く、今まで使ったことのない地方空港に行くことが多くなりました。徳島空港も今回初めて利用しました。
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ようやく搭乗時間になりました。
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定刻の午後8時30分に出発です。
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最終便は30%くらいの搭乗率でした。
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最後に徳島の味を楽しみながらのフライトですが、外は真っ暗ですし45分で到着してしまいます。
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空港からリムジンバスとタクシーを乗り継いで家に着くと午後11時を過ぎていました。わかめ収穫体験で塩蔵した鳴門わかめをザルに入れて、ラップして冷蔵庫に入れて徳島の旅はようやく終わりました。
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