2021/10/17 - 2021/10/17
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+mo2さん
コロナ禍で海外からの作品貸与が難しくなった中、今年の秋の展覧会の目玉の1つ「ゴッホ展─響きあう魂 ヘレーネとフィンセント」へは、10/2上野に行って堪能してきました。もう1つ見たい「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン展」が10/15より三菱1号館美術館で開催されたので、早速行ってきました。また、この日は午後(2時)から妹と甥っ子たちを連れて横浜ベイシェラトンのオーダーブッフェに行く約束をしていたので、上野の国立科学博物館で「大英博物館 ミイラ展」を見てから横浜に行きました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル
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東京駅に着くと雨が降っていました。三菱一号館美術館まで歩きます。
10/15より始まった「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン展」。イスラエル最大の文化施設であるイスラエル博物館。約50万点もの文化財を所蔵し、広大な敷地に、先史から現代までの幅広いコレクションを多く展示しており、2000年前の世界最古の聖書「死海文書」を所蔵する「死海写本館」や、イサム・ノグチによって設計された第二神殿時代のエルサレムを再現した「ビリー・ローズ・アート・ガーデン」が有名ですが、印象派も珠玉のコレクションを誇り、本展では日本初出展の名品が多数展示されます。三菱一号館美術館 美術館・博物館
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開幕後最初の土日ということもあり、少し混んでいました。
第1章を見てモネ「睡蓮の池」がある部屋に入るとその1室は、写真撮影OKとなっていました。1室全部写真撮影OKは「ラファエル前派の軌跡」展以来です。 -
クロード・モネ「睡蓮の池」1907年
1905年、モネはパリのデュラン=リュエル画廊で「睡蓮:水の風景連作」展を開催し、1903年~08年のあいだに描いた48点の睡蓮の連作を1室にまとめています。本作はそのうちの1点で、穏やかな水面に睡蓮が浮かんでおり、雲や空、木々など池の外の情景も示唆しています。イスラエル博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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48点の睡蓮の連作のうち、現在5点を日本の美術館が所蔵していますが、今回の展覧会では、DIC川村記念美術館と和泉市久保惣記念美術館が所蔵する2点の「睡蓮」(いずれも1907年)も特別展示されていました。これらの作品は、イスラエル博物館所蔵の「睡蓮の池」とはほぼ同じ構図となっており、連作の制作時の天候や時間がどのように違うのかをうかがうことができます。
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こちらは、東京富士美術館所蔵の「睡蓮」1908年。11月30日から特別出展されるそうです。
※ 本展覧会での撮影ではありません。東京富士美術館 美術館・博物館
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「睡蓮の池」1907年 アーティゾン美術館
現在(2021年10月2日~2022年1月10日)、アーティゾン美術館「印象派-画家たちの友情物語」で展示されています。
※ 本作品は本展覧会には出展されていません。アーティゾン美術館 美術館・博物館
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「睡蓮」1907年 ポーラ美術館
現在(2021年9月18日~11月23日)Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中のポーラ美術館コレクション展「甘美なるフランス」~モネ、ルノワールから マティス、シャガールまで~で展示されています。
※ 本作品は本展覧会には出展されていません。ポーラ美術館 美術館・博物館
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レッサー・ユリィ「風景」1900年頃
印象派にも影響を受けたドイツ人画家、レッサー・ユリィ。初めて聞く画家でしたが、この作品の他に「夜のポツダム広場」という20世紀初頭のベルリンの風景を描いた作品や人物画の「赤い絨毯」など素晴らしい作品が展示されていました。 -
ギュスターヴ・クールベ「森の流れ」1873年
ギュスターヴ・クールベは、フランスの画家。19世紀フランス絵画において、写実主義(レアリスム)運動を率いたことで知られています。71年、パリ・コミューンに参加。ヴァンドーム広場の記念柱を倒壊した罪によって逮捕され、73年にスイスへ亡命。母国に戻ることなく77年に没しており、これらは最晩年の作品です。 -
ギュスターヴ・クールベ「岩のある風景」1872年
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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「モルトフォンテーヌ、小さな柵へと続く道」1850年代
モルトフォンテーヌは、フランス北部のオワーズ県にある小さな村です。1850年代、コローは光と水の反射の効果を学ぶため、この地域を頻繁に訪れています。 -
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー「樹々の間に差す陽光」制作年不詳
展覧会は4章構成になっており、こちらは第2章の自然と人のいる風景で、バルビゾン派をはじめとするフランスの風景画家の作品や印象派やポスト印象派の作品も展示されていました。コローの作品は、第1章「水の風景と反映」にも4点出展されていました。 -
「樹々の間に差す陽光」(部分拡大)
第1章「水の風景と反映」では、印象派に先駆けて戸外に赴き制作を行ったコローや印象派の画家たちの水や水面の描き方に着目し、光をどのように捉えていたかを探る展示となっています。 -
シャルル=フランソワ・ドービニー「花咲くリンゴの木」1860-62年
本展は69点の展示作品のうち、なんと59点が初来日。これまで知らなかった作品に多数出会える展覧会となっています。 -
カミーユ・ピサロ「豊作」1893年
本作品においてピサロは、伝統的な風景画に登場する羊飼いの代わりに、鋤を手に農地を耕す男女を登場させています。これらの人物は風景の単なる添えものではなく、中心的な役割を担っており、農地での実際の作業を描くことに関心が向けられています。 -
カミーユ・ピサロ「朝、陽光の効果、エラニー」1899年
ピサロの作品は、写真の3点以外に3点。印象派ではルノワールの作品も7点展示されていましたが、どれも初めて見る作品でした。 -
カミーユ・ピサロ「エラニーの日没」1890年
1890年、ピサロはエラニーと近くの」バザンクール=シェル=エプトで夕日を繰り返し描きました。本作の構成はシンプルです。木々が水平に配置され、低い地平線がそれと平行するように画面を横断し、上部を占める空の中心には薄い雲に遮られた夕日が浮かんでいます。淡い青空に夕日の黄金色の光、そして木々の影が鮮やかなコントラストを作り出し、力強く変化に富んだ筆致が作品に活気を与えています。 -
ポール・セザンヌ「陽光を浴びたエスタックの朝の眺め」1888年
地中海に面したマルセイユ近郊の小さな製造業の町、エスタックは多くの芸術家たちを惹きつけてきました。セザンヌは1860年代に訪れてから、1870年代には普仏戦争の徴兵を逃れるためこの地に滞在し、その後も断続的にここで制作を続けました。
薄く塗られた柔らかな色彩の濃淡により、水彩画のような質感を呈しています。地面が全体の黄金色の色調をさらに強調し、南仏の暑さと強い光を巧みに伝えています。画面のいたるところに鉛筆による下書きが散見され、いかに構図やモティーフの配置を模索しながら描いていたかを知ることができます。 -
ポール・セザンヌ「湾曲した道にある樹」1881-82年
本展でのセザンヌの作品は、「川の湾曲部」「エスタックの岩」ともに1865年頃。「川のそばのカントリーハウス」1890年頃と幅広い年代の作品が出展されていました。 -
「湾曲した道にある樹」(部分拡大)
セザンヌらしい構図と色彩の作品。 -
フィンセント・ファン・ゴッホ「麦畑とポピー」1888年
こちらは、2019年に上野の森美術館で開催された「ゴッホ展」にも出展されていた作品。2回見に行ったのですが、この絵の赤いポピーの花が強烈に印象に残っていました。なお、本展ではファン・ゴッホの作品は「アニエールのボワイエ・ダルジョンソン公園の入口」というやはり「ゴッホ展」に出展されていた作品も展示されてました。 -
「麦畑とポピー」(部分拡大)
1888年6月16日から20日に書かれた手紙の中で、ファン・ゴッホは、色彩を配する方法を妹に説明しています。「ひなげしあるいは赤いゼラニウムを濃い緑の中に置くと赤と緑のモティーフとなる。・・・・色には互いを引き立てあう色というものがある」 -
フィンセント・ファン・ゴッホ「プロヴァンスの収穫期」1888年
本作は、1888年の夏に制作された6点の油彩画の1つですが、それらの作品において、ファン・ゴッホは、収穫というモティーフを様々な角度から捉えています。
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クロード・モネ「ジヴェルニーの娘たち、陽光を浴びて」1894年
本作は、本格的な積み藁の山が築かれるのを待つ間、悪天候に備える為、一時的に作られた藁の束の形が女性に見えることからその名がついています。1888年よりモネが描いていた「積み藁」の連作とは、形態の違う多くの藁の束が描かれている点で異なります。 -
「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン展」堪能しましたが、2時までまだ時間があるので、上野に行きます。
国立科学博物館 美術館・博物館
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こちらも10/14に開催されたばかりの特別展「大英博物館ミイラ展 古代エジプト6つの物語」。歴史の殿堂として知られるイギリスの大英博物館は、古代エジプト文明の研究でも世界を牽引してきました。その研究成果を紹介する本展は、6体のミイラを選りすぐり、CTスキャンを用いた画像解析によって、外側からはうかがい知ることのできないミイラの謎を解き明かし、古代エジプト人の生き様や文化を紹介するというものです。
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6体のミイラ、階級、性別、年齢、さらに埋葬された時代が異なり、それぞれの社会、時代に生きてきた人たちの様子がわかる展示となり興味深かったのですが、残念なことに写真撮影は禁止となっていました。唯一写真撮影がOKとなっていたのは、レプリカが展示されている廊下部分のみ。
写真は「ロゼッタ・ストーン」の原寸レプリカです。大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ツタンカーメン 黄金のマスクのレプリカもありました。
こちらは大英博物館にはありませんが・・・ -
ですがこちらのレプリカ、非常によくできています。
エジプト考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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上野から甥っ子たちが待つ横浜に移動します。
旅行記「甥っ子たちを連れて横浜ベイシェラトンのオーダーブッフェ~グルメ パレットvol.6~みちのくフェア~」に続く・・・
https://4travel.jp/travelogue/11717191
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