2025/05/21 - 2025/05/22
42位(同エリア695件中)
万歩計さん
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・大歩危駅に着く頃には雨が本降りになった。「宿でゆっくり」とも考えたが「2度目はない」と思い直し、傘をさして吉野川に沿って国道の傍を1kmほど歩いた。「サンリバー大歩危」はホテル代が高騰の中で見つけたお手軽価格の宿。部屋を無償アップグレードしてくれ、アルカリ泉の天然温泉と祖谷地方の郷土料理でもう満足。
・翌日、奥祖谷のタクシー観光から大歩危に戻った後、妖怪街道を1時間ほど歩いた。山深いこの地域は妖怪伝説の宝庫で、藤川谷沿いの小径に「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの児啼爺(こなきじじい)を始めとした「ものの怪」達の像や木彫りが随所に立っていた。計画では大歩危観光船に乗る予定だったが、こちらの方が断然面白かった。
【旅程】
★5/21(水)新大阪→岡山→児島→塩飽本島(島内サイクリングと重伝建笠島)→丸亀→琴平(金刀比羅宮)→大歩危(泊)
https://4travel.jp/travelogue/11985964
https://4travel.jp/travelogue/11986514
★https://4travel.jp/travelogue/11986631
★5/22(木)奥祖谷地方のタクシー観光(小歩危、祖谷渓、ひの字渓谷、祖谷のかずら橋、重伝建落合集落)→大歩危の妖怪街道巡り→美馬市(重伝建脇町南町)→徳島→大阪
https://4travel.jp/travelogue/11987054
https://4travel.jp/travelogue/11987354
https://4travel.jp/travelogue/11987805
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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15:59 南風15号で琴平駅を出発。今夜の宿泊地大歩危へ
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列車は四国中央部を南へ
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吉野川を渡る頃は雨が本降りに
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吉野川の上流は小歩危、大歩危といった峡谷が続きます
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16:41 大歩危駅で下車
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祖谷のかずら橋など祖谷地方観光の拠点になる駅です
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イチオシ
ホームから駅舎への入口に妖怪「児啼爺(こなきじじい)」。山深いこの地域は妖怪伝説の宝庫
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ちいさな大歩危駅。宿のマイクロバスが迎えに来てくれてました
大歩危駅 駅
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駅前には小さなスーパーや観光案内所。レンタサイクルのほかにレンタルバイクもあります
歩危マート 専門店
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今夜の宿は大歩危駅から車で6分のサンリバー大歩危
大歩危温泉 サンリバー大歩危 宿・ホテル
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入口に祖谷のかずら橋のミニチュア
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部屋は洋室、無償アップグレードしてくれてました。1泊2食付きで12100円と昨今のホテル代高騰の中で有難い価格帯
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部屋の風呂は使いません
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一息ついて何時もの館内探検へ
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浴室は大歩危峡を見下ろす5階にあります
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源泉名は大歩危温泉。アルカリ単純泉で19.6℃の冷泉を加温しています。アルカリ泉特有のヌルヌル感がよかった。
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とりあえず写真だけ
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ロビーに下りると列車の座席を利用した椅子
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フロントと売店
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祖谷地方の特産品が並んでいます
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浴衣コーナー
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玄関口に宿泊者用の自転車。雨が降ってなかったらこれで渓谷沿いを走るのだが
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外に出ると雨で雲は厚い
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向こうに見えるのは先ほど渡った土讃線の鉄橋
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「ホテルでゆっくり」とも思ったが、「ここに来ることはもうない」と考えると足が自然に吉野川の方向へ
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ホテルから見えた土讃線の鉄橋
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イチオシ
この辺りは吉野川上流で日本有数の急流です
大歩危 小歩危 自然・景勝地
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吉野川に沿った国道32号線。車道の横に歩行者用歩道があります
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雨が降ると一挙に水量が増えて流れも豪快に
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ホテルから峡谷沿いに南に歩いて1km
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RiverStation West-Westに到着。ここにはラフティング等のアクティビティ基地や祖谷そば店、アウトドアショップ等がありますが既に営業終了。
West - West 専門店
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イチオシ
雨も強いのでここから引き返しました
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部屋に戻り濡れた服を干して温泉へ。人がいないタイミングを見て写真を撮ります
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半露天風呂
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手摺から身を乗り出すと眼下に吉野川
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19:00 1Fレストランで夕食。祖谷渓懐石を地酒の冷で頂きました。
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ここもインバウンドが目立つ。隣席の若いアメリカ人カップルはGooglemapでここを知ったそうです。
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明日の計画を練って早めに就寝。外は雨が降り続いています
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7:00 朝起きると雨は上がってました。朝食はビュッフェ形式で品数豊富
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7:45 予約していた観光タクシーが迎えに来ました。これから西祖谷の秘境を回り、最後に重伝建の東祖谷山村落合まで行きます
旅行記はここ
西祖谷秘境巡り→
https://4travel.jp/travelogue/11987054
重伝建「三好市東祖谷山村落合」→
https://4travel.jp/travelogue/11987354 -
12:20 西祖谷のタクシー観光は道の駅大歩危で終了。当初はこの後に大歩危峡の観光船に乗る予定でしたが、昨夜の豪雨による増水で欠航でした
道の駅 大歩危 道の駅
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13:37発の阿波池田駅行きのバスまで1時間余り時間があります。
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道の駅で食事でもしながら時間を潰そう、と道の駅に入るとあちこちに妖怪の案内
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山深いこの地方には妖怪や憑き物の伝説が多く残り、人と妖怪が共存しているとのこと
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「ゲゲゲの鬼太郎」でお馴染みの児啼爺(こなきじじい)伝説はここで生まれました。山城町は妖怪伝説の多さを活かして妖怪文化の普及に貢献していることが認められ、平成20年に世界妖怪協会(会長 故水木しげる氏)から「怪」遺産に認定されました。
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妖怪屋敷と石の博物館がありますが、「藤川谷沿いには周辺に出没した妖怪のモニュメントと解説版がある」そうでそちらが面白そう。
妖怪屋敷と石の博物館 美術館・博物館
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ということで、道の駅から400m程歩いて妖怪街道の入口へ、
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妖怪巡り案内板。時間もないので藤川谷沿いに児啼爺の碑まで往復4km歩きます
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12:40 妖怪街道ウォーク開始。早速現れたのは河童の妖怪「どろめき淵のエンコ」
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藤川谷を行くと昼なお薄暗い「どろめき淵」があり、人や馬が近づくとエンコ「河童」が出て淵の中に引きずり込んで尻児玉を抜くと伝えられています
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万歩計の住んでる団地の近くにも「まぐわ淵」という河童伝説の渓谷があります。生まれ故郷の九州筑後地方にはクリークが多く、子供の頃大人たちから「河童に玉を抜かれる」と言われていました。いずれも子供が危険な場所で泳がないように戒めたもの
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なかなか面白そう、先へ歩きます
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ヤマジチ
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昔、水無集落にヤマジチと呼ばれる怪力の大男が現れ大暴れし村人達を苦しめ、ついには5人の村人と犬2匹が犠牲になった。
村人達が嘆き悲しんでいるところに讃州からやって来たという山伏が通りかかり、ヤマジチ退治を申し出た。山伏は村人達に団子を作らせ、団子に似た白い丸ごろ石を持ってヤマジチの岩屋へ向かった。
翌朝村人達が岩屋へ向かうとそこには喉を真っ赤に焼かれて死んだヤマジチとヤマジチの毒気にあたって息絶えた山伏の姿があった。ヤマジチは焼いた団子に混ぜた焼石を食べて死んだのだった。
村人達は山伏をねんごろに弔い、ヤマジチを塚に祀ってその魂を慰めた。
~山城大歩危妖怪村HPより -
藤川谷は清流で瀬音を響かせ流れていますが、両岸から木々が覆いいかにも妖怪伝説が生まれそう
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招き猫
招福の猫だが、ここに置かれると妖怪っぽく感じます。ただ猫娘ではなさそう -
弁財天
この谷筋で田を作っていた人が、地面が濡れていたので神社の脇の芝を折って尻に敷いて休んだ。するとこの家に頭が乙姫さんで体が龍の姿に変化した弁財天が現れ、自在鉤にぐるぐる巻きついて怒りをあらわにした。
家の者はお詫びをして家の上に祠を作り、今も丁重にまつり続けている。
~山城大歩危妖怪村HPより -
顔を見るとちょっと色っぽい
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山城茶業組合。この地方はお茶の産地です
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歯を剥いた恐ろし気な妖怪は「マド(魔道)」
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マドは人の道に外れた極悪非道の者の死霊。意志の弱い人間に憑りついてひとを殺めさせたり、惨酷なめに遭わせる憑き物です。
この地域では悪事を働いた者に対して「あいつはマドに憑りつかれたんじゃ」と言ったり、無残に死に方をした人や行方不明になった人にも「気の毒に、マドに取られたんじゃ」と言ったそうです
~山城大歩危妖怪村HPより -
この辺りの民家では夜に囲炉裏端で、子供相手にこんな妖怪話をしたのだろう
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山じじ
昭和9年生まれのOさんが子供の頃、藤川谷の奥の通称マメアレという所へお父さんの山仕事について行った時の話。
弟と川遊びをしていたら山の上から草を分けて、Oさん達と同じくらいの背丈で頭にハゲのある子供やら年寄りやら分からないのが下りてきた。裸の背中はミノか毛のような物で覆われていたそうだ。
水をかけあったりして遊んだが一言も喋らず、しばらくするともと来た山を上がって行ったのでお父さんに今のは何ぞと聞いたら
「ありゃヤマジジじゃ」
と答えた。(山にはそんなもんがおるんじゃなぁ)と思ったが怖いとは感じなかったそうだ。
~山城大歩危妖怪村HPより -
イチオシ
ここでちょっと車道を外れ山道へ
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流れを少し遡ると滝壺
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赤子淵の赤子
赤野谷奥魚返り淵の上は人が通ると赤ん坊の泣き声が聞こえて来たと言われている。声をたどって淵に下りてみても誰の姿も見あたらない。
~山城大歩危妖怪村HPより -
イチオシ
川ミサキ
夏になると大人も子供も川遊びや漁をしていたが水温の低い谷や川の水は冷たく、長く入っているとあっという間に体温を奪われ手足がしびれ、歯はガチガチと鳴り震えが止まらなくなる。そのうえ麦飯と芋の粗食で育った体はあっという間に疲れと空腹で体力を消耗する。
川ミサキは川で死んだ人の怨霊と言われ、体力の弱った人に憑りつき水難事故を引き起こす
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クモトリ淵の一つ目入道
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ある男が淵の上に小屋を建てて山仕事をしていた。ある夜うとうとしていると蜘蛛が出て来て足の指に糸を巻き付けては出ていく。それを何度も繰り返すので薄気味悪くなり、蜘蛛の糸を柱に巻き付け男は眠りについた。
すると夜中に轟音が鳴り響き、男は小屋ごと淵に引きずり込まれた。命からがら岸までたどり着き男が淵を見上げると、そこの巨大な一つ目入道が男を見ていた。大正14年8月2日の出来事 -
野鹿池の竜神
ある豪傑が深山に分け入り狩りをしていたが獲物が捕れない。「時々この山で怪異がおこるのは池の主の仕業だろう。竜王は在宅か」と呟いたら蛙が一匹現れた。豪傑は笑うと蛙は姿を消し雄鹿が現れた。又笑い飛ばすと雄鹿も姿を消した。すると雲が天を覆いつくし水煙とともに巨大な竜が現れた。
その夜豪傑の夢に竜王が現れ山上の野鹿池の修築を願った。豪傑の指揮の元領民が石を運んで野鹿池には大堤防ができた。この池の竜王は今も雨乞いの神として祀られている
~山城大歩危妖怪村HPより -
真打登場!「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な児啼爺
児啼爺の石像 名所・史跡
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山城に伝わる昔のコナキジジイは泣いている子供をさらいに来るお爺さんで 抱き上げても重くならない。
また、徳島県にはオンブをねだる「オギャナキ」の話しがあり、この妖怪は子供の泣き声を上げる。
現在一般に知られる"赤ん坊の姿をしてオギャー、オギャーと泣き抱き上げると重くなる"と言うコナキジジイの姿や性質は現在に至るまでの間にこのオギャナキとコナキジジイの話しが合わさってできたのでは、と推測される。
~山城大歩危妖怪村HPより -
面白い妖怪ウォークでした。現在13:08でバスの時刻まで30分
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バス停のある大歩危峡観光遊覧船乗り場まで急ぎ足
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増水により観光船には乗れなかったが、妖怪ウォークの方が断然面白かった
大歩危峡観光遊覧船 乗り物
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遊覧船の乗り場には鯉のぼり
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このような峡谷を30分間クルーズします
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川岸で見られる巨大な含礫片岩は天然記念物
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13:39 大歩危からバスに乗り阿波池田へ。そこから列車に乗り換え最終目的地の美馬に向かいます
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この旅行記へのコメント (3)
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- おくさん 2026/02/23 13:25:35
- 良い旅
- 今回も魅力に溢れる旅してますねー。
万歩計さんの旅はいつも興味津々です。
大歩危の葛橋は見たかったのですが、遍路のルートではなかったので行きませんでした。
金比羅さんは交通の勉が良かったので行けましたが。
地域の伝承はモノに寄っては鬼気迫る感じがして、薄暗くなった時に廻ると怖そうです。
四国にはあちこちに弘法大師の逸話があるのですが、どれも嘘っぽくて鼻で笑ってました。笑
- 万歩計さん からの返信 2026/02/23 23:34:49
- Re: 良い旅
- おくさん、こんばんわ。今回もコメント頂き、ありがとうございます。
「良い旅」とのお言葉を頂きましたが、私の旅にノープランはありません。というより計画を立てるのが旅をするのと同じくらい楽しみなのです。
行く先が決まると4トラベラーさんの関連旅行記を細かくチェックし、興味ある場所が見つかれば旅程に組み込みます。あとはGooglemapでルートと交通手段を調べ、最後に宿を選定します。一人旅の場合は選定基準は明快で「安いこと、鄙びていること、近くに共同浴場があること(温泉ならなお良し)」。
最近の旅行記には最初にエクセルで作った行程表を付けています。これを作る作業が実に楽しく、見直しを重ねVer.10以上になることもざらです。これまでの旅でほぼ外れがなかったのは、この努力(いや、楽しみかな)があったからかな。
万歩計
- おくさん からの返信 2026/02/24 07:38:32
- Re: 良い旅
- 万歩計さん私も同じですよ。数ヶ月掛けて立てる予定は旅の楽しみですよね。
私もエクセルで全日程を作ります。宿の予約はしないので本当に予定ですが。それは印刷してノートに貼り付け持って行きます。
私は別にもう一枚地図を作ります。
まずルートが決まったらルート沿いのアルベルゲやオスタルを調べ倒します。高いホテルは問題外です。
それとバルや店などがアルベルゲ周辺や道沿いにあるかどうか。
これとても重要で、下手するとシャリバテになっちゃいますから。
A4用紙に表裏4日分の情報を描いて両面印刷して持ち歩き、過ぎた所はすぐ廃棄です。1gでも軽くしたいので。
観光地は滅多にないのですが、まれに大きな街では連泊します。
すごく贅沢な気持ちになります。
温泉は日本人には堪らないですよね。私が泊まる宿には湯船がないのが殆どなので、今回も一度も湯船に浸かると言うことがありませんでした。
その度に、日本の温泉宿の素晴らしさを思い出してました。
万歩計さんと違うところと言えば、私には4トラの旅行記で参考になるのは1つもないのと、宿の予約は帰りの飛行機が決まっている最終日だけしときます。
あとは全て当日見つけるか前日に人頼みで予約する程度です。(電話なし)
そんなだからたまに宿難民になって数時間余計に歩くこともありますが、まだ野宿をしたことはありませんでした。
万歩計さんも帰ってから旅日記を作るので、私と同じく一度の旅で三度楽しめてますね。(^o^)v
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