2021/09/11 - 2021/09/11
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kojikojiさん
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ツアー7日目の前日の「自然を感じる十勝・帯広」コースの1日ツアーが終わると団体行動はすべて終わり、バスの中で帰りの航空券のバウチャーが配られます。一応添乗員さんは残りの2日間はMOOの中にカウンターを構えて連絡は付きますが、ツアーのメンバーの方とは基本的に会うことはありません。ちょっと寂しい気にもなりますが我が家の8日目も予定が盛りだくさんなので感傷に浸っている暇はありません。ここまで毎日忙しかったので少しゆっくり目に朝ご飯を食べて釧路駅に向かいました。午前11時6分発のノロッコ号で塘路に向かい、カヌー会社にピックアップしてもらい、塘路湖からスタートして釧路川を細岡まで下る3時間のカヌーが本日のメインイベントです。トラピックス社のツアーは緊急事態宣言が延長になり、催行されるかどうかも分からなかったのでノロッコ号の切符の予約とカヌーの予約はぎりぎりの9月に入ってからになりました。カヌーの仮予約が出来たところでノロッコ号の座席をネットで予約して、事前にみどりの窓口で発券しておきました。当初は和商市場で勝手丼を買って列車に持ち込もうと思っていましたが、コロナの事もあるので駅弁にしました。実際に列車に乗っているのは50分ほどで、その間に車窓の写真も撮らなければなりません。無事にノロッコ号にも乗れ、塘路駅ではカヌー会社の人とも合流できて、まずは事務所に向かいます。ツアー代金を支払って、身支度をしてすぐにバンに乗って塘路湖の北側のサルボ展望台の下あたりからスタートします。カナディアンカヌーに乗るのは初めてでしたが、パドルの漕ぎ方を習ってすぐにスタートしました。塘路湖は流れがないので漕がなければなりませんが、その分良い練習になりました。湖に浮かぶ水草は「菱」だということです。中国の杭州で初めて「菱の実」を食べたことがありますが、あまりに美味しかったので茹でた実を家に持ち帰って母に食べさせようと思ったことがあります。知らないと思っていたのですが「あら、菱の実ね。懐かしいわ。」と言われてがっかりしたことがあります。湖を縦断して釧網本線の鉄橋の下をくぐり、アレキナイ川を経て釧路川の本流に入ります。このころにはだいぶ慣れてきて、周囲の景色にも目が行き、写真もたくさん撮れました。最初は水鳥でしたが、そのあとはエゾシカがこれでもかと現れました。そんなカヌーツアーの前半1時間30分の旅行記です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー JALグループ JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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前日は快晴になりましたが、この日の朝は10日間で一番深い霧に覆われていました。
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4日間の1日ツアーが終わって出発時間が遅いのでこの日の朝ごはんはゆっくりいただけました。
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ずっと和食ばかりでしたのでこの日は2人とも洋食にしてみました。
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半分はいつもと同じメニューですが、久しぶりにパンを食べた気がします。
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天気予報でもこの日は天気が良くないようで、これから釧路湿原でカヌーに乗るのに心配になりました。
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午前10時ごろにホテルを出て釧路駅に向かいます。
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ツアー4日目に釧路駅は下見しておいてよかったと思います。
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昨日のバスの中でバスガイドさんが十勝の小豆の話から北海道のお赤飯の話しになりました。北海道では甘納豆を入れて「赤飯」を炊く独特の食文化があり、色は食紅で付けてとても甘いそうです。話にだけは聞いていましたが、駅の売店で売っている姿を見たら本当だと分かりました。
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ノロッコ号の出発まではまだ30分ほどあるので駅弁を見に行きます。
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駅弁と昔懐かしいプラスチックのお茶も買いました。
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改札が始まったのでノロッコ号に向かいます。
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釧路駅のホームは昔懐かしい使い古した線路を使ったものでした。我が家の最寄り駅のホームもほんの10年ほど前まではこんな感じでした。
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ノロッコ号の先頭車で記念写真を撮りました。本当は2人のところを撮りたかったのですが、コロナ禍では誰かにシャッターを押してもらうような雰囲気ではありません。
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1番線は線路を再利用したホームでしたが、ノロッコ号の2番3番線はさらに懐かしい木製のホームの屋根でした。
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子供のころに乗った上越線や信越線の駅はみんなこんな雰囲気でした。ホームにはやたら長い洗面台があったり、駅弁を売る人やチッキ(託送手荷物)を運ぶ人で混雑していました。
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今回の釧路ツアーは緊急事態宣言の延長で催行されるかどうか分からなかったので、出発の直前までカヌーツアーの予約とノロッコ号の予約が出来ませんでした。
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出発の数日前にネットから座席を予約して、最寄りのみどりの窓口で発券しておきました。コロナ禍のせいで左側のベンチは1基に1名の定員で、6人掛けのテーブル席は窓側と通路側だけの4人掛けになっていました。
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最後尾はこんな感じで、塘路から釧路まではこちらが先頭車になります。
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東京近郊では絶対に見る事のないラッセル車が停まっていました。真っ赤なブレードがかっこいいです。
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出発まで時間があるので車内はガラガラでしたが、出発前にはテーブル付きの席はほぼ埋まっていました。当日でも切符は変えるようでしたが、釧路湿原の眺めの良い窓側は事前に買っておかないとならないと思います。
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駅弁は「かに飯」のパッケージが昭和っぽいので選んでみました。
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そして「サーモンいくらめし」ですが、こちらの方が美味しかったです。
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何よりこのお茶が懐かしくて気に入っています。1個120円なのでペットボトルのほうが良いのでしょうが、プラスチックの香りのするお茶に郷愁を感じます。
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次に乗ることもないだろうからいろいろ写真を撮っておきます。
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列車は定刻に釧路駅を出発して、釧路川を渡って塘路駅へ向かいます。
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東釧路駅を通過したところでお弁当を食べることにしました。
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東京駅から新幹線に乗って新横浜駅を過ぎるとお弁当を食べたくなるのと同じ気分でしょうか。乗車時間が短いのでさっさと食べてしまうことにします。
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車窓から岩保木水門が見えました。グーグルのマップで見ると分かりやすいのですが、この水門で釧路川と新釧路川を隔てています。この水門が出来るまで釧路川は釧路市街を流れて釧路港で海に注いでいました。そのため、ひとたび洪水が起きると釧路市街は大きな被害を受け、港湾は川によってもたらされる土砂に悩まされることになったそうです。特に1920年8月の洪水の被害は大きく、釧路市街は一週間以上も水没したそうです。翌年から阿寒川の付け替えや新釧路川の開削など河川改修が行われ、1931年に新たに本流となった新釧路川と旧流路との分岐点にこの岩保木水門が設けられました。
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釧路湿原駅では細岡展望台へ行かれる方がたくさんいるようで、半分くらいの人が降りてしまいました。
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この辺りから湿原の景色が目の前に広がっていきます。今まではバスで通り過ぎるだけでしたが、ノロッコ号のスピードもそんなに速くなく、景色の良いところや動物がいると徐行してくれます。
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細岡駅に停車しました。カヌーで釧路川を下ってくるとこの駅の近くまで来ることになります。国立公園内なのでカヌーの乗降場所は決まっているようです。
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釧路川がすぐ目の前を流れています。
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エゾジカがいました。列車は少し徐行して、車内案内の放送でもどこにいるか教えてくれます。
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列車の中からはエゾジカを探して写真を撮っていましたが、この後のカヌーでは飽きるほど見ることが出来ました。
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トラピックスのツアーのオプションでも早朝4時に出発して1時間30分のカヌーツアーがありましたが、あまりにも設定時間が早すぎますし、車で移動しても湿原の景色を間近かに見ることは出来ません。
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このあとこの川をゆっくり下るとは知りませんでした。
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カヌーでは視線の高さが川面に近いので、川辺から奥に入ったこのような景色を見ることは出来ません。
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塘路駅に到着しました。
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ホームにあった看板で記念写真を1枚。
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撮り鉄でも何でもありませんが一応写真は撮っておきます。
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丘の上にはサルボ展望台があり、手前の川は釧路川と塘路湖を結ぶアレキナイ川だと思います。
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電柱がちょっと邪魔です。
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駅前の看板で近隣の事を把握しておきます。
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駅前でカヌー会社の方と合流してバンに乗り込みます。
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塘路駅前のコスモスも色が濃くてきれいでした。
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ノロッコ号が到着すると乗り降りでたくさんいた人も散らばってしまい、すぐに閑散としてしまいます。一応ノロッコ号以外にも数本の列車が走っているようですが、ほぼ100%観光で成り立っている駅です。
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塘路駅から一度カヌー会社の事務所に向かいます。
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事務所で料金の精算をして、寒さ対策と必要なものを持って、預ける荷物と分けます。預けた荷物は最後の細岡で受け取って、塘路の駅まで送ってもらうことになります。
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木製の美しいカヌーが置かれてありましたが、ツアーで使用するのはFRP製
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事務所を出発して塘路湖の北側の湖畔でカヌーを降ろします。この辺はスタッフの方が全部やってくれるので我々は見てるだけです。
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バンから降ろしてみるとかなり大きいカヌーなのだと改めて感じます。これに3人乗ってのツアーになります。
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スタート地点は塘路湖の北側のサルボ展望台の登り口の近くでした。ここで木製のパドルの扱い方やパドリングの練習と注意事項の説明があります。もちろん救命胴衣を着て出発します。これは着ているだけで温かいので、この時期の季節にはちょうど良かったです。
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さぁスタートです。今までにシーカヤックなどは乗ったことがありますが、カヌーは初めてです。
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ガイドさんに経験を聞かれたのでそう答えましたが、中国の桂林では竹筏を漕いだことがありましたし、タイのチェンマイ郊外でも竹筏の川下りの竹棒を操ったことがありました。そう考えるといろいろな国でいろんなことをしていたのを思い出しました。
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そのうちに湖面は水草に覆われてきました。ガイドさんから「これは菱ですよ。」と説明がありました。
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水草上の菱を見たのは初めてですが、菱の実は中国の杭州の屋台で蒸したものを買って食べたことがあります。栗のようにほくほくして甘い味に驚いた記憶があります。そして母に食べさせたいと思って持ち帰ったのですが、「あら、菱の実じゃない。懐かしいわね。」と知っていたことにがっかりしました。ガイドさんも「年配の方はご存じですね。」といっていました。
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塘路湖を渡ると手前は阿寒湖への往復と知床への往復で何度も通った国道391号線の鉄橋です。奥の鉄橋は釧網本線の鉄橋です。
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ここからアレキナイ川を通って釧路川の本流に向かいます。塘路湖の南側から出発したカヌーが前を進んでいきます。ほかにも数艇のカヌーを見かけましたが、3時間時間の設定なのか進むスピードは速かったです。
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ガイドさんによるとツアー会社は20くらいあるそうですが、シーズンだけにやってきて営業する人もいるので実数は分からないと言っていました。この1年半のコロナの影響は大きく、「とうとう消費税を払わなくてよくなりました。」とおっしゃっていました。
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アレキナイ川ではカモなどの水鳥を見かけることが多かったです。
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この川は塘路湖と釧路川のバイパスのような感じで、川の流れはほとんど感じませんでした。
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写真を採るときはパドルを船べりに置くとよいと言われました。
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こんな感じの3人旅です。妻が意外にパドリングが上手いのに驚きました。
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この後レンズ交換で16ミリのレンズを川に落としてしまいましたが、ガイドさんが大回りしてくれたのでパドルですくうことが出来ました。
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しばらくは水鳥ばかりの写真を撮っていました。
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カモたちが泳ぐ音以外には自分たちのパドルが水を漕ぐ音しかしません。
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先頭で写真を撮っていると、後ろに座った妻から「またさぼってる!」とお叱りの声がかかります。
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次から次に新しい鳥たちが現れるのでパドリングしている暇がありません。
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しばらくするとキタキツネの子供が現れました。
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今年生まれた子供でもう親元から離れているそうです。キタキツネのは縄張りがあるので、子供たちは川辺にしか居場所がないとのことでした。まだ毛並みがきれいな印象を受けました。
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基本的に200ミリの望遠レンズで川岸にいる動物の写真を撮っていました。実際の距離感はこんな感じでした。
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パドリングしながらの写真撮影にも慣れてきました。カナディアンカヌーは水面を滑るように進んでいくのでストレスはありません。
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しばらくするとエゾジカの群れが現れました。
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水辺にいた雌ジカは高いところに上がってしまいました。人間を恐れている様子はありませんので、釧路湿原にずっと住んでいるのだろうという説明でした。
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外部から湿原に来たエゾジカは追われた経験があるので逃げることもあるそうです。
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湿原の外では駆除の対象になることもあるので、ここにいるほうが幸せだと思います。
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よく見ると鹿の子模様の斑点のある個体と換毛の季節を迎えて、毛が生え変わりつつあるものもいるようです。
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そしてまた静寂が戻ってきます。
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きれいな鹿の子模様が残っており雌ジカです。
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この辺りまでが釧路川本流に差し掛かったところで、ツアーの中間地点です。この後コーヒーブレイクをはさんでカヌーツアーの後半が続きます。
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