初冬の京都、散り紅葉を求めて　１　東寺・勝林寺・高台寺

2020/11/28 - 2020/11/28

11月の三連休は、京都の嵐山など大勢の人出だとニュースで報道されてしたね。紅葉の時期の京都の混雑は相当のようです。
どうなることやらと心配しましたが、そろそろ終わりかけということもあってか、特に渋滞にはまったり長蛇の列に並んだりするということもなく、見納めの紅葉を見ることができました。

公共交通機関は一切使わず、マイカー、徒歩、ホテルのレンタサイクル利用です。

一日目は、東寺・SNSで話題の勝林寺・東福寺・高台寺など…。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 一休.com

紅葉の時期の京都は混み合うそうなので、朝7時前に自宅を出発。渋滞もなく9時前には東寺の駐車場へ。すんなり入れました。ここの駐車場は2時間600円。


拝観料は一人、600円。

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

でも紅葉は終わりかけかなあ～。

瓢箪池に映る五重塔。

現在の塔は、江戸時代に竣工。高さ55メートル、現存する日本の古塔最高の塔だそうです。

初層が公開されていて、中を見ることができました。

講堂。中は写真不可ですが、立体曼荼羅。大日如来をはじめとする21体もの仏像が圧巻でした。


東寺、なんやかやで1時間くらい滞在しましたかね。

お次は私の今回の最大の目的、東福寺塔頭　毘沙門堂　勝林寺に向かいます。

東寺(教王護国寺) 寺・神社・教会

東寺からはほぼ一本道ですが、最後お寺の近くは道が入り組んでいて細いです。
特別拝観中はお寺の駐車場が使えないので、近くのコインパーキングに停めます。

「タイムズ東福寺第２」空きは十分ありました。

コインパーキングから1分ほど。東門から入ります。

秋の特別拝観は一人600円。

毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会

入って左側の受付で支払います。

他の方々の旅行記やインスタで見かけて、是非来てみたかったお寺です。

入ってすぐに花手水。
火曜と土曜にお花の入れ替えがあるみたいです。

モリモリ、華やかで綺麗～。

小さなお地蔵さんも…。

勝林寺は東福寺の塔頭寺院の一つです。

境内の紅葉はここも終わりかけではありますが、いろいろ楽しめる工夫が。

花小鉢と散紅葉

こっちにも

あっちにも

可愛い花小鉢

狐とサンショウウオ
いや、なまず？

吉祥紅葉

その美しさから、吉祥天が宿るもみじとされるそう。とりわけ「良縁」「美縁」を求める女性にご利益があるとのことです。

時代のニーズをを取り入れてる…。ここは拝観者を集めるために努力してるなあ～。

中は御朱印やお守りを求める人の列でちょっと混み合ってました。

ご本尊にお参り。スタッフが説明してくださいましたよ。

庭にでます。

庭のあちこちに和傘と小鉢が置いてあります。

小さなお地蔵さんも

ハート形に集められた落ち葉

映えスポットいっぱいでした。しかし本当に小さなお寺なので滞在時間は20分ほどでした。

歩いて東福寺の方へ。

生活道路、臥雲橋からみた通天橋。
ピークには燃えるように真っ赤な紅葉で埋め尽くされるそう。

東福寺 寺・神社・教会

かろうじて紅葉を楽しめました。

境内の方にやってきました。9月に来たときは中の駐車場まで車で入ることができましたが、紅葉の時期はもちろん入れません。

境内にはこのようなテントがたくさん。お祭りの屋台みたいね…。

地酒とワインを売ってるお店があり、丹波ワインをついつい購入。

東福寺 寺・神社・教会

方丈への入り口は、行列ができてました。

ピークは過ぎたとはいえ、東福寺にはたくさんの観光客がいました。

といってもぎゅうぎゅうで歩きずらい…というほどではなく、賑わってるな～という程度でしょうか。

このへんで引き揚げていったんホテルの方へ向かうことにします。
ホテルは三条駅近くの京都悠洛ホテルMギャラリーです。6月と8月にも利用しています。

これまではホテルからすぐ近くのキョウテク京阪三条駅パーキング利用。しかし、今回はホテルの駐車場優待割引がなくなってしまったので、ほかに安いところを探しました。

この辺の駐車場、平日は比較的安いのですが、土日、特にこの時期は最大料金がなくなったりするので事前によーくリサーチ。

始めに向かった「タイムズ京阪三条駅北」というところは、私たちのすぐ前を走っていた車2台が続けざまに入ってまさかの直前に満車。
通ってきた道までぐるっと回って戻り、こちらの「三井のリパーク新東洞院通二条」というところへ。5台だけの駐車場、3台分空いていたのでなんとか停めることができました。でもここも私たちが停めたすぐ後にもう一台来てました。
このへんは小さな駐車場がいっぱいあるんだけど、土日もお安いところはなかなかありませんのでね、
この駐車場、ホテルから650メートルくらい、徒歩5分です。土曜の昼前から日曜の午後まで停めて2400円でした。

ちなみに、キョウテク京阪三条駅に停めた場合は4000円になる計算でした。そっちなら広いし、簡単に停めることはできたんですけどね。夫が高いって言うから(;^ω^)

ホテルに荷物を預けて、時間は12時ころ。13時にチェックインできるプランだったけどまだ入れません。

ダーワ・悠洛 京都 宿・ホテル

少しお腹もすいたので三条大橋渡ってすぐのこちらのお店へ。

「ARROW TREE」さん。フルーツ屋さんがやってるパーラーらしい。インスタでよくみかけていたので目をつけてました。
ホテルのチェックイン時間を過ぎてたら、ケーキをテイクアウトして部屋で食べようと思ってましたが、まだ入れないので店内でパフェを食べることに。

ARROW TREE 京都三条店 グルメ・レストラン

一階で先に支払いをして番号札を貰います。いったん外へでてエレベーターまたは階段で2階へ。
一階はお客さんがいましたがこちらは空いてます。

私たちが上がっていったときに、食べ終わった4人グループがいたのみ。それもすぐ帰っていきました。
でもそのちょっとの間に、なんとそのグループのおじいさん、マスクもせず手で押さえることもせずくしゃみを3回も！一回目ならまだしも、あとはどうにかできたでしょ～。
このご時世にデリカシーのない人もいるもんだ…。

まあその後はこの広々した空間を貸し切り状態で使えたから良かったけど。

ちなみに来る途中、祇園の吉祥菓寮は長い行列ができてました。

ちなみに９月に私たちが行った吉祥菓寮・伏見御稲荷店はガラガラだったし、10月の伊藤久右衛宇治駅前店も貸し切り状態。
京都のカフェでは、私たちは周りに人を寄せ付けない何かを持っているのか？（笑）

京都っぽくはないけど、モンブランパフェとフルーツパフェ。
ARROW TREEtって西宮青果市場の老舗青果卸問屋さんが発祥だとか。


そのためフルーツもりもり。
マロンもこれでもかっていうくらい入ってたし、フルーツパフェの方も苺やら柑橘類、りんごといっぱい入っていたらしい。

マロンパフェは1628円、フルーツパフェは1408円。
この値段、ボリューム、内容はコスパいいわ～。

パフェにアイスが入っていたので少し寒くなってしまった。
三条大橋。ちょっと天気が悪いのでよけい寒々した感じ(;'∀')。

ここは東海道五十三次、西の起点。

三条大橋 名所・史跡

そのまま歩いて花見小路へ。
ここは写真撮ってもいいみたいだけど、脇道は写真不可の張り紙が。マナーの悪い観光客がいたんでしょうね…。

あ、その時も、写真不可のところで写真撮ってるカップルを1組見かけたけど(;^ω^)

花見小路 名所・史跡

建仁寺まで来ました。

建仁寺 寺・神社・教会

建仁寺。境内をぐるっと散歩しました。

本坊に入ると双龍図とかあるみたいだけどスルー

建仁寺 寺・神社・教会

石塀小路、ねねの道を経て高台寺へ向かいます。

ねねの道 名所・史跡

高台寺の中に入ってみます。

そういえば、レンタル着物姿の若者をたくさん見かけました。
この時はもう最高気温で14度くらい、季節は初冬。

寒くないのかな～中に超極暖ヒートテックでも着てるのかなあ？といらぬ心配をしてしまった。

臥龍廊。
開山堂と御霊屋をつなぐ屋根付き廊下。

高台寺 寺・神社・教会

紅葉はこれくらい。
でもこの写真だとどこだかわかりませんね

方丈と開山堂を結ぶ観月台。伏見城から移築したものだそうです。
北政所ねねが秀吉を偲びながら月を眺めたとか。

方丈から見事な庭を見ることができました。

方丈前庭。

波心庭と言われていて時期によって姿を変えるそう。

この時は龍を見立てた仕様になってました。

境内のなかでもひときわ高台にある霊屋へ。
秀吉と北政所ねねをお祀りする廟堂。

中は写真は撮れません。
この下には、ねねが座った姿勢で土葬されているそうです。スタッフの方が説明してくださいました。

降りていくと、竹林。

高台寺から、円山公園、八坂神社を経てホテルに戻ります。

ホテル近くの酒屋さん。通りかかるとガラガラとシャッターを開ける音がしました。

13時～20時30分とあるけど、この日は15時オープンだったような？

何か引き付けられるものを感じて中に入ってみると～

棚一面に日本のワインがずらり！

なんと皆生游月のペアリングで知った奥出雲ワインが！

天満屋米子店にはなかったのに京都で出会うとは。

左の二本が奥出雲ワイン。ちなみに一番右のは東福寺の境内で買った丹波ワインで
す。

ホテルに戻った後は、その２へ続きます～。