柏市の旧沼南町・大井・香取神社・石仏

2020/10/06 - 2020/10/06

福満寺の西隣が大井地区の鎮守様・香取神社です。元和元年以前（１６１５）の創建で経津主命を祀っています。道路整備で参道が削られるのにあわせ、昭和50年に本殿・幣殿・拝殿・など全面的に新築されています。社有地である字大六天・字天神山を処分し氏子浄財とあわせ60百万円余の費用をかけています。安永年間（1772～1782）の旧本殿は新造の鞘殿内に収納したそうで大掛かりな工事だったようです。
旧沼南町に大井という場所がある。ここは旧沼南町でも比較的早くから開けた地区であるが、いろいろな歴史伝承を持っています。戦国期には、小金の高城氏が当地も支配下に置いている。その大井には、かつて大井追花城があった。もともと、この城は大井追花の相馬氏系の在地領主の城館であったとともに、大津川河口付近の水運を監視する、役割を担っていたのであろう。手賀沼の南側に広がる大井新田は、明治時代から昭和にかけて開拓された田畑で、その中を流れる大津川が手賀沼に注いで居ます。旧沼南町を二分する国道１６号線は1968年（昭和43年）3月 柏市若柴 ～ 柏市大島田間が供用開始なり大井交差点で県道282号柏印西線と交差します。続いて大島田交差点で県道8号船橋我孫子線と交差します。大井と大島田の間に日本住宅公団の大津が丘団地が昭和53年（1978年）に完成しました。2017年（平成29年）の世帯数と人口は3,991世帯 8,690人とある。
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　80　北総石仏　旧沼南町の石仏　大井に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

柏市から国道１６号線を南へ、トンネルを抜け最初の信号が大井の交差点です。左に入ると印西を抜けて成田空港へ行けます。

妙照寺の北東に大井香取神社があります。

入り口脇の不動尊。

参道脇の石燈籠。

記念碑が並ぶ。

木々に囲まれた参道。

参道に赤い鳥居が見えます。四脚門とも呼ばれる権現鳥居の先に朱塗りの本殿が鎮座します。

手水舎。

石祠が並んで居ます。右から天明三年（１７８３）大六天、延享三年（１７４６）大杉大明神、大正6年賀蘇山神社？・古峰神社？、文政八年（１８２５）石神大明神、不明二祠、明治41年天神社？が並んでいます。

大井香取神社の拝殿。

大杉神社。

合祀神社。子安社・稲荷社・天神社の合社殿も新築されました。

大井香取神社の拝殿。

香取神社の扁額。

判読不明の記念碑。

大きな御神木。

従軍記念碑。