柏市の旧沼南町・高柳・県道８号線・石仏

2020/08/01 - 2020/08/01

高柳地区は南北朝初期から１４世紀末頃までは相馬氏の影響下に置かれ、１６世紀以降には小金高城氏の支配下に置かれていたと推定されています。高柳城は北流する大津川に向い北西方向に突出した舌状台地上に占地していますが、県道８号船橋我孫子線が南北に縦断しているため城館跡は東西に分断されています。残存遺構が目立つのは主に県道の東側であり、西側台地斜面の一部にも空堀跡等と想定される地形も確認できます。県道の西側は善龍寺境内になっています。牧場だった柏市に比べ歴史のある町です。それだけに石仏も多く残されています。
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　73　北総石仏　旧沼南町の石仏　高柳に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニッカ通りを南に、県道８号線交差点近く。道端の徳本念仏塔。隣に庚申塔があります。

青面金剛像。高友会老人クラブの皆様が庚申様巡りをしながら供養塔を維持管理しています。目前に赤い幟がある青面金剛塔が１基

御堂。

屋根付供養塔が４基。
高柳地区の最北部で塚崎地区神明社と向かい合う位置に旧称「とくほん」と呼ばれる一画があります。この地に立派な覆屋に堂々とした４基の石塔が並んで祀られています。

弘法大師供養塔。明治２９年弘法大師供養塔、

南無阿弥陀仏。文化十五年（（１８１８）徳本念仏塔、

光明真言塔。文政十二年（１８２９）光明真言塔、

紀念碑。年不詳弘法大師供養塔建設碑。

脇の草むらに５基の石仏。斜面に５基の馬頭観音塔があります。

全て文字馬頭観音。左から昭和４８年・文久二年（１８６２）・文政五年（１８２２）です。

全て文字馬頭観音。左から大正五年・年不明となっています。