柏市の旧沼南町・箕輪・如意寺・下総観音霊場(13)・石仏

2020/10/04 - 2020/10/04

我孫子側から手賀大橋を渡ります。手賀大橋の袂の「道の駅しょうなん」駐車、休憩、食事に便利です。ここを拠点に歩いて廻りましょう。「道の駅しょうなん」から１つ目の信号を左に入ります。箕輪区民館があり、箕輪地区の中心のようです。箕輪地区は新興住宅地「手賀の杜」に隣接していますがまだ古さを残しています。道端に道祖神が残っています。箕輪区民館の前の道祖神の道を左に入ると如意寺があります。「道の駅しょうなん」から徒歩１０分、その先は新興住宅地「手賀の杜」です。真言宗豊山派東福山如意寺には年代の古い石仏が多く、古くから開けた地域で有る事が伺えます。柏より沼南町の方が歴史はずっと古いです。

箕輪城の東南東約９００ｍの地点に所在。真言宗如意寺境内の周囲に多少の遺構が残るとの情報。寺が建立されている台地へと登る坂道にも、一見土塁・切岸のように見えなくもない地形を確認できます。けれども、これはあくまでも道路拡張によると思われる掘削跡と解すべきなのかもしれませんが詳細不明の地形です。中世城館遺構と思われる地形は、寺の東側の墓地とこれに続く細長い台地周辺に散見されます。墓地東側の竹林には２段？ばかりのやや大きめの腰郭とこれに伴う切岸が所在。下段腰郭の南側には土塁状の高まりも残存していました。また、台地北側を中心として帯郭状の地形も確認されますが、残存遺構は全体として叢生する竹林等に隠された形でひっそりとした佇まいを見せておりました。
「城跡ほっつき歩記」（管理人小頭＠和平）リンクフリー
http://kogasira-kazuhei.sakura.ne.jp/top.html
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　69　北総石仏　旧沼南町の石仏　箕輪に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

手賀沼の北は我孫子市、南は柏市（旧沼南町。）

如意寺、東福山の石柱。真言宗豊山派東福山如意寺。

墓地の脇の斜面に彼岸花が咲いてます。

四国八十一番。石の山門を入ると左手に文化五年（１８０８）新四国八十一番石塔

境内に咲く彼岸花。

光明真言供養塔。右手は大正11年（1922）の光明真言塔。

戦争で亡くなられた方の供養塔。

御堂。参道右に59番・81番大師堂

享保二十年（１７３５）建立、寛政十年（１７９８）修復の大きな寶篋印塔。

南無大師遍照金剛。

小ぶりの文政十三年（１８３０）五輪塔もあります。

如意寺本堂。

東福山如意寺。

六地蔵。墓地の入り口には宝暦三年（１７５３）の童顔六地蔵。

境内に咲く彼岸花。

境内に咲く彼岸花。

さらに墓地を進んでいくと、墓所の間に再開発で出た石仏・十九夜塔が集められ祀られています。

十九夜塔。

判別不明。

十九夜塔。種子サをいただき線香台が置かれている立派な石仏です。左側面には手前から延享三年（１７４６）拾九夜講の如意輪像、元禄三年（１６９０）十九夜所願成就の聖観音像、正徳二年（１７１２）十九夜如意輪観音塔などが墓碑に交じってならんでいます。

十九夜塔。

剥離が激しい。

十九夜塔。延宝六年（１６７８）十九宿念仏供養と刻まれた如意輪観音像があります。

破損してます。

十九夜塔。

十九夜塔。

十九夜塔。

十九夜塔。戒名が書かれています。女性の墓石。