柏市の旧沼南町・大井・車の前五輪塔・妙見様

2020/11/06 - 2020/11/06

伝承によれば、天慶三年（940）平将門戦死後、懐妊中の愛妾車の前は男子を出産した後で剃髪した尼となり、将門が信仰した妙見菩薩を祀るお堂を建てて菩提を弔いました。この地がその妙見堂跡地といわれています。何も目標物がありません。事前に細かい地図を用意して下さい。２度目で到達しました。
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　116　北総石仏　旧沼南町の石仏　大井に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

福満寺の南３００ｍの畑と林の境目です。何も目印がありません。

畑の中の道を進みます。

前方の林の根元にあります。

畑を迂回して向かいます。

林の方向に畔道を進みます。

樹の下に祠と五輪塔があります。

車の前五輪塔,沼南地区最大最古といわれ鎌倉時代に比定される１.６ｍの五輪塔です。ここは妙見さまと呼ばれた妙見堂の跡地です。

車の前五輪塔

文字が書いてあります。
五輪塔は、主に供養塔・墓として使われる塔の一種。五輪卒塔婆とも呼ばれる。日本では平安時代末期から供養塔、供養墓として多く見られるようになる。仏教で言う地水火風空の五大を表すものとする。五輪塔の形式は、石造では、下から、地輪は方形（六面体）、水輪は球形、火輪は宝形（ほうぎょう）屋根型、風輪は半球形、空輪は宝珠型によって表される。密教系の塔で、各輪四方に四門の梵字を表したものが多い。しかし早くから宗派を超えて用いられた。

妙見神社、

横から見る。

妙見大菩薩。明治7年妙見大菩薩塔が置かれています。

石灯籠。安政六年（1859）燈籠。

手水舎。薄暗い大木椎木の下に弘化四年（1847）手水石。