2020/08/28 - 2020/09/04
5645位(同エリア8682件中)
小心者さん
【3日目】
朝から大雨警報が発令される暴風雨(凹)。
1日目に大変お世話になったNさんとテレビ塔で待ち合わせ、ご一緒させていただきました。
羊ヶ丘と札幌ドームを案内していただく予定でしたが、天候と脚のダメージにより『時計台と旧道庁』に変更していただき、地下街の休憩所でお喋り。
とても御苦労をされた方で、本当に親切にしていただきました。
【4日目】
昨日ほぼ休息したお陰で脚がずいぶん回復。天気もそこそこなので、昨日断念した場所に行ってみます。
が、またもや『健常な人』のアドバイスに惑わされて長距離を歩き、そこそこヘロヘロに。
「たのすぃ!」と思いながら歩くのと、「遠いのう…」と愚痴りながらの移動とは、疲労度がとんでもなく違うと実感しました。
体力が落ちたからには『落ちたなり』の行動がとれる大人になりたいです。
【旅程】
ずっと札幌に滞在
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のっけから熊。
「道中でこんなのに出会ったら」と思うと、行動に慎みが生まれる。
手稲山はひっそり断念。 -
どんだけ落書きしたら気ぃ済むねん。
-
『狸小路』
人は少な目、閉まっている店も多い。
まだまだコロナの影響が色濃い。 -
…おぉ…毛ガニ。
北海道を実感する。 -
初日に大変お世話になった『Nさん』とテレビ塔で落ち合う。
見知らぬ土地で『人と待ち合わせする』ことが、なんだか楽しい。
Nさんは、人見知りの激しい私が珍しく’人見知らなかった’ なんとも穏やかで心優しい方。
外は暴風雨につき、地下から時計台へ。
資料館を見学する。 -
「パーンはいいとして、カヘーって何です?」
と、Nさんと議論を白熱させる。 -
「きっとカレーのことでしょう」と結論づけるも、どう見てもカレーは無さげ。
正解は『カフェ』だと、約一ヶ月後に知った。 -
時計台二階。
「こんな椅子、並んでたっけ?」と、Nさん。
この時期、地元では椅子が撤去されている場所が多かった(長居しないように、と)。
なのにこの札幌の懐の深さ! -
原寸大の文字盤レプリカ。
-
時計の原理について説明するビデオが流れているが、真剣に見てもまったく理解できず。
…おつむ本気でヤバイ(頭皮ではなく中身)。 -
唇が青ざめてきた(寒さで)私に、Nさんがそっとウインドブレーカーを貸して下さった。
「きっと寒がると思ったから余分に持ってきたの」
す、するどい!
そして…重ね重ねすみません。 -
暴風で傘が100回ほど裏返ったので、「地下へ潜ろう」ということに。
-
アイヌ文化を発信する空間「ミナパ」。
『ミナパ』とは「大勢が笑う」という意味のアイヌ語なんだそうだ。
Nさんが私の体調を気遣い、休憩するために連れてきてくださった。 -
札幌で印象深かったこと。
休憩する場所があちこちにあり、皆が思い思いに寛いでいる。
読書する人、飲食する人、昼寝する人…
なんとも大らかな光景に何度も癒された。
札幌、超LOVE。 -
Nさんとお別れする時は、涙が出そうになった。
私は自分の住所や氏名を書いた紙を用意していたが、Nさんから
「素性を知らないまま別れる出逢いもいいよね」と言われ、渡せなかった。
彼女はリュックから「一緒に食べようと握ってきた」というおにぎりと北海道銘菓を取り出し、持たせてくれた。
Nさんが名乗られなかったのは、きっと私に『お返し』などの気を遣わせない為だったのだと、後で気付いた。
(知られたくなかったから…ではありませんように)
『スマイルホテルプレミアム』にチェックイン。
いただいたおにぎりで夕食。
梅干し入りの巨大なおにぎりを頬張りつつ、また涙が出そうになった。
願わくは、いつか再会してご恩をお返ししたい。 -
じ、14℃!
8月にして暖房作動。
この後しれっと13℃になった。 -
翌日。
昨日の休息のお陰で脚がかなり回復。
元気よく『中島公園』に向けて出発。
鯉が放流されている川。
普段はもっと澄んでいるのかな(昨日暴風雨)。 -
めちゃくちゃかわいいやないかい。
-
なんだろう、と思ったら『レストラン』だった。
-
中島公園に到着。
相変わらず、道を尋ねるとめちゃくちゃ親切(また迷っとんかい)。 -
…よく見ると ちょい怖め。
-
大都会の真ん中なのに
-
こんな緑豊かな公園があるっていいな。
-
おっ。かもかも。
-
無料開放施設『豊平館』。
『ほうへいかん』と読むのだそうだ。 -
開拓使が建てたホテルで、1881年に開館。
1958年に中島公園に移築。
重要文化財に指定されている。 -
ちょうど10時の鐘の音を聴くことができた。
ていうか、我ながら早起き(低レベル)していてエライぞ! -
・見どころ1
曲線と装飾が美しい『ロビーの階段』 -
・見どころ2
『豪華なシャンデリア』と、その吊元にある『漆喰芸術の天井中心飾』 -
『天井中心飾』のデザインは部屋ごとに違う。
これは菊かな。 -
こちらは美しい鳳凰
-
・見どころ3
大理石風にしつらえた漆喰塗の暖炉(復元) -
・見どころ4
『牡丹唐草』が描かれた西陣織のカーテン(再現)
更に驚いたこと。
写真のような展示品っぽいソファで普通に寛げたりする。
札幌の寛大さ、まじで半端ない。
午前中ということもあり、人がいなくてゆっくり見学することができた。 -
日本庭園を見学後、『羊ヶ丘』行きのバスに乗るため、停留所へ向かう。
信号待ちをしていると、目の前を『羊ヶ丘』と書かれたバスが通過。
…次のバスまで1時間もあるんかーい。 -
仕方ないので、再度公園内を散策することに。
-
『札幌コンサートホールKitara』
閉まっていると思っていたら、普通に人が入って行ったので便乗する。 -
めっちゃ洒落た椅子。
かなりの座りづらさゆえ、椅子ではない可能性も大。 -
中庭が開放されていたので、しばし休憩。
-
さっきの『椅子もどき』の親戚か。
-
8月だけど秋の様相。
-
かもかも。
-
…か、かもかも!
めっちゃ寄ってくる。
が、このビスコはわしの昼飯です。スマンやで。 -
やっとバスに乗り込み、『羊ヶ丘展望台』へ。
バスはゲートをくぐって、1キロほど先のここまで運んでくれる。
乗客は(本来なら)ゲートで入場料を支払うようだ。 -
『雪まつりミュージアム』
「いつか雪まつりを観てみたい」と思いながら、寒さと人混みが不安で尻込みするうちに、うっかり老人になってしまった。
そのまま死んでいくこと、ほぼ確定済。
しんみり。 -
過去の雪像の模型がずらりと並んでる。
その時代の世相が垣間見えて楽しい。 -
思わず後ずさる。
-
ベンチに腰掛けて、ビスコでおやつ。
いや、もぐもぐタイム。 -
「なんで白くないの?」
「薄汚れているの?」
「ブタなの?」
などと、めっちゃディスられている羊たち。 -
札幌ドーム、意外と近くね?
この認識が失敗のもと。 -
この後、案内所みたいなところのおねえさんに
「バスでドームまで行きたいのですが」と尋ねる。
おねえさん(超親切)曰く
「バスを降りてから1キロ弱歩かないといけません」。
…そっかー。 -
ここで魔が差し、ついうっかり「歩くと遠いですか?」と尋ねてしまう。
-
おねえさん曰く
「まぁ近くはないですが、歩けなくはないですよ。私もたまに歩きます」。
そっかー、なら歩いてみるかー
…待て。身の程知らず。 -
白樺を観て、
-
向日葵を観て、
-
コスモスを観て、
-
ドームに向けて歩きだす。
もしも時を戻せるなら、「やめとけ」と全力で阻止するのに。 -
見た目はそれほど遠く見えないんだけどなぁ。
-
…死ぬほど遠かった。
しかも、入口を誤って自動車道からアクセス(更なる遠回り)。
「こんなとこ歩いたらアカンよなぁ」と薄々わかっていたが、戻る気力など皆無なので、そのまま突き進む。
ギョッとした係の人に「つ、次からは歩行者用の入口へ」と呆れられた。
もしも「戻れ」と言われたら、ひっくり返ってジタバタしながらギャン泣きするところだった。
とりあえず『次』は必ずバスにします。 -
何やら素敵な建物発見。
入ってみてもよくわからなかったが、ちょっと楽しかった。 -
ドーム横にはオープンアリーナ。
とてもきれいに整備されている。 -
これまた何でしょう?
気になるな。
無機質なコンクリート(古め)に惹かれるタイプ。 -
ところで。
ここに来るまで知りませんでした。 -
『ドーム展望台』が、ドームを眺められる展望台だとは。
てっきり、ドームに併設された『市内が一望できる展望台』だと思っていたのだ。 -
あの長いエスカレーターの先が展望台らしい。
-
展望スペースが密にならないように、係の人が入場人数を調節している。
宇宙に行けそう。 -
人工芝を管理していると思しき人々。
たまに明らかにサボっている人がいるので、定かではない。 -
反対側からはちゃんと市内も一望できる。
ベンチもあって、やっと脚を休めることができた。 -
『キャットウォーク』
ここ歩いてみたかったなぁ。 -
『舞台裏』といったところも垣間見える。
-
エスカレーターの下からでも全体が見渡せる。
-
観客席が圧巻。
収容人数は約50000人! 気が遠くなる。 -
ドーム内の見学を終えて、屋外へ。
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敷地内には、ウォーキングコースや遊歩道が整備されている。
-
とても気持ちがいいので、少し歩いてみよう。
-
と思ったが、とりあえず座ろう。
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色づき始めた木々を眺めながら、ゆっくりと脚を休める。
ここなら何時間休んでいても大丈夫。
こういう時に一人旅の良さを噛みしめる。
ハックション。 -
…やっぱりちょっと寒いぞ、札幌。
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アート作品が点在していて楽しい。
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これは『北辰の竜神』と名付けられた作品。
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係の人に教わった停留所からバスに乗り込み、すすきのへ。
バスと地下鉄を乗り継がないと帰れないと思い込んでいたが、尋ねてみるもんだ。 -
ライトアップの時間までまだ少しあるな。
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それまでそこら辺を散策。
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無料開放を終えた時計台。
明日からは有料だ(いやらしいことを言う)。 -
時計台と鮭が描かれたマンホール蓋
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大通公園付近は名古屋によく似ている。
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18時半になり、テレビ塔のイルミネーション点灯。
無料開放最終日ということもあり、展望室への行列が一際長い。
並ぶ元気はどこを探してもない。
イルミネーションを10クールほど見学し、ホテルへと戻る。
さすがに脚がもうあかん。 -
夕食はホテル横の大衆居酒屋へ這って行く。
「お酒飲まなくてもいいですか?」との問いに、満面の笑みで「もちろんです」とのお返事。
北海道LOVE。 -
笑顔に釣られ、うっかり食べ過ぎました。
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