2020夏06　札幌さんぽ（終わり）

2020/08/28 - 2020/09/04

【7日目】
曇天の今日。近場の歴史的建造物（れきけん）を巡ります。
（やっぱり言うほど巡ってない）

【最終日】
雨降り。
楽しい思い出を胸に、しぶしぶセントレアに帰ります。



【旅程】
ずっと札幌に滞在

エリア 札幌(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス JALグループ 徒歩

まずは、ホテルからほど近い『新善光寺』へ。

きれいに手入れされた石庭。

「とぅっ！」って飛び込みたくなるのはどういう心理なのか。

境内には、観音像が浮き出た天然石。
少し離れた場所から見ると、もっと「らしく」見える。

だったら離れて撮ったらどうなんや。

石仏も点在。
たぶん『札幌軟石』製。

『二条食堂街』

…食堂…？街…？

所狭しとやられ放題。
こんなスーツケース持ってる人おるなぁ。

『二条市場』

夜のすすきのでは一切構われないが、ここでは多少構われる。
『背に腹は代えられない』ほど客が少ないのだ。

カニはとっても美味しそうなのに。

海鮮丼も美味しそうなのに。

ホテルを『朝食付』で予約したのは失敗だった、とずっと悔やみ続けている。（ホテルの朝食をスルーできない貧乏性）

『北海道神宮頓宮』

札幌最古とも言われる、花を咥えた狛犬。
札幌軟石って味わい深いな。

こっちは子獅子が服着てポシェットまで！

『サッポロファクトリー』に到着。

思った以上に蔦まるけやないかい。

商業施設なのできれいにリノベーションされているが、趣はある。

蔦のない側もよき。

蔦「ふっふっふ…」

完成予想図。

時々小雨もパラつくどんよりした空が似合う（独断）。

紫陽花は枯れ枯れだが、古びたレンガは美しい。

『レンガ館』内へ。
廊下の突き当りにはリボンちゃん。

『アートと手づくりのお店』と銘打たれたショップ。
その名の通りの素敵な品揃えに、明らかに浮いていることを自覚。

昔のポスターが展示されている。

この文言はめっちゃ流行った。
若者には分かるまい。

いろんな時代背景が見えて楽しい。

『レトロふう』なだけかも知れないが。

アトリウム。

まったく…私の写真のセンスはどうなっているのか。

敷地内の片隅にある『構内札幌神社』

隣接する『永山記念公園』へ。

『旧永山武四郎邸及び旧三菱鉱業寮』

『旧永山武四郎邸』

『旧三菱鉱業寮』

中も見学できる。
喫茶店もあって賑わっていた。

一目散にトイレを見に行くタイプ。
（頻尿というわけではない）

よき。

二階部分

ここで休憩OKです。よっこらしょ。

ここなんて昼寝すらOKです。

札幌のおおらかさは半端ない。

外からでもよく目立っていた丸窓。

公園を後に、テレビ塔方面へと向かう。

とっても素敵な教会発見。

『日本キリスト教団　札幌教会』
プレートも素敵。

120年以上の歴史があるのだとか。（後で知った）
中も見てみたかった。

おそらく『札幌軟石』製。

明日の空港バスについて質問するため、バスターミナルへ。
二階の食堂街が『昭和』の雰囲気。

豊平館は元々ここに建っていたのか。

…ホンマや。

地図にある『さっぽろ創世スクエア』というのが気になったので行ってみた。

2018年にオープンした複合施設だそうだ。（後で知った）

『札幌市図書・情報館』にて、読書休憩を少々。

そこはかとなくオシャレだが、ベンチではやっぱり弁当を食べている人が多くて和む。

おしゃれなカフェや展示室も。
『文化芸術交流センター』の展示も見学してみたが、難しすぎて秒で逃走。

人の頭はこうして退化していくのか。

『500m美術館』

誰も足を止めません。
そもそも人があまり通りません。

延々と『熊を被った人』の写真が続く。

マジで延々です。
どんだけ熊狩っとんねん。

いや、なかなかシュールやな。吹くわ。

どうしてもジンギスカンが食べたくて『牛角』にやって来ました。
肉を大盛りにできないのが残念です。

お肉は少ないが、食べられて満足です。
でも、鉄板ではなくて網だったので、多くの玉ねぎが消えて無くなりました。
玉ねぎ好きなので悲しかったです。

地図を頼りに、いくつかの寺社をめぐります。

『成田山新栄寺』
本堂にも入れたが、覗いた途端に「閉めますー」とのお達し。
おぉ、もうそんな時間か。

本堂は諦めて、境内を見学。

楽しげな『諸尊堂』

石仏よりも『鯛せんべいの缶』に目が釘付け。

昔、婆ちゃんがこういう缶からお菓子を出してくれた。

倶利伽羅剣。不動明王様が持ってはるやつ。

『豊川稲荷札幌別院』

『薄野娼妓並水子衰悼碑』

すすきのがかつて遊郭だった頃の名残。

碑の前には『水子地蔵』

…お、おぅ。

遊郭時代を偲ばせる玉垣

『曹洞宗 中央寺』山門

筋骨隆々すぎ

もちろんこちらも。

提灯だけが賑々しい商店街。

こういう場所には挟まらないと気が済まない。

ひつじ「食べてく？　ジンギスカン。」

…言うわけない。

もはや見慣れた感のネオンともお別れ。

夕飯は、三越（強調）の『海老とトマトのクリーミーパスタ』。

…正直に言います。
半額でした（声極小）

翌日。朝っぱらからバスで新千歳空港へ。
朝に弱いのでめっちゃしんどい。

フードコートのお店もまだほとんど開いてない。

コーヒー飲んで搭乗を待つ。
ピーナッツはホテルで歯ブラシと引き換えにもらった。

ええ。安価が売りのスーパーホテルです。

あ。嵐ジェット。

あ。矢場とん。

めっちゃおるやんけ。

セントレアも雨模様。
展望デッキに人が全然おらん。

飛行機も全然おらん。

ホールもこのとおり。

八神純子さんが熱唱中なのだけはあの頃のまま。

よく見ると全便キャンセル。
これを表示する理由がわからない。

人混みは苦手だけど、かつての活気が戻ることを願う。
そして、願わくは、私もまたそこに加わることが出来ますように。

この旅行記へのコメント （2）

• 鯨の味噌汁さん 2021/01/11 23:32:26

  ワシも旅に出ようと思いました。

  お久しぶりです。
  (ってかワシがそもそもここに来てないせいだけど)
  去年11月にNZをキャンセルし、今年3月の東南アジアを諦めた鯨の味噌汁だす。
  
  >「とぅっ！」って飛び込みたくなるのはどういう心理なのか。
  
  相変わらず小技の効いた脱力感と無力感、ケムに巻く感、さらには尿漏れまで想起させる無謀散歩。
  見事です。剛毅です。関根恵子のヌード並に感動です。(→坂会館2段目の右から2枚目)
  
  旅に出られないストレスで体重が上場来高値更新しました。
  その上ずっと家にいるんでかーちゃんと仲良くなりすぎて還暦で子供ができるんじゃないかと心配が募る今日この頃(ウソでんがな)、小心者さんは健やかにお過ごしでしょうかと思いきや、どうもそんなことないようですが…ジジババになったら一病息災、同窓会は病気自慢、くらいのノリで乗り切っていただければと。
  
  ワシが体重をガンガン増やしてる最中に、韓国浜松、それにでっかいどうほっかいどー、モリモリ旅をしてたんですね。
  
  ワシね。自粛って人それぞれだと思うんよ。いきなり行動ゼロにすると人によっては死んじゃう。でなくても確実に老化早まります。
  水槽を掃除したら古金魚に死んじゃうヤツがいるみたいに、全員いっせいのせいって枠にハメたらあかんのよ。ワシも小心者さんも死んじゃう金魚なんだろうなと。
  
  今年の箱根駅伝、観衆は前年比15％だったそうです。テレビや新聞で観戦するなよーってゆうても、15％が見物した。
  これ、批判する人もおったけど、ワシは健全だと思うのよね。やめれーと言われても、15%はゆうこと聞かん。0%だったら北朝鮮やろと思う。そのくらいが健全なんよ、きっと。
  
  だからワシも、今年は旅に出ようと思うてます。15％の箱に入ってるヒトだもの。人生は短い、なおかつ還暦過ぎたら残り1年1年貴重です。旅と助平はできるうちにやっとく。頑張って生き抜いて旅に出てね、小心者さんの旅日記を楽しみにしてる読者がここにいます。

  小心者さん からの返信 2021/01/12 13:36:26

  RE: ワシも旅に出ようと思いました。

  お久しぶりでございます！
  
  コメント、大変嬉しく拝見しました。
  長期に渡って更新されないので「も、もしや…（以下自粛）」と危惧しておりましたが、『孫より若いお子さん』に恵まれそうな勢いに心底安堵致しました。何してはるんですか。
  
  まさに仰るとおり、わたしたちは『旅行やめたら死んでまうタイプ』ですよね（相変わらず例えが上手い）。
  『次の計画』がないだけでも、なんやもう棺桶でお経読んでる気分ですもん。
  海外が駄目なら国内に行くまでです（小声）。
  国内も駄目なら近所を徘徊するまでです。ｷﾘｯ
  
  それでなくとも最近は、「トイレを流し忘れたうえに、誰やコラ！と激怒する（一人暮らし）」「レンジの中から謎の物体（靴下含む）を発見する」「コーヒーに砂糖を死ぬほど入れて吹く」など、ドリフのベタなコントみたいな事態が頻発しては慄然とし、5分後にはきれいに忘れる、という地獄のようなループに陥っています（まったく盛ってません）。
  …まぁ、これらに関してはおそらく『自粛』は関係ないと思いますが。
  
  
  今年は是非ご旅行され、また盛大に吹かせてください。
  鯨の味噌汁さんの旅行記を拝見できないのはめちゃくちゃ寂しいので、よろしくお願いします。
  
  元気をいただき、ありがとうございました。
  新作、心待ちにしております！
  
  小心者