2020年第二弾　GO TO ４トラ日本地図 色塗り 兼 湯治旅【④岡山県・岡山城攻略編】

2020/08/09 - 2020/08/10

　「Ｇｏ Ｔｏ Ｔｒａｖｅｌ」という政府お得意の「税金ばら撒きキャンペーン」を活用した国内回帰旅の第二弾です。

今回の行程スケジュールは以下のとおり。

■第１日目は、大学のゼミ旅行以来の【高知県 高知市】にて１泊。
■第２日目は、飽きるほど行った【愛媛県 松山市】にて１泊。
■第３日目は、しまなみ海道を経由して【岡山県 倉敷市】にて１泊。
■第４日目は、観光しつつ帰宅。

合計３泊４日のマイカーによる「４トラ日本地図 色塗り 兼 湯治旅」です。

　高知・愛媛・岡山 各県の観光事業に貢献しつつ、足の膝を癒す湯治旅です。おまけで四国全県色塗り完了！！　

エリア 倉敷(岡山)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

■２０２０年８月９日（日）

「松山城」攻略後のＡＭ１０時から、旅行記を再開します。
まだ、愛媛県松山市ですよ！！

大街道商店街 市場・商店街

大街道商店街にあった「マクド」へピットインしてから、ホテルに帰還。

無性にジャンクフード食べたくなることありますよね。

ホテルの部屋で、ブランチとして食す。

ＡＭ１０時４５分。ホテルをチェックアウト。

GO TO TRAVELの「宿泊証明書」も発行してくれました。

天然温泉 石手の湯 ドーミーイン松山 宿・ホテル

駐車場に到着。カンカン照りで、車の中が暑そう！！

本日のルートは、松山市から倉敷市までの移動ですが、、、、途中でいろいろスポットに立ち寄る予定です。

ＡＭ１１時に出発。

松山市の路面電車と並走中。

とりあえず、昨日の今治市に向かう。

今回は、海沿いルートを選択。

窓を開けると潮の香。

ＡＭ１２時４０分。

今治市内にある本日最初のスポットに到着。

「糸山公園展望台」への入口です。

糸山公園展望台 公園・植物園

ここからは、吊り橋形式の「来島海峡大橋」が綺麗に見えます。

手前は今治市側で、向こうは大島側です。

来島海峡大橋 名所・史跡

ＡＭ１２時５０分。

いよいよ「瀬戸内しまなみ海道」へ。

これまで、本州の尾道市側から２回ぐらいしか走行してないし、四国の今治市側からは初めてです。

先ほどの「来島海峡大橋」を通過中。

来島海峡大橋 名所・史跡

大島南ＩＣにて「瀬戸内しまなみ海道」を降りて、大島に上陸です。

大島の某所に到着。

実は、ここは亡くなった父親の故郷で、私の戸籍住所もここなんですね、、、

高校生くらいの頃から、初めての里帰りです。

それまでは、毎年夏休みには田舎に帰って、舟で釣りに行ったり、近くの海で泳いだりしてた記憶があります。

この細道を入ると、、、

まだしっかりと建ってました。廃墟になってるのかと心配してましたが、、、

現在は、祖父母とも早く亡くなり、叔父（長男）も亡くなり、肝心の従兄（長男）は名古屋で就職・結婚してしまい、、、この家は、全く血縁のない叔母さん一人で守ってくれてます。

後で聞くと、最近６００万円かけて屋根や壁の外壁修理したそうな。

どうなってるかもわからなかったので、今回、アポなし訪問。

ちょうどタイミングよく叔母さんと会えて、亡くなった祖父母の仏壇に手を合わすことができました。

ついでに、近くのお墓参りも。
どこが自分の先祖の墓なのかわからなかったので、今回叔母さんに教えてもらって、写真も撮ったので大丈夫、、、でも、８０歳近くになる叔母さんに何かあったら、誰も世話する者がいなくなって、無縁仏になっちゃうんですね。。。

ところで、叔母さんの話によると「瀬戸内しまなみ海道」ができてから、大島も沢山の観光客が押し寄せてきて、島が活性化してる反面、物騒な事件も多くなっているそうな。昔なら家のカギも閉めることすらなかったのですが、今ではこんな田舎でも戸締り等しっかりしないといけないらしい。

お墓参りができて良かったという気持ちと、これから先どうなるのかなと思うと、複雑な気持ちになりました。

この時期、あまり長居してはいけないので、叔母さんにお礼を言って、次のスポットへ。

「亀老山展望公園」です。

「来島海峡大橋」を上から眺められる「瀬戸内しまなみ海道」随一の絶景ポイントらしい。なお、ここまで登るのにクネクネの狭い道をかなりの距離を走る必要があるんですが、公園内の駐車場はほぼ満車状態。かなりの人気スポットのようです。

亀老山展望公園 名所・史跡

展望台入口にある亀の石像。

【亀老山の由来（看板）】
「今から約1300年ほど前、光り輝く黄金色の観音像を背負った大亀を、旅の風来僧がとある大島の海岸の洞窟で見つけたそうじゃ。
　早速その観音像を持って、とある山に七堂伽藍を建立して崇拝し、それ以後この山は亀老山と名付けられたそうじゃ・・・」

頂上には建築家、隈研吾氏が設計した展望台があります。
とても近代的なデザイン。

先ほどの「来島海峡大橋」の全景が見えます。
手前が大島側で、向こうが今治市側です。

天気が今一なので写真映りが悪いですが、夕焼け時はとても美しい風景だそうです。

亀老山展望公園 名所・史跡

次のスポットはこちら。大島の北部にある「村上水軍博物館」です。

村上海賊ミュージアム 美術館・博物館

村上水軍の一族である「村上　景親（むらかみ　かねちか）」の像。

コロナ対策でマスクしてます。

博物館の内部。

村上水軍が使用していた小型船を復元した「小早船」が屋外展示されてました。

ＰＭ２時４０分。次なるスポットへ移動。

大島北ＩＣにて「瀬戸内しまなみ海道」へ。

大島と伯方島を結ぶ吊り橋形式の「伯方 大島大橋」を通過中。

伯方 大島大橋 名所・史跡

伯方島はそのままスルー。

伯方島 自然・景勝地

伯方島と大三島を結ぶ「大三島橋」が見えてきた。

大三島橋 名所・史跡

「大三島橋」は、本州四国連絡橋の海峡部に架けられた橋としては唯一のアーチ形式の橋梁です。

大三島橋 名所・史跡

大三島もそのままスルーして、、、

次は大三島と生口島を結ぶ斜張橋形式の「多々羅大橋」です。

橋梁工学を専攻してた私としては、この斜張橋が一番好きな橋梁形式です

多々羅大橋 名所・史跡

生口島にある瀬戸田ＰＡにて小休止。

瀬戸田パーキングエリア (上り) 道の駅

休憩後、生口島と因島を結ぶ斜張橋形式の「生口大橋」を通過。

因島南ＩＣにて「瀬戸内しまなみ海道」を降りて因島に上陸です。

生口橋 名所・史跡

先ほど通過した「生口大橋」です。

やはり、斜張橋はカッコイイです！！

生口橋 名所・史跡

実は、この因島は、亡くなった母親の里になります。

この島には母親方の親戚が多くいます。全部周るには時間もないし、コロナのリスクもあるので訪問は避けました。

因島 自然・景勝地

目的のスポットはこちら。「萬来軒」

ここは、広島県因島市なんですが、尾道ラーメンで有名だそうで、、、、ラーメンと半チャーハンのセットを注文。

なかなか美味しかったです。

さてと、因島で次のスポットへ。

因島の北部にある「白滝山」です。

因島も、大島同様、高校生の頃までは、毎年のように帰っていたのですが、「白滝山」には一度も行ったことがなかったので、今回訪れることにしました。

山頂への案内板。

山頂には五百羅漢という石仏群があるという。

とりあえず、表参道を登っていく。

参道の途中に、いろいろ石仏がある。

何とか山頂に到着。

階段つづきでヘロヘロ。途中何度引き返そうと思ったことか、、、

白滝山 自然・景勝地

折角なんで、お賽銭を入れてお参り。

このお寺の裏手に、「恋し岩」という石があり、カップルが２人で拝むと、末永く幸せに暮らせると言われています。

なお、「恋し岩」には、以下のような悲しい言い伝えがあります。

「昔、可愛く気立ての良い娘と体が大きく力の強い男が恋に落ち、結婚を誓いました。ところが、男は「立派な相撲取りになるために上京する。3年経ったら戻って来る」と言って上京してしまいました。
約束の3年を過ぎても戻って来なかったため、忘れられたと悲しんだ娘は、海に身を投げてしまったのです。
その後戻ってきた男は、身投げした女の化身が岩となって現れていることを知り、彼女の化身となった岩を持って山を登り、観音堂の裏に供養したということです。」

この岩は後に、「恋し岩」と呼ばれるようになり、触れると恋がかなうという伝説が生まれたそうです。

こちらが触れるだけで恋が叶う！？パワースポット「恋し岩」です。

今更、色恋もないので、私はじっと眺めるだけ。。。

お寺の少し上が山頂です。

こちらが五百羅漢ですね。

帰りは裏参道を通ることに、、、、

登るよりも、降りる方がしんどい。

これにて因島観光は終了。

現在、ＰＭ４時３０分。因島北ＩＣから「瀬戸内しまなみ海道」へ。

因島と向島を結ぶ吊り橋形式の「因島大橋」を通過中。

因島大橋 名所・史跡

向島はそのままスルー。

向島 自然・景勝地

しばらくすると、向島と尾道市を結ぶ最後の橋である「新尾道大橋」が見えてきた。

これも個人的に好きな斜張橋形式の橋梁になります。

「橋梁マニア」には、一度にいろんな形式の橋梁を見られるので、是非「瀬戸内しまなみ海道」へどうぞ。

新尾道大橋 名所・史跡

「瀬戸内しまなみ海道」を降りて、尾道バイパスを通過して、山陽自動車道の福山西ＩＣへ。

山陽自動車道の玉島ＩＣにて高速を降りて、倉敷市内を通過中。

本日宿泊するのは、「たびのホテル倉敷水島」です。

念のため、大島てるの 「事故物件公示サイト」をチェックするも問題なし。

今年２月オープンなんで当たり前か、、、

ＰＭ６時。無事到着。

たびのホテル倉敷水島 宿・ホテル

フロントでチェックイン。

コロナ対策は万全です。

７階最上階の部屋でした。

トイレ付ユニットバスでしたが、ウォシュレット式のトイレだし、バスタブも比較的大きいので問題なし。

ベッドも十分な大きさ。寝心地は良かった。

液晶テレビ、冷蔵庫、空気清浄機。

このホテルも楽天トラベルにて予約しました。
■ダブル【禁煙】×１部屋　朝食付き
■合計料金 　　　８，６００ 円(税込)
★GO TO TRAVELにて３５％は返金されます。
■楽天ポイント付与 ２，５８０ポイント

PM８時２０分。１Fにある大浴場へ。

洗面台。

こちらも温泉です。

サウナがないのは残念。

でも、いいお湯でした。

風呂上りに、ホテルからすぐのセブンイレブンへ。

本日の夜食はこれだけ。これまで少し過食気味なんで、、、

PM９時からの「半沢直樹」を見ながら食す。

その後は、部屋でウダウダしながら、PM１１時頃に就寝。

■２０２０年８月１０日（月）

ＡＭ７時１０分起床。

窓の外は良い天気。でも田舎くさい。。。

たびのホテル倉敷水島 宿・ホテル

ＡＭ７時３０分。まずは朝風呂。

ＡＭ８時。ホテルの朝食会場へ。

マスクに手袋を着用だって。

ドリンク類。

ビュッフェ形式です。

となると、いつもの貧乏性が、、、

ＡＭ９時３０分。ホテルをチェックアウトして出発。

ここでも、きちんと「宿泊証明書」を発行してくれました。

本日のコースはこちら。

自宅に帰るだけなんですが、途中、観光スポット２か所立ち寄る予定です。

最初のスポットへ向けて倉敷市内を走行中。

ＡＭ１０時。スポット近くの駐車場にピットイン。

目的のスポットは、「倉敷美観地区」です。

大昔に一度行ったことありますが、、、ほとんど記憶に残ってません。

倉敷美観地区 名所・史跡

テクテク歩いてると、「ドーミーイン倉敷」が見えてきた。

やっぱり駅近で、観光スポットも近い。良いロケーションにありますね。

天然温泉　阿智の湯　ドーミーイン倉敷 宿・ホテル

そうこうしてると、「倉敷美観地区」に到着。

倉敷美観地区 名所・史跡

この路地を抜けると、、、

倉敷川が、、、

倉敷川 自然・景勝地

見覚えがあるというか、ＴＶ等でよく見る風景です。

天気良すぎて暑いので、、、

ついこれに惹かれて、、マンゴーかき氷：３５０円也。。。

台湾のマンゴーかき氷が恋しくなってしまった。

クールダウン後は、適当にウロウロしながら、、、

ラストショット。絵葉書みたい。

ＡＭ１１時。次なるスポットをナビにセット。

岡山市内を走行中。岡山市にも路面電車あるんですね。。。

高知市・松山市・岡山市　３地域の路面電車クリア。

ＡＭ１１時４５分。有料駐車場にピットイン。

目的のスポットはこちら。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

お堀の一面に藻が、、、

烏城公園内にお城があります。

烏城 グルメ・レストラン

立派な天守です。

入場料３２０円と安いのですが、、、「岡山城」は、昭和３９年に着工され、２年後の昭和４１年に竣工した。木造ではなく、鉄筋コンクリート工法で建設されたが、外観はほぼ旧城どおりに復元されたらしい。

となると、「今治城」と同様、天守に入ってがっくりしないよう外観だけ見学しましょう。

烏城公園 (岡山城) 公園・植物園

ウロウロしてると、築城時の石垣が展示されてる、、、

これだけ？？

「岡山城」の北側にでると、、、

旭川に架かる「月見橋」。ありふれたトラス形式の橋梁です。「瀬戸内しまなみ海道」の立派な橋を見てきたので、少ししょぼく見えてしまうのは仕方ないか。

この橋は、岡山後楽園につながってるんですが、もう体力の限界なんで、これにて観光終了。

月見橋 名所・史跡

ＡＭ１２時。駐車場に戻る。

さてと自宅に向けてＧＯ！！

まずは、山陽自動車道の岡山入口を目指す。

所々のパーキングエリアで小休止しつつ、山陽自動車道から中国自動車道へ。

ＰＭ２時４０分。中国自動車道から近畿自動車道へ。

近畿自動車道を南下。

東大阪ＪＴＣにて阪神高速道路　東大阪線を通過して、第二阪奈道路へ。

嫁からLINEでデリバリー注文入ったので、、、自宅近くの「マクド」に立ち寄る。

ＰＭ３時４０分。無事自宅に到着。

総走行距離は９，９８０Ｋｍ。出発時が８，９７０Ｋｍだったんで、１，０１０Ｋｍの旅でした。

平均燃費は１１．９ｋｍ／Ｌ。ＢＭＷにしては上出来の燃費です。

以上で、３泊４日の旅行記は終了です。今回は、各地のお城、各地の路面電車、各地の橋梁を見学できたし、両親の里にも立ち寄れたので、少し疲れましたが満足のいく旅になりました。今度は、定年後、暇人になってから四国八十八ヶ所巡りかな。

ところで、「第三弾　GO TO ４トラ日本地図 色塗り 兼 湯治旅」は、既に予約済みです。物好きな方は、次回旅行記にてお会いしましょう！！

この旅行記へのコメント （4）

• はるたまさん 2020/09/19 19:52:26

  しまなみ海道！

  naoさんはじめまして
  
  はるたまと申します
  
  この度は、いいねとフォローをしていただきありがとうございます
  
  このシルバーウィークに、道後温泉と琴平宮への旅行の予定です。
  naoさんの旅行記、参考にさせていただきました！
  
  広島空港からしまなみ海道で渡ります。
  naoさんは、子ども時代の思い出の場所なんですね。素敵です
  コロナもあるし、島で暮らす方にご迷惑にならないように気をつけます。
  残念ながら今治は通過ですが、今治から松山へ向かう道は、同じ所を通ると思います。
  くねくねの予感がしていたけど、本当にくねくねなんですね(T . T)
  金比羅さん詣りをして瀬戸大橋を渡って、倉敷にも立ち寄る予定です。
  旅行記を拝見していたら、岡山城にも行けるかも！？と思ったりしました。
  他にも、色々良さそうな所が満載で、楽しく読ませていただきました。
  
  次回の旅行も計画済みとのことで楽しみにお待ちしています！
  
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  
  

  naoさん からの返信 2020/09/19 21:01:58

  RE: しまなみ海道！

  はるたま　さま
  
  ご丁寧にありがとうございます
  私の拙い旅行記でも、参考にして頂けて嬉しいです。
  
  しまなみ海道は本当に良いですよ。今回、旅行前の計画では、他にも立ち寄りたいスポットがあったんですが、時間がなくて断念しました。また機会あればリベンジしたいと思ってます。
  
  今治から松山へ向かう道は、カーナビで検索すると一般道優先で３つのルートがありました。その中の一番距離の短いルートが、本当にクネクネの山越えコースなので、車の運転を楽しむなら良いかも知れませんが、ちょっと遠回りの海沿いルートの方が楽かなと思います。
  
  倉敷美観地区から、岡山城まで少し離れてますので、折角足を延ばされるなら、すぐ隣接している後楽園などの周辺の観光スポットもゆっくり観光されると良いと思います。
  
  楽しい旅になることをお祈りしております。
  私の方は、GO TO 第三弾として熊本への旅を計画しております。
  
  それでは、今後もよろしくお願いいたします。
  
  nao

  はるたまさん からの返信 2020/09/20 20:32:48

  Re: しまなみ海道！

  こんばんは！
  
  今治から松山のルートは、海沿いの道にする事にします！
  教えていただいて良かったです。
  ありがとうございました。
  
  倉敷で時間があれば後楽園にも行ってみようと思います。
  
  naoさんは熊本旅行ですか。
  中学の修学旅行で行ったのですがあまり覚えていないので、いつか行ってみたいです。
  楽しみですね！
  旅行記もお待ちしています！
  
  はるたま
  

  naoさん からの返信 2020/09/20 21:33:59

  RE: Re: しまなみ海道！

  はるたま さま
  
  こんばんは！
  
  熊本県は、大学時代にレンタカーで九州縦断した時以来です。
  
  当時は熊本には滞在せず、阿蘇山周辺を通過しただけなので、今回初めてに近い感じで観光に行くので、とても楽しみにしてます。
  
  また、旅行記にて報告いたしますので、よろしくお願いいたします。
  
  nao