サブスクで行く横浜散歩　＃３横浜橋商店街・伊勢佐木町商店街

2020/07/22 - 2020/07/22

７月２２日（水）、午前に湘南台で用事があり、帰り道の横浜市営地下鉄で、ちょっと寄り道してみました。阪東橋駅で下車、２駅先の関内駅までの街歩きです。

横浜橋商店街と伊勢佐木町商店街（伊勢佐木モール）という横浜の代表的な２つの商店街と、ちょっと気になるお店を訪ねました。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

一仕事終えて12時すぎ、横浜市営地下鉄湘南台駅。始発の湘南台は藤沢市にありますが、市営地下鉄は敬老パスで乗車できます。

湘南台駅 駅

阪東橋駅で下車。

阪東橋駅 駅

医大通りを南へ。

横浜市立大学附属市民総合医療センターです。
実は昨年、ここに２度入院、通院もしたので、馴染み深い場所。

病院を通り過ぎて道場橋。
下を流れるのは中村川、大岡川の支流です。上を走るのは、首都高速神奈川3号狩場線。

川沿いを少し下流に歩くと、

ちょっと気になっていたお店、三吉橋 小嶋屋です。
グルメサイト蕎麦屋ランキングで横浜市No.1。こんなところにあるとは、知りませんでした。

三吉橋 小嶋屋 グルメ・レストラン

午後１時すぎの店内は、私以外に男女１組だけ。昼間から厚焼き玉子などをつまみにビール、その後冷酒。羨ましい。
私の後に、もう１組入ってきました。

三色もり（さらしな、もり、田舎）1,340円 を選択。
まず、更科そば。

もりそば
タイミングよく順番に出てきます。

田舎そば

そば湯は少しとろみが。つゆも美味しい。ランキング１位は納得です。
個人的には、最初のさらしなが一番良かった。ご馳走様です。

三吉橋を渡って中村川を戻ります。

ともすれば殺風景になりがちなコンクリートの高架下ですが、両岸の緑に救われています。

橋のたもとに三吉演芸場。
「1930年（昭和5年）、中村川に架かる三吉橋のたもとにあった銭湯「草津温泉」の2階の休憩室が、素人による義太夫節や琵琶などの貸席として供されたのが三吉演芸場の始まりで、当時は「三吉館」や「貸席三吉」と呼ばれていた。」（Wikipedia）そうです。

三吉演芸場 名所・史跡

今日も開演中。

演芸場に連なる商店街は、「日本一かわいい（短い）商店街」三吉橋通商店街です。

三吉橋通商店街 市場・商店街

昔ながらの下駄・草履。創業60年の「余川履物店」や、

研ぎ職人がいる刃物研ぎ専門店「山惣商店」など13店舗ほどが並びます。

この辺りは南区。区役所が見えます。

バス通りを越えると、

横浜橋商店街が続いています。
戦前から続く、地域密着の商店街。組合加盟店舗数は135店、食料品店や衣料品店が並び、キムチなど韓国食材を扱う店も数多く、街を歩けば中国語や韓国語が聞こえてきます。

横浜橋通商店街 市場・商店街

実は、ちょうど1年前の同じ７月２２日にも、通院帰りにここを訪れています。レトロですが、活気ある商店街が気に入っています。この１枚は、1年前のもの。

魚屋

雑貨店

レトロな惣菜店

八百屋

中華惣菜

キムチ屋

花屋

魚屋兼八百屋

お茶屋

商店街の裏手には、金比羅さんもあります。
「1859年横浜開港にあたり、港崎遊郭の岩亀楼主人である岩槻屋佐吉が讃岐国象頭山 金比羅大権現を勧請し、港崎町（現在の横浜公園の地）に祭祀した。1872年に遊廓の移転とともに高島町7丁目の海側へ遷座。1882年4月に同様の理由で真金町へ遷座した。1923年9月1日の関東大震災と1945年5月29日の横浜大空襲で共に被災。その度に再建されたが、現在の社殿は1988年8月に更に再建されたもの。」（Wikipedia）

そう、この辺りは戦前は遊郭でした。

金刀比羅大鷲神社 寺・神社・教会

路地裏のクリーニング店

得体の知れない大きな魚。

果物屋

鶏肉店

魚屋はたくさんあります。この店はプロらしい買い物客で賑わっています。

酒屋
重い一升瓶ケースを出し入れするのは、大変そう。

その隣は、おつまみ屋。

揚げ物屋

衣料品店
着ぐるみがたくさん。

そして、商店街協同組合の名誉顧問だった故・桂歌丸師匠行きつけのそば屋・安楽。あいにく定休日。

安楽 グルメ・レストラン

焼き鳥屋

韓国惣菜

八百屋

佃煮屋

珍味屋

天丼屋

海外のマーケットに似て、見ていて飽きない、楽しい商店街です。

大通り公園を越えて、

大通り公園 公園・植物園

伊勢佐木町通商店街です。

伊勢佐木町商店街 (イセザキモール) 市場・商店街

６丁目から歩き始めます。

レトロなゲーセン。何が50円なんでしょう？

白人女性も歩いています。ひょっとして米軍家族？

古書店

昭和レトロの文具店

モニュメントがあちこちに。

こちらも。

中国人・台湾人向け不動産会社。場所柄です。

獅子頭製造・販売店。珍しい。

ライブハウス CROSS STREET。

CROSS STREET 名所・史跡

名付け親のゆずも出演したようです。

伊勢佐木町ブルースの歌碑
伊勢佐木町と言えば、この曲ですね。

伊勢佐木町ブルースの歌碑 名所・史跡

伊勢佐木町でいちばん変な店。あいにく定休日？

１年前はこんな感じ。

グロテスクなショーウィンドウ。

イセザキ・ベルタワー
カラクリ時計でしたが、止まっています。騒音公害？

３丁目あたり。車道がなくなって歩行者天国。

タイ式マッサージや、

台湾点心

火鍋屋

四川料理に中国料理

中華街ではありません。

かるびラーメンに台湾家庭料理
ここは日本か？と思ったら、

舞踏、祭礼用品のお店も頑張っています。
歴史と伝統ある商店街を、アジア系飲食店が侵食していった感じです。

ドンキホーテ前を闊歩する外人女子。足が長い！！

通りすがりに話し込む白人おばさん。横浜です。

１丁目・２丁目あたりがイセザキ・モール。

万年筆専門店

横浜といえば有隣堂、本店です。

エクセル伊勢佐木
かつての野澤屋、横浜松坂屋西館でした。

横浜松坂屋本館はファサードのみ残して取り壊され、カトレヤプラザというショッピングセンターに。
ゆずが路上ライブしていたのは、このあたり？

カトレヤプラザ伊勢佐木 ショッピングモール

佐藤忠良「若い女」

伊勢佐木モール入口に到達。

商店街を抜けると吉田橋。ここが関内と関外の分かれ目。

吉田橋 (吉田橋関門跡) 名所・史跡

横浜開港当時、関門が設けられ、武士や町人の出入りを取り締まった場所。もちろん、伊勢佐木町は関外。

市営地下鉄関内駅

関内駅 駅

ほぼ２時間の街歩き。

使用前、使用後。
差引き8,515歩、5.1kmのミニ散歩でした。

この旅行記へのコメント （4）

• たらよろさん 2020/07/25 09:23:16

  2時間で…

  こんにちは、beanbagさん
  
  ほぼ2時間でこれだけを歩かれた！！って
  相当早歩きさん？笑
  
  ところで、冒頭のさらしなそばの白さにびっくり！
  こんなに白いモノなんですかー更科そばって。
  今度食べてみたいです。
  それとも、この人気のお店が特別なのかな？
  
  活気ある商店街って元気になれますね。
  私も先日京都の活気ある商店街を少し歩きましたが、
  やはり地元の方に愛されている商店街は元気だし、面白い。
  今、またこういった地元密着型…回帰あるかもしれないですねー
  
  たらよろ

  beanbagさん からの返信 2020/07/25 09:48:22

  RE: 2時間で…

  たらよろさん
  
  コメントありがとうございます。
  
  今回は、そば屋以外は何度か訪れた場所なので、速回りになったかも知れません。横浜橋商店街は大のお気に入りです。魚屋の太刀魚が美味しそうでした。
  
  小嶋屋のそばは絶品でした。さらしなは、改めて写真を見直すと本当に白いですね。蕎麦の実の芯の部分だけを使う贅沢な麺だそうです。それでいて香り高く、噛み応えもあって私にはとても美味しく感じました。
  
  今回は蕎麦だけでしたが、機会があれば玉子焼きや天ぷらを肴にじっくりお酒を楽しみたいと思わせるお店です。
  
  横浜にはまだまだ気になる場所がいくつもあります。これからもよろしくお願いします。
  
  beanbag

• salsaladyさん 2020/07/24 21:12:42

  Yurinndoが今も同じ場所にある？！

  ☆山の手の学校に住んで週末の買い物をしたのが伊勢崎町でした～野沢屋の頃かな？
  
  ☆先輩の教えてくれた店ばかり通ったので､伊勢崎町のその先が何処へ通じているのか知らないまま、半世紀近く経過～もう一度歩いても全く見知らぬ街でしょう～
  
  ☆でも関内ー石川町駅は覚えて居るので、磯子まで行けますよ。防衛大学のダンスパーティーに参加するため磯子へ行ったことを。。。すてきなBoy friendとワルツを踊った事も夢だったかの様な想い出です。～謝謝～

  beanbagさん からの返信 2020/07/25 09:27:38

  RE: Yurinndoが今も同じ場所にある？！

  salsaladyさん
  
  コメントありがとうございます。
  
  若い頃、横浜で過ごされたのですね。素敵な青春です。
  
  有隣堂周辺は、昔と変わったような、変わらないような、そんな雰囲気です。
  伊勢佐木町→横浜駅前（西口→東口）→みなとみらいへと横浜の繁華街が移っていくのも、時代の流れとしか言いようがありません。そんな様子を定点観測的に見続けるのも面白いかも。
  
  しばらく海外旅行は望めそうにもありません。こんな時だからこそ、近場でまだよく知らない場所を訪ねてみたいと思います。これからもよろしくお願いします。
  
  beanbag