2019/11/17 - 2019/11/21
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秦の始皇帝の兵馬俑坑紹介の続きです。2号坑の見学の続きと、最後になる3号坑の見学です。『史記』は、始皇帝の遺体安置場所近くに『水銀の川や海が作られた』と記述していますが、1981年に行われた調査により、水銀の蒸発が確認され、世界的なニュースとなりました。
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2号坑の展示館の中に展示されていたパネルの紹介です。このパネルの右下に『箭鏃出土状況』などのタイトルが記されていました。右側2枚の写真が『箭鏃出土状況』、左側の写真が、『弩(ど)』の出土状況と、左下に添えられた復元模型の写真です。こちらのタイトルが「弩遺跡和復原的弩』でした。
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2号坑の展示館の中に展示されていたパネルの紹介が続きます。このパネルの右上に『陶俑彩絵遺迹(Coller Remains of Pottery Figures)』のタイトルがありました。掘り出されたばかりの時には、陶俑に色彩が残っていた様子です。
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2号坑の展示館の中に展示されていたパネルの紹介の最後です。このパネルの右上に『跪射俑出土状況(Kneeling Archers Being Excavated)』のタイトルがありました。この後紹介する『跪射俑』の出土状況ですが、出土直後は、顔や鎧などにカラフルな色彩が残されていました。
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『中級軍吏俑』のタイトルがあった説明パネルの光景です。2段重ねの平たい冠を被り、鎧は胸だけのものと、胸と背中に着けるのと2種類あることが紹介されていました。
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右斜め前から眺めた『中級軍吏俑』の光景です。右手には、剣を持っていたような姿です。一見、穏やかな風貌ですが、中規模の部隊を率いた、歴戦の雄かも知れません。
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正面から眺めた『中級軍吏俑』の光景です。穏やかに笑みを浮かべたような顔に見えるところが、かえって、激戦を勝ち抜き、肝が据わった指揮者であることを想像させます。首に巻いたスカーフがお洒落ですが、地位を示す印にもなっているようです。
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『高級軍吏俑』のタイトルがあった説明パネルの光景です。説明文には、『俗称は将軍俑』、出土数は少なく『目前出土了7件』と紹介されていました。この将軍俑の特徴は、堂々とした体躯、百戦錬磨の指揮官の表情をしています。髷の上に死ぬまで戦いを止めないと云うやまどりの尾をかたどった冠を被り、伸ばした口髭の両端を跳ね上げて威厳に満ちています。あご紐の飾りが胸元まで垂れ、鎧には華やかな房飾りがついいます。重ねた両手の下には剣を立てていたようです。
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重ねた両手の下に剣を立てていたことを思い浮かべますと、ますます、その威厳が感じられる『将軍俑』です。推測ですが、500人以上、あるいは千人単位の兵士を指揮下に置いていた将軍かも知れません。説明文に『是秦俑坑中 級別最高的陶俑』と称賛されていました。この表現が、『高級軍吏俑』にとどまらず、『将軍俑』と呼ばれる所以かもしれません。
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イチオシ
正面から眺めた『将軍俑』の光景です。説明文には、出土場所を特定できる説明はありませんでしたが、修復された箇所が見当たらない、非常に保存状態が良い陶俑でした。
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『立射俑』のタイトルがあった説明パネルの光景です。『立射(りっしゃ)』に持ちいた武器は弩弓のようです。手に弩弓を持ち、矢をつがえて攻撃命令を待つ兵士の説明です。ここには記されていませんが、矢入れを背負っていたとの推測もされています。
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『立射俑』の兵士の陶俑です。半身に構えて遠くを見据えています。弩弓に矢をつがえて待機している兵士の姿を表したものです。 鎧ではなく、上着を身に纏い革帯で留めています。動きやすい軽装備の射手です。説明パネルには、2号坑の東北角の弩兵方陣的陣表で発掘されたと紹介されていました。127体の内の1体のようです。
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『跪射俑』のタイトルがあった説明パネルの光景です。重装備の歩兵で、2号坑東北角の、160名の弩弓部隊の中心的部位に位置した『跪射(きしゃ)俑』のようです。また、このタイプの俑は、冠を被らずに、髪型はまげを結って三編みを一つに纏めていたようです。
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イチオシ
『跪射俑』の兵士の陶俑です。片膝を立てて、緊張した表情で前方を見ています。攻撃命令を待っているようです。右側には、弩弓を携えていました。鎧を着た重装備の弓兵で、立射俑とは異なる部隊を編成していました。靴底には、糸で縫われた多くの滑り止めの文様が描かれています。秦が主に活動していた関中平原は、黄土地帯に位置し、雨が降ると滑りやすい地域です。そのため、秦ではこのような靴が一般的だったかも知れません。
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手前に黒く見えるのが陶馬、その奥に見るのは、『御者俑(ぎょしゃよう)』ではないかと思って撮影しましたが、帰国して確認しましたら、右手の人物は『騎士俑』でした。1997年6月の中国旅行の時に求めた『秦始皇帝の兵馬俑』のタイトルがあった解説書(以下、この章だけで『解説書』と略称)の写真によって確認できました。
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少しズームアップした、『騎士俑の引っ張る鞍下を付けた軍馬(前期の解説書での写真タイトル)』の光景です。2号坑で発掘されました。
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兵馬俑2号坑の発掘調査状況です。掘り出されたままの状態で、修復作業などは保留されているように見えた光景でした。垂木のようなものを通し。覆いが設けられた場所は、手つかずの状態で保存されているようでした。
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発掘された武器に、複製された木製の柄が付けられた品々です。文献や、その他の発掘調査でも確認されたのでしょうか、複製された木製の柄は長さも太さも異なっていました。兵馬俑からは、1万点ほどの武器が出土しています。
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発掘された5点の武器に表示された名称の紹介です。左から『銅戟(どうげき)』、『銅矛(どうほこ)』、『銅鉞(どうえつ)』、『銅殳(どうしゅ)』、『銅戈(どうか)』です。『解説書』には、さらに多くの武器名が記されていました。
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『金鈎(きんこう):Bronze Hook』の表示があった展示品の紹介です。ネット検索によれば、『鈎(こう)』は、①かぎ。物をひっかけたりとめたりする先の曲がった金属製の道具。つりばり。「鉤曲」 ②かける。ひっかける。「鉤距」「鉤索」 ③おびどめ。「帯鉤」 ④まがる。まげる。かがむ。の意味がありました。①の説明が一番近いようです。
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扇形に展示された左側が『銅箭鏃(Bronze arrow heads)』、右側の1点が『鉄延(カネヘン付):Bronze arrow with Iron shaft)』です。鉄材がまだ貴重な時代だったのでしょうか、鉄材は部分的に用いてありました。
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『銅剣(Bronze suword)』の表示があった展示品です。とても2千年以上の前の品とは思えない鋭さが残っている銅剣です。『解説書』によれば、1号坑で出土、長さ91.5センチ、茎長が19センチです。名称は『青銅扁茎剣』と表示されていました。
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2号坑の見学を終えて、次に向かったのは3号坑です。三つの遺跡の中では、最も小規模なものです。東西18メートル、南北21メートル、面積500平方メートルほどの規模です。規模は小さいながらも、司令部的な重要な役割を持っていた遺構のようです。その入口光景です。
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少しだけズームアップした、『兵馬俑坑3号館』の正面出入口光景です。『秦兵馬俑3号坑遺址』の立派な表札が懸かっていました。坑内で儀仗用の『銅殳(どうしゅ)』が30ほど見つかっています。この遺跡の兵士は、銅殳を持った儀仗兵らしく、この南房では作戦会議も行なわれたと推論されています。
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1号坑や2号坑と比べ、随分と地下深い所に築かれた3号坑の光景です。3号坑で不思議なことは、僅か68体の兵俑の多くには頭部がありません。破片も残っていませんから、発掘途中か、その後に運び去られたようです。一時期、『中国市中に、本物の兵馬俑が出回っている』との噂を聞いたこともありました。
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イチオシ
一旦、カメラ出のズームアップを止めて、3号坑全体の光景の紹介です。現在のグランドレベルから見ても、随分と深い場所に設けられていることが見て取れます。3号坑までが見付かった後、2号坑と3号坑の間で、4号坑が見付かっていますが、残念ながら、出土品はありませんでした。
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四頭の馬が見える部分のズームアップ光景です。三つの兵馬俑が見付かったことは、世界ニュースとして大きな関心が集まりましたが、兵馬俑の発見は特に、中国史の研究上、当時の衣服や武器・馬具等の様相や構成、また、始皇帝の思想などを知る上できわめて貴重なものと評価されています。
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兵馬俑坑は、現在発掘調査がなされ公開されている箇所だけでなく、その周囲にも広大な未発掘箇所を伴います。しかし、発掘と同時に兵馬俑の表面に塗られた色彩が消える可能性があることなどの理由から、大規模な発掘調査は保留されているようです。
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発掘調査時の写真の紹介です。このパネルには、『彩絵俑頭(CollerーPainted Heads of the Terra-cotta Warriors)』のタイトル表示がありました。発掘直後の彩色が消えない内の撮影だったようです。『解説書』では、人物像の
頭部を10種の漢字に置き換えてその際を紹介していました。『国』、『日』、『風』、『目』、『甲』などです。 -
発掘調査時の写真の紹介です。このパネルには、『彩絵俑手与(簡体字)足腰(CollerーPainted Hnds and Shoes)』のタイトル表示がありました。彩色られた俑の手元と足元の拡大写真での説明です。
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四頭の馬が並んだ付近のズームアップ光景です。その付近の兵俑には、身体の部分の保存状態はいいものの、頭部がないことが見て取れます。3号俑坑のすべての人物は将校であるため、3号俑坑が司令部であるとの判断は、現在は定説になっているようです。
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