2019/11/17 - 2019/11/21
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城壁で周囲を囲み、堅固に防御した都市は『城郭都市』と呼ばれますが、城壁と堀で防御した西安もその一つです。エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明や、古代ギリシアの各地に誕生しました。中国では城壁のみを指す場合は『城牆(じょうしょう)』と呼んでいます。
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古都とは、かつて首都のことで、中国では『六大古都』と呼ばれることがあります。河南省西部の『洛陽』、河南省北部の『開封』、浙江州省都の『杭州』、江蘇省の省都の『南京』、中国の首都の『北京』と、陝西省の省都の『西安』です。西安は、唐の時代に百万の人口に達していたようです。西安は、『世界四大古都』の一つともされるようです。
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西安の歴代王朝を列挙しますと、西周:BC1121-BC771) 、秦:BC221-BC207、前漢:BC206-AD8、新:9-23、後漢:90-195、西晋:313-316、前趙:319-329、前秦:351-384、後秦:386-417、西魏:535-556、北周:557-581、隋:
581-618、唐:618-907、となります。最後の歴代王朝が唐の時代でした。 -
城壁の内壁に展示されていた、観光案内を兼ねたような写真の紹介です。『永寧門』の上の『城楼』を監視するかつての兵士をイメージした写真のようです。甲冑に身を固め、長い槍のような武器を手にしていました。西安城壁のイベントのエキストラの写真でも目にしました。
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城門の上から眺めた、夜の旧市街光景です。一直線に伸びた道路の延長線上に、ライトアップされた建物は、鐘楼になるようです。この場所から歩いて10分ほどの距離とされます。写真のタイトルは、西安城砦の『永寧門歴史文化街区』です。中国では、『城』の本来の語義は都市を囲む防塁・城壁自体を指していましたが、後に城壁で囲まれた内部をも含むようになりました。(ウィキペディア)
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写真のタイトルは、同じく西安城砦の『永寧門歴史文化街区』です。建物の中から眺めた、永寧門の夜景になるようです。中国では、特に城壁のみを指す場合は『城牆(じょうしょう)』と呼びます。城壁の内側(内城)を『城』、城壁の外側(外城)を『郭』と呼び、区別しました。。(ウィキペディア)
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西安城砦の『永寧門歴史文化街区』のタイトルの写真が続きます。永寧門の南側から眺めた、北側方面の光景です。夜景になります。航空写真か、高いビルからの撮影になるようですが、多分、ホテルなどの高層ビルからの撮影のようです。
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西安城砦の『永寧門歴史文化街区』のタイトルの写真紹介の最後です。写真の左上付近が、ライトアップされた『永寧門』です。城壁の上に、ライトアップされた城楼が並んでいました。
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雪が積もり、白一色になった城壁の上の通路の光景です。写真タイトルは、西安城砦の『勿幕門段故(左は舌)楼』でした。『勿幕門』は、『小南門』とも呼ばれています。俗称『小南門』と呼ばれていましたが、中華人民共和国28年(1936年)に開通し、同36年(1947年)に『勿幕門』と改名されました。辛亥革命の陝西省の烈士『井勿幕』に因む命名です。
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写真タイトルは、西安城砦の『和平門段』です。『和平門』は、西門とも呼ばれます。中国の主な城郭都市は、南京城、平遥古城と西安などです。中でも、明王朝の時代の『南京城』は、世界古代史上敷地面積最大の都市とされます。(ウィキペディア)
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写真タイトルは、西安城砦の『東南城角』です。外堀越しに眺めた西安城壁の東南角の光景です。東から西を眺めた光景ですから、西の空に沈む夕日になるようです。平遥の城壁(城牆)は明の洪武3年(1370年)に築かれました。現在は六つの城門と甕城、四つの角楼、72の敵楼が残ります。『平遥古城』として、1997年に世界遺産に登録されました。私にとって懐かしい訪問地です。
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写真タイトルは、西安城砦の『西南城角』です。外堀越しに眺めた西安城壁の西南角の光景です。空に浮かぶ白い雲と、それを映したお堀の光景です。西安は、中国の国家歴史文化名城に指定され、世界各国からの観光客も多い城郭都市ですが、現在までに世界遺産には登録されていません。いずれ登録されそうな歴史と規模を有しています。
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写真タイトルは、西安城砦の『長安門瓮城』です。『瓮城』は、都市の城門の外を取り囲む半円形の小規模な城郭を意味し、対応する日本語は、『枡形』になります。西安の城壁(城牆)が、世界遺産に登録されていない理由は、改修工事が繰り返されたことに原因があるとの解説もあります。
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城壁の内壁に展示されていた写真紹介の最後の1枚です。写真タイトルは、西安城砦の『安定門外城楼全景』でした。『安定門』は西門になります。城壁や城楼は再建されていませんが、三層の構えがイメージされる城外の跡地です。
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ツアーの再集合場所に指定されていた、日本のお城で例えれば『枡形虎口』の中の広場です。前方に見えるトンネルを潜って、この場所に攻め込んだら、たちまち四方から、弓や鉄砲で攻められそうです。中世ですと、熱湯なども武器になったようです。
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日本のお城で例えれば、『枡形虎口』の中の広場の光景です。城壁との間に石段が設けてありました。現在は、観光用として、城壁への出入口として十分に機能を果たしていました。
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西安城壁の見学で、観光客が最も多いのが、この『永寧門(南門)』とされます。今日は目にしませんでしたが、明代の兵士の装備を付けた人達が、永寧門の前に整列するアトラクションも、一日に数回行われているようです。
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年代を感じさせる城壁と、その替えに飾られていた赤い雪洞の光景です。長い柄の上にセットされていました。一番の出番は、ライトアップの時刻になってからのようです。
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日本のお城で例えれば、枡形虎口に相当する広場です。その広場の隅に日時計が置かれていました。白い面に黒い影を映して、見やすくしているようでした。ただし、現在は針が付いた時計円盤の代わりに、別の円盤が置かれているようでした。ネット情報では、針が付いた時計円盤の写真を見ることができます。
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壁際に置かれた、イベント用の道具の数々のようです。先ほど紹介した、日時計を挟んで、階段付きの演題らしい施設や、カバーが付いたスピーカーのようなものが置かれていました。
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全員が予定の時刻で再集合した後、夕食のレストランに向かいました。その途中の光景です。写真は、南門の『永寧橋』に関連する防御施設の一つ、吊橋です。外堀の上に架かっていました。
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外堀に架かる橋の上から眺めた外堀の光景です。風もなく、穏やかな一日でしたから、その外堀に周りの景色が映り込んでいました。日本百名城や続日本百名城巡りで目にした城郭のお堀光景が連想させられました。
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外堀に架かる橋の上から、振り返って眺めた『永寧門』方面の光景です。ネット情報では、南門全体の航空写真が紹介されていましたが、堀を渡ると闕楼があり、門が三重になっているのがよく分かる写真でした。日本のお城で呼ばれる『枡形虎口』が二重になった堅固な南門構造です。おそらくほかの主要三門も類似の三重構造だったようです。
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永寧門の周りの飾り付けの紹介です。牡丹か芍薬のような、作り物の赤く巨大な花が飾られていました。よく似ていますが、牡丹は『木』ですから、冬になっても幹が残りますが、芍薬は『草』ですから、いったん地上部は姿を消してしまいます。『ボタン(牡丹)』は、ボタン科ボタン属の落葉小低木、『シャクヤク(芍薬)』もボタン科ボタン属ですが、多年草です。
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牡丹か芍薬のような、作り物の赤く巨大な花のズームアップ光景です。花壇の中央で、存在感を示していました。多分、『牡丹』の方です。『ボタン(牡丹)』の別名は、富貴草、富貴花、百花王、花王、花神、花中の王、百花の王、天香国色、名取草、深見草、二十日草、忘れ草、鎧草など多数です、
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90度ほど位置を変えて撮影した、巨大な赤い花の光景です。牡丹の原産地は、中国西北部です。元は薬用として利用されていましたが、盛唐期以降、牡丹の花が『花の王』として、他のどの花よりも愛好されるようになりました。玄宗皇帝治世の頃に、初めて牡丹が愛でられるようになりましたが、当時は『木芍薬』と呼ばれていました。(ウィキペディア)
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お堀に架かる吊橋を渡って、南側に移動して来ました。その途中で振り返って眺めた南門、『永寧門』方面の光景です。日本の城郭の『枡形虎口』に比べますと、格段の規模を持った、西安の城壁と入口防御の施設でした。
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西安の見学は4回目になりますが、最後に見学したのは2011年のことです。それまでは日本の名城巡りも片手間でした。日本百名城巡りを1年8カ月ほどで完了し、続日本百名城巡りも最初の1ねんで50カ所巡ったことで、その当時よりは、城郭に対する興味が格段に高まりました。その思いを込めて振り返る『永寧門』の光景です。
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振り返って眺める『永寧門』の紹介も、これが最後です。中国や韓国を中心に、東洋のお城巡りも指摘案したが、その中でも不思議だったのが、世界遺産の『麗江古城』でした。現在の雲南省麗江市に築かれましたが、全く城壁はなく、ナシ族の政治・経済・文化の中心地として機能してきました。毎朝道路が水で清掃され、夜は川を挟んで歌合戦が始まる長閑な街でした。
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ツアーに組み込まれていた、工芸品店の店内光景です。西安城壁の見学の後、一寸だけ立寄りました。実物大ほどの兵馬俑と同馬車の展示品です。店内展示が主目的で、めったに買い手が付く品ではないようです。小型のレプリカなどは沢山品揃えしてありました。
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手振れを起してしまいましたが、ライトアップされた楼閣の光景です。今日はレストランで餃子の夕食のあとにホテルに戻り、オプショナルの唐歌舞ショーを見学予定です。
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