2019/11/17 - 2019/11/21
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旅人のくまさんさん
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現地集合、現地解散の中国観光ツアーです。当初は往復とも、セントレアと西安間の直通便で計画してありましたが、急遽、上海経由に変更となりました。上海浦東国際空港で入国し、上海からは国内線での西安への移動となりましたが、セントレアで預けた荷物は、西安での受け取りで済みました。
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上海浦東国際空港の出発ゲート近くの店舗光景です。既に紹介した、アルマーニなどのお店があった一角です。基本的に現地集合、現地解散の旅行ですから、目的地の西安国際空に到着するまでは、ツアー参加者の人数も分かりません。
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上海浦東国際空港の出発ゲート近くの光景が続きます。現地時刻は12時08分、出発予定が12時40分ですから、そろそろ搭乗開始になりそうです。予定では西安への到着は2時間40分のフライトで15時20分になります。
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古都・西安に到着しました。現在の現地時刻は15時23分頃ですから、定刻の15時20分ぴったりに到着しました。中国国内は時差がありませんので、2時間40分ほどのフライトでした。到着した、西安国際空港内の光景です。手荷物受取に向かう途中の光景になります。
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西安机場免税店の光景です。西安のことを少し紹介しておきます。現在は中華人民共和国の陝西省の省都ですが、古くは中国古代の諸王朝の都となった『長安』です。『国家歴史文化名城』に指定され、世界各国からの観光客も多く、経済的重要性から大幅な自主権をもつ『副省級市』にも指定されています。
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西安国際空港の手荷物受取の?―テーブル付近の光景です。この付近の撮影は、国や空港によって、厳しく規制されていることもありました。写真撮影規制などの、特段の規制はないようでした。といっても、周りの気配を十分に注意しての撮影です。
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手荷物を受け取った後の集合場所に指定されていた付近の光景です。『現地集合・現地解散」のツアーでは、時として、大幅な集合時間遅れが生じますが、今回はほぼスムーズだった記憶です。
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全員の集合が確認された後、出迎えのツアーバスの駐車場所に向かいました。その途中、振り返っての『西安』国際空港の看板の撮影です。西安は、4、5回目の旅行になったようです。
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同じく、出迎えのツアーバスの駐車場所に向かう途中、振り返っての『西安』国際空港の看板の撮影です。西安の紹介の続きです。西安(西京)とは、『西の首都』の意味ですが、一般的に東アジアの伝統では、首都の名前をこのように付けることが多かったようです。例えば、日本の東京やベトナムのトンキン(東京)は、『東の首都』を意味します。
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西安に到着した日、唯一見学した、シルクロードの起点と言われる場所の紹介です。モニュメント風の石門と、ラクダを従えた群像がありました。こちらが、モニュメント風の石門です。保存された遺跡ではなく、イメージを伝えるモニュメントのようです。こちらがモニュメント風の石門です。ただし、シルクロードとしての起点の特定はされているようでした。
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イチオシ
同じく、モニュメント風の石門とその周りの光景です。『シルクロード(絹の道)』は、中国と地中海世界の間の歴史的な交易路を指す呼称です。現代中国の『一帯一路政策』は、このシルクロードを強く意識したものとされます。『シルクロード』の概念は一義的ではなく、広義と狭義に分かれるほか、多数のルートが定義、主張されています。
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モニュメント風の石門に続くのが、ラクダを従えた群像です。『広義のシルクロード』は、ユーラシア大陸を通る東西の交通路の総称とされ、具体的には北方の草原地帯のルートの『草原の道』、中央の乾燥地帯のルートの『オアシスの道』と、インド南端を通る『海の道』の三つのルートをいいます。
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ラクダを従えた群像の光景が続きます。『狭義のシルクロード』は、古くから利用された『オアシスの道』を指してシルクロードと呼ばれています。この群像や石門も、『狭義のシルクロード』をイメージしたものに思えます。
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『オアシスの道』は、中国からローマへは絹、アルタイ山脈から中国へは金が重要な交易品となっていましたので、このルートは『絹の道』あるいは『黄金の道』とも呼ばれていました。のちに『草原の道』や『海の道』が開けるまでは、最も合理的な東西の交易路でした。その一部は2014年に初めて『シルクロード:長安-天山回廊の交易路網』としてユネスコの世界遺産に登録されました。
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イチオシ
『シルクロード』という名称は、19世紀にドイツの地理学者で探検家の男爵のリヒトホーフェンが、その著書『China(支那)』(1巻、1877年)において、『ザイデンシュトラーセン(ドイツ語の「絹の道」の複数形)』として使用したのが最初とされます。(ウィキペディア)
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『リヒトホーフェン(1833~1905年)』は、古来中国で『西域』と呼ばれていた東トルキスタン(現在の中国新疆ウイグル自治区)を東西に横断する交易路、いわゆる『オアシスの道(オアシスロード)』を経由するルートを指して『シルクロード』と呼びました。リヒトホーフェンはベルリン地理学会の会長などを務め、弟子にはスウェーデンの探検家・スヴェン・ヘディン(1865~1952年)がいます。
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リヒトホーフェンの弟子で、1900年に楼蘭の遺跡を発見したスウェーデンの地理学者ヘディンが、自らの中央アジア旅行記の書名の一つとして用い、これが1938年に『The Silk Road』の題名で英訳され、世界に広く知られるようになりました。 1900年に古代都市楼蘭の遺跡と、干上がったロプノールの湖床を発見したことでも有名です。
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ラクダを従えた隊商の群像の、先頭部分御光景です。シルクロードの中国側起点は長安(陝西省西安市)、欧州側起点はシリアのアンティオキアとする説がありますが、中国側は洛陽、欧州側はローマと見る説などもあります。日本がシルクロードの東端だったとするような考え方もあります。特定の国家や組織が経営していたわけではありませんから、諸説があって当然かもしれません。
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ラクダを従えた群像の近くに置かれていた『絲綢之路志意図』の表示があった世界智頭です。中心に西安や北京が記され、西の方に英国、法国(フランス)、徳国(ドイツ)、土耳古(トルコ)などが記され、南の方にはインドなどが記されていました。イタリアなども記されているようですが、文字が消えかかっていました。東の方には韓国、朝鮮と日本が記されていました。
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西安に到着した日に、1箇所だけ計画されていたシルクロードの時点となる場所に設置された群像を見学した後、4泊予定のホテルにやって来ました。そのホテルの玄関先光景です。『西安陽光国際大酒店』の名前のホテルでした。
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イチオシ
『西安陽光国際大酒店』の玄関前、右手に飾られていたブロンズ像です。『麒麟像』のようでした。『麒麟』は、中国神話に登場する伝説上の動物(瑞獣)の一種です。泰平の世に現れるとされます。形は鹿に似て大きく背丈は5mあり、顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄をもちます。背毛は五色に彩れ、毛は黄色く、身体には鱗があります。
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同じく、『西安陽光国際大酒店』の玄関前、右手に飾られていたブロンズ像です。こちらの麒麟像は、右足の方を挙げていました。麒麟は、獣類の長とされ、鳥類の長たる鳳凰と比せられ、しばしば対に扱われます。普段の性質は非常に穏やかで優しく、足元の虫や植物を踏むことさえ恐れるほど殺生を嫌います。 神聖な幻の動物と考えられており、1千年生きるとする説もあります。
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『西安陽光国際大酒店』の玄関前から眺めた、道路越しのビル光景です。城壁に囲まれた西安旧市街の北東付近は、観光用のホテルが立ち並んでいました。翌朝散策しましたが、西安駅に近い場所に立地したホテルでした。
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ここからは、ホテルにチェックインした後の自室の紹介です。洗練された家具類の配置とは言えませんが、十分な広さだけはありました。事務机も置かれていました。
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旅行社への注文は、シングルの部屋ですが、ツインのベッドが置かれていた部屋でした。この部屋での4泊です。明日(18日)は西安市内の見学、明後日(19日)は、高速鉄道を使って洛陽まで移動し、今回一番楽しみな『龍門石窟』の見学です。
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右下は、卓上スタンドがセットされていた事務用の机、壁には、水彩画風のイメージの絵画の額が飾られていました。抽象化された植物画のように見えました。
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洗面室とバスタブ、什器類の紹介です。バスタブは、カーテンは付いていますが、ガラス張りのコーナーです。日本では目にしませんが、中国では何度もお目にかかりました。
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4泊しますので、4本のペットボトルのプレゼントが置かれていたキッチンテーブルの光景です。冷蔵庫に収蔵し、必要な分だけを携行することにしました。お茶のセットも用意されていました。
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自室の部屋全体の光景です。ネットでも入手できるホテルの部屋の備品などには、ヘアドライヤー、スリッパ、湯沸しポット、冷蔵庫、インターネット接続環境、セーフティボックスが利用できることが公表されていました。
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壁掛けの薄型テレビの光景です。この画面は、イギリスのBBC放送のワールドニュースです。BBC(英国放送協会)は、イギリスのラジオ・テレビを一括運営する公共放送局です。約100年前の1922年11月、『イギリス放送会社』(British Broadcasting Company)として放送開始したのが始まりです。現在、BBCの関連会社の『BBC Global News』社が運営しているようです。(ウィキペディア)
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ベッドの脇の小テーブルの光景です。携帯電話の充電用に好都合な場所でした。携帯電話は、グルーバル・パスポートのモードで、目覚ましにも使っていますので、その点でも便利でした。
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