猫探し【ドイツ（ハノーファーの博物館・Museums in Hannover）編】

2019/11/22 - 2019/11/25

　今回ハノーファーを訪れた主な理由は二つ．一つはヘレンホイザー王宮庭園を見ることで，もう一つはニーダーザクセン州立博物館を見ることでした．先ずニーダーザクセン州立博物館．中央駅からは徒歩で行きましたが，ゆっくり歩いても20分くらいで着けました．グーグルで検索したら中央駅からの距離は1.7kmと出て来たので，そんなもんだと思います．さて，博物館の入場料金は確か４ユーロくらいで比較的安価ですが，近代ヨーロッパの絵画展を特別展示しており，特別展示と合わせるとちょうど10ユーロでした．面白いのは，博物館なのに絵画から生きた動植物まで展示していることで，日本の博物館のイメージとは大部違います．殆どの場所で自由に写真も撮れるので，ゆっくりと３時間くらいかけて回りました．昼食後は少し時間があったので，ハノーファー歴史博物館にも行ってみました．こちらの入場料金も４ユーロでしたが，受付で「展示はドイツ語だけですよ」と言われました．古い写真や馬車（撮影禁止）がメインの展示物で，今一つインパクトに欠けましたが，ハノーファーの過去から現在までの写真を眺めるのは楽しかったです．

エリア ハノーバー(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

博物館の外観．とても立派です

入口はここ．小さいですね．特別展の大きな垂れ幕が飾ってありました

荷物はコインロッカーに入れておけます．日本の日帰り温泉の様に１ユーロ（２ユーロの場合もある）を入れて，鍵をかけます．開けるとコインが戻ってくるので取り忘れないように．なお，日本と違うのは，コインを入れる場所が扉の内側にあることで，知らないと戸惑います

1階は主に化石関連の展示物で，こうした魚類？の化石があるかと思えば・・・

実際に生きて泳いでいる魚も展示されています．マァ，比較するのに良いのかも知れません

室内はこんな感じ．結構空いていました

始祖鳥．こちらは復元したものですよね

タランチュラ．本物で生きています

蛇もフェイクではありません

こちらは深海魚．勿論死んでいますが，透明のアクリルのようなもので固めてあります

深海には本当にこんな魚がいるようで，とても興味深かったです

こちらが一番笑えた，ティラノサウルスの骨格標本の下で日向ぼっこをしている生きたトカゲ．皆さんこれが一番気に入っている様で，大人気コーナーになっていました．

人類史の展示

ジオラマもリアルでとても良かったです

埋葬された人

２～３階は主に中世～現代のアート類です

途中，窓から外の景色を撮ってみました

やはりキリスト教関連の展示物が圧倒的に多いです

確か，1階と２階の間にあったステンドグラス

絵画もあれば

彫刻もあります

確か展示物は１～３階にありましたが，結構時間がかかりました．各階とも途中で出口が判らなくなって困りました．もう少し経路が分かり易いともっと良かったです

研修室のような所もありました．団体で来られた人達にはこうした場所で説明をするのだと思います

ニーダーザクセン州立博物館を後に，ハノーファー歴史博物館へ．こちらが入口です．最初はデパートかショッピングモールかと思いましたが，博物館の入口でした

こちらが博物館内部

オートレースで使われていたオートバイや

カーレースで使われていた自動車などの展示があるかと思えば

ソニーのウォークマンも展示されていました

こちらは博物館の中庭．チョット東洋っぽいです

で，こんな鞍馬の展示もありました．この他に中世の馬車が何台か纏まって展示されていて，こちらはとても迫力がありましたが，ドイツの博物館にしては珍しく，写真撮影禁止のマークが貼ってあったので，残念ながら写真はありません．馬車好きの人にはとても良い施設だと思います．

一日で二つ博物館を見たので，少し疲れました．売店でビールを注文したところ，全てノンアルコールビールで，本物のビールがありませんでした

で，仕方なく，唯一あったアルコール飲料のスパークリングワインを注文．小瓶で５ユーロでチョット高めでしたが，休むには調度良かったです．博物館を見ている間にすっかり暗くなってしまったので，スーパーで食品とお酒を購入してホテルに戻りました．翌日はいよいよヘレンハウゼン王宮庭園へ．つづく