2019/08/16 - 2019/08/17
41位(同エリア200件中)
迷宮ねずみ420号さん
- 迷宮ねずみ420号さんTOP
- 旅行記113冊
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この旅行記のスケジュール
2019/08/16
2019/08/17
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GH Martel & Co シャンパンカーヴ見学
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バスでの移動
シャンパーニュアルデンヌ駅からFlixbusでパリへ
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この旅行記スケジュールを元に
航空券の都合とビールとチョコレートで決まったフランス・ベルギー・ルクセンブルグ旅行。
ルクセンブルクからパリに戻る間、どこか1か所寄ろうと検討しました。候補に挙がったのがランスかナンシー。どちらもまだ行ったことがありません。アールヌーボー建築が好きならナンシーに行くべきですが、シャンパーニュ地方でシャンパン醸造所見学をしシャンパンを飲むことにも心惹かれ、位置的にもちょうどルクセンブルクとパリの間にあるのでランスで1泊することにしました。
計画段階では全く考慮していませんでしたが、夏期は夜にノートルダム大聖堂のファサードを利用したプロジェクションマッピングが行われるのでランスで1泊して良かったです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今回の旅程
8月7日(水)関空-ソウル-北京-
8月8日(木)早朝パリ到着 パリの街をぶらぶら パリ泊
8月9日(金)日帰りモンサンミッシェル観光 パリ泊
8月10日(土)リール観光 リール泊
8月11日(日)ゲント観光、アントワープ観光 アントワープ泊
8月12日(月)アントワープ観光、ブリュッセル観光 ブリュッセル泊
8月13日(火)ブリュッセル観光 ブリュッセル泊
8月14日(水)ディナン、ナミュール観光 ナミュール泊
8月15日(木)ルクセンブルク観光 ルクセンブルク泊
★8月16日(金)ルクセンブルク、ランス観光 ランス泊
★8月17日(土)ランスでシャンパン醸造所観光、パリへ移動 パリ泊
8月18日(日)パリ-
8月19日(月)北京-ソウル トランジットツアー参加-関空 -
ルクセンブルクから乗ったFlix busは16:10到着予定でしたが、出発も遅れていたせいか到着も15分遅れて16:25にランスに到着。
「ランスに」と言っても、ランスのバス停留所はフランス鉄道の「ランス駅」ではなく、「シャンパーニュ・アルデンヌ」駅前です。ランス駅、ランス中心部は9km弱離れています。ここからフランス鉄道の在来線かトラムで移動しなければなりません。在来線は本数が少なく、この時間帯なさそうだったので -
トラムで移動。トラム乗り場はバスから降りた所からは見えませんでしたが、駅前の坂を下りたところにありました。この坂、公園のような感じで舗装していない土の道なのでキャリーケースを運びにくかった。そしてエスカレーターもなく「坂」なので、翌日トラム乗り場から上がる時大変でした。
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停留所に券売機があるか不安だったので駅周辺で探しましたがトラムのチケットを売っているところはありませんでした。仕方がないので運転手さんから買おうかと思っていたら停留所にありました。この券売機で1回券(1.60ユーロ)を購入。どうもランスのトラムは運転手からチケットを購入することは出来ないようです。
ヨーロッパのトラムと言えば昔からあるものというイメージだったのですが、ここランスのトラムは2011年に開通したらしく停留所も新しい感じ。ただ事前にいろいろ調べていた時点で情報量が少なくて困りました。フランス語で検索したらもっとヒットしていたのかもしれませんが・・・。
↓ランスのバス・トラムのサイト(フランス語)
https://www.citura.fr/
チケットの種類、金額や路線図、時刻表が確認出来ます -
そしてトラムは結構頻繁に走っているイメージがありましたがこのシャンパーニュアルデンヌ駅とランス駅をつなぐ路線、トラムBは20分に1本、結構待たされた。
16:45トラム乗車。ランスのトラムのチケットはペラペラの紙タイプではなく、多分ICチップが入っている厚紙のものでした。それを柱についているグレーの機会にかざしてピッとしておかないといけません。抜き打ちで検査官が乗ってくることもあってその時ピッとしてなければ罰金。全員乗車するとすぐにピっとしてたので定期の人も乗車の度にしないといけないんでしょうね。 -
乗車時間20分強、ランス駅に到着したのは17:08頃。
予約していたホテルはこのランス駅の裏側。ランス駅 駅
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なので、駅を通り抜け出来るかな~と、ホームに入ってみました。
この掲示は監視カメラで撮ってるから悪いことするなよ!ということかな? -
線路は地下通路でわたれるようです。
階段と、その向こうにエレベーターもありました。私はキャリーケースがあったのでエレベーターを利用しましたが、なんとも毒々しい絵が書いてあってちょっとびびりました。 -
そして地下通路を渡っていくと駅の向こう側に出ることが出来ましたが・・・。
監視カメラがあると言っても、人通りがない時はちょっと通りたくない感じ。 -
ランス駅から徒歩3分。この日予約していたのはアパートホテル「セジュール&アフェール」。この系列、フランス各地にあるみたい。
レセプションは24時間ではないですが7時~22時まではスタッフがいらっしゃるので私のスケジュールでは困ることは全くありませんでした。バスタブ、キッチンありのアパートホテル by 迷宮ねずみ420号さんSejours & Affaires Reims Clairmarais Apparthotel ホテル
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レセプション、廊下はとても殺風景な雰囲気でした。部屋のドアをあけると手前にクローゼットのあるスペース、バスルーム、奥にリビングルーム
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そこまで暑くなかったので気になりませんでしたが、ベットの横に置いてある黒いものは扇風機。クーラーはなかったのかも。
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TV、コーヒーメーカー、湯沸かしポット、キッチン。
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冷蔵庫、電子レンジ。他キッチン用品はこんな感じ。
グラス、お皿などの食器や調理器具。 -
バスルーム。バスタブ付き。
ここも事前にバスタブ付きの部屋をリクエストしていましたが、その時点で「全室バスタブ付きです」とお返事をいただいてました。
アメニティはホテルと違って最低限です。 -
ただトイレの横にこのタンクが。
これは・・・。お湯の量に限りがあるやつかな?私は1人だったのでバスタブにお湯を張っても最後まで大丈夫でしたが、2人がそれぞれお湯をはると辛いかも。
昔、友人と2人で泊まった他の国のペンションで私が後でお風呂に入ったら途中からお湯がでてこなくなった(水になった)ことがありました。
そこで3泊だったので次の日からは友人が夜、私が朝、お風呂に入るようにしましたが、そんな状態でも友人は洗面台で手を洗うのにもお湯を使っていてキレそうになりました。手洗うのぐらい水でよくない?
そんな思い出がたくさんあるので、今一人旅が快適だと思うんだろうな。 -
ドアにはってある掲示は日本語表記もありました。日本人客も多いのかな?
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窓からは向かいの建物が見えていただけで、そんなに見晴らしが良いわけではありませんでした。
バレエ教室か?と思いましたがなんかいかがわしい店のようにも思えてきた。
でも、多分スポーツクラブだったようです。 -
17:35、ランス中心部に観光に出ました。
クールセル通り、ホテルの側にも面白い建物が。 -
ランス駅を、今度は地下通路ではなく駅の西側の高架下を越え、先ほどトラムで通ったティエール通り、ジャン=バティスト・ラングレ広場を歩いて行きました。
左の建物は角が生えているようで面白いし、右の建物は柵が綺麗。
そして、正面に見えているのが多分ノートルダム大聖堂のはず。 -
ノートルダム大聖堂が近づいてきました。手前の建物もドーム屋根が美しいですが、銀行が入っているようです。
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大聖堂の手前の通りにも荘厳な建物がありました。裁判所でした。
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大聖堂に入る前に、先にツーリストインフォメーションに行きました。
大聖堂正面のファサードのすぐそばに有りました。
ここで地図とパンフレットをもらいました。その地図もらえますか、とスタッフさんに声を掛けたら日本語ができるスタッフがいるから呼んでこようか?と。じゃあお願いしますと返事をすると、呼んできてくた日本語が出来るスタッフさんはとてもキュートな若い男性でした。 -
明日予約しているシャンパンカーブへの行き方を確認させてもらいました。シャンパン製造メーカーが多い地域はサン・レミ聖堂の周辺、ここノートルダム大聖堂がある地域から南方に行ったところ。歩いても行けるか聞いてみるとそれはやめた方がいいとのこと、自分で調べていた公共交通機関は4,6番のバスしか情報がありませんでしたが、彼からCitybusもあるということを教えてもらいました。メルシー。
彼、絶対日本人女子にモテモテだと思う。 -
さて、ようやくノートルダム大聖堂に入りました。
ランスのノートル-ダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院及びト宮殿 寺院・教会
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中に入ると・・・広~い! 長さ138.75mとのこと。
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正面ファサードの裏側。美しいバラ窓にたくさんの像。
この像も、もちろんそれぞれ意味があって、たとえば左下から2番目は「マリア誕生のお告げ」 -
さすがシャンパン醸造の一大中心地、ランスの大聖堂。
シャンパン醸造工程を描いてるステンドグラスまであります。シャンパン製造業者によって寄贈された物です。 -
クネーベルのステンドグラス。こんなモダンなステンドグラスもちょっと珍しいのでは・・・。
そもそもこの大聖堂は1211年に建造が開始されましたがフランス革命、第一次世界大戦で、彫像やステンドグラスの多くが失われ、特に1914年9月19日に空襲により発生した火災で壊滅的な被害を受けたそう。終戦後再建が開始されましたが、そういった事情もこのようなモダンなステンドグラスがある理由の1つでしょうか。 -
ここに来た一番の目的、そしてランスに来た2番目の目的はこのシャガールのステンドグラス。(ランスに来た1番の目的はそりゃシャンパン)
一番奥にありました。 マインツ(ドイツ)の聖シュテファン教会でもシャガールのステンドグラスを見ましたが、本当に青が綺麗。 -
シャガールと、このステンドグラスの説明書きもありました。シャガール、ベラルーシ生まれだったんだ。
左側は主に旧約聖書の題材
真ん中のブロックは磔にされたキリストや旧約聖書の重要人物であるアブラハムにまつわる題材
右側は代々のフランス国王が関わった歴史的事柄 だそうです。 -
この時計も古そうで、何かいわれがあるのかなと思いましたが調べてもこの時計に関して書かれている記事を見かけませんでした。
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ここランスのノートルダム大聖堂は歴代フランス国王のうち25人が戴冠式を行なったと先ほど観光案内所でもらったパンフレットに書いてありました。
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数多くの美しいステンドグラスがありましたが北側のステンドグラスは透明でした。
また、ノートルダム大聖堂には、ジャンヌ・ダルクの署名があったようですが気がつきませんでした。残念。 -
ノートルダム大聖堂を後にする前に、外観でも見どころがあるのでそれを探しました。
それにしても、すごい彫刻群。この写真は西側ファサードの左扉口上部
この角度ではわかりにくいですが「キリストの受難」を表しているそう。
有名なのはこの下、 -
この彫刻群の一番右側、「微笑みの天使」。
これはレプリカで実物はト宮殿で保管されているとのこと。
そのト宮殿ですが- -
ランスにページ数を割いているガイドブックは少なく、私が持ってきたのもる○ぶの1ページのみ。そのたった1ページに記載されている観光名所は「ノートルダム大聖堂」「ト宮殿」「サン・レミ聖堂」「フジタ礼拝堂」の4箇所のみでした。
その2/4、ト宮殿はノートルダム大聖堂の真隣にありましたがトー宮殿 城・宮殿
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もう閉まってる時間でした。なので外にあった説明書きだけちょっと読む。
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この時すでに19時前。後はトラムが走っているヴェル通りが繁華街のようなのでそこをうろちょろ、綺麗な建物があれば写真を撮りながらウィンドウショッピング。
これはランス歌劇場 -
裁判所
この辺りはシャンパーニュアルデンヌ駅周辺とは違ってトラムの本数も多く、この写真を撮った時にも写り込んでますね。裁判所 (ランス) 建造物
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この建物、ちょうど角のところに顔があるので目立ってました。この通りを見守っている用にも見えました。
このヴェル通り、ZARAやH&Mなどファストファッションが建ち並んでる通りです。私はPROMODというブランドが好き、しかもフランスのメーカーなので今回も事前に公式HPのshop locatorで店舗を調べて行きました。
https://www.promod.eu/
移動中あまり荷物を増やしたくないのでできれば旅の後半で購入したい。 -
公式HPではランスは郊外の店舗しか載っていなかったのにこのヴェル通りに店舗があるのを、先ほどホテルへ移動中のトラムの中から見つけてました。なのでこの時PROMODへ。今回はそんなに心惹かれる商品がなく結局買わなかったのですが・・・。
Promodの公式サイト、パリの店舗もこの翌日宿泊するホテルのそばのショッピングセンターにあると掲載されていましたが実際はすでに閉店、撤退していたようです。公式サイトが最新、正確な情報だと思っていたら意外とそうでもない。
写真はそのヴェル通り、クラシックな建物の中にカクカクしたモダンな建物で目立ってました。
65 Rue de Vesle -
ヴェル通りに面した建物の、パサージュの向こうに回転木馬が見えたのでパサージュを通り抜け見に行ってみました。
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かわいい。小さな子供を見守る姿は万国共通。
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回転木馬から賑わっている通りが見えたので行ってみました。デルロン広場。
先ほどのヴェル通りはブティックなど物販店が多かったですがこちらはレストラン、カフェなど飲食店が多い感じ。
通りのテラス席でお食事中の人も多数。 -
Subé Fountain シュベの泉
黄金の勝利の女神像の下でもくつろいでいる地元の人々デルロン広場 広場・公園
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まあそろそろ良い時間だからホテルに帰ろうかな。
折角キッチン付き(電子レンジ付き)の部屋なので、夕食もスーパーでお総菜とか買えないかな・・・とスーパーを探しましたがなかなか見つからず。
困りながら歩いているとこの電光掲示板に一瞬「monoprix」と掲示されたのを見ました。え?ここ?こんな間口が狭いここに?
スーパーを欲しすぎて幻を見たのか? -
中に入ってみると間口は狭くても中は広いショッピングモール。エスカレーターを下りると地下にmonopixがありました。
路面店か、大型ショッピングモールじゃないとわかりにくいな~。
入口付近にシャンパンが並んでいるのは、さすがランス!お菓子コーナーに「ビスキュイ・ロゼ・ド・ランス」のピンクの箱も大量にあったのでお土産に購入しました。 -
チンするだけで良さそうな冷凍食品でも買おうかとも思いましたが総菜コーナーがなんとも美味しそう。今思えばフランスならキッチュとかにすれば良かったかもしれませんがここを見てたらパエリアがどうしても食べたくなってパエリア購入。
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無事スーパーで買い物を終え、ランス駅前の公園を横切った時、子供たちが殴り合いのけんかを始めました。周囲の人達もビックリして遠巻きに見てました。幸い、大乱闘にはならなかったけど、この辺、治安が悪いのか??
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ランス駅の地下道をまた通り抜け、駅の裏側の待合コーナーのような所に「駅ピアノ」が置いてありました。
バカリ・サニャ風なドレッドヘアの男性がショパンのピアノ協奏曲を弾いてました。 -
部屋に戻って夕食。パエリアの他に買った物はプラムとヨーグルト。プラムはよく熟れていて美味しかった。ヨーグルトは1つだけほしかったのに、最低でも4個セットしかなく、しかたなく4個セットを購入。連泊するなら冷蔵庫に入れておけば良いですが、明日またパリに移動なのでここで消費しないと。食後に1個、お風呂上がりに1個、翌朝1個、結局3つしか食べられませんでした。
ヨーロッパではあるあるですが、一人旅には1個売りがないのは辛い。 -
そりゃランスでシャンパンを飲みたかったですが、1本を一人であけられるほど私は強くないのでこの日はベルギービールで我慢。明日、シャンパンカーヴで3杯試飲付きだし。
TVを見ながら食事をしていてなんとなく思い出した。そういえば、ランスの大聖堂でプロジェクトマッピングしているとかいう情報、なんかで見たな。今日もやってるのかな?確か10時からだったはず。でも10時以降はレセプションもこの建物の入り口も閉まる、ってチェックインの時スタッフの人が暗証番号教えてくれてたな。
10時のを見て帰り道どうやろ…。駅横の高架下を通るのも、地下道通るのもちょっと怖いかな。帰ってきてもホテルの入口ちゃんと開くかな?と、不安要素もいろいろありましたがせっかくなので行ってみることにしました。 -
ホテルのエレベーターに乗るとすでにご夫婦が。こんな時間から外出するならきっと目的地は一緒に違いない、と「大聖堂に行かれるのですか?」と聞いてみたらそうだということで、一緒に話しながら行きました。マンチェスターから来られたご夫婦で日本人のお友達もいらっしゃるとのこと。私の語学力のせいで話が弾む、というまではいきませんでいたがなんとか会話をし、すでに薄暗くなってきている中、さっき殴り合いのけんかをしていた公園を横切るのもご夫婦が一緒で安心して歩けました。
デルロン広場の碑もライトアップされていてここで記念撮影しデルロン広場 広場・公園
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ノートルダム大聖堂に到着したと同時ぐらいにプロジェクションマッピングが始まりました。大勢の人で騒々しかったのが、始まった途端ピタっと静かにみんな息を呑んで見ている感じでした。美しかった。
観光案内協会のHPには「光のスペクタクル(5月下旬から8月の日没後):大聖堂のファサードでのプロジェクションマッピング。最新技術を駆使したカラフルでダイナミックなスペクタクルを建物外壁に映します。」と記載されていました。
この時は22時からでしたが、「日没後」なので5月なんかはもっと早い時間かな。
ランスはパリから日帰りで訪れる人も多いようですが、1泊してこれを見る価値あると思います。ランスのノートル-ダム大聖堂、サン=レミ旧大修道院及びト宮殿 寺院・教会
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帰りもご夫婦と一緒。それに同じホテルで見に行っていた人も多かったようで、ホテルに帰ってきた時もすでにほかのお客さんが暗証番号を入力し、ドアを開けている状況でした。
見に行って良かった、予定に入れてませんでしたが思い出してよかった。 -
翌朝。部屋で朝食をとり、チェックアウトしてキャリーケースをレセプションに預け、シャンパンメーカーの多い地域に出かけました。
シャンパンメーカーの多い地域(ヴーヴクリコ、ポメリー、Taittinger、GH Martelがある)は市中心部より南に行ったサン・レミ聖堂にほど近い地域。ランス中央駅前からバスに乗って行きました。 -
前日観光案内所で日本語ペラペラの男の子がCity busもありますよとチラシをくれていました。
11:30にGH Martelの予約ですが、他のシャンパンメーカーも周囲の雰囲気と売店だけでも見てみようと早めに行きました。 -
City busは別料金なのかと思ったら、路線バスやトラムと同じチケットです。運転手さんからチケットを買おうと思ったら、1回券のみで1日券はない、とのこと。この日、この後シャンパーヌアルデンヌ駅に行く時にも使うので1日券が欲しい。
170m離れたトラム停の自販機でチケットを買って、戻ってきてもまだCitybusは停車していました。乗ろうとしたら、なんと目の前で発車してしまいました。 -
それなら、路線バス4番で行こうかとも思いましたがこちらもタイミングが悪かったのかなかなか来ず、結局20分後のCity busで行きました。朝一番からタイムロス。幸先悪いなあ・・・。
Draits de L'Hommeというバス停で降りて、まずはVeuve Clicquot。 -
クリコのキャンピングカー?販売車?が停めてありました。かわいい。
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ここの予約はしていませんが、売店だけでもみせてもらおうと入ってみました。
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シャンパン以外のグッズもいろいろありました。
クリコ独特のオレンジ色のバックやエプロンや傘。お洒落でした。 -
次は先のポメリー。循環ルートのCity busで1駅あります。バスに乗ろうかとも思いましたがなかなか来そうにないので歩きました。歩いているうちにバスが追い越していったら嫌だなあと思いましたが追い越されることなく
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ポメリーに到着。
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この門といい、背後に見えている庭園と建物といい、まるで宮殿のようです。
ポメリー シャンパン醸造所 博物館・美術館・ギャラリー
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シャンパーニュ史上初のブリュットを誕生させた歴史などの説明が書いてある看板もありましたが、雨も降っているのでちらっと読んで門の中に入り歩いて行くと
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お城のような建物に辿り着く前に、売店は向こうだと看板があったので仰せの通りに行くと
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一般の道路を渡った先にある豪華な建物とその隣の建物もポメリーの敷地
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入口はこちらのようです。
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売店だけちらっと見せてもらいました。置いてある家具の曲線が素敵です。カーブ見学の人は時間までここで待たされるようですが、私が行った時は誰もおらず閑散としていました。
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次は、予約していたカーブに向かいました。この辺は本当にシャンパンカーブが多い。途中、Taittinger社もありました。
どうでもいい話ですがこの写真に写ってる車、私が大好きなチェコナンバーとクロアチアナンバーでした。この後、GH Martelでもチェコ人らしき人がシャンパン購入していたし、ヨーロッパ各国からシャンパーニュ地方にシャンパン好きが集まっているんだなあ。
予約していたGH Martel社近辺に到着しましたが、まだちょっと早い時間なので -
先にすぐそばにあるサンレミ聖堂を見学しました。
ここはガイドブックには「ロマネスク様式とゴシック様式が混在するベネディクト派の教会サン レミ聖堂 寺院・教会
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12世紀のステンドグラスや、聖書の一部を綴った石碑は必見」と書いてありましたが、その石碑はこれかな?
サン・レミの墓だそうです。 -
身廊。古いロマネスク様式
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このタイル画についてはよくわかりませんでした。貴重な物のように見えるけど・・・。
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後陣のステンドグラス
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南袖廊の裏側。黄色と碧の対比が美しい。この下のドアから出ました。
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予約していた時間が近づいていたのでGH Martel & Coに行きました。ここの門をくぐって
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中庭の突き当たりが、売店とツアー受付を兼ねている所でした。前のツアーが終わって、ツアー客が売店のシャンパンを購入しているところで混んでいました。
シャンパンカーヴ見学は↓このサイトを参考にさせてもらい、ここに決めました。
https://www.champagne-booking.com/en/champagne-houses -
予約はこのGH Martel & Coのサイトに記載されているアドレスに英語でメールしました。
http://www.champagnemartel.com/
売店には「犬」というシャンパンや桜の柄のボトルのシャンパンもありました。 -
見学ツアーが始まり階段を降りて行きました。深さは22mとのこと。見学に当たっての注意事項にも「十分に温かい服装でお越し下さい」と書かれていましたが、夏でもとてもひんやりしていました。
こういった地下のワイン貯蔵庫をカーヴと言います。このシャンパンカーブは世界遺産。先ほどのサン・レミ聖堂の下あたりから続いているそう。
マーテルのメインカーブは現在エペルネにあり、こちらのカーブでは昔シャンパンを造る際に使われていた機械や道具がセラーに展示されています。ここは4世紀から15世紀に使われていたそうな。 -
この旅行記を書いているのが半年後。正直いろいろ説明してくださったことも忘れてしまった部分も多いのですが、シャンパン製造方法の説明で「シュガーを入れる」と言ってたのは覚えています。ぶどうの甘みだけだと思っていましたが、砂糖を入れることによって酵母が糖分を分解し、エタノールや炭酸ガスなどが発生するんですね。
そして毎日手作業で45度ずつ回転させていくそうです。 -
他にもシャンパン製造に使う道具やボトルなどの説明がありました。
ちょっと辛かったのはガイドさん、ツアー参加者にいろいろ質問を投げかけます。「カーブ見て試飲できたらいいや」という軽い気持ちで、100%理解できないまま参加していた私にとってはちゃんと答えられず恥ずかしいやら申し訳ないやら・・・。 -
最後に、お土産にコルク持って帰って良いよ、とのことだったので、ここから1ついただきました。
帰りはエレベーターで上の階へ。 -
そしてこんな綺麗な部屋でお待ちかねの試飲タイム。
子供はグレープジュースを1杯もらっていました。 -
試飲1杯目はBlanc de Blanc、シャルドネ100%
おいしい~。 -
2杯目はこれ、Blanc de Noir
50% Pinot Noir | 50% Meunier
これも美味しい~!
黒のブドウで作り白となるからこんな名前なのか!
チーズと良く合う、とメモしていました。 -
最後はロゼかDemi-Secの好きな方をチョイス
どちらも飲みたい・・・。けどロゼは甘いと言っていたようなので
悩んだ末Demi-Secを飲みましたが甘かった。
15% Chardonnay | 55% Pinot Noir | 30% Meunier -
試飲のあと、ガイドさんがどれが一番好きですかと聞いてまわられました。
正直「All」と答えたかったけど2番目の、と答えました。
1番目か2番目のが好きだと答えた人が多かったように思います。 -
ほどよく良い気分になってまた市中心部へ戻りました。写真はバス停のそばに有った建物。かわいらしい。
1 Place Saint-Timothée -
ここまで来るのに利用したCitybusは、循環ルートなのでここから市中心部に戻るには時間がかかります。なので帰りは路線バスを利用しました。
4番のバスに乗ろうとこのバス停に来ましたが5番の方が早く来、路線図を見ると5番でも中心部(ランス大聖堂の辺り)までは同じルートのようだったので5番のバスに乗りました。 -
ちょっとだけまだ時間があったのでヴェル通りでショッピング。
パリのギャラリーラファイエットは天井のステンドグラスが綺麗だったけどここはどうだろう?ギャラリー ラファイエット (ランス店) 百貨店・デパート
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エレベーターや階段の柵はアールヌーボー
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天井はとても近代的でしたがこの各階のうねり具合、微妙な曲線がフランスだわ~。
結局ここでは何も買わず、となりのH&Mでエルメス風な柄のサンドレスを購入。 -
ヴェル通りからの風景。すごく間口の狭い教会。建物の隙間から塔が見えてました。
多分、サン=ジャック教会 -
この建物も最上階の窓周りが素敵だなあ
50Rue de Vesle
なんて呑気に見ていたらトラムの時間が迫ってきていて慌ててホテルに荷物を取りに行きました。 -
予約していたパリへのバスは15:00発。
15分前に来るように、を忠実に守って14:45にはシャンパーニュアルデンヌ駅に着きたい。到着時にも書きましたがランス中央駅からシャンパーニュアルデンヌ駅への在来線は本数が少なく、(土曜日だったから余計に少なかったのかも)1時間に1本。ランス中央駅 13:34-シャンパーニュアルデンヌ駅 13:57
トラムも1時間に2本。
ランス中央駅13:50-シャンパーニュアルデンヌ駅14:12 か
ランス中央駅14:18-シャンパーニュアルデンヌ駅14:40。←これではギリギリで途中渋滞等で遅れても怖いので13:50発のトラムで行きました。
到着したらFlixbusが待っていました。行き先もパリ行きでしたがもちろん他の番号のバス。
早めに到着したのでとりあえず鉄道駅の構内へ。ここら辺は他に時間をつぶすようなところは全くありません。あ、ここにもピアノがある! -
誰も弾いていなかったので駅ピアノデビュー。
でも楽譜もないし、もう数十年弾いてなかったら指も動かずぼろぼろで恥ずかしいぐらいでした。 -
ここシャンパーニュアルデンヌ駅は新幹線停車駅なので新幹線の模型もありました。
通過していく新幹線が当たり前ですがすごいスピードで駆け抜けていってちょっと感動・・・。
結局パリ行きFlixbusは10分ほど遅れて来たように記憶しています。しかも、パリ行きFlixbusだけど他のバスのチケットを持った客がごねて運転手ともめていました。これはバス番号が違う、と言われてたので多分、私が到着した頃ここに停まってたバスじゃないかと・・・。もちろん乗せてもらえてませんでした。
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旅行記グループ 夏のフランス・ベルギー・ルクセンブルク
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