夏のフランス・ベルギー・ルクセンブルク　18.ソウルでトランジットツアー

2019/08/18 - 2019/08/19

航空券の都合とビールとチョコレートで決まったフランス・ベルギー・ルクセンブルグ旅行。

家に帰るまでが旅行！
11日間の旅も終わり、とうとう帰国の途。中国国際航空のビジネスクラス、ソウル発券が安かったのでパリから北京、ソウルを経由しての復路です。
ソウル～関空は航空券別切りで乗り継ぎ保証がないので時間に余裕を持ったスケジュールを組まなければ･･･、こうなったらソウル～関空はこの日の最終便にしてトランジットのソウルも楽しんじゃうことにしました。

ちょうどこの頃、日韓関係が悪くなりだした時期で何か嫌がらせとかされないか多少不安でしたが空港職員さん、ツアーの関係者の方々、みなさん親切で楽しい時間が過ごせました。

この旅行記はエリアは「ソウル」で投稿しますがパリ～北京の機内、北京首都国際空港ファーストクラスラウンジ、北京～仁川の機内についても書いてます。

予定：2019年8月18日（日）CA876
　　　パリCDG 12:30－
　　　2019年8月19日（月）北京PEK　4:45到着
　　　CA123　北京　8:30－ソウルICN　11:35
　　　MM010　ソウルICN　20:50－関西KIX　22:40

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空 ピーチ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

2019年8月19日　CA876
12:30出発予定のところ、11:50頃から搭乗が始まりました。
A350-900
機材については往路の北京→パリと同じなのでここでは割愛させていただきます。
興味がある方は↓こちらをご覧下さいませ。
https://4travel.jp/travelogue/11534328

ウェルカムドリンクにシャンパンをいただいて離陸を待ちました。この時、パリは雨。
この旅行期間中、パリでもベルギーでもルクセンブルクでも雨にあいました。

メニューが配られ離陸前にCAさんが何にするか聞いてまわられました。
ランチ
メインは中国料理（牛肉か蝦）か洋食（魚）、ベジタリアンの4択。
しばらく魚を食べていなかったので魚（洋食）にしてみましたが･･･。

離陸前にすでに7時間後の朝食メニューも指定しなければいけません。
寝て起きた時に、気分が変わっていたとかもありえると思うんだけど･･･。

中華（点心＋お粥）か麺、洋食（キッシュ）の3択。
迷わず「ヌードル」！をオーダー。

メニューは回収されますが、往路で飲み物が飲みたくなった時に「何があったっけ？」という状態になったのでドリンクメニューだけキープしたいというと快く置いておいてくれました。

12:30予定のところ、12:47出発（Flight aware調べ）
さようなら、パリ。

離陸から1時間半後、ランチ
まずは前菜。
サラダとスモークサーモン。スモークサーモン、分厚かった。
写真には写っていませんが温かいパンはバスケットに数種類持ってこられて、選ばせてもらいました。

そしてメインの魚料理。これ、美味しくなかった。中華の蝦にすれば良かった。さっき搭乗前にラウンジで食事をしていたのもあって、大した食欲もなく、ほとんど食べませんでした。

デザート
パッションムースケーキと果物。

日本発着路線でないせいか、エンターテイメントは日本語対応している物が少ないです。そんな中、大沢たかお氏が出ている映画発見。こんな映画あったんだ。知らなかった。
日本のシーンと中国のシーンが出てきますが、中国のシーンで中国語を話している場面も日本語字幕はつきませんでした。それでもだいたいストーリーはわかりました。

出発地昼間のフライト、11日間もヨーロッパにいるとすっかり体内時計がヨーロッパタイムになって、フルフラットになっても2～3時間しか寝られませんでした。

到着2時間前。朝食。中華麺です。これは美味しく完食しました。

この旅行中、フランスやベルギーのTVニュースでもずっと報道されていた香港のデモ。機内で配られた新聞にも小さく報道がありました。

政治的なことに意見できるほど勉強出来ていないのですが、これは、どうなんだろう･･･。

あの時、こんなに長引くとは思っていませんでした。

日付が変わって8月19日3:35北京到着？
この写真のタイムデータが日本時間4:35になってるのだけど、それなら8時間50弱のフライトになる。ほんとかな？flight awareには5:02の到着、10時間15分のフライトと書かれていたし、当初の予定も4:45到着予定なんだけど･･･。
いずれにしても10時間を切るとエコノミーでも我慢できたかななんて気がしたり。

この時間帯、他の到着便が少なかったんだと思います。自動ゲートから荷物検査終了まで13分でした。

中国時間AM4:00。またファーストクラスラウンジへ行くと、ガラガラ。
私1人で独占？と思ったらお一人先客が寝ていらっしゃいました。

ホットミールコーナーも空。

朝食タイムは5:30かららしいのでそれまでスマホ見て暇でもつぶそうか。
往路で間違っていたラウンジ利用者専用のWifi(CA_VIP)のログインも受付のスタッフさんがやってくれてつながった！と喜んだのも束の間、gmailもtwitterもブロックされる中国。yahooは大丈夫、ということでyahooで検索してもリンク先がやっぱりつながらないことが多く、見る気なくしました。画面に大きく×マークが出るのがビックリした。

フルフラットでここまで来たのでたいして脚もだるくなってませんが、開いてるのでマッサージ機を利用して、その後他のソファで寝ていたら受付の女性に「CA123」と起こされました。搭乗時間ではなくて、搭乗ゲートが変更になったとのご連絡をわざわざ私を探し出して伝えに来てくれました。

6時すぎ。ホットミールが出だしたのでたいしてお腹が空いていないけど朝食。
スープに入った餃子はもっと少しでよかったけど、すでにお椀によそって置いてありました。すごい人気でみんなこのスープ餃子を食べていました。

時間になったので北京→ソウル　CA123　搭乗。
ビジネスクラスもほとんど座席埋まっていたと思います。

この機材はA330-300。あんまり新しくはないんだけど、

シートピッチ　　広～い！
SEAT　GURUにはシートピッチ58インチ（A350-900は60インチ）と記載されていまが、体感は絶対それより広い！

斜めに配置されている機材と違って足元も広い。普通に座ってる状態じゃもちろん足届かない。

さすがにこんなに遠くにモニターあるんじゃタッチパネルじゃ使いにくいので

手元のコントローラーで。A350-900はスマホみたいでしたがこれはちょっと古い感じ。

水とオレンジジュースを配っていたのでシャンパンが良いと言いずらく、オレンジジュースをもらいましたが、後から乗ってきたカップルがシャンパンをもらっているのを見てやっぱり私もシャンパンがいいと言えばよかったと後悔。

座席はここでフルフラットまで倒せました。テーブルはここから出します。

8:41（8:30定刻）　北京首都国際空港　出発

この機材、2人ずつの配列なので絶対通路側がいい人やプライバシー尊重する人には向かないかもしれません。この時、隣だったのは欧米人のおじさん。欧米人ってたいていこんなシチュエーションだったら隣に座る時、挨拶するとかニコっと微笑むとかあるのに、まったく無表情で終始不機嫌そうでした。こっちにまで不快感が伝染してきそうなぐらい。

往路のソウル→北京のフライトでビビンバが出たので、このフライトでも韓国料理が食べられるかと思い「Korean foods」をお願いしたら、「申し訳ございませんがとても短時間のフライトですのでパンとフルーツのみでございます」とのこと。朝食の時間帯だしね。
写真には写ってませんが、パンを籠にたくさんの種類入れてもって来てくださった中から、ブリオッシュを1つだけ選んでこのお皿に入れてもらいました。ラウンジで食べてたのでそんなにお腹が空いてなかった。食事が終わったと思ったらもう到着という感じでした。

11:37（定刻11:35）　仁川国際空港到着。1時間56分のフライトでした。

入国書類の宿泊場所を書く欄にトランジットと書いていたせいか、入国審査で荷物をピックアップするためかと確認されました。荷物をピックアップしてトランジットツアーに参加すると答えると「あ～、トランジットツアーね」とにこやかに対応してくれました。

私は事前に仁川空港のHPでトランジットツアーのページを見つけ、ここから「明洞、南大門市場ショッピングツアー」を予約をしていました。他にも光明洞窟や伝燈寺等の寺院を観光するツアーもあり面白そうです。
https://www.airport.kr/ap_cnt/ja/trn/tour/trtour/trtour.do

ツアーによって時間が決まっているので自分のトランジットの時間帯に合ったツアーがあれば参加してみると良いと思います。

また、オンラインでの予約が満席になっていても、当日空港で予約出来る枠もあるようです。空港内にもトランジットツアーのパンフレットが置いてありました。

入国審査を終えて荷物を取って、トランジットツアーの受付へ。ウェブで申込をすると、予約完了のメールが届き「出入国 審査手続きが終われば、予約確認書をメインデスクに持ってきてください。* ターミナル1?ツアー申請デスクは(出入国審査を受けた後に)ター ミナル1メインビルの8番と9番出口の間の1階41番と42度デスクに位置しています。」とEメールをもらっていたのでその通りに行くとすぐわかりました。

空港ロビーで放送していたTV番組がどうも「のだめ」韓国版みたいなドラマで、韓国語わからなくても見ていたらあっというまに集合時間になりました。

時間になると若い女性のガイドさんがやって来て点呼。私は「○○さ～ん」とさん付けで呼ばれました。日本人は私一人だけ、他はおそらく中国人兄弟、東南アジアぽいファミリー２組、欧米人カップル、と総勢15人のグループになりました。もっと欧米の人の方が多いのかと思いましたが2人だけでした。

バスは大型の観光バス。スーツケースもバスに積んでもらえます。
半年前、台湾桃園空港のトランジットツアーはワゴンタイプの車で荷物を置くスペースがないので空港の荷物預けかコインロッカーを利用するようにという条件だったのでここもそうかなと、空港のロッカーの場所を下調べしていたのですが、意外でした。

市内への車中、ガイドさんが韓国についての説明や簡単な韓国語レッスン。わたしでも聞き取れるぐらいの、ゆっくりめの英語で話してくださって助かりました。

約1時間後、南大門でバスを降り、集合写真を撮りfacebookに載せるね～と。
https://ja-jp.facebook.com/freekoreatransittour/

数日後、ほんとに載ってました。
（このぼかし加工は私がしました。facebookには何も加工してない状態ででてました。）

そして、集合場所はここ、写真を撮っておいてわからなくなったら周囲の人にこの写真を見せなさいとガイドさんからアドバイス。

その後南大門市場を通り抜け、

崇礼門 (南大門) 建造物

明洞へ。なんか撮影してました。解散して化粧品も気になりますがその前に

ランチ。事前に、多分食べたくなるであろう冷麺や参鶏湯の店をリサーチしていました。
この時は冷麺の気分だったので向かったのは「ユッサムネンミョン」。NANTA明洞劇場の南。

ユッサムネンミョン (明洞2号店) 韓国料理

ブティックの脇の階段を上がった2階にありました。

ここまでのバスがトランジットツアーなので無料、化粧品もカードで買うのでここがカード使えるならウォンを両替orキャッシングしなくてすむや･･･。ということで、クレジットカードが使えるか確認すると使える、ということだったので無事入店。

使えなければ周辺で両替かキャッシングしようと思ってました。

最近ちょっと値上げしたようで、下調べよりちょっと値上げしていてメニューも手書きで訂正してありましたがそれでも安い。

冷麺＋炭火焼カルビセットを頼みました。
美味しい！夏はやっぱり冷麺。そしてカルビも美味しい。一人だと焼き肉屋に入りにくいし、冷麺にちょっとついてくるぐらいで量もちょうど良い感じ。

飲み物はセルフで取ってくる、お箸はテーブルの引出に入っている、等、勝手を知らずどぎまぎしましたが、お箸は店員さんが察して出してくれたし、飲み物は他の人が自分で取りに行ってたので気付きました。

明洞の化粧品屋を数軒見た後結局NATURE　REPUBLICで買いました。NATUREは以前にも使っていたのでまあ無難かなと。
以前ソウルに何度か来た時にはどの店にもたいてい日本語が出来る店員さんがいて積極的に日本語で話しかけられましたが、今回はほとんどの店で中国語で話しかけられました。日本人客よりも中国人客が多いのだろうなあと、こんなところで実感しました。

箱入りのセットを買ったらかさばって、トートバックに入れてくれました。そしてこのトートバックと同じぐらいの大きさの韓国海苔のセットも購入。両手に大きな荷物を持ってツアーバスに戻ったら運転手さんに笑われました。Good shopping！と。

このツアー、「ショッピングツアー」というネーミングなのに他の人はそんなに買い物してなかったみたい。集合時間に遅れてくる人もおらず、予定通り空港へ。前の方の席に座っていたらガイドさんに「その海苔いくらでした？」と聞かれました。値段を答えると「お買い物上手ね～」と言ってもらえ、機嫌を良くする関西人の私。

特に全員に対して免税手続きの説明はなかったので、車内で個別にガイドさんに免税手続きについて確認しました。数年来てないと免税手続きも変わっていて、すでにお店で購入時に免税額差し引かれてました。こんなことになってたの知らなかった。

ツアーの最後に空港の免税店の割引クーポンをもらって解散。

仁川→関空の一番遅い時間のフライトはPeachだったので、公式HPからPeachの航空券を予約していました。

Peachのチェックインカウンターに行くとまだ開いていなかったので少し待ちました。私で4~5組目だったかな。そのせいか「本日は満席のためお足元の広い座席に無料でご案内できますが」とのこと。是非お願いします！

普通のエコノミーを非常口座席にしてもらっただけの話で、「アップグレード」とういうほどの話ではないのですが、

ホテルでアップグレードは時々あるし、飛行機も「有償アップグレード」は何度かしたことがありますが、無償でというのは初めてです。

チェックインカウンターでも告げられましたが折り返し便の到着が遅れているので出発も遅れる見込み、とのこと。ラウンジが並ぶ一画に仮眠コーナーを見つけてそこで休憩したりしていましたが小心者なので早めに搭乗ゲートへ。

搭乗ゲートに着いてもまだ折り返し便が来ていませんでした。これじゃあ関空到着が深夜になってそこから帰れないなと不安になりながらひたすら待ちました。

写真は乗り込んだ「足元の広い非常口座席」。
どうもこの日関空周辺で集中豪雨があったからその影響で関空発が遅れたのか？結局20:50出発予定だったところ、1時間25分遅れの22:15出発。

到着は23:55でしたが荷物ピックアップして関空第二ターミナルのドアを出たのが多分、0:30すぎ。そして第１ターミナルへのシャトルバスが長蛇の列で積み残され次のバスがなかなか来ない･･･。こんな時間に到着するのってこの便だけかと思ったら他にも春秋航空か何かがあったようです。

第１ターミナルに到着したのは１:００。
この日関空から自宅はMKスカイゲートシャトルを予約していました。
MKスカイゲートシャトルの受付は22:45到着便まで。もともと22:40到着予定のフライトだったのでちょっとでも遅延したらアウトだなと思っていましたが、やっぱり全然無理でした。
関空到着と同時に緊急連絡先に電話をいれていましたが、念のためカウンターにも行ってみるともちろん誰もおらず貼り紙が。あれ？私の名前、便名じゃないな～と思っていましたが間違ってMKシャトルじゃなくてヤサカシャトルのカウンター見てますね。疲れてたんだ、多分。

難波、梅田行きのリムジンバスは1時間に1本ありましたが２:００や３:００に梅田に放り出されてもその先がない。
阪急電車の始発の時間を調べて結局３時間弱関空ベンチで仮眠、４時関空発のリムジンバスで梅田まで、そこから電車で帰りました。同じ便だった人がいっぱいこのバスに乗ってるかと思ったら、4人しかいませんでした。みんなどうやって帰ったんだろう？？？

家に帰り、お風呂に入って１時間強仮眠を取った後仕事に行きました。ハードだった～。

この歳になって空港野宿をするとは思わなかった。周り若い人達ばっかりでちょっと気恥ずかしかったです。
そして仕事は･･･。ごめんなさい、フラフラ状態でした。すみません。