
2019/10/07 - 2019/10/07
10位(同エリア148件中)
万歩計さん
12日目 2019年10月7日(月) 曇り
・ストラトフォード・アポン・エイヴォンは文豪ウィリアム・シェークスピアの故郷として世界的に知られており、年間250万人の観光客が訪れるイギリス屈指の観光地である。リヴァプールからコッツウォルズ行く途中にあるので、下車して観光した。
・シェークスピアの生家を始め3つのゆかりの家を訪ねた。いずれもの16世紀の裕福な市民の家で、当時の衣装を着たガイドさんが説明してくれたが、英語力がないためよく聞き取れなかった。
・更に素晴らしかったのが、白い壁と黒い短冊状の木梁が特徴のチューダー様式の古い建物が残された街並み。街を流れるエイヴォン川と周囲の田園風景を合わせ、ここは「ディープ・イングランド」である。
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【旅程】
9/26 関空→アムステルダム経由→マンチェスター→カースルトン(泊)
9/27 カースルトン滞在(泊)
9/28 カースルトン→ベイクウェル…モンサルヘッド…アシュフォード…ベイクウェル→ハドンホール→クロムフォード(泊)
9/29 クロムフォード→リーズ→ソルティア→ハワース(泊)
9/30 ハワース→スキップトン(泊)
10/01 マラム→ランカスター→ウィンダミア(泊)
10/02 ヨークシャーデイルズ日帰りツアー→ウィンダミア(泊)
10/03 ボウネス→ニアソーリー…ホークスヘッド…ターンハウズ…コニストン→アンブルサイド(泊)
10/04 湖水地方山越え「ハイアドベンチャー」日帰りツアー→アンブルサイド(泊)
10/05 スケルウィズ ブリッジ…スレーターブリッジ…エルターウォーター→アンブルサイド→グラスミア…ライダルマウント→チェスター(泊)
10/06 チェスター→リヴァプール(泊)
★10/07 ストラトフォード・アポン・エイボン→チッピングカムデン(泊)
10/08 ブロードウェイ…スノースヒル…スタントン→ウィンチカム→バートン・オン・ザ・ウォーター(泊)
10/09 ロウアースローター…アッパースローター→ノースリーチ→バイブリー→サイレンセスター(泊)
10/10 ブラッドフォード・オン・エイボン→バース(泊)
10/11 日帰りツアー(ストーンヘンジ→ソールズベリー→レイコック→カースルクーム)→ブリストル(泊)
10/12 ブリストル→アムステルダム経由→機中(泊)
10/13 →関空
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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12日目も雨模様で今後も芳しからず。この旅は雨にたたられたまま終わりそう。
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イビスの食事はシンプル。フルイングリッシュブレックファーストが負担なっていただけに、ちょうどいい。
イビス スタイルズ リバプール センター デール ストリート ホテル
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8:27 リヴァプール・ライムストリート駅。
リバプール ライム ストリート駅 駅
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大都会の朝の通勤時間帯なので、かなり混雑しています。
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8:47 ヴァージントレインの特急列車でリヴァプール出発。
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北のヨークシャーデイルや湖水地方の風景に比べると、ずいぶん穏かに感じます。
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10:03 スタッフォード駅でバーミンガム行きの列車に乗り換え。
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10:33 バーミンガム・ニューストリート駅で下車。バーミンガムは人口107万人でイギリス第2の大都会で駅舎も大きい。
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ストラトフォード・アポン・エイヴォン行きの列車は、少し離れたバーミンガム・ムーアストリート駅から発車します。
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11:01 古い電車でバーミンガムを出発
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11:41 ストラトフォード・アポン・エイヴォン駅に到着。リヴァプールから乗換え時間を含め3時間余り。料金はネットの早割で£38.6でした。
ストラトフォード アポン エイボン駅 駅
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鉄道駅からシェークスピアの生家がある旧市街の中心までは500mほど。
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通りに面した美しい建物
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旧市街に入ると古い趣ある建物が見えてきました。
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その先を曲がるとガイドブックに載っているシェークスピアの生家が見えてきました。
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イチオシ
生家は16世紀のもので、シェークスピアは1564年にこの家で生まれています。3連のゲーブルが印象的。
シェイクスピアの生家 建造物
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チューダー様式の木骨造りの建物
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木材の質感や表面が歪んだ窓ガラスに歴史を感じる。
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隣接するシェークスピア・センターでチケットを購入。ゆかりの5か所の共通入場券で£22.5。
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ウィリアム・シェークスピアはイングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物でもある。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、もっとも優れた英文学の作家とも言われている。
~Wikipediaより抜粋 -
また彼の残した膨大な著作は、初期近代英語の実態を知るうえでの貴重な言語学的資料ともなっている。
~Wikipediaより抜粋 -
1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1613年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」「マクベス」「オセロ」「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」「ヴェニスの商人」「夏の夜の夢」「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。
晩年には生まれ故郷に戻り1616年に52歳で病没。亡骸はホーリー・トリニティ教会に埋葬された。
~Wikipediaより抜粋 -
劇に使われた昔の衣装
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ビジターセンターから生家のある中庭へ。
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イチオシ
生家の前に広がる庭園は19世紀半ばに造営されたもの。
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小さな入口から入場
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居間。シェークスピアの父は裕福な商人で、市長でもありました。
シェイクスピアの生家 建造物
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色鮮やかな布壁は、当時高価だったタペストリーの代用品として使われたもの。
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居間の中に16世紀のオリジナルを復元したベッド。シェークスピアの時代、一階の居間を来客の寝室に使う事も多かったそうです。
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居間に続く食堂。テーブルに長椅子は16世紀当時の復元
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典型的な配膳で、大きな暖炉には調理器具や肉を焼く串が見られます。
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ここでも同じデザインの壁布が使われていました。
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シェークスピアの父親の仕事場。
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彼は羊、鹿、子ヤギの革から高級白革製品、特に手袋を製造・販売していました。
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当時の衣装を着たガイドさん。
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手袋製造の実演をしていました。
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二階に上がると切妻屋根裏の梁がむき出し。屋根裏には毛皮が保管されています。
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二階は寝室として使われていました。壁にはイタリアン・グロテスク調と呼ばれる派手な白黒模様の壁布が復元されています。
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シェークスピアが生まれたベッド。
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中世の衣装を着たガイドさんが説明してくれましたが、半分もわからず。
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当時の揺りかごや家具も復元。
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シェークスピアの父親の死後に生家は人手に渡り、宿屋等に変わっていきました。
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奥の間にあった見取り図も、宿屋になった時に増改築後のもの。
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台所と食料貯蔵室。ここも17世紀初頭に増築された部分です。
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建物から庭に出ました。園内にはシェークスピアの作品に登場する植物が数多く植えられています。
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この場所から見た風景はイギリスの農家のよう。
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生家を出て街歩きしながら、他のゆかりの建物に行きます。
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生家の前の通りはヘンリー・ストリート。中世のままとは思えない広さは、生家を残し周囲を整理拡張したのかな?
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そのためかヘンリー・ストリートに建つ建物はどれも新しい。
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しかしシェークスピアが生きていた時代の雰囲気は残されています。
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シェークスピアグッヅを扱うショップ
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ヘンリー・ストリートの奥に建つのは、シェークスピアの劇に登場する道化師の像。
道化師像の広場 広場・公園
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ヘンリー・ストリートからハイ・ストリートへ来ると古い建物が目立ちます。
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シェークスピアの妻、アン・ハザウェイの名を取ったティールーム
ハザウェイ ティー ルームズ カフェ
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チューダー様式の短冊状の木組みが印象的
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当時の衣装を着たガイドに案内されて見学する小学生たち
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小さなタウンホール
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タウンホールの壁にもシェークスピアの像
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この建物の木組みの形は少し変わっています。
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鹿の角を思わせる円の組み合わせ
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黒っぽい木と歪んだガラスの質感が実にいい。2階が宿屋になった典型的な中世のパブです。
ギャリック イン 地元の料理
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イチオシ
隣の建物は修復工事中。このようにして中世の景観が保たれています。
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交差点の角に建つ異色の建物は OLD BANK。
ザ オールド バンク 建造物
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直進すると通りの左に大きな木組みの家。
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イチオシ
シェークスピアホテル。連続する切妻破風と密な短冊形の木組みが特徴。
メルキュール ストラトフォード-アポン-エイボン シェイクスピア ホテル ホテル
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その先がナッシュハウスとニュープレイス。シェイクスピアの孫娘と最初の夫、トーマス・ナッシュが住んでいた家で、17世紀当時の家具がそのまま残されています。
ナッシュの家とニュープレイス 建造物
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ナッシュハウスの奥には綺麗に手入れされた庭があります。
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イチオシ
ここにシェイクスピアが引退して没するまで過ごした家ニュー・プレイスがあったそうですが、18世紀に取り壊されたそうです。
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ナッシュハウスに入場
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居間をちらっと見て退出。ここの見どころはむしろ庭園です。
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向かいのギルド教会へ。少なくとも1269年までを遡る由緒ある教会です。
ギルド教会 寺院・教会
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内部のアーチや壁画は宗教改革のあおりを受けて、1563年に白色石灰塗料で塗りつぶされました。
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この事実が判明したのは19世紀で、以降塗料の除去が進められました。当時塗装作業を監督したのは市長であったシェイクスピアの父だったと言われています。
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ギルド教会に続く建物は1420年に建てられた中世のギルドホール。黒っぽい屋根と梁の家が多い中で、この建物だけは薄い茶系です。
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ギルドホールに続くこの長い建物は1295年創設のエドワード6世校。
キング・エドワード6世・スクール 建造物
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シェークスピアが通った学校で、何と今も現役の学校として使われています。
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シェイクスピアが学んだという教室(ビッグ・スクール)は、当時の面影そのまま。ごく限られた期間のみ一般公開され、現役の生徒のガイドで見学することが可能だそうです。
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中に灯りがともっています。授業中?
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ゆかりの場所3つ目はホールズ・クロフト
ホールズ クロフト 建造物
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シェークスピアの娘スザンナと、夫で医師のジョン・ホールの家
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入口で日本語の説明書を渡してくれました。
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入口を入ると直ぐ居間
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テーブルには銀の食器
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居間の片隅にある椅子には細かな彫刻
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長い廊下。2人はシェークスピアの遺産の多くを継いだようで、内部はかなり広々として立派です。
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夫ジョン・ホールの診察室兼薬剤室
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キッチンには当時の料理をレプリカで再現
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肉を焼いた暖炉
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天所には鳥や小動物といった食材がぶら下がり、ワインのミニ樽も
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当時の外科手術に使った器具
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寝室
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ホールズ・クロフトの先がシェークスピアが眠るホーリー・トリニティ教会がすぐ近くだという事を忘れて、そのままバス停に向かった!
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静かなエイヴォン川に沿って歩くと、クルーズ用のナローボートが見えます。
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行く手に見えるのはロイヤルシェイクスピアカンパニー
1875年に設立されたシェイクスピア記念劇場を前身に持つ劇団で、これまで数多くの有名な舞台俳優や映画俳優を輩出してきた劇団です。ロイヤル シェイクスピア シアター タワー 建造物
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シェークスピアの演劇を見るならここで、
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バス停前のカフェで遅い昼食。
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14:48 Jhonstone社42番バスで、コッツウォルズ北端の村チッピングカムデンに向かいます。
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