2019/08/19 - 2019/08/20
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2019年夏,エミレーツ航空や列車を利用し,ドイツのミュンヘンとオーストリアのウィーンを基点として,両都市のほか,ドナウ川が流れるレーゲンスブルクとヴァッハウ渓谷を巡った8日間の夫婦旅。
パート4では,列車でウィーンに到着した4日目後半から,ウィーンのリンク内のスポットを中心に観光した5日目前半の旅程を掲載。
4日目後半は,午後にミュンヘン中央駅から列車(ローカル快速)で4時間,ザルツブルクなどを通過して,ウィーン中央駅に到着。るるぶに掲載の4つ星ホテル,アム・コンツェルトハウスにチェックイン後,シュテファン広場やグラーベン通り周辺でおみやげ品などを物色。巨大シュニッツェルで有名なフィグルミューラーで,ウィーン初めての夕食。
5日目前半は,ウィーン楽友協会やカールス教会など,カールスプラッツ周辺の観光スポットから,ヨハン・シュトラウス像などがある市立公園を経て,シュテファン大聖堂へ。北塔に登り,身廊中央部を見学。正午にアンカー時計の仕掛けを見て,ベートーベンも利用したデリカテッセン,ツム・シュヴァルツェン・カメールでランチ
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
8月19日(月)
ザルツブルクの駅手前で渡ったザルツァハ川。左の丘の上にあるのはホーエンザルツブルク城 -
14:55 ミュンヘンを出て最初の停車駅,ザルツブルク中央駅に停車
ザルツブルク中央駅 駅
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15:27 ザルツブルクを出てしばらくして湖畔を通過した,ヴァラー湖
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16:18 リンツ中央駅に停車
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列車内の到着案内表示
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17:04 ザンクト・ペルテン中央駅に停車
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17:27 ウィーン・マイドリング駅に停車
ウィーン マイドリング駅 駅
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17:34 ウィーン中央駅に4分遅れで到着。トラムD線の乗車に便利な東口から出る。
トラムの停留所に券売機がなく,もう一度東口へ。öBBの券売機にメニューを見つけて,なんとか切符をゲットウィーン中央駅 駅
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18:03 ハウプトバーンホーフ東駅からトラム乗車
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18:10 ガスハウスストラッセ駅で下車。前にはフランス大使館
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18:20 るるぶに「日本人旅行者に人気」と紹介されている,1976年創業の四つ星ホテル,アム・コンツェルトハウス・Mギャラリー・コレクションにチェックイン
ホテル アム コンツェルトハウス ウィーン Mギャラリー ホテル
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18:40 ホテルを出て,まずは,ウィーン楽友協会へ
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ウィーン楽友協会
デンマークの建築家テオフィル・フォン・ハンセンによって1870年に完成したウィーン・フィルの本拠地ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー
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19:05 カールスプラッツ駅から,U1線でシュテファンプラッツ駅へ
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19:10 シュテファン広場に到着
シュテファン広場 広場・公園
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改修が進み,砂岩の白さが戻った。
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19:20 1862年創業のユリウス・マインル・アム・グラーベンに
ユリウス マインル スーパー・コンビニ
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NHK『旅するドイツ語』にも登場したお店。コーヒーやジャムのおみやげを物色。ウィーン市内のカフェはここのコーヒー豆を使っている店が多いとか。
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グラーベン通りを通って,シュテファン広場に戻る。
グラーベン通り 散歩・街歩き
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19:50 シュテファン広場にあるマンナー1号店へ
マンナーショップ (シュテファンスプラッツ店) スイーツ
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ピンク一色の店内
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お配り用のおみやげにちょうどいい,ミニサイズのウエハス
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巨大シュニッツェルで有名なバイスル・フィグルミュラー。本店の予約がとれなかったので,写真だけ撮影
フィグルミュラー (ヴォルツァイレ) 地元の料理
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20:30 フィグルミュラーのベッカー通り店へ。お店の前には行列ができていた。予約していたので,すんなり中へ
フィグルミュラー (ベッカーシュトラーセ) 地元の料理
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豚肉を使ったオリジナルの巨大シュ二ッツェル,ミニサラダをワインとともに。一人一皿オーダーしたが,全部食べきることはできなかった。
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21:45 お店を出たとき,小雨がぱらついていた。パルクリングまで歩き,シュトゥーベントーア駅からトラム2番線に乗車 -
シュヴァルツェンベルクプラッツ駅で下車し,ホテルに戻る。
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8月20日(火)
6:45 ホテルで朝食
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7:50 ホテルを出発ホテル アム コンツェルトハウス ウィーン Mギャラリー ホテル
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シュヴァルツェンベルク広場のホッホシュトラールブルネンとソビエト戦勝記念碑
Schwarzenbergplatz 観光名所
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オペルンガッセとファウルマンガッセが交差する南西角の建物にパパゲーノのレリーフを発見
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『 ”Der Vogelfänger bin ich ja”(私は鳥刺し)
モーツァルトの魔笛
フライハウス劇場 30.9.1791 』との文字
モーツァルトの歌劇「魔笛」は,1791年9月30日にフライハウス劇場(ヴィーデン劇場ともいう)で初演された。この場所が,フライハウス劇場があった場所らしい。 -
「日本屋」というお店があった。
日本屋 スーパー・コンビニ
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アン・デア・ウィーン劇場
『魔笛』の台本作者シカネーダーが1801年に開設したウィーンに現存する最古のオペラ劇場。劇場名の「アン・デア・ウィーン」とは,ウィーン川に面したという意味。開設当時の正門である,ミレッカー通りの「パパゲーノ門」では,パパゲーノ役を演じるシカネーダーと3人の息子たちの姿を見ることができる。アン デア ウィーン劇場 劇場・ホール・ショー
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この劇場には,ベートーヴェンが音楽監督として招聘され,1803~04年ここに住み,彼の交響曲第3,5,6番のほか,オペラ『フィデリオ』を初演した。劇場内には、ベートーヴェンを記念する部屋が残っているらしい。
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8:15 ヴィーンツァイレを北東へ。道の上に,音楽家の名前を刻んだ★型プレートがあった。
こちらは,作曲家のアントニン・ドヴォルザーク -
こちらは,指揮者のオットー・クレンペラー
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分離派会館
1897年クリムトが会長となって当時のウィーンの画壇から独立する形で芸術家組織「分離派」を立ち上げ,翌年その活動拠点としてヨゼフ・マリア・オルブレヒの設計で建設したもの。「金のキャベツ」と称される月桂樹の葉をモチーフにしたドームが特徴セセッシオン 劇場・ホール・ショー
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ベートーベンの第九をテーマにしたクリムトの壁画「ベートーベン・フリーズ」が有名。今年,日本では過去最大規模となる展覧会「クリムト展 ウィーンと日本 1900」が開催され,1984年に作成された「ベートーベン・フリーズ」の原寸大複製も来日する。
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建物の横には,1900年のパリ万博の際に,分離派の芸術家アーサー・ストラッサーによって作成された,ローマ帝国のマルカス・アントニウス将軍のブロンズ像がある。
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8:25 カールスプラッツへ
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カールスプラッツ旧駅舎
1899年開業の向かい合う2棟一対の駅舎で,オットー・ヴァーグナーによるアール・ヌーヴォー建築の代表作。前身であるSバーンが地下鉄U4線に転換されて廃業。展示室とカフェに転用されている。カールスプラッツ駅舎 建造物
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駅舎の南は,スクリューの発明者として知られるヨーゼフ・レッセルを記念したレッセル公園。レッセルの記念碑があり,記念碑の南側にはウィーン工科大学がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~レッセル公園 広場・公園
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ブラームス記念碑
彫刻家ルドルフ・ウェイヤーにより1908年に制作された大理石の記念碑。座ってうつむき加減に黙考するブラームス。足元には竪琴を演奏する音楽の神ミューズ
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8:35 公園前の通りを渡って,再びウィーン楽友協会へ。正面に掲げられている黒旗(喪章)は,誰を追悼したものだろう。
ウィーン楽友協会 劇場・ホール・ショー
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カールス教会
ペストの終息を祈願して,カール6世がバロックの巨匠フィッシャー・フォン・エアラッハに命じて建てさせた教会で,1739年完成カールス広場 広場・公園
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教会前の左右には,ローマのトラヤヌス帝とマルクス・アウレリウス帝の記念柱を模した47mの記念柱が建てられており,螺旋形の帯状にペストを鎮めた聖人カルロ・ボロメオの物語が浮き彫りされている。
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教会前には十字架を捧げ持つ大きな天使が左右に配されている。
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9:00 カールス教会に入場
作曲家のマーラーはこの教会でアルマと結婚式を挙げた。カールス教会 寺院・教会
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神秘的な彫刻が印象的な主祭壇。中央の彫像は聖人カルロ・ボロメオ
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主祭壇を囲む6か所の祭壇には,それぞれ宗教画が飾られている。主祭壇右側の祭壇画
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右側廊の祭壇画
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主祭壇左側の祭壇画
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左側廊の祭壇画
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左側廊後ろの祭壇画
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1739年(中央)と1847年(両サイド)に制作されたパイプオルガン。上方の天井に描かれているフレスコ画は『聖セシリアの感謝』
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工事用のエレベータに乗って,天井修復のための足場に昇ってみる。
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天窓からの眺め
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円柱の頂の黄金の鷲
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ロットマイヤーの天井画
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ドームの天辺は更に高くなっていて,天頂部を見ることはできなかったが,ペーター教会の天井画と同様,聖霊を象徴する鳩が描かれているらしい。
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球状のオブジェが設置されていた。
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球状のオブジェの鏡に堂内が写っている。
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オブジェの鏡に写った身廊(拡大)
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9:40 ロートリンガー通りに沿って,市立公園方面へ -
コンツェルトハウス
フェルディナント・フェルナーとヘルマン・ヘルマーの共同設計により1913年に完成したウィーン交響楽団の本拠地。同年10月19日に,リヒャルト・シュトラウスが自身作曲の「祝典前奏曲」を初演して,こけら落としを行った。コンツェルトハウス 劇場・ホール・ショー
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ラーボアの記念碑
コンツェルトハウスの前。ヨーゼフ・ラーボアは,オーストリアの盲目の作曲家で,シェーンベルクやアルマ・マーラーの音楽教師でもあったという。 -
ベートーベン記念碑
彫刻家カスパー・フォン・ツムブッシュによって,1880年にベートーベン広場に設置ベートーヴェン広場 広場・公園
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記念碑の手前には,彫刻家マルクス・リュペルツによる新しいベートーベン像も
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9:45 ヨハネスガッセを渡ってウィーン川へ
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市立公園の入口
市立公園 広場・公園
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ヨハン・シュトラウス記念碑
彫刻家エドムント・ヘルマーによるヨハン・シュトラウス2世像で,1921年6月26年にウィーン・フィル演奏の「美しく青きドナウ」とともに除幕された。ヨハン シュトラウス像 モニュメント・記念碑
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芝生が美しく整備された広場を横切って(後ろにあるのはクアサロン)
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中央の池には,鴨などの水鳥が遊ぶ。
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ブルックナー記念碑
フリッツ・ツェリッチによる胸像とヴィクトル・ティルグナーによる台座で1899年に完成したが,何度も破壊されたため,ステファン・カメシツキーが台座を復元した。
※ 当初の姿
http://www.viennatouristguide.at/Ring/Denkmal_Bild/bruckneralt_gr.htmブルックナー像 モニュメント・記念碑
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エミール・ヤコブ・シンドラーの記念碑
オーストリアの画家で,情趣的印象主義の中心人物。娘アルマは,グスタフ・マーラーの妻となった。 -
アンドレス・ゼリンカの記念碑
1861年から1868年までウィーン市長を務めた。 -
シューベルト記念碑
彫刻家カール・クンドマンによって1872年に建てられた。
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10:25 リーベンベルグガッセからシンガー通りを西へシューベルト像 モニュメント・記念碑
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シュテファン大聖堂
「シュテッフル」という愛称で親しまれており,モザイク屋根が美しいウィーンのシンボル。1147年にロマネスク様式の教会として建築されたが,14世紀にハプスブルク家のルドルフ4世の命によりゴシック様式の大聖堂に建て替えられ,完成まで300年の歳月を要した。シュテファン大聖堂 寺院・教会
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オーストリア・ハンガリー帝国の紋章「双頭の鷲」が描かれた南東側のモザイク屋根
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1359年に完成した高さ136.44mの南塔は,ドイツのウルム大聖堂(161m)・ケルン大聖堂(157m)に次ぐ世界3位の高さで,343段の階段で上ることができる。
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歴史のありそうな北側のレリーフ
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外壁の修復工事の模様
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まずは,エレベーターで北塔に昇る。このパネルによれば,夜も7時から9時半まで登れるみたいだ。
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財政難のため途中で建設が中止された北塔は,高さ68.3m。
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ファサードの北塔と北西側の屋根のモザイク。ペーター教会のドームも見える。
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北東側の屋根のモザイクは,オーストリアとウィーンの紋章
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プラーター公園の直径61mの大観覧車「リーゼンラート」
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マリア・アム・ゲシュターデ教会(左),シュピッテラウ焼却場(右奥)
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左から,ウィーン大学,ショッテン教会,ヴォティーフ教会
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11:25 身廊の奥(有料)へ。高さ39m,全長107.2m、幅34.2m。モーツアルトの葬儀はここで行われた。
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主祭壇画には,守護聖人の聖シュテファンが殉教する場面が描かれている。
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1447年作成のノイシュタット祭壇
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フリードリヒ3世の棺
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シンプルながらカラフルなステンドグラス
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プルグラムの説教壇。下の窓から覗いているのが作者本人
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11:50 ローテンツゥルム通りを北に抜けて -
アンカー時計
ホーエルマルクト広場の北東,アンカーホーフの二つの建物を繋ぐ回廊に取り付けられた,幅10m,高さ7.5m,時計自体の直径4mの仕掛け時計。ユーゲントシュティールの画家フランツ・マッチュが設計して,1911~17年に造られたもの。毎正時にウィーンゆかりの人物の人形が一人ずつ現れて時刻を告げる。アンカー時計 建造物
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12:00 正午から12体全部の人形が音楽にのってパレードするのを撮影
回廊下の彫刻も凝ってる。
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12:15 トゥッフラウベン通りを抜けてボーグナーガッセへ
ホーエルマルクト広場の結婚式の噴水ホーアーマルクト 広場・公園
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12:30 昼食は,『旅するドイツ語』で紹介された,ベートーベンも食べに来ていたという,1618年に創業したデリカテッセン,黒いラクダことツム・シュヴァルツェン・カメールで。別所哲也さんが食べていた,ハムと西洋わさびのカナッペを
ツム シュヴァルツェン カメール 地元の料理
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