2019/08/16 - 2019/08/17
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T.バイソンさん
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2019年夏,エミレーツ航空や列車を利用し,ドイツのミュンヘンとオーストリアのウィーンを基点として,両都市のほか,ドナウ川が流れるレーゲンスブルクとヴァッハウ渓谷を巡った8日間の夫婦旅。
パート1では,関西空港の旅立ちから,ドバイ経由でミュンヘンに到着し,マリエン広場周辺を観光した1~2日目の旅程を掲載。
初日は,エミレーツ航空の世界最大の旅客機エアバスA380の搭乗とドバイ国際空港での乗継ぎの体験を紹介。2日目は,ミュンヘン観光の中心スポットであるマリエン広場での見どころ,新市庁舎のグロッケンシュピールや302段の階段を昇るアルトペーターからの眺望,そして,アザム兄弟に代表されるバロック期等の教会芸術を写真に収め,人気のビアレストラン・ホフブロイハウスでの白ビールと白ソーセージで締めくくり。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エミレーツ航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
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8月16日(金)
神戸三宮からリムジンバスに乗車。前日に台風10号が西日本に上陸し,リムジンバスも運休したので心配したが,朝には通常運行に戻り,無事出発できた。
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車中で,エミレーツ航空のアプリからオンラインチェックイン関西国際空港 リムジンバス 乗り物
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関西国際空港で,スーツケースを預けた後,ターミナル2階の煉瓦灯路にあるMOSDO ! へ
MOSDO 関西国際空港ショップ グルメ・レストラン
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モスのバーガーで虫養い
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22:40 セキュリティチェックへ。出発時刻が10分繰り上がっていた。
日本人の出国審査は,機械読み取りのセルフ方式。パスポートに査証印だけもらい,シャトルで31番ゲートへ関西国際空港第一ターミナル 空港
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エミレーツ航空 EK317便(A380-800)
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23:00 搭乗開始。世界最大のエアバスA380だけあって,乗り込むのにかかる時間も余計にかかる。
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23:50 テイクオフ ! -
24:35 真夜中の食事。二人とも和風ハンバーグをチョイス。照り焼きチキンサラダ,炒飯,マンゴーチーズケーキとともに
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ドバイ時間に時計を調整(日本との時差は,-5時間) -
8月17日(土)
2:40 機内で朝食。私はほうれん草とチーズのオムレツ,家内はあんかけのような焼うどん。フルーツ,ブルーベリーヨーグルトとともに。 -
4:33 ドバイ国際空港(DXB)ターミナル3に到着。事前のチェックではターミナル3はBゲートだったけど,今回はA22ゲートだった。
まず,搭乗ゲートを確認。ミュンヘン行きは,同じAゲートの11番だった。ドバイ国際空港 (DXB) 空港
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2機の飛行機のマークが付いた赤の「Connections」の案内板に従って進む。
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次の便の搭乗券は持っているので,「Passengers with Boading Pass」の方へ
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搭乗券がない場合は,ここで発券してもらうようだ。
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手荷物検査場を通過したら,「All Departure Gate」と書かれた水色の案内板に従ってエレベーターで3階の出発フロアへ移動。シャトル等を利用する必要はなく,5分で到着した。
ゲート横に免税店等が広がっている。 -
免税店でドバイ土産をチェック。夏なので買わなかったが,このアルナスマ(Al-Nassma)は,世界で唯一ラクダミルクを使用したチョコレートとして人気らしい。ラクダ型もある。
ドバイ デューティーフリー (ドバイ国際空港 第3ターミナル 手荷物受取場店) 免税店
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8:05 搭乗開始
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エミレーツ航空 EK49便(A380-800)。ミュンヘンまで約6時間半のフライト
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離陸までかなり待たされた。9時23分にやっとテイクオフ。
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10:15 軽食にアップルデニッシュ
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ミュンヘン時間に時計を調整(ドバイとの時差は,サマータイムで-2時間) -
11:00 機内で昼食。私はバーベキューチキン,家内は牛肉と玉葱のラグーンを,キノアサラダ,チョコレートムースとともに。
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13:12 ミュンヘン空港(MUC)ターミナル1-Cに到着。入国審査が長蛇の列のため,手荷物を受け取ったときには既に14時を回っていた。
フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港
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Sバーン8号線が駅の改良工事中のため使えないので,エアポートバスが混むと予想し,より始発に近い方がいいかと,手荷物受取所からエリアAのバス停ヘ
※ 駅の改良工事
https://www.muenchen.de/aktuell/2019-05/s-bahn-haltestellen-bauarbeiten-rosenheimer-platz-isartor-marienplatz-stachus-hauptbahnhof.html -
14:19 事前にオンライン予約したチケットを示して,ルフトハンザ・エクスプレス・バスに乗車
※ ルフトハンザ・エクスプレス・バス
https://www.airportbus-muenchen.de/ -
北部のシュヴァービング地区を経由して,ルートヴィヒ通りを通って中心街へ。車窓から,3日目に観光予定の凱旋門(勝利の門)から将軍廟までを見ることができた。
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15:15 約1時間かかって,ミュンヘン中央駅北側に到着。
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乗降場からすぐのところ,スタイリッシュな四つ星ホテル(イーデン・ホテル・ヴォルフ)にチェックイン
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15:55 ホテルを出て,中央駅から(Sバーンが運行していないので)地下鉄をセントリンガー駅で乗り継いで,マリエン広場へエデン ホテル ヴォルフ ホテル
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マリエン広場
中世には市場や決闘にも使われた歴史ある広場で,現在でも市場やクリスマスマーケットなどが開かれ,常に観光客で溢れるミュンヘン観光の中心スポット
こちらも参照してください。
https://inagaratabi.com/daniel-silva-3-the-confessor-1/#toc7マリエン広場 広場・公園
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マリエン広場の名前は,スウェーデンの占領が終わったことを祝って1638年に建てられたこの黄金のマリア像に由来する。
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土台には,天使と動物の闘いを表す像が設置されており,ライオンは「戦争」,バジリスクは「疫病」,ドラゴンは「飢饉」,ヘビは「不信仰」という災難を克服する様子を象徴している。
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イチオシ
広場の中心に位置づけられるのが1867~1909年に建てられたネオゴシック様式の新市庁舎。時計塔の高さは85m。残念ながら,新市庁舎の最終入場時間を回っていたので,時計塔に上るのは断念。
なかなか塔の天辺まで収めるのが難しい。ミュンヘン新市庁舎 建造物
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建物の南西角に見られる,市庁舎をよじ登るドラゴン。ハリーポッターに出てくるやつにそっくり。ペストを象徴するものらしい。
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聖ペーター教会
マリエン広場の南。1181年に創建された,ミュンヘンで最も古い教会。当初はロマネスク様式で建てられ,その後改築され,ゴシック,ルネサンス,バロックなどの様式が混在。戦災で壊滅し,現在の建物は2000年に復元されたもの。高さ91mで,8つの時計と8つの鐘がある塔は,アルト・ペーター(老ペーター)の愛称で親しまれている。
16:30 少し並んで,塔の下で入場料3ユーロを払って,302段の階段を昇る。聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会
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イチオシ
五,六分で展望台に到着。一気に登ったため,結構息が上がった。まずは,新市庁舎とマリエン広場を望む。
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新市庁舎の右側ファサードの天辺にある像
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コンラッド・ノールの設計により,1862~65年に建造された「魚の噴水」。「肉職人の飛び込み」の伝説があり,また,この噴水で財布を洗うと1年間はお金に困らないとの言い伝えがある。
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黄金のマリア像も上から撮影
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イチオシ
二つの塔が特徴のフラウエン教会
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ヨーク・フォン・ハルスバッハによって建設された旧市庁舎。塔は現在,おもちゃ博物館として使用されている。
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黄色の外観が映えるティアテナー教会
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1965~68年に建設された291.28mのオリンピック・タワー
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ドイツ最大の仕掛け時計グロッケンシュピール
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17:00 グロッケンシュピールが動き出す。1568年のバイエルン大公の結婚式の祝祭絵巻を,等身大の人形たちが約10分間にわたって再現。
最初に塔の鐘が時刻を知らせ,カリヨンのメロディー(ローレライ)が始まる。5分位して,上段の人形が動き始め,騎士の馬上槍試合を展開。上段が止まると,下段のビール樽職人たちの踊りが始まる。最後に,最上部にある金色の鶏が羽を羽ばたかせ,頭を動かして3回鳴いて終了らしいが,この部分は見逃した。
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17:15 教会内部へ
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イチオシ
身廊の天井画は,ヴィース教会の天井画を手掛けたヨハン・バプティスト・ツィンマーマンとその弟子たちが1753~56年に描いたもの
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身廊側面にも絵画が並ぶ。
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主祭壇。壇上の聖ペーター像は,エラスムス・グラッサーの1492年の作
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右側の側廊。小さな礼拝堂に区切られている。
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主祭壇の右側の礼拝堂
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主祭壇の左側の礼拝堂
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パイプオルガン
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17:40 ゼントリンガー通りのアザム教会へ -
アザム教会
正式名を聖ヨハン・ネポムク教会という。1733~46年に芸術家で建築家のアザム兄弟が私財を投げうって家の敷地内に建てた教会。今回の旅行では,このアザム兄弟が何度も登場する。
ファサード前の通りが工事中だった。アザム教会 寺院・教会
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入口の屋根の上に立つのが,聖ヨハン・ネポムク
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入口の扉も凝っている。
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内部は想像していたより小さかった。後期バロック様式にロココ様式を取り入れた独創的な身廊
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とても教会とは言えないような色使い。
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17:55 ゼントリンガー門へ -
ゼントリンガー門
ミュンヘンに残る3つの門の一つで,イタリアへの道の出発点。正面に置かれた水色の「℃」は,気候保護を訴えるミュンヘンクールシティのモニュメント。
門の向こうに停められたクレーン車が余計だった。ゼントリンガー トール 観光名所
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蔦に覆われた裏側
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18:10 ゼントリンガー通り・ローゼン通りをマリエン広場まで戻る。 -
反対サイドから新市庁舎を撮影。なかなか塔の天辺から下まで収めるのが難しい。
マリエン広場 広場・公園
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旧市庁舎
建築が始まったのは1310年。街を守る要塞の一部として設計された。15世紀に落雷にて消失し,ミュンヘン出身の建築家イェルク・フォン・ハルスパッヒによって後期ゴシック様式に建て替えられた(現在の建物は,戦後にハルスパッヒの設計した姿に戻して修復されたもの)。現在は,おもちゃの博物館となっている。旧市庁舎 旧市街・古い町並み
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イチオシ
マリエン広場の東へ
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ハイリッヒガイスト教会
1208年に病院の教会として創建されたミュンヘンでも最も古い教会の一つ聖霊教会 寺院・教会
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白い柱とピンクの装飾がよくマッチしたとても美しい身廊
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イチオシ
1392年にゴシック様式に建て替えられ,1724~30年に改装され,アザム兄弟によってバロック様式のフレスコ画で飾られた。
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木製の説教壇も,シンプルながらなかなか渋い。
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可愛らしい装飾で飾られたパイプオルガン
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18:45 旧市庁舎の渡り廊下をくぐって,シュバールガッセ通りへ
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1824年に設立されたドイツで最も古い銀行の一つ
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ホフブロイハウス
1589年にバイエルン国王のための宮廷醸造所として始まったビアホールホフブロイハウス 地元の料理
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なかなかの混みようだったが,運よく席が空いて,白ビールなどを注文
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まずは,ミュンヘン白ビール
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本場の白ソーセージを,サラダとともに
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巨大プレッツェル
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20:40 ホフブロイハウスを出て,マックス・ヨーゼフ広場へ
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ライトアップされた歌劇場
マックスヨーゼフ広場 広場・公園
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21:00 券売機を探してペルザ通りからマッファイ通りまで歩き,マリエンプラッツ(テアティナーストラッセ)駅からトラム21番線に乗車
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ハウプトバーンホーフ北駅経由からホテルへ
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