2019/09/16 - 2019/09/16
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sallyさん
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旧東ベルリンの最前線だったというカール・マルクス大通りをみた後は、プレンツラウアーベルク地区にあるアパートにトラムで戻ることにしました。天気も良くないし寒かったし。
が、のんびり走るトラムから街の風景を眺めているうちに、「そうだった、自分が滞在しているアパートの周辺って歩いていない」と気付く。ちょうどトラムもその界隈を通るので、途中で降りて歩いてみることにしました。
- 旅行の満足度
- 5.0
-
トラムからの風景を眺めていたら、”そうだった、自分の滞在しているアパートの周辺を歩いていない”ことに気付く。
土曜日到着した日にマーケットが開かれていて行くはずだったのだのが、行けなかったのだ。 -
トラム駅”プレンラウアー大通り/ダンツィガー通り(Prenzlauer Allee/ Danziger Str.)"で下車。
今年生産終了したVWのビートルが、その向こうの建物は古くて煉瓦色の壁がいい感じだけれど、隣の建物の壁のケバケバしい色合いとハレーションしている。 -
すこし前まで雨が落ちてきていてどうかと思ったが、なんとか持ちこたえている。
そして、ここに来たら寄ってみたいカフェがあったので、とりあえずそこを目指して歩くことにした。 -
ここ? ・・・らしい。
Als Auch (アルス・アオホ)というカフェ。
中を覗くと薄暗くてちょっと入るのを躊躇、
”そうだ、隣にパン屋を併設してるってあったな”と隣にまわる。 -
隣のコンデトライ(お菓子とパンのお店)に入店してみる。
時間が中途半端(9:00頃)なのか、客は私ひとり。
お店のひとが出てきて、”決まったら教えてね”と言われるが、パン屋さんに用事はなかったので、「隣のカフェでこのケーキが食べられるの?」とすでに知っていることを確認したりして、、 -
「カフェの方でオーダーするのに写真で頼みたいから、ちょっと写真撮ってもいい?」と、ケーキの写真を数枚撮って出てきた(汗
-
カフェの方に入店。
席はどこでもいい、と言われる。奥まった他の席から見えない”特等席”が開いていたので、そこに座る。
ベンチシートが落ち着くなぁ。寒いので暖かい飲み物を頼もう。 -
Latte Macchiato und Dänischer Apfelkuchen
カフェオレとリンゴのケーキをオーダー。
ちょっと嬉しかったのは、ケーキにフォークが刺さって来た(!)横腹にプスっと。
これ、フォークが落ちないようになんだと聞いていたけど、初めて自分のオーダーにフォークが刺さってきた、ちょっと感動。おおおおお。
これが”ゲルマン風おもてなし”なのか。
カフェオレの方は、ひと口クッキー付きで嬉しいが、またグラスでやってきた。(カップで頼むのはどう言えばいいのか) -
このDänischer Apfelkuchen、”デンマーク風リンゴケーキ”がまさしく食べたかった。
ケーキというよりはクッキーのようなサクサクのタルト生地を丸い型に敷いて、食感をおおいに残した煮リンゴとアーモンドのフィリングを詰めて焼いたもの。ここのは、スライスアーモンドで蓋をして焦がし気味に焼いて、粉砂糖で仕上げ。
このりんごのフィリングが、酸っぱくて最初驚いたのだけど、これがドイツのりんごなんだよね。硬くて酸っぱい。食感を残しつつ絶妙な具合に煮てあって時々出てくるアーモンドとの相性が抜群。
これはかなり美味しかったです。勇気を出して入って良かった。
-
カフェオレで体が温まったので、街歩きを再開
カフェの前の花屋さん。 -
わたしの滞在しているアパートもプレンツラウアーベルク地区だけれど、なにか雰囲気が違うなぁと思って気づいた。
こっちは緑が、街路樹があるのだ。
緑はやっぱり必要だなと思った。
さて、ここまで来たら”太っちょヘルマン”を見てアパートに戻ることにしよう、南へ下ることにする。 -
”Ryke Strasse” リュケ通り
-
「”リュケ通り”には19世紀の壮麗な集合住宅が立ち並ぶ」とガイドブックにあったので、この通りを南に下り”太っちょヘルマン”(後述)を見て、北へ戻るV字型に歩くことにした。
-
パンパーぶつかってないか?
心配になった停め具合・・・ -
確かに・・・ ”壮麗な”装飾を施した外壁の住宅が並んでいる。
今まで歩いたところにはなかったタイプの窓周りの装飾。 -
街路樹の葉っぱが落ちて、ベルリンはもう秋。
-
あの水色の建物、突き出しているバルコニーが素敵で、
-
4分の1円形なのです。
窓の飾りも一辺倒ではなく、フロアごとに趣向が違う。 -
通りにはセレクトショップみたいな、営利を目的というよりは趣味でやってますという穏やかなノリのお店がちらり、ほらり。
この柱頭飾りみたいなものなんて、とても凝っている。
アカンサスの葉っぱが付いて、曲面に彫刻が施してあって、おまけにクルクルとしたイオニア風の装飾までつけちゃって、欲張りなデザインではないか。 -
カフェなんかも”静かに営業しております”という雰囲気が漂いまくっちゃってる。
-
そしてまたあのお気に入りの4分の1バルコニーのこちら側を一枚。
それぞれのバルコニーに住人の楽しみが見えるよう。
緑の好きなひと、テラスで朝食を摂りたいひと、、 -
このリュケ通りに1世紀前の建物、それも情緒豊かな顔を持った集合住宅が残っているのかは知らない。
ただ、この辺は東ベルリンの地域で、それもすぐ目の前に西ベルリンというところだ。 -
・・・ということは、なんだ、うーん、、、ナチスより前からあって、第二次世界大戦の戦禍を逃れ、、、ガイドブックによれば一時かなり衰退して廃墟になり、不法占拠地帯になったりしたために、地価が下がり安い家賃を目当てに芸術家が移り住み、、今のおしゃれ地区に生まれ変わった(推測)ということか。
-
アールヌーボー風、いや、アールデコ風なのか?
外壁に薄く施したデザインがこれまでみてきたのとちょっと違う。
こちらは新しい建物かもしれない。 -
あ、あそこだ。
あれが”太っちょヘルマン”だ、きっと。 -
目的地に到着する手前、
この赤レンガの窓から子供達の賑やかな声が聞こえてきた、 -
プレンツラウアーベルク小学校。
嘘、名前は知らないけれど、小学校みたいでした。
アーチ、網模様、積み上げて立体にした柱頭飾り風のもの、レンガでこれだけの表情が出せるものなんですね。 -
さて、目的の建物に行こう、、
-
と思いきや、またこんなバロック風の玄関飾りを一枚撮ったりして、、
-
見上げる円柱の建物。
これが「太っちょヘルマン」と地元の人たちに呼ばれている、昔の”給水塔”です。
北側の後ろから入ってしまったもよう、、、 -
「給水塔」ってなに?
実はわたしも建物が見たかっただけでわかってないんだけれど、中にポンプみたいな仕組みがあって、土地が低いところはここで組み上げて分配していたのだろうか、なんて。すみません、よくわからないです。 -
あ、確かプレンツラウアーベルク、、このあたりは昔々ブドウ畑だったというので北方向に向かってなだらかな丘だったのではないかしら(推測)。
-
今は中はアパートとして使われているというこの建物。でも、そんな感じはちょっと外からはうかがえなかった。確かにカーテンがかかっていたから、ひとが住んでる様子はちょっとあったけれど。
-
そして、実は、ここはナチス時代は牢獄になり、東ベルリン時代はその地下が秘密警察の拷問施設になっていた、、、というから、ちょっと怖い。
でも、お日様のもとに照らされた現在の”太っちょヘルマン”は、正面からみるとそんな過去を知らないかのように、胸を張って立っているように見えました。 -
親子のライオンが、元給水塔の建物の前の公園にいた。
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秋バラも咲いている。
さて、北に向かって歩き始めよう。折り返してアパートに向かうことにした。 -
途中でみかけた壁の絵。
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これってスーパーマリオ?
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若干気持ち悪いと思ってしまったペイントされたクルマ。
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とても古そう。
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この角をまがると、「コルヴィッツ公園」に出るようだ。
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ここで週末、マーケットが開かれている。
着いた日がその土曜日で、時差ぼけフラフラで行けなかったのは少し残念だったな。 -
これがなにかって、卓球台なんですね。
この石製?なのか、丈夫だろうけど、転んで頭とかぶつけたら流血間違いなしで怖そうなのが、、ええ、卓球台なんです。驚きです。
ただ、週末みんなここで楽しそうに卓球やってるんですよね~。パコン、パコンとのどかな球音を響かせながら。ベルリンの休日。 -
コルヴィッツさん。
この公園の名となった詩人。来年も来られますようにと祈念する。 -
再び住宅街を歩くと、きれいなBMWが。
古いカクカクとした形がいいですよねー。 -
足元にはこんなのがペタっと貼ってあった
1989、出発 Aufbrunch
2019、再帰 Erinnern
そうか壁が崩壊して今年で30年なんだ -
かっこいいファサード!
両脇に鎮座するクルマがまたドイツ風に無表情(?)でこういう空間によく合う。 -
で、ここが何かなと見上げてみると
馬が、、 -
確かに正面にも、緑色でがっしりとした馬留めが。
これ、何かで見て知ったんですが馬を繋いでおくものだそうで -
今は社交クラブか何かなんでしょうか。
馬の蹄らしいものはまったく聞こえてこないけれど。
しかし、このファサードの上から見下ろしているあの男性は、、ズームすると -
渡辺謙だよね、
-
いつまでもそんな右にふらり、左にふらりと気になるものを撮って歩いていたら、ずいぶん時間も経ってしまいましたが、
-
11時頃、Danziger通りに戻ってきた。
この通りの真ん中の草のある部分がトラムが走っているところで、
その向こうの角が、アパートです。 -
トラムの線路、その両側2車線が車道。 -
アパートに到着。
午後14時からスケッチ教室を予約しているのでそれまで休憩。
プレンツラウアーベルク街歩き編、おしまい。
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この旅行記へのコメント (2)
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- T.Mさん 2019/10/13 09:07:00
- ケーキ屋さん
- そうなんですよね。旅って結構気合が入っているから観光地巡りなどで一生懸命になっちゃって、ホテルなどに戻るともう出かける気になれない自分がいます。ホテル周りの何気ない風景やショップなど、発見が結構あったりして、侮れません。
そして、リンゴのケーキですね。食べたくなりました。昔ウィーンへ行ったとき、結構なお歳のおじいちゃんが美術館のカフェでザッハトルテとカプチーノ(だったか?)を楽しんでいる姿を見て、あぁ、遠くへ来たんだなぁ・・・って思いました。
むこうってたいてい飲み物にクッキーの類をつけてくれますよね。文化なんですかね。この前行ったオランダやベルギーでもそうでした。いいなって思います。
これまでの旅の記録を拝見してきた中で、写真に写る建物のほとんどが「あぁ、やっぱりベルリンって旧東欧の文化的建造物が多くみられるところなんだなぁ」という印象を持ちましたが、ここにきて、結構カラフルな装飾の建物も見られ、イギリスにいるような感覚??って自分は感じたりもしました。ロンドンに若い時に行った印象ですが・・・
個人的には1/4バルコニーとレンガ色の門を持つ小学校・・・が好きです。あとはよく見ると建物に引っ付いている様々な顔・・・渡辺謙がいい。
- sallyさん からの返信 2019/10/13 21:06:17
- 感慨(?)
- >昔ウィーンへ行ったとき、結構なお歳のおじいちゃんが美術館のカフェでザッハトルテとカプチーノ(だったか?)を楽しんでいる姿を見て、あぁ、遠くへ来たんだなぁ・・・って思いました。
”あぁ遠くへ来たんだなぁ・・・・”ですか。そういうのいいですね、
・・・何かを見てそう思うって、自分はあったかな。
> これまでの旅の記録を拝見してきた中で、写真に写る建物のほとんどが「あぁ、やっぱりベルリンって旧東欧の文化的建造物が多くみられるところなんだなぁ」という印象を持ちましたが、ここにきて、結構カラフルな装飾の建物も見られ、イギリスにいるような感覚??って自分は感じたりもしました。ロンドンに若い時に行った印象ですが・・・
> 個人的には1/4バルコニーとレンガ色の門を持つ小学校・・・が好きです。あとはよく見ると建物に引っ付いている様々な顔・・・渡辺謙がいい。
よかった。(渡辺謙ではなくて。笑) 共産圏っぽい建物ばかり撮っていたから、違うカラフルな建物のある通りも楽しんでもらえたなら、と。1/4バルコニー、あれ可愛らしいですよね。
あの通り、表情のある静かな通りでした。どういう歴史をたどっているのかは詳しくは知らないのですが、”一時荒廃した”というのとか、日本というか、近所にだって土地の盛衰というのはあるんだけど。
あの辺歩いていると、東ベルリン、東独ってどんなだったんだろう?というのがグイグイ来ました。
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