2019/03/28 - 2019/03/29
2位(同エリア14件中)
れいろんさん
ブルガリアの黒海沿岸で、一番行ってみたいと思っていたのは「古代都市ネセバル」として世界遺産に指定されているネセバルです。
プロブディフから鉄道やバスで直接で行けるブルガスから、35Km(頻発しているバスで40分)で簡単に行けるらしいので、ブルガスを起点に旅程を考えました。
プロブディフからブルガスは鉄道でもバスでも4時間程で、鉄道駅とネセバル行バスの出るバスターミナル(アウトガーラ・ユク)は隣接しているので、どちらも楽に乗り換えができそうです。
しかし、一人作戦会議を実施したところ、ブルガスには2つバスターミナルがあり、プロブディフからのバスの半分くらいがアウトガーラ・ザパット(鉄道駅から北に2.6km)に到着することがわかりました。
更に、プロブディフ発ブルガス(アウトガーラ・ザパット)経由、サニービーチ行のバスがあることも。
サニービーチからネセバルはバスで10分ほど。サニービーチ~ネセバルのバス時刻が検索できなかったのですが、双方の距離はたったの6Kmなのでいざとなったらタクシー利用でもOKですね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ということで、プロブディフからバスでサニービーチに向かいます。
バスは6時45分発。昨日、切符を購入した時に「6時半にはターミナルに来てね」と言われました。
バス代は15.20Lv. -
どんなバスが来るのかな。サニービーチまでは5時間ほどかかります。
私、大型バスが好きなんだよなぁ。ワクワクです。 -
えっ? ミニバスじゃん?
-
ブルガスのアウトガーラ・ザパットを経由してサニービーチのバスターミナルへ着いたのは12時少し過ぎ。
なんと、12時10分発のネセバル行のバスに飛び乗れちゃいました。
ネセバル・オールドタウンのバス停に12時20分到着~。
(この写真の女性の姿を覚えておいてくださいね。) -
ネセバルは半島なのか? 陸繋島なのか?
400m程の細長い道で陸側とつながっています。
バス停はこの道の付け根にありました。 -
バスはブルガス~ネセバル(オールドタウン)~サニービーチとその逆コースを走っています。
6時~21時にそれぞれ12本。思っていたより少ないのはシーズンオフだからかな。 -
夏期にはビーチリゾートとして賑わうサニービーチなどからの観光客で、ネセバルの旧市街も大混雑とのことですが、3月末はまだ完全なシーズンオフ。
人が少ないので気持ちが好いです。 -
黒海がキラキラしていて美しい!
でも、すごい強風です。しかも、この風の冷たいこと!!
「3月なのにシーズンオフってどうなの?」と思っていましたが、体感して、納得です。寒い寒い。
(4枚前の写真に写っている女性も厚いダウンジャケットを着ているでしょ?) -
今日は「ホテル」に泊まります。
オフシーズンなのでプライベート・アパートメントやペンションはクローズしているところが多いです。
(でも、営業しているところでは、閑散期ならではのお得な料金を提示しています。) -
ホテルはあまり料金の変動はないかな。
この日のホテルはこの写真の右側の建物。セントステファン。
左側(ホテルの西側)の建物は11~12世紀に建てられた聖ステファン寺院です。 -
セント・ステファンホテル外観。
評判の良いレストランを併設しているらしいのですが、レストランは3月いっぱい休業中でした。 -
ホテルの前から、来た道を振り返ります。
海を背に階段上の石畳の路を登って来ました。
ああ、疲れたぁ。 -
さて、セント・ステファンホテル。
館内にはリフト(エレベーター)がありません。荷上げはレセプションのスタッフが手伝ってくれました。 -
部屋は304号室。3階(日本式)です。
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ちょっと上のカテゴリーの部屋を予約していました。
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1泊(ダブルのシングルユース)、素泊まりで74.32Lv。
部屋は標準的なのでしょうが・・・ -
ちょっと上のカテゴリーになっている理由は・・・
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この眺望です!! バルコニーから・・・
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聖ステファン寺院が真正面に、自分の庭のように眺められるんです。
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いやぁ、素晴らしい眺め。大満足です。
左手には海も見えました。 -
バスルームには・・・
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バスタブがあったのも嬉しかったです。
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ホテルのレストランが閉まっているので、昼食を町のレストランでとって、夜は聖ステファン寺院を眺めながら部屋食にしましょう。
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バス停からホテルへ来るときに、レストランの呼び込みがあったので目星はつけているのですが、せっかくなので散策がてら違う道で行ってみます。
旧市街に入ってすぐの場所にある広場は舗装の工事中です。 -
広場に立つ聖パントクラトール教会。
Church of Christ Pantokrator(Църква ?Христос Пантократор“ )
ネセバルにいくつもある正教会は、実は、本当の教会ではなく、博物館のようなものなので、シーズンオフの11月~3月は閉鎖されています。 -
教会の前の道を西へ降りて行くと半島の付け根に出ます。
門や要塞の遺跡がありました。あそこから内側が旧市街なんですね。 -
道は真っ直ぐ、陸側と繋がって行きます。
う~ん、良いですね。 -
旧市街の門の側に考古学博物館があります。
Archaeological Museum(Археологически музей )。この博物館は通年開館しています。
庭にはギリシャ、ローマ時代の柱の基部や頭部などが並べられていました。 -
城塞も良い感じでした。
-
旧市街の入口には・・・
-
世界遺産のサインボードがありました。
-
では、昼ご飯を。
先ほど呼び込みされたレストランへやって来ました。
魚料理がいろいろあるようです。 -
ビールと魚のマリネ、ジャーマンポテト(メニューにはスタッフドポテトと書いてあったが、茹でたジャガイモの炒めたものでした)を注文。
〆て22.70Lv.
うっかり生魚(マリネ)を注文してしまい、お腹の調子が心配でしたが、杞憂でした。黒海の新鮮な魚ですもんね。 -
ミニスーパーでビールとポテトチップなどを購入したので、いったんホテルへ戻ります。
-
ホテルへの登り道の側にも遺跡があります。劇場の跡のようです。
Ancient Theatre(Античен театър ) -
劇場の上には教会のような建物も。
Church of St John Aliturgetos(Църква ”Свети Йоан Алитургетос“ ) -
ホテルの南側にあたるこちら。
Church of St John Aliturgetos(Църква (Свети Йоан Алитургетос))。
博物館になっていて、現在は修復中のようです。 -
Church of St John Aliturgetos(Църква (Свети Йоан Алитургетос))。
こんな看板がありました。 -
Church of St John Aliturgetos からの海の眺めは遮るものがありません。
良い眺め。でも風が強いです。
ホテルに荷物を置いて、散策を再開。 -
猫が沢山集まっていたKakadu(Какаду )公園。
ゆっくり時間をとって、何度もこの猫たちを呼んでみたのですが、みんな慎重派で、撫ぜさせてくれませんでした。残念~。 -
ほとんど人の歩いていない路地をゆっくり歩きます。
旧市街の木造家屋は二階が張り出している様式で、隣国のトルコの街並みを感じます。 -
小広い場所があり、古い教会の廃墟があました。
Church of Saint Sophia(Църква "Света София" )
手前には手水場も! The Old Fountain(Старый фонтан )。 -
ここは半島で一番高い場所のはずなのに、清潔な水を流している手水場があるなんて・・・すごいな。
The Old Fountain(Старый фонтан )。 -
この存在にはびっくりしました。
カップも備え付けられていて、飲用もOKのようでした。
The Old Fountain(Старый фонтан )。 -
Church of Saint Sophia(Църква "Света София" )
スタラタ・ミトロポーリャ(聖ソフィア教会)は5世紀後半~6世紀前半、ビザンツ帝国時代に建設されたネセバル最古の教会だという事です。 -
自由に見学できます。
側壁と祭壇後部が残っています。
Church of Saint Sophia(Църква "Света София" ) -
修復された部分も多いようです。
白い大理石はオリジナルなのでしょうか?
Church of Saint Sophia(Църква "Света София" ) -
つい撮影してしまう、大好きな柱の基部や頭部もさりげなく置かれていました。
Church of Saint Sophia(Църква "Света София" )
シーズンオフの3月。正教の教会が「博物館」で、全て閉館中だったので、「なんだよ、この俗っぽい観光地は!」と思いましたが、この教会をじっくり見学できて満足、満足。 -
再び、The Old Fountain(Старый фонтан )を眺めて、旧市街を歩き・・・
-
半島の南東部の海岸線に降りてきました。
相変わらず風が強いです。小さい桟橋が見えました。 -
まだ日が高いので、反時計回りに海岸線に沿って半島をぐるっと回ってみます。
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半島の先端を越えて・・・
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対岸サニービーチの高層建物群が見えてきました。
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丘の上に何かの遺跡がありますよ? 見てみないとね。
Church of the Holy Mother Eleusa(Базилика "Богородица Елеуса" )
6世紀に建てられた修道院の跡だそうです。(グーグル先生談) -
その側に円筒型の要塞(?)跡??
グーグルマップには風車(Вятърна мелница)と記載されています。 -
ここからの海とサニービーチの眺めはなかなか良いです。
-
風車(?)まで登ってしまったので、町の中を歩くことにします。
Church "Dormition of Theotokos"(Света Богородица )。
現役(本当)の教会です。 -
そのすぐ側には「博物館」の聖パラスケヴァ教会
13世紀に建設され、19世紀までは「教会」だったようです。
Church of Saint Paraskeva(Църква "Света Параскева" ) -
横からも1枚。
こじんまりとした長方形の建物でした。
Church of Saint Paraskeva(Църква "Света Параскева" ) -
その先には崩れかけた教会跡が。
13世紀に建てられたという Church of the Holy Archangels Michael and Gabriel. -
かつてはドームと鐘楼があったようです。
Church of the Holy Archangels Michael and Gabriel. -
しっかりと鉄柵で閉ざされていて、中に入ることはできませんでした。
Church of the Holy Archangels Michael and Gabriel -
ネセバルの狭い旧市街には「博物館正教会」、廃墟となった教会、現役の教会などいろいろな歴史的建造物がひしめいています。
詳しい地図もなく、観光案内所(i)もオフシーズンは閉まっているので、どの建物がどの教会なのか、わかりにくかったです。 -
夕日を見に地峡にやって来ました。
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西は陸地側になるので、上手くサンセットが見られるかわかりませんが。
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細長い道を海風に吹かれながらゆっくり歩くのは楽しいです。
(ただし、風は強く冷たいです。)
あれっ・・・ -
大きなモニュメントがあったんですね。
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船に乗っている人物は十字架を掲げているようです。
顎鬚が生えている?? 僧侶なのでしょうか?
(第一印象は女性像かと思ったのですが。) -
日没です。
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残照に照らされた旧市街。
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存在感のある城壁(要塞や門)も、この日最後の太陽に照らされて。
シーズンオフのネセバルは「古代都市」の雰囲気たっぷりで素敵でした。
だた、町の主要な見どころである「教会と言う名の博物館」が3月末まで閉館しているのは残念ですよね。 -
おはようございます。
窓の外の聖ステファン教会の・・・ -
祭壇後部の屋根に止まっているカモメの鳴き声で目が覚めました。
-
今日はネセバルを後にブルガスへ移動します。
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