2019/03/18 - 2019/03/20
23位(同エリア100件中)
れいろんさん
バーリからフェリーで10時間、アドリア海を越えてアルバニアのドゥラスへ到着しました。
アルバニアは昨年(2018年)の6月、首都のティラナに1泊して、のんびりした空気感や人々の親切さが心地よかった国です。今回も楽しみ。
首都ティラナの玄関にあたる港町ドゥラスで2泊します。
ドゥラス(デュラス)はアドリア海クルーズの寄港地にもなっているし、海岸に沿って大型ホテルの並ぶリゾートでもあるようですが、3月下旬はシーズンオフ。
想像していたより、はるかに観光客は少なかったです。
地球の歩き方の最新版からは、その記載も落ちてしまったドゥラス。
さてさて、どんな街なのでしょうか?
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
イタリアのバーリから一夜かけてアルバニアのドゥラス港へ到着しました。
歩いて下船し・・・・ -
ターミナルへ。
入国審査で係官の女性から「アルバニアへようこそ! アルバニアは初めてですか?」と、フレンドリーな対応をしてもらって、気持ちがほっこり。 -
ドゥラスのターミナルは明るく、カフェも入っていて良い雰囲気です。
バーリのターミナルとは大違い~。 -
今日の宿は、ターミナルから1.7km、徒歩で20分くらいかかります。
ゆっくり歩いていきましょう。 -
コンテナが並ぶドゥラス港。
まず、歩道橋で道路を渡ります。
写真は歩道橋から撮影しました。 -
歩道橋は鉄道駅と港を結んでいました。
(歩道橋から停車中の列車を撮影。)
歩道橋には、みすぼらしい身なりの10歳前後の子供が4~5人たむろしていて、通りかかる人に「マネー、マネー」とまとわりついてきます。何とも悩ましい。 -
この時はアルバニア通貨を持っていなかったのですが、持っていたとしても一人だけに渡すのもどうかと思うし、全員にあげるわけにもいかないし・・・。
飴でもあげようかと、思ったりしたのですが、子どもたちがあまりにもしつこいので、最終的には「No~!!」と怒鳴りつけ・・・。自己嫌悪に。
幸先悪いです。
(写真は歩道橋からのドゥラス駅舎。) -
ドゥラス駅の隣にはバスターミナルがあり、キャリーケースを引いて歩く私に、「タクシー」「タクシー」「ティラナ? ティラナ?」とタクシードライバーやミニバスの客引きから盛んに声がかかります。
「要らない、要らない」「ティラナには行かない」「ドゥラスに泊まる」と答えながら抜け出してきましたが、疲れちゃったなぁ。
前回の印象と違うぞ、アルバニア! やっぱり港町はザカザカしていますね。 -
2泊するHotel Velieraに 到着。
-
「バーリからフェリーで行くので、ホテル到着時間は9時頃です」と伝えてはいたのですが、チェックインができるとは思っていなかった!
可愛らしいフロントの若い女性が「お疲れ様でした。お部屋にどうぞ~。」と。 -
嬉しいなぁ。
ホテル予約サイトではエレベーターがあるように記載されていますが、階段利用でした。
フロントの彼女が荷上げを手伝ってくれました。 -
部屋のドアを開けたら、さあっと風が吹き出して・・・。
正面にバスルーム。 -
その先にバルコニー。
わあ、バルコニーのあるバスルームって良い良い! -
バルコニーからの景色も良い!
Bulevardi Epidamn 通りに面しています。
ローマ遺跡などがある海側の眺め。 -
Bulevardi Epidamn 通りは椰子並木でした。
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寝室は右側。
こちらからもバルコニーで出られます。 -
私好みの部屋でした。
2泊(朝食付き)56ユーロ(1泊28ユーロ。ユーロ払い)と、物価の安いアルバニアでも満足な宿泊費。 -
電気ポットとコーヒー&紅茶&ハーブティー、ペットボトルのお水も2本置かれていました。
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ベッドから部屋の入口を。
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おお、「港ある所に彼らあり!」
漢字の案内が。 -
荷物の整理をしたので街歩きに出かけましょう。
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Bulevardi Epidamn 通りの終点は何やら工事をしていました。
ローマ遺跡の発掘かなぁ。
ドゥラスにはローマ遺跡がたくさん残っています。 -
こちらはドゥラスのシンボリックな塔=Venetian Tower(Kulla Veneciane )。
歴史的建造物に見える塔は、カフェ&バーになっているようです。 -
そして、この塔を起点にして北西に城壁が延びています。
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しっかりした城壁が残っているんですねぇ。
地球の歩き方の最新刊には、ドゥラスの記載そのものがなくなってしまったので、歩いて発見することが多くて楽しかったです。 -
城壁の切通しを抜けてたら、再びEpidamn 通りに出ました。
海を背に北向きに歩いてみると、商店が途切れて、開けた場所にでました。
右には階段、左には広場、通りの名前もRruga Aleksander Gogaと変わります。
左上の金色のドームを持つのはグランドモスク( Xhamia E Madhe)。 -
階段を登って、高い所から街並みを見てみましょうか。
-
通りを挟んだ噴水がある広場。綺麗で広いです。
Shatervani 広場かな?
ベンチもあるようなので、少し休んでいきます。 -
さて、ぐるぐる街中きを再開~。
Rruga Egnatia 通りには大型のショッピングセンターが2つ並んでいます。
そのうちの一つです。 -
ドゥラスでは町犬(耳にタグがつけられている)をよく見ました。
町中でのんびりしている犬たちですが、あまり懐っこくはありません。 -
ドゥラス2日目。
おはようございます。朝散歩に出かけます。 -
海の方へ行ってみましょう。
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海岸に沿って広い公園になっています。Vollga Avenue(Shetitorja Vollga )。
共産主義っぽい銅像(無名戦士の像?)もありました。 -
桟橋が見えますね。
夕方にでも行ってみましょうか。 -
昨日と同じく、城壁に沿って歩いていくと・・
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案内版がありました。
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アーチ状のゲートをくぐると
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ちょうど、円型劇場 Durres Amphitheatre (Amfiteatri i Durresit )に朝日が射すところ。
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円形劇場はドゥラス最大の見どころです。
案内看板もありました。ローマ時代の遺跡です。 -
円形劇場の中に入るのは有料ですが、まだ、朝早いのでチケット売り場はあいていません。
外からでも、遺跡の様子はわかるので、ぐるっと周囲を歩いてみます。 -
座席部分は、急傾斜で、荒い感じがします。
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円形劇場越しの高層ビル。
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一番後ろ(上部)からの円形劇場の全容です。
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円形劇場の下部には、しっかり民家が立ち並んでいて、
-
「自分の家の庭」のようになっています。
かつては、もっと自由に使っていたにちがいないですよね。
遺跡の整備が進んで、使用制限がかかちゃったのかな。 -
塔、城壁、円形劇場。
ローマの遺跡はぎゅっとまとまっていました。
他にも浴場跡だとか、フォーラムの跡などもあるらしい。探してみようかな。 -
円形劇場の西側からは、あの広い階段に出ました。
朝の Shatervani 広場。 -
ドゥラスの見どころの案内看板がありました。
①が円形劇場、②がベネチアの塔。 -
そして③はビザンチン時代のフォーラム(FORO)の跡。
看板のすぐそば、公園とアパートの間に唐突にありました。 -
円型に柱が残り、床も一部分当時のままのようです。
-
Rruga Aleksander Goga 通りに面して案内看板がありました。
-
「ビザンチン時代のマーケットプレイス」だと書いてあります。
マーケットって市場の意味じゃないのかなぁ。
説明を読むと、やはりフォーラムのようなのですが・・・。
良くわからないや。 -
床は大理石が敷かれていたそうです。
この遺跡の中には入れません。 -
グランドモスク(Xhamia E Madhe)に朝日があたって来ました。
出勤途中の人達も増えてきましたね。
ホテルに戻って、朝ご飯を食べようっと。 -
ホテルの側のEpidamn 通りにも大理石の柱とモザイクがありました。
ドゥラスはガイドブックに記載がないので、歩くといろいろな発見があります。
(でも、グーグルマップにも施設の記載が少ないので、この遺跡が何なのか今もわかりません。) -
さて、散歩の跡は朝ごはん。
Hotel Veliera は朝食付きです。 -
コールドミールのビュッフェで、暖かい飲み物はスタッフが運んでくれます。
-
どっさり、大盛りのにしてきました。散歩の後ですからね。
チーズ入りのボレキとゆで卵が美味しい。
そうそう、昨日は昼も夜もいい加減な食事になってしまい、一日一回レストランが達成できませんでした。今日は頑張りましょう。 -
翌日のコソボのプリズレン行きのバス切符を購入してしまいたいので、鉄道駅隣のバスターミナルへやって来ました。
でも、まず、駅舎と・・・ -
ホームを見学します。
ドゥラスの駅は大好きな「行き止まりの駅」でした。
それはそれとして、コソボ行のバスだよねぇ。探さないないと。 -
この仔と出会ったのは、コソボ行きのバスが出発する郊外のPlazh Plepaバスターミナル。
私の膝で寝ちゃいました。(仲良しになったのでトラスケと命名。) -
最初は、アルバニアからコソボに行くには、首都のティラナから国際バスに乗る必要があると思っていたのですが、どうもドゥラス始発の便があるらしい。
プリズレンの宿のオーナーに訪ねてみたら、ローカルのバス時刻が検索できるHPアドレスを教えてくれました。 -
ドゥラス発は9時と17時半の2本で、ティラナ経由のプリシューティーナ行きです。(プリズレンのバスターミナルへは、途中から待機しているミニバスに乗り換える方式。)
ちょうど良かったのですが、出発が郊外のPlepaバスターミナルだというのが問題でした。
いつものように場所の確認にやって来たのですが、思いのほか遠かった(中心部から10㎞くらい?)です。
う~ん、鉄道駅隣のターミナルからティラナに行って、ティラナ発のバスに乗った方が良いのかなぁ。 -
でも、地球の歩き方によると、ティラナのバスターミナルも、ドゥラスや南方面と国際バスは別らしい。
それなら、ここまで来て乗車した方が楽ですねぇ。
切符、買っちゃいましょう。(10ユーロ。ユーロ払いを求められました。)
あの白いバスが17時半発のプリズレン行きです。
せっかく遠くに来たんだし、そばに猫もいるので、少しゆっくりして行きます。
ビールも飲んじゃおう。(ビール=100レク) -
ビールを買いに行く時、膝の上から隣の椅子に移ってもらったトラスケ。
-
毛づくろいに余念がないね。私の手もなめてくれました。
トラスケ、一緒に過ごすことができて嬉しかったよ。元気でね。 -
ドゥラスの中心(駅隣のバスターミナル)と、Plepaバスターミナルは、市内バスで結ばれています。(バス代はたったの30レク=30円)
Plepaバスターミナルは終点で降りればいいので、乗り過ごしの心配もなく使い勝手はいいのですが、中心部から途中まではものすごく混んでいます。
大きな荷物を持って乗るのは難しそうです。どうしようかなぁ~~。 -
市内へ戻り、Venetian Tower(Kulla Veneciane )のカフェ&バーへ。
塔の中にも席がありますが、やはり塔の上が良いですね。 -
まだ、お酒には早い時間なので、誰もいませんでした。
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何を飲もうかな。
アイスカフェオレにしようかな。 -
貸し切りの塔の上から、海とその手前に広い公園(Shetitorja Vollga )をぼーっと眺めて。
のんびりした良い時間です。 -
海に沈む夕日が見たいので、そろそろ降りましょう。
-
塔(Kulla Veneciane )の石の階段は、一段一段が高く傾斜も急です。
登りはともかく、下りは気をつけないと・・・。 -
おお、無名戦士の像の向こうに日が落ちる。
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そうだ、あの桟橋にから夕日を見よう。
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沈んでしまうね。急げ、急げ~。
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どうにか間に合いました。
アドリア海に沈む夕日。綺麗だな。
明日からは、旧ユーゴスラビアの旅です。 -
コソボ、マケドニア、セルビアを巡ります。
良い旅になりますように。 -
ホテルに戻ります。疲れたので、夕食はカップ麺にしちゃおうか。
今日も昼食&夕食はいい加減になってしまいました。
朝食が充実してたからもあるけれど、一日一回レストラン、2日続けて達成できず~。 -
海岸沿いの公園(Shetitorja Vollga )は、ナイトアミューズメントパークになっていました。
-
時々子どもの嬌声が聞こえますが、穏やかな夕暮れ時です。
港町ドゥラス、フェリータミーナルやバスターミナル周辺は物乞いをする人の姿が多く、首都のティラナとはずいぶん雰囲気が違いましたが、総じてのんびりとした雰囲気でした。 -
ここへは、もう来ることはないんだろうなぁ。
ドゥラス、点在するローマ遺跡との調和を大切にしながら発展して行ってくれると良いな。 -
翌日、コソボへの移動日です。
結局、ホテルからPlepaバスターミナルへはタクシーで移動しちゃいました。
タクシー代は1,000レク(約1000円。ドゥラスからプリズレンとあまり差異がない金額だ!)
あれっ、紺色のミニバス? 9時発のバスはミニバスなのかぁ。がっかり。 -
ドゥラスからの乗客は私ひとりだけ。
運転手さんと2人で、まず、ティラナへ向かいます。
ティラナまでは30分ほどですが、市内へ入るところで凄い渋滞にはまりました。
(ラウンドアバウトが原因。立体交差にするべく工事中でした。)
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