2019GW ブルガリア・ルーマニア　その8　おまけのソフィア観光で歩き回ってみる

2019/04/30 - 2019/04/30

この日がブルガリア観光最終日。
出発編にもちょこっと書いたけど、当初の予定ではこの日は朝一番の飛行機でブカレストまで移動してブカレストを観光してからブラショフに移動する予定だった。
が、出発の１ヶ月前にソフィア→ブカレストのチケットを予約したタロム航空から「スケジュールが変わったからあなたの予約を変更したよ！嫌ならキャンセルもOKだから」みたいなメールが。
そこに書かれていたのはこの日の夜にソフィアからブカレストに向かう便名。
………これ…絶対この日の朝の便の予約が少ないから夜の便に集約したってことよね…。
ヒドイ…。
朝一番でブカレストに行きたかったのに…。
他の便を探したもののそもそもソフィア⇔ブカレスト間は需要がないのかタロム空港がこの朝と夜に飛ばしている２便のみ。
他となるとフランクフルト経由とかイスタンブール経由とかあり得ないものばかり。
じゃあ陸路？？と思ったけど鉄道だとほぼ丸１日かかる…。
バスも同様。
……無理！！
ってことでおとなしくこの振替え案を飲むことに。
となるとスケジュールを組み直さなければ！
夜遅くにブカレストの空港に着いてその日のうちブラショフまで移動できるか？→タクシーしか無理ってことで却下。
幸いブラショフのホテルはキャンセル無料だったのだ１泊をキャンセルしてブカレストのホテルを抑える。

あとは…この日どうしよう？
移動日に遠くまで出かけるのは危険なのでソフィア観光１択。
そんな事情から多分かなりマイナーなソフィア観光になっちゃいました。
詳しくは旅行記をどうぞ。

エリア ソフィア(ブルガリア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

本日の朝ごはんは昨日スーパーで買ったヨーグルト。
ヨーグルト種類多過ぎてどれにしたらいいか逆にわからなかったので街中でポスター見たやつにしてみた。
ベリー入りのヨーグルトでなかなか美味しい。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11511975
の続き。

今日は本当は朝一番の飛行機でブカレストに向かうはずだったけど航空会社の都合で夜の便に振り替えられてしまったので出発までソフィアの観光をすることに。
数少ない情報からも「ソフィアあんまり見る所がない」って意見が多かったけど…まぁなんとかなるかな？
スーツケースだけフロントに預けて8:30過ぎにホテルを出発。

昨日通った時は蚤の市をしていた公園も朝は静か。
遺跡っぽい跡があった。
この公園通り抜けて向かったのは…

昨日は入れなかった聖ソフィア教会。
聖ソフィア教会はブルガリアで最も古い教会の一つで、その歴史はソフィア市の歴史と深く結びついており、現在ではソフィア市のシンボルの１つ。

今日はちゃんと開いていた。
この教会が4世紀の4つの教会跡地に建設されたのは6世紀、ユスティニアヌス大帝の時代（527～565年）。

中に入ってみるとミサ中だったのでちょっと覗いただけになっちゃった。

さっき何もなかった公園もいつの間にやら店開きを始めていた。
ズラリと並ぶイコン。
これって手描きなのかしら？

で、次に向かったのは郵便局。
プロブディフで郵便局を1つ見かけたけどソフィアでは全然見かけなかったのでチェックアウトの時に聞いてみたらフロントの人も知らないらしくネットで探してくれた。
っていうかホテルのフロントで郵便局の場所とか聞かれると思うんだけど…？
幸いホテルから歩いて10分くらいの場所にあったので行ってみるとどうやらこの建物。
ぱっと見郵便局に見えないよ…これじゃ分からないわ…。

中に入ると素敵！
歴史あるを改装して郵便局として使ってるっぽい。
でも窓口がお会計の場所以外は1箇所しか空いてなくて並んでいる…。
そして進む気配がない…。
お会計の人に切手が買いたいだけなんだということを英語とジェスチャーで伝えるとそれなら通路で買えるっぽいことを言われる。
(英語通じないので推定)

で、廊下に出るとなんか切手が売ってるっぽい円形のブースが。
ここ？と思って聞いてみるとビンゴ！
無事日本までの切手を購入。
1.8レフ。

ポストは建物を出たところにあったのでここで出した。
この4日後に出したブカレストからのハガキと一緒に我が家に到着。
ってブルガリアの郵便事情はルーマニアより悪いってことかしら？

こちらはなかなか見かけない公衆電話。
外国だとボックス型よりこの屋外型が主流な気がする。
まぁ他の国と一緒で携帯電話が普及してるからほとんど見かけないけどね。
それにしても…落書きヒドすぎない？

てくてく歩いて昨日来た聖ゲオルギ教会。
昨日は気づかなかったけど教会の後ろにはローマ帝国時代の浴場跡が残っていた。
ビルの間に遺跡と教会って不思議な風景。

歩いてすぐにセルディカ駅前のソフィアの女神。

セルディカ駅の向こうに見えるのはイスラム教のモスク、バーニャ・バシ・ジャーミヤ。

今日は空港までは地下鉄で行くつもりなので先に切符を買っておこう！
そうすれば残りのお金全部使っても大丈夫だもんね。
と、この時思って買ったんだけどこれが実は大失敗だったと気付くのはこの数時間後の話…。

セルディカ駅は何度か通ってるけど駅前の遺跡はあんまりちゃんと見ていないのでじっくり見学。
…って人いないね…。
基礎部分しか残ってないから派手さに欠けるのよね。
何か建物とかがどーんと残ってたら良かったのにね。

で、歩いてすぐの所にあるソフィア歴史博物館。
なかなか素敵な建物。

で、こちらが水飲み場。
街中に水飲み場はいっぱいあるけどここまであるのは流石に珍しい。
ここから出てくるのは実は普通の水じゃない。

ここから出ているのは温泉水。
大きなボトルを持って汲みに来ている人も多数。
蛇口じゃなくってずっとこのように温泉水が吹き出ている状態。
触ってみるとあったかい。
これでお風呂入ったら気持ち良さそう。
温泉水なのでこの辺りはちょっと硫黄の臭いがする。

まぁ旅行者が温泉水汲むわけにもいかないので先に行きましょ。
水飲み場のすぐ向かいにあるのがこちらソフィア中央市場「セントラル・ハリ」。

朝だし！市場だし！賑わってるはず♪
と思ったけど…あれ？？なんか全然(･_･;
むしろ閑散としている…。

朝の市場ってこんなに閑散としているものなんだろうか！？
取り敢えず1階を周ってみる。
パン屋さんとか肉屋さんとかあるけど野菜とかはないっぽい。

Rose of Bulgariaだ。
ここネットでおススメしている人がいてた！
でも…店員さんいないよ…。
とりあえず品物を見ていたら近くのお店の人がそこはあともう少ししたら開くよって教えてくれた。

2階もあったので2階に行ってみると大きなドラッグストアみたいなのがあった。
薬とか生活用品とか売っているお店ね。
ここでも薔薇グッズ発見。
もちろんお手頃価格。
まぁ重くなっちゃうから今はチェックだけね。

地下もあったので降りてみたらちょこっと遺跡があった。
地下にフードコートがあるって情報もあったけど…これフードコートって言うの！？っていうお店があっただけ。
別にブルガリア料理でもなんでもなかったし…。

なんの遺跡かってことは特にどこにも書いてない。

気を取り直して次に向かったのはの「ソフィア・シナゴーグ」。
ここは1909年に建てられたユダヤ教の施設で、落慶式にはブルガリア王フェルディナンド一世も出席しているほど由緒ある建物。
でも…閉まってる～。
技術的な理由って何？？
停電とか？
ここはちょっと楽しみにしていたのでショック。

でもめげない。
次に行く！
シナゴーグから少し歩いた所にある聖三位一体教会。
この辺りまで来ると観光客は皆無。

入ってみるとなかなかいい雰囲気。
典型的な東方正教会。
床に絨毯ってにはちょっと珍しいかな？

この調子で行こう。
次はすぐ近くの聖ヨセフ教会。

ここはカトリックの教会だね。

ステンドグラスが綺麗。

上の写真だと分かりにくいのでアップ。
聖水ボウル(←この言い方は多分正しくない)のお魚マークがなかなかよい。
まだ新しい教会って雰囲気。

再びてくてく。

で、向かったのが美味しいというパン屋さん。
だけど…閉まってる…。
地元の家族連れもあれ？今日休み？？ってなってたから普通なら開いてる日なんだと思う。
きっとイースターの関係で休みなのね。
お店の人が中の掃除とかはしてたけど商品は一切置いてなかったから今日は開かないと思われる。
ヨーグルトだけじゃお腹すいたから美味しいパンが食べたかったのに（；＿；）
とぼとぼ歩いてたら通りの木の鳥籠の中に鳥が。
この辺りの人の鳥なのかな？

通りかかったドラッグストアのバラの石鹸がいい香りで値段も手頃だったので棚にある分全部お買い上げ。
インドのヒマラヤのかかとケアクリームもあったので買っておく。
が、このかかとクリームいつも買っているのじゃなくってスクラブタイプだった。
これもこれでちゃんと効果はあったけどいつもの塗るだけタイプの方が好き。

歩いているとえらく人の多い通りに到着。
え？ここなんでこんなに人がいるんだろう？
地図を確認するとジェンスキ・バザルって書いてある。

ってことは市場ってことだよね。
さっき行ったセントラル・ハリと比べものにならないくらい賑わっている！
これが市場！という活気がある！

地元の人が普段使う市場なので観光客向けのお土産屋さんは一切ない。
でも観光客っぽい人もいててブルガリアの国旗を持って旦那さん(？)がずっとビデオ撮ってた。
山の様なイチゴに心が動いたけど…ヨーロッパの品種改良したイチゴは日本のイチゴみたいに甘くないのは何度も失敗して学習したのでぐっと我慢！

大きな荷物を持ったお客さんが行き交っている。
じゃがいもだけのお店って初めて見たよ。
じゃがいもが主食なのかな？

なんかさっと食べられるものないかなぁ…と思ったら…このお店は？

セルフ方式の食堂発見！
これなら言葉が通じなくても指差せば通じるから注文出来るしどんな料理か見れば何となくわかる！
ちなみにブルガリアはホテルとか観光客相手の所は別としてこの手の所はほぼほぼ英語通じない(^_^;)
このお店のおばちゃんも容赦なくブルガリア語で聞いてきたので「これこれ！」と料理の所まで誘導して注文。

注文したのはロールキャベツ　4レフ。
日本円で300円しない。
激安！
比較対象ないから分かりにくいけど普通の大きさで結構ボリュームあり。
作り置きだけどちょっと温かい。
朝ヨーグルトしか食べていなくって腹ペコだったので美味しく頂いた。
ホワイトソースかと思ったスープ部分も美味しい。

お腹も満たされた所で市場沿いにある教会Sv.Kiril i Metodiiへ。
クリーム色の外観がかわいらしい。

中は残念ながら大規模な修復中。
でもイコノスタスは辛うじて見える。
シャンデリア大きい。

イコンも立派な木の額(？)で飾られている。

クラシカルなステンドグラスもあって綺麗。
イコノスタスも大きい。
地元の人が普段来る教会という雰囲気。

まだまだマーケットは続く。
綺麗なお花やさん。

ほとんどのお花が花束としてセッティングされた状態で売られている。
綺麗だなぁ、部屋に飾りたいなぁと思うけど夜に飛行機乗るのに…無理（；＿；）

結局ジェンスキ・バザルの端っこまで歩いた。
楽しかった。
そこから少し歩くとライオンブリッジ。

大きなライオン像が橋の欄干に。
…なんかソフィア来てからやたらとライオンを見るような。

写真で見るとソフィアは綺麗な街って思うかもしれないけど、地面のタイルが割れていたり盛り上がってボコボコになっていてぼんやり歩いていると転んでしまいそう。ー建物もこの建物は誰か住んでいるのかな？と思うようなボロボロの建物もよく見かける。
経済的にはまだ貧しい国なのかな、と思うこともしばしば。

再びセントラル・ハリに戻ってRose of Bulgariaへ。
今度はちゃんとお店の人いて開店してた。

店内の商品は全て薔薇製品。
いろんな形の石鹸。

化粧品も豊富。
他のお土産屋さんでも同じものが売ってたりしたけどここの方がちょっと安かった。
ハンドクリームがお手頃価格だったのでいくつか買ったけどいい香りだったのでおススメ！

これはあのメルカリと何か関係あるのかな？

セントラル・ハリのすぐ近くにあるのがバーニャ・バシ・ジャーミヤ。
ここは1566年に建設されたモスクでバーニャ・バシ・ジャーミヤという舌を噛みそうな名前は「お風呂のモスク」という意味らしい。

入場は無料。
なので早速中に入ってみる。

入口にはスカーフが山の様に置かれている。
女性は見学する場合これで髪を隠す必要があるみたい。
はじめ気づかずに中に入ったら信者の人が教えてくれたので慌てて入口に戻ってスカーフを頭に巻いて再入場。

結構広い。
まずは大きなシャンデリアが目に飛び込んできた。

ステンドグラスも綺麗。

天井も綺麗。
イスラム教のモスクもクーポラって言っていいのかな？

内側から見た入口のとびらもなかなか素敵で思わずパシャリ。

で、次に向かったのは昨日の朝朝食を食べようと思って行ったけど閉まっていたRainbow Factory。
さっきのロールキャベツでお腹はそこそこ満たされているけどやっぱりちょっと甘いものが欲しい！

ここでカプチーノとケーキを頂く。
ケーキは店頭に並んでいるものを指差し注文。
これが1番楽チンだね。
カプチーノはラテアートもしてくれて美味しい。
ケーキも程よい甘さの美味しいケーキ。
店内が賑わっているのも納得の味。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11514101