2019/05/03 - 2019/05/03
69位(同エリア141件中)
Rinさん
この旅行記のスケジュール
2019/05/03
この旅行記スケジュールを元に
この日は朝からシナイア観光。
昨日夜遅くにシナイアに到着したのでシナイア観光は今日が初めて。
シナイアは小さな町で観光スポットも少ないので半日あれば十分と思っていたけど…大きな間違い。
観光スポットは少ないけどその分観光客が集中するのかはたまた小さい町の割に大人気なのか入場に大行列。
日本では全くメジャーではない観光地だけど割とメジャーなんだろうか?
と思いつつ入ったペレシュ城が想像以上に素晴らしかった!!
さすが欧州でも指折りの美しい城と言われるだけある。
お城が素敵過ぎて写真撮りまくったので通常ツアーとオプショナルツアーに分けて旅行記を作ってみた。
写真ばっかりでろくな説明もないけど…よろしければご覧ください。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 徒歩
-
ペレシュ城の開館時間に間に合わせるべくシナイア僧院から小走りで向かう。
というのもペレシュ城はガイドツアーのみの見学なので開館時間に着いてないと次のツアーまで待たなきゃいけないんじゃないかと思ってた。
この時は。
この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11551587
の続きです。 -
雑木林を抜けるといきなり視界がひらけてペレシュ城が!
素敵!
ペレシュ城は1875年、時のカロル一世( Carol I、1839年-1914年)がルーマニア王室の避暑地として、夏の離宮を8年の歳月をかけて建設したお城。
ルーマニアで1番美しいと言われているお城でもある。ペレシュ城 城・宮殿
-
朝なので人がいない。
-
違う角度から見ても綺麗。
ペレシュ城の入口手前でさっきの中国人女性とばったり会った。
やっぱり(笑)。
来るって言ってたもんね。
流れ的に一緒にペレシュ城へと向かう。 -
ペレシュ城に到着するとまずはチケットを購入。
2階だけ見られる普通のツアーと2階と3階が見られるオプショナルツアーがあったのでここまで来たら全部見るでしょ!とオプショナルツアーを購入。
オプショナルツアーが60レイ。
写真を撮る場合はカメラチケットも必要ということでこれまた35レイで購入。
レシートがカメラチケットらしい。 -
ツアーは◯時に出発ではなく適当に出発している感じ。
待っている間に中庭を撮影。 -
マイナーだしそんなに観光客いないだろうと思っていたけどこれが大間違い。
ご覧の通りの行列。
ちなみにこれは英語ツアーの行列。
ルーマニア語ツアーは入口が別の場所にあった。 -
お城の壁には絵が描かれていた。
-
待っている間中国人女性とちょっとおしゃべり。
彼女はちょっと日本語が分かるみたい。
「どこかで勉強したの?」と聞いたら「アニメを見て覚えた」とのこと。
なるほど。
最近よくこの手の話聞くな。 -
どれだけ待つのかな?と思ったけど思ったより早く入口が開いた。
-
中に入るとまず靴カバーをするように言われた。
-
そしてカメラチケットはこのようにクリップでカバンの紐に留められた。
なるほど。
これなら見えやすいけど…これするならシールとか作った方がいいんじゃないかな? -
ガイドさんからの注意事項を聞いたところでツアースタート。
まずは階段の説明から。
お約束通り豪華な階段。
ご覧の通りの人でいっぱい。 -
大理石の彫刻もいくつか飾られていて素敵。
-
天井もすごい。
職人さんの仕事が光る。 -
調度品も見応えあって目移り。
-
階段の手すりもいい仕事してる。
ペレシュ城は豪華な宮殿だけど木の部分が多くて同じ豪華宮殿でもベルサイユとかとは一味違っている。 -
階段えお上がって2階へ。
誰もいない階段はすごく貴重!
最初説明を受けた玄関ホールはこの階段の下の部分。 -
で、階段を上がったところにあるこの吹き抜けの部屋が素晴らしい!
名誉の間(Hall of Honor)というらしい。
壁や欄干など、すべてドイツ産の樫の木で造られており、手彫りの彫刻が施されていて見事の一言。 -
木彫りの彫刻の騎士も勇ましい。
天井にはステンドグラス、壁にはタペストリー。
ちなみに天井は電動で開閉できるんだそうな。 -
ペレシュ城はヨーロッパで最初にセントラル・ヒーティングと電気を備えたモダンな城。
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ドイツ・ルネサンス様式の城で敷地面積は3500平方メートル。
400人以上の工芸家、何千人もの労働者によって建てられた。
完成したのはカロル1世の死の数ヶ月前だったらしい。 -
内装は王妃のエリザベータが中心になって監督した。
160に及ぶ部屋があるらしい。 -
ヨーロッパのお城や宮殿の内装と言えば大理石などの石系が多いけどここは木製。
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説明そっちのけで写真撮りまくり。
ちなみに左端に写っている知ろう胸像はカロル1世。
右端の切れかけの胸像は妻のエリザベタ。 -
写真撮影にはカメラチケットは必要だけどここは購入する価値があると思う。
係員の人もしっかり見張っていてカメラを構えるとすかさずチケットチェックに来る。
スマホで撮影している人はセーフなのか見逃している感じもしたけどスマホでも撮影するならチケット買うべきだよね。 -
続いての部屋は鎧などの武器が展示されている武器の間。
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このお城が出来たのは19世紀なのでこの武器はちょっと時代遅れなのでは?と思ったらここに展示されているのはカロル1世が蒐集した剣、槍、銃、甲冑等の武器のコレクションらしい。
-
なるほど。
実用品じゃないのね。 -
鎧の後ろにはステンドグラス。
-
暖炉の上の部分にも立派な装飾。
このレリーフは「ニコポリスの戦い」の場面らしい。
ニコポリスの戦いとは1396年、オスマン帝国と、ハンガリー王ジギスムントが率いるイギリス、フランス、神聖ローマ帝国、ワラキアなどキリスト教国の連合軍との戦いで「最後の十字軍」ともいわれているらしい。 -
壁にもいっぱい武器のコレクションが飾られている。
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ステンドグラス。
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こちらのガラスケースの中には刀の展示。
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扉の木の彫刻も見事。
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天井の装飾も木。
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ステンドグラスも多い。
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時代的に照明は全て電気のシャンデリア。
これも豪華。 -
調度品や建具がとにかく豪華で写真撮るのが忙しい。
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他の欧州のお城や宮殿に比べると木の調度品が多い。
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この右の絵はエリザベタ王妃と娘マリアの肖像画。
一人娘の王女マリアは3歳で亡くなってしまったんだとか。 -
こちらはこのお城には珍しくこじんまりとしたお部屋。
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さて次々行こう。
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こちらは図書室。
カロル1世の蔵書は1万冊以上あったらしいけど、この図書室には、そのうち約1500冊ほどが収蔵されているそうな。
あとは今はブカレストの歴史博物館に保管しているらしい。 -
なのでこの図書室の本、一部は張り子のニセモノ(笑)。
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本棚に本がないのはカッコがつかないからニセモノの本を置いてるらしい。
ちなみにこの書棚のどこかが隠し扉となっていて、秘密のボタンを押すと開き、秘密の通路につながっているらしい。 -
図書室の窓にもステンドグラス。
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窓際は閲覧スペース。
机と椅子が置いてある。 -
出来るだけ人を入れないように写真を撮りたいんだけどツアー形式の見学なので、なかなかそうもいかず。
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部屋を出るときに誰もいないスペースをなんとか撮れた。
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図書室の隣は新しい聴衆の部屋。
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逆光でうまく写真が撮れない…。
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その隣の部はもともと音楽ホールだったものを、エリザベタ王妃の希望で、1905年に文学サロンに改装したものだそう。
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部屋の上の部分には絵画が飾られていた。
この絵画はルーマニアのおとぎ話を題材に、エリザベタ王妃が作った詩がテーマになっているとか。 -
こういう部屋にハープがあることが多いのはなぜなのか?
ハープ弾ける人ってあんまりいないと思うんだけど…王族はハープ弾ける人多いんだろうか? -
この部屋の窓のステンドグラスが一番素敵だった。
このステンドグラスはルーマニア地方に伝わる妖精の話を描いたものらしい。 -
ハープの他にピアノも置いてあった。
知らないメーカーのピアノ。
机の上にはヴァイオリン置いてあるけど…さすがにちょっとわざとらしくない? -
以上音楽ホール(その後の文学サロン)でした。
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続いてフィレンツェの間。
イタリア・ネオ・ルネツサンス様式で統一されていた。 -
玉座。
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ガラスのロココ超のシャンデリアが見事。
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小さな引き出しがいっぱい。
日本だったら薬箱?って思うけど…それにしちゃ大きすぎるような。 -
土台の装飾にも注目。
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寄せ木細工の扉も。
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もうどこもが見所。
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こちらのお部屋は…
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ロココ調が全開。
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天井。
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シャンデリア。
これ掃除大変そう…と思うのは庶民だからなのか? -
扉シリーズ。
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ちなみに見学中はずっとこんな感じ。
人だらけ。
こんなに人がいるとは…。
ペレシュ城なめてたわ…。 -
続いてはムーア人の広間。
中には入れないので入口から覗くだけ。 -
ペレシュ城はチャウシェスク政権時代は世界各国の著名な政治家達の隠遁場所になっていたんだとか。
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彼らはルーマニアの独裁者にもてなされ、それぞれあてがわれた部屋は各国の特徴をだして調度された。
ってことはここはムーア人(アフリカ人)がもてなされていた部屋なのか? -
すぐ近くにはトルコ人の広間。
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窓のステンドグラスもイスラムチック。
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壁にはトルコ絨毯。
椅子もトルコっぽい。 -
柱をパチリ。
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お約束の長~~いテーブルのダイニングルーム。
奥には、厨房から料理を運ぶ小さなエレベーターがあるらしい。 -
天井はこんな感じ。
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この通路を挟んでいくつかの部屋が配置されていた。
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これも棚かな。
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広いお城だけどもちろん全ての部屋が公開されているわけではない。
この通路は立ち入り禁止。 -
廊下の照明。
鏡がついているけど…鏡はいらないんじゃ?? -
木の扉もいろんなタイプがあるのでつい写真を撮ってしまう。
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奥の人がいっぱいいるところが一番最初に見学した名誉の間。
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これまた装飾過多な鏡。
面積の半分以上が装飾だよ。 -
この辺の調度品はロココ調で攻めてるらしい(笑)。
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この鏡はこのお城で一番大きな鏡らしい。
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通路にもなんかいろいろある。
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通常ツアーで最後に見学したのが劇場。
城内にあるこの劇場は、座席数は60と小さめ。
当時は舞台として使用されていたけど、ルーマニアで初めて映画が上映されたとか。 -
この劇場での注目は天井付近の…
-
この壁画。
実はこれクリムト21歳の時の作品らしい。
もちろん無名時代。
こんなところでクリムトを見るとはびっくり。 -
ここで通常ツアーは終了。
クリムトに夢中になってここでガイドさんにおいて行かれてしまった…。
まだオプショナルツアーの見学があるのに~。
ってことでガイドさんを探してダッシュ!
この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11553539
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