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旧古河庭園は、もと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、宗光の次男が古河家の養子となった時、 古河家の所有となりました。スコティッシュ・バロニアル様式の石造りの洋館と洋風庭園は、鹿鳴館・ニコライ堂・旧岩崎邸などを手がけた英国人建築家のジョサイア・コンドルの設計です。<br /><br />また、池泉回遊式日本庭園は、明治・大正期に活躍した京都の庭師・植治こと小川治兵衛の作として有名です。豪壮でおしゃれな洋館と西洋庭園、日本庭園が 美しい調和を生み出しています。大正初期の庭園の原型をとどめる貴重な存在で、国の名勝に指定されています。<br /><br />今年で19回目を迎える「春のバラフェスティバル」は、2019年5月1日(水・祝)~6月2日(日)・9時~17時に開催されており、「バラと洋館・日本庭園のライトアップ」や「春バラの音楽会」、「春バラの人気投票」など、イベントも盛りだくさん用意されています。<br /><br />旧古河庭園には、約100種類200株ものバラが華やかに咲き誇ります。今年の注目バラは、「万葉」:新元号令和にちなんで、「エグランタイン(マサコ)」:雅子皇后に捧げられたバラ、「ロイヤルプリンセス」:愛子内親王に捧げられたバラ、「プリンセス・ミチコ」:美智子上皇后に捧げられたバラなどです。

東京都心のバラ園・・大正の息吹を今に伝える、旧古河庭園をめぐります。

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2019/05/13 - 2019/05/13

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旅行記グループ 東京公園.庭園めぐり

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YAMAJI

YAMAJIさん

旧古河庭園は、もと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、宗光の次男が古河家の養子となった時、 古河家の所有となりました。スコティッシュ・バロニアル様式の石造りの洋館と洋風庭園は、鹿鳴館・ニコライ堂・旧岩崎邸などを手がけた英国人建築家のジョサイア・コンドルの設計です。

また、池泉回遊式日本庭園は、明治・大正期に活躍した京都の庭師・植治こと小川治兵衛の作として有名です。豪壮でおしゃれな洋館と西洋庭園、日本庭園が 美しい調和を生み出しています。大正初期の庭園の原型をとどめる貴重な存在で、国の名勝に指定されています。

今年で19回目を迎える「春のバラフェスティバル」は、2019年5月1日(水・祝)~6月2日(日)・9時~17時に開催されており、「バラと洋館・日本庭園のライトアップ」や「春バラの音楽会」、「春バラの人気投票」など、イベントも盛りだくさん用意されています。

旧古河庭園には、約100種類200株ものバラが華やかに咲き誇ります。今年の注目バラは、「万葉」:新元号令和にちなんで、「エグランタイン(マサコ)」:雅子皇后に捧げられたバラ、「ロイヤルプリンセス」:愛子内親王に捧げられたバラ、「プリンセス・ミチコ」:美智子上皇后に捧げられたバラなどです。

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  • 旧古河庭園の正門です。<br />洋と和が調和する邸宅と洋風庭園・日本庭園が、大正の息吹を今に伝えます。

    旧古河庭園の正門です。
    洋と和が調和する邸宅と洋風庭園・日本庭園が、大正の息吹を今に伝えます。

  • 旧古河庭園案内図です。

    旧古河庭園案内図です。

  • 石造りの洋館です。<br />建物の外観はスコティッシュ・バロニアル様式で、賓客を迎えた1階は洋風建築、生活の場であった2階は和風建築となっています。

    石造りの洋館です。
    建物の外観はスコティッシュ・バロニアル様式で、賓客を迎えた1階は洋風建築、生活の場であった2階は和風建築となっています。

  • 車寄せです。<br />旧古河邸は現在大谷美術館として公開されています。

    車寄せです。
    旧古河邸は現在大谷美術館として公開されています。

  • 洋館見学会の案内です。

    洋館見学会の案内です。

  • 正面玄関です。<br />洋館と洋風庭園は、ジョサイア・コンドルによって設計されています。

    正面玄関です。
    洋館と洋風庭園は、ジョサイア・コンドルによって設計されています。

  • 洋館1階を利用して喫茶室がオープンしています。

    洋館1階を利用して喫茶室がオープンしています。

  • 洋風庭園に面した、ベランダでお茶を頂く幸運な人も!

    洋風庭園に面した、ベランダでお茶を頂く幸運な人も!

  • 洋館東脇のバラの花壇です。

    洋館東脇のバラの花壇です。

  • 「エグランタイン(マサコ)」です。<br />透明感のある淡いピンク、甘い香りも楽しめます。

    「エグランタイン(マサコ)」です。
    透明感のある淡いピンク、甘い香りも楽しめます。

  • 雅子皇后に捧げられたバラです!!

    雅子皇后に捧げられたバラです!!

  • 「ロイヤルプリンセス」です。<br />柔らかな質感のクリームホワイトの花です。

    「ロイヤルプリンセス」です。
    柔らかな質感のクリームホワイトの花です。

  • 愛子内親王に捧げられたバラです!!

    愛子内親王に捧げられたバラです!!

  • 洋館南東脇のバラの花壇です。

    洋館南東脇のバラの花壇です。

  • 「プリンセス・ミチコ」です。<br />蛍光色のような濃いオレンジが特徴の花です。

    「プリンセス・ミチコ」です。
    蛍光色のような濃いオレンジが特徴の花です。

  • 美智子上皇后(当時皇太子妃)に捧げられたバラです!!

    美智子上皇后(当時皇太子妃)に捧げられたバラです!!

  • 芝生広場の奥から洋館を撮影しています。

    芝生広場の奥から洋館を撮影しています。

  • 芝生広場北東脇のバラの花壇です。<br />紫色のバラが見頃を迎えています。

    芝生広場北東脇のバラの花壇です。
    紫色のバラが見頃を迎えています。

  • 芝生広場の売店です。<br />バラアイスやバラのひとくちようかん、ローズジャム、バラ水(ローズウォーター)などを販売しています。

    芝生広場の売店です。
    バラアイスやバラのひとくちようかん、ローズジャム、バラ水(ローズウォーター)などを販売しています。

  • バラの庭園です。<br />洋風庭園は、3段のテラス式になっています。1段目が洋館前の庭園、2段目がバラの庭園(バラ園)、3段目がツツジの庭園(ツツジ園)です。

    バラの庭園です。
    洋風庭園は、3段のテラス式になっています。1段目が洋館前の庭園、2段目がバラの庭園(バラ園)、3段目がツツジの庭園(ツツジ園)です。

  • 洋館を背に右のバラ花壇です。

    洋館を背に右のバラ花壇です。

  • 洋館を背に左のバラ花壇です。

    洋館を背に左のバラ花壇です。

  • 2段目(バラ園)から洋館を撮影しています。

    2段目(バラ園)から洋館を撮影しています。

  • 「万葉」です。<br />オレンジがかった淡い杏色、万葉のロマンをイメージした花です。令和元年がスタート、「万葉」が人気になるかも!!

    「万葉」です。
    オレンジがかった淡い杏色、万葉のロマンをイメージした花です。令和元年がスタート、「万葉」が人気になるかも!!

  • 「ラ・フランス」です。<br />香りもすばらしい、ハイブリット・ティー・ローズ第一号の記念すべき品種です。

    「ラ・フランス」です。
    香りもすばらしい、ハイブリット・ティー・ローズ第一号の記念すべき品種です。

  • 「熱情」です。<br />色も形も美しく、だれもが「赤いバラ」でイメージするような花です。

    「熱情」です。
    色も形も美しく、だれもが「赤いバラ」でイメージするような花です。

  • 「カトリーヌ・ドゥヌーブ」です。<br />上品なオレンジの花色、整った花形、気品あふれる香りは、フランスの名女優そのもの。

    「カトリーヌ・ドゥヌーブ」です。
    上品なオレンジの花色、整った花形、気品あふれる香りは、フランスの名女優そのもの。

  • 「カトリーヌ・ドゥヌーブ」と真っ赤なつるバラ「カクテル」と「石造りの洋館」です!

    「カトリーヌ・ドゥヌーブ」と真っ赤なつるバラ「カクテル」と「石造りの洋館」です!

  • 「ヘルムット・シュミット」です。<br />レモンのような黄色が爽やかな花です。

    「ヘルムット・シュミット」です。
    レモンのような黄色が爽やかな花です。

  • 「リオ・サンバ」です。<br />次々咲く様子はまるでカーニバル、開花につれて色の変化が楽しめます。

    「リオ・サンバ」です。
    次々咲く様子はまるでカーニバル、開花につれて色の変化が楽しめます。

  • 「ユキサン」です。<br />まばゆいほどの白さが印象的な花です。

    「ユキサン」です。
    まばゆいほどの白さが印象的な花です。

  • 旧古河庭園には、約100種類200株のバラが咲き誇ります!!

    旧古河庭園には、約100種類200株のバラが咲き誇ります!!

  • ツツジ園の花は終わっていました。

    ツツジ園の花は終わっていました。

  • 3段目(ツツジ園)から洋館を撮影しています。

    3段目(ツツジ園)から洋館を撮影しています。

  • 富士山の溶岩が、石垣状に組まれた、「黒ボク石積」です。<br />洋館から日本庭園まで下ってきました。これから日本庭園(池泉回遊式庭園)を一周します。

    富士山の溶岩が、石垣状に組まれた、「黒ボク石積」です。
    洋館から日本庭園まで下ってきました。これから日本庭園(池泉回遊式庭園)を一周します。

  • 「奥の院型灯籠」です。

    「奥の院型灯籠」です。

  • 「築山」です。

    「築山」です。

  • 「渓谷」です。<br />小川治兵衛が最も力を入れた場所の一つです。

    「渓谷」です。
    小川治兵衛が最も力を入れた場所の一つです。

  • 「泰平型灯籠」です。

    「泰平型灯籠」です。

  • 船着石前から見た「心字池」です。<br />「心」の草書体を形取り、鞍馬平石や伊予青石などで造られた池です。

    船着石前から見た「心字池」です。
    「心」の草書体を形取り、鞍馬平石や伊予青石などで造られた池です。

  • 「船着石」です。<br />池を眺める要石です。

    「船着石」です。
    池を眺める要石です。

  • 正面右に見える、「荒磯」と「雪見灯篭」です。

    正面右に見える、「荒磯」と「雪見灯篭」です。

  • 中島へ渡る「石橋」です。<br />船着石側の石橋で、2枚の自然石を組み合わせて造られています。

    中島へ渡る「石橋」です。
    船着石側の石橋で、2枚の自然石を組み合わせて造られています。

  • 「中島」です。

    「中島」です。

  • 中島へ渡る「石橋」です。<br />荒磯側の石橋で、こちらは1枚の自然石で造られています。

    中島へ渡る「石橋」です。
    荒磯側の石橋で、こちらは1枚の自然石で造られています。

  • 濡鷺型灯籠です。

    濡鷺型灯籠です。

  • 築山(つきやま)の「見晴台」です。<br />右手に「十五層塔」が見えています。

    築山(つきやま)の「見晴台」です。
    右手に「十五層塔」が見えています。

  • 荒磯の「磯渡り」です。

    荒磯の「磯渡り」です。

  • 「枯滝石組」です。<br />水を使わないで山水の景観を表現する、「枯山水」の道具立てのひとつが枯滝です。

    「枯滝石組」です。
    水を使わないで山水の景観を表現する、「枯山水」の道具立てのひとつが枯滝です。

  • 「雪見型灯籠」です。

    「雪見型灯籠」です。

  • 「崩石積」です。<br />小川治兵衛の力作です。

    「崩石積」です。
    小川治兵衛の力作です。

  • 「庭門」です。<br />右側に茶室が見えます。

    「庭門」です。
    右側に茶室が見えます。

  • 入母屋造りの「茶室」です。

    入母屋造りの「茶室」です。

  • 「大滝」です。<br />小川治兵衛が最も力を入れた場所の一つで、十数mの高所から落ちる数段の滝を濃い樹林が覆っています。

    「大滝」です。
    小川治兵衛が最も力を入れた場所の一つで、十数mの高所から落ちる数段の滝を濃い樹林が覆っています。

  • 大滝前から見た「心字池」です。

    大滝前から見た「心字池」です。

  • 正面が「荒磯と雪見灯篭」です。

    正面が「荒磯と雪見灯篭」です。

  • 右側に中島へ渡る「石橋」が見えています。

    右側に中島へ渡る「石橋」が見えています。

  • 日本庭園を一周しました。

    日本庭園を一周しました。

  • 坂を登り「展望台」に到着です。

    坂を登り「展望台」に到着です。

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