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自然教育園の園内からは、縄文中期(紀元前約2,500年)の土器や貝塚が発見されていることから、この時代から、人々が住んでいたと考えられます。平安時代に入ると、目黒川・渋谷川の低湿地では水田が開墾され、台地の原野には染料として欠かせなかったムラサキの栽培が行われていたと考えられます。<br /><br />室町時代に入ると、この地方にいた豪族がこの地に館を構え、今に残る土塁が整備されます。この館の主が「白金長者」と言われるように成ります。江戸時代になると、増上寺の管理下に入りましたが、寛文4年(1664)には、徳川光圀の兄にあたる「高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷」となります。<br /><br />明治時代には火薬庫となり、海軍省・陸軍省の管理下となります。大正6年(1917)には宮内省帝室林野局の所管となり、「白金御料地」と呼ばれました。昭和24年(1949)には文部省の所管となり、「天然記念物及び史跡」に指定され、「国立自然教育園」として広く一般に公開され、現在に至ります。<br /><br />東京都心にあって今なお豊かな自然が残る貴重な森林緑地で、季節に応じて様々な生き物が身近に観察できます。およそ20万平方mの広い園内では、常時300人の入園定員を設けています。園内の植物には種名表示板や解説板が整備されており、自然を深く知ることができるように工夫されています。<br /><br />

東京白金台散策・・武蔵野の自然をそのまま残した、国立科学博物館・自然教育園を訪ねます。

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2024/06/13 - 2024/06/13

301位(同エリア351件中)

旅行記グループ 東京公園.庭園めぐり

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YAMAJI

YAMAJIさん

自然教育園の園内からは、縄文中期(紀元前約2,500年)の土器や貝塚が発見されていることから、この時代から、人々が住んでいたと考えられます。平安時代に入ると、目黒川・渋谷川の低湿地では水田が開墾され、台地の原野には染料として欠かせなかったムラサキの栽培が行われていたと考えられます。

室町時代に入ると、この地方にいた豪族がこの地に館を構え、今に残る土塁が整備されます。この館の主が「白金長者」と言われるように成ります。江戸時代になると、増上寺の管理下に入りましたが、寛文4年(1664)には、徳川光圀の兄にあたる「高松藩主松平讃岐守頼重の下屋敷」となります。

明治時代には火薬庫となり、海軍省・陸軍省の管理下となります。大正6年(1917)には宮内省帝室林野局の所管となり、「白金御料地」と呼ばれました。昭和24年(1949)には文部省の所管となり、「天然記念物及び史跡」に指定され、「国立自然教育園」として広く一般に公開され、現在に至ります。

東京都心にあって今なお豊かな自然が残る貴重な森林緑地で、季節に応じて様々な生き物が身近に観察できます。およそ20万平方mの広い園内では、常時300人の入園定員を設けています。園内の植物には種名表示板や解説板が整備されており、自然を深く知ることができるように工夫されています。

  • 国立科学博物館付属.自然教育園です。<br />白金長者の館~高松藩下屋敷~陸海軍の火薬庫~白金御料地~自然教育園へと変遷しています。

    国立科学博物館付属.自然教育園です。
    白金長者の館~高松藩下屋敷~陸海軍の火薬庫~白金御料地~自然教育園へと変遷しています。

  • 教育管理棟です。<br />自然教育園の自然を紹介した展示や休憩スペース・ミュージアムショップ・トイレがあります。

    教育管理棟です。
    自然教育園の自然を紹介した展示や休憩スペース・ミュージアムショップ・トイレがあります。

  • オオタカの剥製です。<br />自然教育園内での、オオタカの繁殖の様子が紹介されています。

    オオタカの剥製です。
    自然教育園内での、オオタカの繁殖の様子が紹介されています。

  • 自然教育園見ごろ情報版です。<br />「旧白金御料地」の全域が、昭和24年(1949)に国の天然記念物および史跡に指定されています。

    自然教育園見ごろ情報版です。
    「旧白金御料地」の全域が、昭和24年(1949)に国の天然記念物および史跡に指定されています。

  • 路傍植物園です。

    路傍植物園です。

  • ホシダの群落です。<br />自然教育園はシダ植物の宝庫で、50種類以上のシダが確認されています。

    ホシダの群落です。
    自然教育園はシダ植物の宝庫で、50種類以上のシダが確認されています。

  • ムサシアブミです。<br />サトイモ科の多年草で、大きな葉を広げています。

    ムサシアブミです。
    サトイモ科の多年草で、大きな葉を広げています。

  • 土塁です。<br />白金長者と呼ばれる中世豪族によって、外敵や野火を防ぐために築かれたと考えられています。

    土塁です。
    白金長者と呼ばれる中世豪族によって、外敵や野火を防ぐために築かれたと考えられています。

  • スダジイの巨木です。<br />下屋敷時代に土塁上に植栽されたスダジイで、樹齢280年前後の巨木が約40本が残っています。

    スダジイの巨木です。
    下屋敷時代に土塁上に植栽されたスダジイで、樹齢280年前後の巨木が約40本が残っています。

  • 「林の移り変わり」の解説版です。

    「林の移り変わり」の解説版です。

  • 三叉路の休憩スペースです。<br />木製ベンチと水飲み場があります。

    三叉路の休憩スペースです。
    木製ベンチと水飲み場があります。

  • ひょうたん池経由で水生植物園に向かいます。

    ひょうたん池経由で水生植物園に向かいます。

  • イロハモミジの新緑です。<br />紅葉のメインとなる樹木で、自然教育園では増加傾向にあります。

    イロハモミジの新緑です。
    紅葉のメインとなる樹木で、自然教育園では増加傾向にあります。

  • 「物語の松」です。<br />樹齢約300年のクロマツで、江戸時代の下屋敷の面影を今に伝えています。

    「物語の松」です。
    樹齢約300年のクロマツで、江戸時代の下屋敷の面影を今に伝えています。

  • ひょうたん池です。<br />秋の紅葉スポットです。カワセミも見られるポイントです。

    ひょうたん池です。
    秋の紅葉スポットです。カワセミも見られるポイントです。

  • ひょうたん池の東屋です。

    ひょうたん池の東屋です。

  • ムラサキシキブです。

    ムラサキシキブです。

  • ムラサキシキブの花です。<br />晩秋から初冬には綺麗な紫の実を付けます。

    ムラサキシキブの花です。
    晩秋から初冬には綺麗な紫の実を付けます。

  • 水生植物園です。

    水生植物園です。

  • 木道が整備されています。

    木道が整備されています。

  • ヒメガマです。<br />7月に入ると円筒形の花穂を付けます。

    ヒメガマです。
    7月に入ると円筒形の花穂を付けます。

  • イヌヌマトラノオです。

    イヌヌマトラノオです。

  • オカトラノオとヌマトラノオの交雑種で、白い小花をびっしり付け、先端がカーブしています。

    オカトラノオとヌマトラノオの交雑種で、白い小花をびっしり付け、先端がカーブしています。

  • タカトウダイが花を付けています。

    タカトウダイが花を付けています。

  • ノカンゾウです。

    ノカンゾウです。

  • ノカンゾウの花は一重で、ヤブカンゾウの花は八重です。<br />オレンジ色の鮮やかな花は良く目立ちます。

    ノカンゾウの花は一重で、ヤブカンゾウの花は八重です。
    オレンジ色の鮮やかな花は良く目立ちます。

  • 森の小道を通り、武蔵野植物園に向かいます。

    森の小道を通り、武蔵野植物園に向かいます。

  • 武蔵野植物園です。

    武蔵野植物園です。

  • アサザの小さな池です。<br />アサザは黄色い花を付ける水草です。

    アサザの小さな池です。
    アサザは黄色い花を付ける水草です。

  • チダケサシです。

    チダケサシです。

  • チダケという食用のキノコを採り、持ち帰る時にこの草の茎に刺したことからこの名前が付きました。

    チダケという食用のキノコを採り、持ち帰る時にこの草の茎に刺したことからこの名前が付きました。

  • オオバギボウシです。<br />もうすぐ擬宝珠(ぎぼうしゅ)に似た白い花を咲かせます。

    オオバギボウシです。
    もうすぐ擬宝珠(ぎぼうしゅ)に似た白い花を咲かせます。

  • ヤマアジサイです。<br />ヤマアジサイは日本原産で、山の湿った林内や沢沿いに自生するアジサイです。葉は細長く小さく光沢がない。

    ヤマアジサイです。
    ヤマアジサイは日本原産で、山の湿った林内や沢沿いに自生するアジサイです。葉は細長く小さく光沢がない。

  • アカマツです。<br />自然教育園になって間もない頃は、アカマツが優勢な林でした。

    アカマツです。
    自然教育園になって間もない頃は、アカマツが優勢な林でした。

  • 「おろち(大蛇)の松」です。<br />平成31年(2019)に台風で倒木した、樹齢約350年とされるクロマツです。

    「おろち(大蛇)の松」です。
    平成31年(2019)に台風で倒木した、樹齢約350年とされるクロマツです。

  • いもりの池です。

    いもりの池です。

  • ガクアジサイです。<br />古くから日本に自生するアジサイで、多くの園芸品種の原種の一つです。

    ガクアジサイです。
    古くから日本に自生するアジサイで、多くの園芸品種の原種の一つです。

  • 白い装飾花のガクアジサイです。<br />青いつぶつぶ部分が本当の花で、白い装飾花が額縁のようにそれを囲んでいます。

    白い装飾花のガクアジサイです。
    青いつぶつぶ部分が本当の花で、白い装飾花が額縁のようにそれを囲んでいます。

  • 水鳥の沼です。<br />カルガモの親子が池の奥で泳いでいます。

    水鳥の沼です。
    カルガモの親子が池の奥で泳いでいます。

  • 水鳥の沼の休憩スペースです。

    水鳥の沼の休憩スペースです。

  • 館跡です。<br />室町時代には「白金長者」の館があったといわれています。

    館跡です。
    室町時代には「白金長者」の館があったといわれています。

  • 土塁の断面が見られます。

    土塁の断面が見られます。

  • 目黒通りの白金台交差点です。

    目黒通りの白金台交差点です。

  • プラチナ通りです。<br />白金台交差点から北に向かう、約1km続く外苑西通りの別名です。

    プラチナ通りです。
    白金台交差点から北に向かう、約1km続く外苑西通りの別名です。

  • 「利庵(としあん)」です。<br />白金台で人気の蕎麦屋で、古民家風の店構えが目を引きます。

    「利庵(としあん)」です。
    白金台で人気の蕎麦屋で、古民家風の店構えが目を引きます。

  • プラチナ通りのイチョウ並木です。

    プラチナ通りのイチョウ並木です。

  • 「THE Tender HOUSE DINING」です。<br />創作ペルー料理の新感覚レストランで、プラチナ通りに面したテラス席が人気です。

    「THE Tender HOUSE DINING」です。
    創作ペルー料理の新感覚レストランで、プラチナ通りに面したテラス席が人気です。

  • 「Cafe La Boheme」です。<br />お城のような外観で内装も豪華、人気のイタリアンカフェです。

    「Cafe La Boheme」です。
    お城のような外観で内装も豪華、人気のイタリアンカフェです。

  • 東京大学医科学研究所です。<br />付属病院をもつ日本で最大規模の生命科学の研究所です。

    東京大学医科学研究所です。
    付属病院をもつ日本で最大規模の生命科学の研究所です。

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