個人手配で行くエジプト・アントワープ＆ライデン17日間　11日目・後半　イシス神殿　

2018/10/16 - 2018/10/16

ヌビア博物館からタクシーでイシス神殿(フィラエ神殿)のボート乗り場に到着しました。
イシス神殿があるフィラエ島まではボートで渡ります。
このボート代金は交渉制でこれがよくふっかけてくるらしい。
相場を下調べしてくるのを忘れてました。
さて、うまく交渉ができましたでしょうか～

★10/16(火) イシス神殿観光　アスワン泊

日程
10/06(土）ポートランド　→　サンフランシスコ　→　ヒューストン（飛行機移動）
10/07(日）アムステルダム到着　→　アントワープ泊（列車移動）
10/08(月）アントワープ　→　日帰りリール（列車移動）　→　アントワープ泊
10/09(火）アントワープ　→　アムステルダム　→　ミュンヘン（飛行機移動）
10/10(水）ミュンヘン　→　カイロ　→　ハルガダ（飛行機移動）ハルガダ泊
10/11(木）ハルガダ泊
10/12(金）ハルガダ　→　　デンデラ　→　ルクソール泊　（専用車で移動）
10/13(土）ルクソール泊　１日観光。
10/14(日）ナイル川クルーズ
10/15(月）ナイル川クルーズ
10/16(火) アスワン泊
10/17(水) アブ・シンベル（ツアー）→　アスワン　→　カイロ（寝台列車で移動）
10/18(木) カイロ　→　ギザ泊
10/19(金) 専用車でカイロ近郊観光ギザ　→　カイロ泊
10/20(土) カイロ　→　ミュンヘン　→　アムステルダム（飛行機移動）
10/21(日) アムステルダム　→　ライデン泊（列車移動）
10/22(月) アムステルダム　→　ワシントンDC　→　サンフランシスコ　→　ポートランド自宅（飛行機移動）

エリア アスワン(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

イシス神殿（フィラエ神殿）があるのは、
アスワン中心部から南に約10キロ。
チケット売り場に到着しました。
喉が渇きました。店にいた子供に
「ペットボトル（小）1本ちょうだい。」
「５だよ」
あ、そうなの5ポンド（約33円）を渡すと
「違うよ、５ドル（USダラー）だよ」
・・・・・・・・・
高級なミネラルウオーターでもあるまいし、
本国のアメリカでも小のペットボトル５ドルもしねえよ！
おあばちゃんをなめんじぇねえよ！！

って言葉には出してませんよ。
違うお店に行こうとしたら
この子のお兄ちゃんみたいな子供がきて
「ごめん、ごめん、2本でどう？１ドル」
お水2本を購入しました。

チケットを購入します。
1人100ポンド

音と光のショーもあります。
ライトアップされた遺跡も綺麗だろうなあ。

イシス神殿があるフィラエ島まではボートで渡ります。
ボートの乗り場までお土産屋の商品がずらりと並んでいます。

この水色の置物は綺麗だなあ。

売り込みがしつこいとか思ったけど、、
全く声をかけてはきませんでした。

立ち止まったら来るのかな～。
ちょっとゆっくりみてみたい気もしたけど、
先にすすみます。

ボートのスタッフの人から呼び込みがかかるだろうと思ってましたが、
誰からも声がかかりません。
個人旅行者には法外な値段をふっかけてくると下調べでわかっていました。
で、「いくら？」って声をかけたら
1人200ポンドと言ってきました。あらゆるテクニックを使って交渉。
1人75ポンドまで下がりました。
2人で150ポンドで島まで行くよ、これ以上は無理だからねって。
相場はいくらなんだろう、、、
一旦、考えるとその場を離れます。

ボートに乗り込んでいる人はガイド付きのツアーで来ている人ばかりで、
そのガイドに値段の相場を聞いたけど
ツアー会社で払っているからわからないって。
ネットで調べるかと思ってたら
白人2組の夫婦４人の個人旅行らしき人達が
さっき私達が交渉した船のスタッフの人と交渉していました。
すかさず、
「私達も一緒にいいかしら？」
と聞くと
「もちろんいいよ。今、交渉成立したよ。ひとり100ポンドになったよ！」
ドヤ顔だったけど、、、
まだまだだなあ～('_')

もうめんどくさいので一緒に乗船させてもらいました。
旦那さんと2人だけでボートに乗っても
降りる時に揉めるかもしれないし人数が多い方が安心だし。
後日、調べたら船は1人でいくらではなく
1隻で150ポンドが相場だったらしい。
（これも正確ではないかもだけど）
だから最初に交渉した値段が相場だったようです。
ん？これ６人乗船してますよね。
1隻150ポンドのところ600ポンドとってますからね。
本来なら1人25ポンドでしたね。
おもいっきりぼられましたね('◇')ゞ

オーストラリア人とアメリカ人のご夫妻でした。
フレンドリーな方々で遺跡に到着するまで話しかけられた。
欧米人より金持ちで文句の少ないイメージの
日本人の方がふっかけられると勝手に思ってたけど
そうではないのか、、
ん？私達夫婦、そもそも日本人にみられてないかも、、

１０分ほどボートで進むと巨大な神殿が見えて来ました。

1時間後に船着き場に戻ってくるようにと言われました。
今、13時だから14時に集合ね。

ネコちゃんがたくさんいました。

イシス神殿は、古代エジプトの神オシリスの妹であり妻でもある
女神イシスに捧げられた神殿です。

紀元前3～紀元前4世紀のプトレマイオス朝時代に建てられました。
神殿の柱は保存状態もよく立派です。

ガイドがいないので詳しい事はわからないけど、
旅も後半、神殿の構図はどれも似たようなものなので
なんとなくわかるところもある。

第一塔門ってのもわかる。

レリーフがしっかりと残っています。

ハヤブサの頭のホルス神とイシス女神。

神様たち。

イシス神殿はアスワン・ハイ・ダム建設計画によって水没する運命でした。
イシス神殿は島に丸ごと移転されました。
アブ・シンベル神殿が移転された事は知っていましたが、
イシス神殿も同様だったのは知りませんでした。

顔がつぶれてしまった神像があります。

クレオパトラの父プトレマイオス１２世によって建てられました。
エドフのホルス神殿もそうでしたね。

たくさんの神殿を観てきましたが
飽きる事は全くなかったです。

毎度のことながら、、、

歴史や遺跡について予習した方が
より楽しめると実感します。

時間帯なのでしょうかね。
今の時間はほとんど観光客はいなく
静かに見学できました。

キリスト教の跡があります。
この地に来たんでしょう。

ここにもあるわ。

と、思えば女神のレリーフが。

これはどういう意味の文字なのかしら～。

外には教会の遺跡があります。
と、ガイドブックに掲載されていたけど、どれかわからなかった。

守衛の人が手招きしたところは湖が綺麗なところだったし、、
ここ綺麗だろうって言いたかったようです。
チップは要求されませんでした。

手招きされてもついていくなと
この旅で旦那さんに注意されてる私だけど、
また、ついっていってしまってる、、、

ガイドブックに載っていた
ホルス神に乳を飲ませるイシス女神のレリーフを探しました。これです。
顔が壊されているのが残念だわ～

至聖所にイシス神がホルス神を生んだレリーフがあります。

エジプトの旅行中はほとんど青空で天気に恵まれました(^^)/
今日は帽子を忘れた。これはきつかった。

このレリーフもおもしろいわ。

「トラヤヌス帝のキオスク」

この柱の顔たちがおもしろくって、、

なんだ、、
このへんなおじさん顔は。

移築にあたって
ブロック状にバラバラにされたんだとは思うけど。
そう思えないほど綺麗ですね。

女神ハトホルの顔を彫り込んだ柱です。
ハトホルはホルスの妻です。

牝牛の耳を持つそうです。

1時間はあっという間でした。
ボート乗り場にむかいました。

イシス神殿、、さようなら～！

対岸のボート乗り場に到着。
ボート主からチップをくれくれ攻撃された。
ぼったくり料金をとったくせに、、
本来なら正規の値段ならチップは必要かもしれないけど、
ぼったくってるのんわかってるし、これ以上はいいやろ。
他の4人はチップは込みや！って猛烈に抗議して怒っていた。
理不尽な事は欧米人は言いなりにはならない人が多いね。
払わずにすんだ。

どうやってホテルに帰ろうかな、、
さきほどの２組はお迎えの車で移動してたし
少し歩いて、タクシーが止まっている所で
胡散臭い英語が出来る人と交渉し
相場がわからないけど、、
100ポンドでホテルまで交渉成立です。
行きのタクシーの金額と比べたらぼられています。
上機嫌の運ちゃんだったし。
まあ金額的にはアメリカや日本と比べれば破格なんですけどね。

ホテルに到着しました。
アスワンは暑さが半端ではなかった。
４０℃以上の強烈な日差しの中を歩いたので
軽い熱中症みたいなかんじになって疲れたわ。

ホテルには屋上があったので行ってみた。
ナイル川が見えるわ。

ここからは緑が多くてナイル川も綺麗です。

クルーズ船がたくさん停泊していました。
今朝まで乗船してたのが遠い昔のようです。

ファルーカと呼ばれる帆かけ船がサンセットクルーズに出ていますね。
以前にアスワンで乗船した記憶があります。

結局、旅行会社がみつからなかったので
明日のアブ・シンブルの遺跡ツアーの事でホテルのスタッフの人と交渉しました。
旦那さんは車を貸し切って個人で行きたいと。
時間も午後からゆっくり行きたかったのだけど
検問所が開いてる時間が限られていて早朝出発になるとういう事で
団体ツアーと同じ時間の出発だし
個人で行っても団体のワゴン車で行っても目的地は一か所だけだし
値段も個人の貸し切りは高かったので
ここは節約して団体のツアーを申し込みました。
言い値で、はい、そうですか～っていいませんよ。
値切りましたよ（笑）だって彼は胡散臭いだもん。
大昔にバックパッカーをやっていた時の勘が蘇る。
プールサイトで返事待ち。

案の定、
安い値段にするから僕にちょっと小遣いをくださいね～
って言ってきました。
交渉成立。2人で600ポンド。安いのか高いのかわかりません。
後日、同じツアーに参加した日本人よりチップを入れても安い値段だったので
上出来だったのではないのでしょうかね。

何度見ても美しいナイル川の夕日です。

夕食を食べにスークの中へ。
鶏肉を店先で焼いているレストランがあったので
ここに決定。
店の人も愛想がいいし、セットメニューを注文しました。

エジプトのパンがつきます。
パン＋サラダ＋スープ＋メインの鶏肉を
２セット注文しました。

スープ。
トマトベースのスープです。
甘いトマトの味で美味しかった。

これもついていたスープです。
サラダもついています。
エジプトでは生野菜は気をつけないとダメといわれているのに
おかまいなしに食べている私達夫婦です。
ここでは、お腹は壊しませんでした。

私が注文した鶏肉です。
これでもハーフサイズです。
お肉は柔らかくて美味しかったです。

旦那さんの注文した鶏肉です。
少し焦げてますね。
セット２つとペットボトルの水の小で合計はちょうど100ポンドでした。
日本円で約6２0円くらいかな。
安さにびっくりしました！

明日は早朝の4時にホテルのロビー集合です。
今日は早く寝ないと。
荷物はツアーから帰ってくるまで部屋に置いててもいい事になりました、
ありがたい！ベルギーで買ってきたチョコレートを冷蔵庫に入れていられる♪