2025/12/23 - 2026/01/01
425位(同エリア447件中)
オッさん
この旅行記スケジュールを元に
今回の旅先は夫婦で「元気なうちに絶対に行こう!」と決めていたエジプトです。
12/23~1/1の10日間、南のアブシンベルから北はアレキサンドリアまでエジプト縦断の旅です。
移動にはナイル川クル-ズも含まれ、目の前に現実として広がる景色や遺物の歴史的事実やその壮大さに圧倒される毎日でした。
あまりの衝撃に帰国してから暫くはボーッとエジプト文明の記憶に浸っていました。少しだけ遠かったけれど本当に行って良かった~
旅行行程の概要は次のとおりです。
〇12/23;成田空港→ドーハ空港
〇12/24;ドーハ空港→カイロ空港
ギザ三大ピラミッド
〇12/25;カイロ空港→アスワン空港
アブシンベル神殿
〇12/26;アブシンベル神殿
〇12/27;アスワン市内観光
未完のオベリスク
コムオンボ神殿
〇12/28;エドフホルス神殿
ルクソ-ル神殿
ルクソ-ル博物館
〇12/29;カルナック神殿
メムノン巨像
ハトシェプスト女王葬祭殿
王家の谷(4墓観光)
クソ-ル空港→カイロ空港
〇12/30;アレキサンドリア
カタコンベ、ポンペイの塔、
グレコロ-マン博物館
〇12/31;大エジプト博物館
カイロ市内観光
モハメドアリモスク
カイロ空港→ドーハ空港
〇01/01;ドーハ空港→成田空港
今回の旅行記は5日目です。アスワンでは石材の産出跡「未完のオベリスク」、ナイル川クル-ズで移動した先では二重神殿「コム・オンボ神殿」観光の様子を紹介します。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 50万円 - 100万円
- 交通手段
- 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- JTB
-
12月27日、日本を出て5日目の朝を迎えました。本日は9:30出発なので朝はゆっくり、少し長めに睡眠が取れました。
12/23夜に日本を発ち、24日は航空機内で睡眠時間が少ない中、中継地のドーハ到着が現地時間早朝3時40分、翌朝25日は早朝というか夜中の2時半起床で早朝の航空便でアスワンへ移動、26日は4時半に起床して日の出前のアブシンベル観光と、ベットでゆっくり寝る時間が無かったので、こんな普通の時間に起きるのはホント久しぶりでした。 -
クル-ズ船の朝食はビュッフェ形式です。ライブキッチンもあり、オムレツも注文できました。
ちなみに昨夜急に繋がらなくなったWi-Fiが翌朝は繋がり、コムオンボまでの船中もずっと繋がりました。トリファのeSIM、エジプトでも結構繋がるぞ。
ガイドさんからは船中で有料のWi-Fiがあるけれど、繋がらない事もあるらしいとの話しもあったので、eSIMは良かったです。船内滞在時間も長いのでWi-Fiはとても便利です。 -
本日も船はアスワン港。昨日の停泊場所から動いていません。
9:30に下船し、バスに乗ってアスワン観光です。まずは定番の買い物ツアーでアスワンのカルトゥーシュのお店へ案内されました。 -
朝のナイル川、真っ青な空の下では既にヨットが帆走していました。
美しい風景です。 -
バスからアスワンの朝の街並みを楽しみながら移動します。
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岩の丘に何かの建物。
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ロバを扱う少年たち。アスワンの日常の生活が見られます。
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トゥクトゥクも走ってるんですね。
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パンの露店も出ていました。その場で焼いている様です。こういうの食べてみたいです、美味しいのかな~。
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マンションか何かの様です。
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到着したのはカルトゥーシュの店です。自分の名前を象形文字で入れた18kのカルトゥーシュを作れます。
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この時期、金の価格がかなり高騰しており、ちょっとびっくりする位の値段だったので購入は諦めました。これを目当てに買っている方もいましたが、私達は見るだけにしました。昨日香水も買ったしね。
ちなみに30年以上前だと思いますが、私の母がエジプト旅行に行って妻へのお土産でカルトゥ-シュ買ってきてくれました。
今とは値段が全然違ったと思いますが、もう少し重量感のある物を一応既に持っているので、まあ買わなくて良いか、となりました。 -
代わりと言っちゃ何ですが、こんなカエルのキーホルダ-をゲット。
一目でデザインや色が気に入り、値段を聞くと20$だったので、高いなと購入をやめたら、いくらなら買うと値段交渉に入りました。
物も良いので、日本だと千円台かなと妻と作戦を練り、最初っから7$一点張りで交渉。最初はそれじゃ安すぎると、店主は渋い顔で間の数字を入れてきましたが、根気強く粘っていたら、最後は相手のマイッタ笑顔で7$で購入できました。
値段交渉も楽しい思い出になりました。 -
買物の後、「未完のオベリスク」の見学です。
ここはエジプト考古学者河江先生のYouTube動画を見てオベリスクの掘り方など予習してきましたので、分かりやすかったです。
到着すると一帯が花崗岩地帯で石切り場だったことが分かります。 -
朝早かったので、何組かのツア-客はいましたがさほど混んではいませんでした。
アスワンにあるこれらの採石場は切削途中の物も含めエジプト政府が正式に遺跡として保護し、野外博物館として運営されているそうです。 -
でっかい石がゴロゴロした小高い丘になってます。
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この岩場の坂道を歩いて上ります。
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この写真の真ん中より少し上のあたりにオベリスクが見えてきました。
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そして、ここに写っているのが「未完のオベリスク」です。古代エジプト時代の北採石場に残されていた加工途中の巨大なオベリスクです。
この他にも切り出し途中のオベリスクが、アスワンの採石場で発見されているそうです。 -
「切りかけのオベリスク」とも呼ばれ、カルナック神殿のオベリスクを補うために、第18王朝5代目のファラオ「ハトシェプスト女王」の命により作業が始められたと考えられています。
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通常のオベリスクよりも10メートル近く大きなもので、完成すれば長さはおよそ 42メートル、重さ 1,200トンであったと推測されてます。
これって、オベリスクの周囲を石工が丸い石を人力でたたきつけながら少しずつ掘っていくんですよ。すごい手間をかけて作っていたんですね。切りかけのオベリスク モニュメント・記念碑
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オベリスクの石工は、基盤から直接抜き出すように刻み始めたのですが、花崗岩の中にひびが現れたため途中で放棄されました。
ここまで掘って諦めるのも辛いですよね。 -
少し横から拝見。オベリスクの底面は基盤に付いたままになっています。
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これ、オベリスクを下の方から見ています。かなり頑張って掘ったのでしょうが、上の方がひび割れて使えなかったことが分かります。
きっと他でもこんなことが何度かあったのだと思います。一つの柱を作るだけでも簡単じゃなかった事が分かります。 -
到着した頃はさほど人がいなかったのですが、どんどんツア-の人が押し寄せていつの間にか人で一杯になってきました。
朝、港に停泊している船に何重にも重なって船があったので、そこからのツア-の人たちが押し寄せて来てるのだと思います。
朝は涼しかったので皆さん長袖スタイルで出発しましたが、天気が良く、日が差してくると暑いくらいでした。 -
まさに「未完のオベリスク」です。古代エジプト人のエネルギ-や壮大な文明が実感できました。
この様に小さくコツコツと積み上げた人々の力が、最後に一つにまとまって大きな姿の文明になっていったのです。
訪れてみて初めて実感できます。ピラミッドだけじゃない。エジプト文明ってすごいな~。 -
真っ青な空と広大な岩山。
発見されたいくつかの彫刻と遺構から有名なオベリスクのほとんどがこの地で切り出された可能性があるとのこと。 -
石切り場は広大であちらこちらで採掘された様子が分かります。全体的にはこんな丘になっているんです。
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こんなごつい岩ももっこり。道は結構ボコボコで歩きづらいです。
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さて結構歩きました。クル-ズ船に戻って昼食です。
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バスの駐車場までお土産屋の中を通って歩きます。
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見たいな~、と思いつつ集団行動なので横目でチラチラ。
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それほど大したものではありませんが、色々ありますね~。
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店からたまに声を掛けらて立ち止まる人もチラホラ。
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でもガイドさんはスタスタ歩いていきますので、付いていくしかない。。。
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・・・ということでバスに乗込みました。
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これから船に戻って昼食です。出港時間も決まっているので急ぎます。
乗船後は食事中にアスワン港を出港し、ナイル川クル-ズが始まります。 -
港の前には観光客用に馬車が待機しています。
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11:30乗船です。
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ビュッフェでの昼食を終えてデッキに出てみるとクル-ズ船はナイル川を北上していました。
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街から少しずつ離れていきます。これからコム・オンボまで4時間程のクルーズの旅が始まります。
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デッキに出て日光浴をしながらクル-ズを楽しむことも出来ます。欧米人の方は何人か日光浴をしていました。
日本人は皆さん日焼けは避けてた様です。 -
アスワンから40kmくらい北のオムコンボ町へ向かってナイル川を北へ下ります。
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両岸の景色はだんだん岩山や森林が多くなります。
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他の船も多くが同じ時間に出港するので数隻の船が一緒に走ります。
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途中にあるアスワン橋。大きな斜張橋です。この橋の下を大きな船は潜っていきます。
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橋の下までこんなに近づきます。
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そして更にずーっと川を下ります。
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自然のまま残されている森林。岸辺にはパピルスなどもたくさん見えました。
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こんな岩山も。ナイル川、雄大です。
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流れは緩やかなので船はほとんど揺れません。船室に居ると船に乗っていることを忘れる程です。
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デッキでは時間になるとアフタヌ-ンティ-やクッキ-なども頂けます。
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こんな広大なナイル川によって造られたエジプト文明なんですね。
飲料や食料の源だけでなく、移動や物流の手段として必要不可欠であったナイル川。今更ながら川の偉大さを感じます。 -
18時半頃コム・オンボ港に到着。そこから徒歩5分くらいでコム・オンボ神殿に着きます。
コム・オンボという街は、ナイル川のほとりに位置し、古代より交易の要所として栄えてきた町です。 -
コム・オンボ神殿は、プトレマイオス朝の時代(紀元前332~前32年)にエジプトのコム・オンボの町に建設された珍しい二重神殿です。
二重というのは、神殿の正面より向かって右側半分は、豊穣と世界の創造の神であるワニの神セベクに捧げられ、神殿の左側の部分は、大ホルスの別名で知られるハヤブサの神ハロエリスに捧げられています。コム オンボ神殿 城・宮殿
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神殿は、すべてが主軸を中心に完全な左右対称になってます。
建物の「二重」構造では左がホルス神の入口、右がセベク神の入口になってますが、中庭、広間、祭壇や部屋は中で共有の場所になってます。 -
入口を入ると第1列柱室があります。この時間、たくさんの観光客でごった返していました。柱の高さや太さなど、とても迫力のある建物です。
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柱のデザインは美しく、神々のレリ-フも綺麗に残っています。
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左側にはホルス神が描かれ、
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右側に描かれているのは世界の創造の神であるワニの神セベク。
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神殿にはほとんど天井が無く奥の方に続いています。
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イスに座ったセベク神に何か捧げものでしょうか。
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綺麗なレリ-フがたくさん残ってます。ほとんどが神々を崇拝する様子です。
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元々の石材が硬いのでしょう。造りもしっかりしています。
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これは宗教祭礼の日付や儀式を記した暦のレリーフだそうです。
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これも暦のレリーフですね。
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神を祀っている様子。
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壁という壁に神々が描かれています。
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柱や壁の建物がしっかりと残っていて、全てにレリ-フが描かれているので、様々な暮らしの様子や歴史的事実が確認出来るのですね。
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神殿の奥壁の内側表面に描かれた浮き彫りは、儀式用や外科用器具を表しています。
ハヤブサの神ハロエリスは治癒神とされ平癒を願い参拝されたことが知られています。 -
特に有名なのが出産のシーンや古代の医療器具を描いた医療関係のレリーフです。
ここには古代エジプトの高い医療知識・技術を示す貴重な資料、メスや鋏、ピンセット、鉗子など、現代でも使われている医療器具の原型が細かく描かれてます。
この画像には分娩台に座る女性や医療器具が描かれています。今から2000年以上も前ですよ!こんな技術があったとは驚きです。やはり古代よりミイラを作ってきた技術も生かされているのでしょうか。 -
クレオパトラが入ったという伝説があるお風呂です。神殿の近くにあります。
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ナイロメ-タ。ここでナイル川の水位が分かるそうです。何と土木の技術も発展していたのです。素晴らしい文明です。
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左側にハヤブサの神ホルス神、右側にはワニの神セベク神が描かれた綺麗なレリ-フの石碑が残ってます。
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夜のライトアップされた神殿も趣があって一際美しいです。
その大きさや重量感は迫力があり、改めてエジプトの遺跡の素晴らしさを実感できました。 -
円柱の柱も綺麗に残ってます。
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神殿って夜に訪れるのも良いですね。
ライトアップすることで神秘的な雰囲気も際立ちます。
エジプトに来てから数日間の間にピラミッド、岩窟神殿、建造神殿と多様な遺跡を見てきましたが、何処を見ても感動の連続です。
改めてエジプトってすごいな~です。至る所に歴史が刻まれていて見応えがあります。 -
おっ!隣接した博物館への移動中、ちょっとした土産物屋もありました。素通りします。
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コム・オンボ神殿隣接の「ワニの博物館」も見学しました。
300体以上発見されたミイラのうち、10匹以上の様々な大きさのワニのミイラが展示されており、ワニの卵やセベク神の像もあります。 -
古代エジプトでは、ワニの神「セベク」が崇拝されており、神殿ではセベクの化身として生きたワニが飼育されていたそうです。
この博物館は、かつてワニが神の化身として祀られていた歴史を伝えています。 -
ナイル川の恵みをもたらす一方で、危険な存在であったワニを神格化した、コム・オンボ特有の展示になっています。
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ワニのミイラです。300体以上ものワニのミイラが神殿周辺の墓から発見されているそうです。
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展示しているものは ワニだけでなく、ワニに関する石碑なども。ワニの神セベク神が描かれています。
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こんな風にかわいらしいワニが描かれているものもあります。
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こちらもワニの神セベク神が描かれています。
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石像の上にワニが2匹乗っていますが、後ろから写したのでワニのしっぽだけ見えます。
ワニまで神にして崇拝する古代エジプトの世界はとても不思議です。民衆はどんな気持ちで信仰していたのでしょう。今では想像もつきません。
さて1時間ほど観光しました。これから船に戻って夕食です。
これから夜の間にナイル川をエドフへ移動して明日はまた早朝から観光予定です。
今日も船内では食後に夜のショ-が予定されていますが、踊らされてはたまりませんので止めておきました。本日は早めに休みます。
明日の様子は次の旅行記で紹介します。
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