個人手配で行くエジプト・アントワープ＆ライデン17日間　12日目（１）アブ・シンベルの巨大神殿

2018/10/17 - 2018/10/17

今日はアブ・シンベル神殿へ日帰りツアーで行きます。
早朝の4時にホテルに迎えがきました。
アブ・シンブル神殿まで約4時間のドライブです。

★10/17(水) アブ・シンベル（ツアー）→　アスワン　→　カイロ（寝台列車で移動）

日程
10/06(土）ポートランド　→　サンフランシスコ　→　ヒューストン（飛行機移動）
10/07(日）アムステルダム到着　→　アントワープ泊（列車移動）
10/08(月）アントワープ　→　日帰りリール（列車移動）　→　アントワープ泊
10/09(火）アントワープ　→　アムステルダム　→　ミュンヘン（飛行機移動）
10/10(水）ミュンヘン　→　カイロ　→　ハルガダ（飛行機移動）ハルガダ泊
10/11(木）ハルガダ泊
10/12(金）ハルガダ　→　　デンデラ　→　ルクソール泊　（専用車で移動）
10/13(土）ルクソール泊　１日観光。
10/14(日）ナイル川クルーズ
10/15(月）ナイル川クルーズ
10/16(火) アスワン泊
10/17(水) アブ・シンベル（ツアー）→　アスワン　→　カイロ（寝台列車で移動）
10/18(木) カイロ　→　ギザ泊
10/19(金) 専用車でカイロ近郊観光ギザ　→　カイロ泊
10/20(土) カイロ　→　ミュンヘン　→　アムステルダム（飛行機移動）
10/21(日) アムステルダム　→　ライデン泊（列車移動）
10/22(月) アムステルダム　→　ワシントンDC　→　サンフランシスコ　→　ポートランド自宅（飛行機移動）

エリア アブ・シンベル(エジプト)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

3時の目覚まし時計の音で起きました。
昨日は疲れてたのでシャワーを浴びてすぐに熟睡しました。
４時にフロントに集合。迎えの車が到着しました。
真っ暗な道をすすみます。
途中、地平線から朝日が！綺麗！！
寝てられません。

22年前に来た時はアスワンから日帰りで飛行機を利用しました。
今回は片道約4時間ほどのドライブです。

砂漠の途中の休憩所です。
ほとんどのツアーの車はここで休憩するようなかんじにみえました。

何もない砂漠の１本道。
歩きたくなるんだよね～

かわいい看板ネコちゃんがいました。

トイレは有料でありました。

ホテルは朝食付きだったのですが、
レストランはまだ営業していないので
お弁当ボックスを用意してもらいました。
パンが多いなあ～

旦那さんはずっと寝ていましたが
私は何もない道中でも、ぼ～っと景色をみるのが好きなので
ずっと飽きずに景色を眺めていました。

8時頃に到着しました。
10時に車に戻ってくるようにと言われたので
2時間ほどの見学時間です。
入場料金はツアー代金には含まれていません。
個人で購入。
写真撮影代金はどうしようかなあって迷ったけど
２２年前に来た時にたくさん撮影したので
今回は購入しませんでした。

1人、175ポンドです。

遺跡についての展示室もありました。

では、さっそく遺跡へとむかいます。

私は２回目で
もう一度訪れるのであれば、
夜の光と音のショーを観たいなあと思ってたけど
宿泊する事をやめたので見れなくなったので
ここはいいやって思ったけど
エジプトが初めての旦那さんにはここは外せないだろうなあって思って
再訪問しました。
けれど、遺跡までの道中はワクワクしてきました～

おおお！
神殿が見えてきました！
もちろん世界遺産ですよ～

アブジンベル神殿は大小2つの神殿からなる建造物です。
まずは大神殿から見学します。

このツアーはホテルから神殿への往復の送迎だけで
ガイドはつきません。
ガイドの説明があった方がよりいいと思いますけどね。

アブジンベル神殿は、
ラムセス2世によって紀元前1300年ごろに建設されました。

大神殿は高さ33メートル、幅38メートル、奥行き63メートル。
左から順番に自身の若いころ順に並べられています。
中央には太陽神ラーの像があります。

高さ20メートルを超える4体のラムセス2世像が鎮座しています。
ラムセス２世は身長が180センチ前後あったそうですよ。

ラムセス様をじっくりとご覧ください。

ラムセス2世は、エジプト第19王朝の3代目のファラオです。

私からすると、こんなに自分の像をデーンって造るなんて
どんだけ自分好きなんよって思うけど

素晴らしい遺産が残ったわけだし、
偉大な王だったわけだし、、

ちなみに、
ラムセスのミイラが劣化防止措置のためフランスへ渡った際には
パスポートが支給され、
職業の欄には“ファラオ”と記載されたそうですよ～。

足元は王妃や王子の像があります。

ラムセス2世の死亡推定年齢は、88歳～92歳といわれています。
古代エジプト人の平均寿命は35～40歳前後といわれているので
長生きですよね。
っていうか現代でも長生きですよね。

111人の息子と69人の娘がいたそうですよ～

太陽神。

上にもたくさんいるよ～

レルーフもありますね。

捕虜のレリーフのようです。

後日、調べたら上下エジプトの統合を示すレリーフとあります。

真横だわ。

写真撮影券を買ってなかったのだけど
ここからだったら写真を撮影していいよって
守衛の人が言ってくれたので撮影。
チップではなくボールペンをちょうだいって言われました。
今もボールペンを欲しがるんだなあ。

同じツアーで参加していた1人旅の男の子が、
お金がいる事を知らずに写真を撮影していたら
「お金を払っているのか！こっちに来い！」
って守衛の1人に厳しく注意されたそうです。
写真を取り消されるのか、法外なチップ料金を請求されるのかと思ってたら
このボールペンを欲しいと言った守衛が
「どこからきたの？そうか、日本人なのか。
写真は撮影しないように、行きなさい」
って庇ってくれて解放されたらしい。
ん？日本人以外の国名を言ったらどうなってたのかしらって
ちと疑問に残る話でした。

内装も素晴らしいですよ。

この写真はパンフレットを撮影。奥には4体の像があります。
左からプタハ神、王の守護神アメン・ラー、ラメセス2世、
太陽神ラー・ホルアクティの座像が並んでいます。
この像は年に２回朝日によって照らされる設計になっています。
もちろんラムセス２世像に光は照らされます。
ちなみに冥界の神、プタハ神には光が届かない用に設計されています。
朝日の光が照らされる日は、
ラムセス2世の生まれた日「2月22日」
王に即位した日「10月22日」
今日は10月17日です。もうすぐだね～

さきほどツアーの子に注意した厳しい守衛の人と目が合いました。
「無断で写真を撮ってないからね～」
って言うと
「どこの国の人？」って聞くので日本人って言うと
「おおおおお！日本人」ってニコニコしてくれて
スマホで録画された朝日の光の映像をみせてくれました。
へえ～！すごいなあ。
チップやボールペンなど要求されませんでしたよ。
日本人は好かれているんだなあ～
日本人威力が凄すぎる(^^)/

アブシンベル神殿は現在の位置から、
110メートル東64メートルも低い場所にありました。
1960年代にアスワン・ハイ・ダムの建設がはじまったことで、
水没されることを危惧されました。
ユネスコが遺跡の救済を各国に呼びかけ
安全な場所に移築する計画が始動し、ここに移築されました。

遺跡そのものを移築するなんてすごい技術ですよね。
アブジンベル神殿は1000個以上のブロックに切り分けられ、
4年をかけて現在の場所に移築されたそうです。
その痕跡はほとんど見えません。

小神殿です。
王妃ネフェルタリのために作られたと言われています。
高さ12.2ｍ、幅28.3ｍで、高さ11.5ｍの2体の王の像に挟まれた王妃の1体が、
左右対称に6本立っています。

ラムセス2世の寵愛にあふれていた ネフェルタリは絶世の美女だったそうですよ。
内部も見学しました。写真撮影は出来ないけど、、

帰りの道中で同じツアー客に日本人の男の子がいたので
アスワンに到着するまで
ずっとおしゃべりをしました。
2週間の旅行でヨルダンのペトロ遺跡やエジプトの紅海を観光してきたそうです。

これからホステルに戻って預けた荷物をひきとって
列車の普通席でカイロに移動、そのまま日本に帰るって言ってたかな。
なるべくお金をかけずに旅を楽しみたいと言っていました。
若いから体力あるね～、どんどん楽しんで！若い時はいましかない！

アスワンに戻ってきました。
つづく・・・・