2025/08/26 - 2025/09/09
419位(同エリア464件中)
旅兔さん
今回は7日間の陸旅に7日間のリバークルーズ。
ワシントンからまずニースNiceに飛ぶ。フランスについて、町中の人達がベレー帽を被り、フランスパンを脇下に抱え込んでいのがイメージだったけど、NIceの空港に着陸したら、何て可愛い小さな空港でしょうと少々ガッカリした。ホテルに着いたら、午前にも係らず、部屋の用意が出来たので、チェックインが許された。午後になったら、友人のカップルも到着したので、揃っての夕食。待てずに本番のオニオンスープとピザーをオーダー。トルフ入りのピザーは美味しかった、スープのチーズはトロッと溶けて、期待通りだったので嬉しかった。夕食後は「オフライン ラブ」と言うリアル番組に出てきた海岸を散歩した。
次の2-3日は、ガイド兼ドライバーを雇い、周りの町をゆっくり見回った。
Saint Paul de Venceと言う中世紀からの町は、石の城壁と旧街道、それに沢山のアートギャラリー、手芸品店が有った。細い石畳みの道は本当に中世の味そのもの、幾ら時間を掛けても見る値打ちがあると思う。
Cahtedrale Saint Nicolasは西欧古くて最大の東正教大聖堂、円形な天井と華麗な美しい装飾に言葉が出なかった。
Biotはチャーミングな町で、ガラス工芸が沢山の観光客に好かれている。またガラスの香水瓶も沢山作っている。
Grasseは世界の香水都とも言われている。冬季の温暖と夏季の乾燥が薔薇とジャスミンの成長に相応しく、それらの花を原材料に使って作る香水の中、デェオールとシャンネルも入っている。残念ながら、現在の気候変化で、同じ品質を守りながらの香水生産は難しいと聞いた。
Vallaurisはアーティスト達が集まる町で、小さな街工房が結構有った。1948年にピカソもそこに住んでいた。
近のAntibesにピカソ美術館があって、彼の作品に変化が見えたのは町の風景に関係あると言われている。美術館の出口にギフトショップがあって、可愛いエコバックとか、絵葉書とピルケースが手頃値段で売っている。
i'Le de Sorgueという島には、有名な市場がある。本物のアンテイック以外、手芸品、自家製のチーズ、ジャム、パン、ハムとソーセージを売る店が、ズラリと川沿いに立ち並び、好天気だったのも加え、実に愉快な経験だった。
カンヌにも足を伸ばした。映画スターが受賞に歩く赤い絨毯を見て、何となく感動を覚えた。また、大お金持ちが泊まる七つ星のホテルが海沿いに一列有って、その前に超高級車が並び、リッチな匂いがした。
9月3日、陸旅が終わり、その日から後半のリバークルーズが入る。港まで行くのに、Lyon駅からChateauneufーduーPapeまで列車を利用した。列車のチケットは予めネットで予約する事を勧める。フランスは結構不親切な国で、何処もフランスのみで、英語さえ見つからないのが普通。例のピカソ美術館、館内の全ての説明もフランス語だけ。
リバークルーズは基本的には、船に寝泊りして、三食とも船でとれる。朝とお昼は殆どブッフェ式で、夕食はその日その日、メニューにある物をオーダーして食べる。ワインなどアルコール類のオーダーも可能で、その全てが予め船旅の旅費に含まれている。一つの港或いは停泊できる所に着いたら、船外のアクティビティが計画され、好きなのに参加すれば良い。アクティビティには歩いて行く時も偶に有るが、バスに乗って行くのが主だった。朝寝坊したり、船でのんびりしたいと思う時、自由勝手に動けば良い。強制は一切無いのは気持ちが楽。
バスツアーで行ってきた見学の中、特に紹介したいのが幾つかある。
一つ目はワイン関係。ChateauneufーduーPapeでワインテイスティングをした。このワインは法王の御用達で、ワイン造りを遡ったら14世紀になる。アルコール度数は12-15.5%で飲みやすく、セミスウェートからドライまで、甘いフルーツの香りがするのも特徴。
2番目はトルフ探し。トルフ探しは犬の力を借りるのが普通。豚の鼻はもっと繊細であるけど、見つけたトリフを食べてしまうケースが多い。トリフは柏の木の根っこにあるきのこ菌の一つである。生で食べるより、私はトリフの入ったオリーブオイルがもっと好きかな。パンにサラダにかけると、高級感と豪華な香りが漂う。
三つ目は三万六千年前の洞窟壁画Cave Art Of Chauvet Cave2。暗い地下にある洞窟の中、農作、狩猟、戦争を表現する絵が壁に再現される。本物の洞窟は見学した洞窟の近くにあって、但し湿度温度と光などの関係でもう参観できない。見学したのは多くのアーティストがオリジナル物を真似して、丁寧に仕上げた作品である。本物は世界遺産である。
4番目は大変独特なパーラスである。その名はThe Unlikly Palace Of Ferdinand Cheval。作った人は郵便屋さんの一人で、彼は一度も外国に行った経験が無い事に注目したい。33年間掛かって、仕事の行きと帰り道で拾った石だけで自分のお城を作り上げた。恐らく郵便配達中、絵葉書など目にする機会が多いので、彼はそれらを真似して、更に自分の想像力を加え、実に素朴な作り方で、美しく豪華な仕上げを見せてくれた。これは今回の旅で、私が一番気に入っている場所と作品でも有る。
今回の旅、フランスパンとクロアソンを数多く頂いた。ベレー帽を被っていた方には一人か二人しか会わなかった。私にとっての新しいフランスへの認知。
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 交通手段
- 鉄道 船 飛行機
-
本番のオニオンのスープ。熱々で超チーズたっぷりに感動!
話のよると、一人分のオニオンスープに玉ネギ何個分も入っている。
まさに健康ヘルシーで得な気分に。 -
石畳の小道を歩くと、中世を感じる錯覚を覚えた
-
息を飲むほどのアート!なんと宙ぶらりんの彫刻が
あの様にリラックスできたら良いわ -
ニースのデパートで陳列されていたベレー帽
赤いのは正にフランス人が生活に対する情熱ね
高値段だと思い込んだけど、日本円なら4000から6000程度で
大変上品な物が手に入る -
サン ニコラ ロシア正教会大聖堂
1912年築、玉ねぎ式の円頂と華麗な内部装飾が有名 -
Biotに有るガラス工場
世界的に有名な香水の瓶をも作っていると聞いた -
カンヌに足を伸ばした
海岸線沿いに七つ星のホテルがずらりと並ぶ
豪華名車もあっちこっちから目に入る -
フランス’ブロヴァンスのキャンディ: カリソン(Calisson)
ベースはメロンとアモンドーの練り物、それに果物のジュースを加える
カラフルでお土産に最適 -
ニースの海岸
実際日本のドラマ「オフライン ラブ」にも -
アヴィニョンから列車でLyonへ
はっきり言って、案内看板が大変な不親切!
ホームの表示が不明で、危うく列車に乗り遅れた -
アヴィニョン教皇宮殿(世界遺産)
ライトアップされた宮殿から一層と
その厳重さと歴史の重さが伝わってくる -
アヴィニョン(Avion)橋(サン’ベネぜ橋)
十二世紀に建てられ、当時はリヨン(Lyon)にとって海に出る唯一つの手段であった -
骨董市で見つけた可愛い個性ありのドアーノブ
迷った末、手の形のを買った -
ウィンナリーChateauneuf -du-Papeを見学してのワイン試飲会
教皇に御用達のワイン -
La Prakuboxと言う甘いパン
とっても崩れやすくて、パサパサの舌触り
ナッツ類を入れる場合もある -
船上の豪快バーベーキュ
肉は牛に豚に羊に、海鮮類も豊富で、野菜とソーセージも当然 -
トリュフ狩に参加
犬が賢く、訓練できるので、犬が主役
これはWINTER BLACK TRUFFLE
香り豊かさを何と比べたら良いのか分からない -
これ先は船旅開始
暖かいウェルカムのシャンペーンとスイーツが嬉しい -
これはチョコレートムースをダークチョコレイトで包む
天下絶品の涼デザート
季節の果物に囲まれた王様の様な -
この旅で一番大好きな’宮殿’
話は一人の郵便屋さんが、33年間かけて、毎日仕事中道端で拾った石を材料に立てたパーラス。彼は一生自分の街から出て、旅する事なかった
宮殿はよく見るとテーマに分けて、寒い場所、暑い所、人間動物、地上に空に、さまざまな事をイメージして、パーラスが建てられたと感じた
彼は晩年、自分のお墓も同じ方法で石で予め作った -
船上のカクテル試飲会
これはアルコールにアレルギーの方専用に作られた
アルコール無しのカクテル
バジルがたっぷり入っていて、リフレッシュそのもの -
リヨンのある小さな町
そこは大きな壁画が有名で、町全体の大きな建物には漏れなく素晴らしい絵が見れる -
フルヴェール’ノートルダム大聖堂(Fourviere)
聖母マリアを祀る聖殿である
細かい華麗な彫りが重ねる事によって、マリアへの尊敬と信仰の深さが伺える -
ポン’デュ’ガールは二重の水道橋(世界遺産)
全長275メートルで、50キロも離れたユゼスから命の水を運んできた -
此処は画家モネを収留した施設の中庭
春夏秋冬、彼は花の季節を観察し、作品の霊感を得た -
船上のキッチン見学
一日60人分の3食にスナック、デザートと夜食をこなせる聖地!
常にシェフ4-5人体制で、交代勤務で24時間オーダー可能
旅の一番の楽しみの一つは食事よね -
家造りの材料が石の時代、人々は壁を、門と窓の縁を盛んに石を使用した
よく見ると、門の上に建築の年が表示されているのが分かる -
ニースの近くにある小さかなオリーブオイルの店
小ぢんまりして、産品の数は豊富
各種フレバー物に比べたら
私はブラックオリーブオイルと青いオリーブオイルを選んだ
家に戻ってきて、パンに付けたり、サラダにかけたりしている -
南仏にある家の壁には、よくS字型も鉄が外塀に付いているのを見かける
ガイドさんの話では、あれは家の内部構造を固定、補強する意味でつけているらしい -
砂利道の真ん中に、溝がある
あそこはわざと低く作ってあるので、雨水がそこに貯まる
そうしたら、雨の中の歩きやすさが分かる
なかなかのアイデア
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