母娘フランス美術巡りの旅　③アビニョン・リュベロン地方

2023/09/22 - 2023/09/30

コロナ期を経て久しぶりの旅行！しかもヨーロッパ！ということで、いつもに増して張り切って、母娘2人で憧れのフランス美術旅へ♪
娘初めての、母35年ぶりのフランス！７日間でパリ（３日間）、ノルマンディ（１日）、プロヴァンス（３日間）をまわりました。美術館めぐりと画家ゆかりの地めぐりがメイン。

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2023/09/22 (金)　0日目
　会社から成田直行。
　23:05成田発　フィンエアーJL6801便
2023/09/23(土)　１日目　
　5:55ヘルシンキヴァンター空港着
　7:35ヘルシンキ発AY1571便へ乗り継ぎ
　9:40パリシャルルドゴール空港着
　パリ散策
2023/09/24(日)　２日目　
　午前 ジヴェルニー　散策
　午後 ルーアン　散策
2023/09/25(月)　３日目←★この記事
　TVGでアビニョンへ
　午前 アビニョン散策
　午後 半日ツアーでリュベロン地方村巡り(ルシヨン、ゴルド)
　アビニョン泊
2023/09/26(火)　４日目
　午前 アルル散策
　午後 バスでエクス・アン・プロヴァンスへ　散策
　エクス・アン・プロヴァンス泊
2023/09/27(水)　５日目
　エクス・アン・プロヴァンス散策
　TGVでパリリヨン駅へ
2023/09/28(木)　６日目
　パリ散策
2023/09/29(金)　７日目
　パリ散策
　19:00 パリシャルルドゴール空港発　JL0046便
2023/09/30(土)　８日目
　15:45 羽田空港着
　帰国
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カメラ：FUJIFILM X70（時々スマホ）

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フランス旅行3～５日目は憧れの南仏へ♪

エリア アヴィニヨン(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

朝７時の車窓 by TGV。やっと空が明るくなってきました。

この日は朝５時台にパリの家を出て車でパリリヨン駅に向かいました。日本と同じ感覚で早朝出発のスケジュールにしましたが、真夜中のように真っ暗で道中は人っ子一人いません汗　ただ、流石にパリリヨン駅は多くの人でにぎわっていました。６時ごろに駅についたのですが、Paulとミニスーパーだけが開いてて、まだ閉まっているお店も多かったです。（ちなみに有料トイレも閉まっていた...。）　
20分ほど前になると、電光掲示板に電車のプラットフォームの番号が表示されました。フォームの数は多いですが、改札は一か所で、アルファベット順に並んでいたので割とわかりやすい構造でした。

電車は10分ほど前に来たので、余裕をもって席まで行けました。行きは2階の1等車♪　というのも、予約を取った時点では2等車と数百円しか変わらなかったのです。チケットは8月の上旬にSNFCのアプリで購入して56ユーロ（キャンセルオプション付き）。TGVは飛行機のように買う時期や選択する時間帯によって値段が変動し、早い時期に買うと早割が効いてお得みたいです。
乗った電車は、6:38　パリリヨン駅発 → 9:17　Avignon　TGV

1等車は2列＋1列のゆったり構造。でも新幹線よりは狭く感じたかも...（2階建てですもんね...）。旅行者というよりビジネス客が多かった印象。

車内のトイレは便座もあって綺麗でした。ただし、たてつけが悪くなぜか誰も入っていないのに鍵がかかっていた時間もありました汗　ということでTGVのトイレは★★★★星４つ！

無事に電車に乗れて安心し、外も暗かったので少しうとうと。パリの次がもうアビニョンなので車内はアナウンスなどもなく静か。目が覚めたら明るくなっていて、ぼーっと車窓を眺めていたらあっとういう間にアビニョンTGV駅へ！時間通りです。

TGVを下車したらホームを降りずにそのままホームの奥へ。Avignon centre行の列車が止まるホームに接続しています。　乗り場の手前に券売機が。見慣れない円形のボタンで操作するようで使い方が分からない汗　近くにいたお姉さんに助けてもらいました。2人分買ったのにチケットも一枚しか出てこないし、reciptと書いてあってこれはチケットなのか？という感じでしたが、無事乗れたので多分大丈夫だったのでしょう...。

電車はガラガラ。Avignon TGVではかなりの人が下りたのに、こちらの列車に乗り換えた人はほとんどいませんでした。中心地まで歩ける距離ではないし、みんなバスか何かで向かうのだろうか...。

Avignon centre駅着！駅を降りると目の前に城壁が！進撃の巨人みたい。

城壁の門から街に入り、まっすぐどんどん進みます。早速観光！...の前にまずは本日の宿に荷物を預けます。

我々が今回泊まるのは　Bristol hotel というところ(https://www.bristol-avignon.com/)。お値段は１泊１万/人でした。
駅から徒歩5分ほどです。アビニョンの観光の中心地まではここからさらに10分ほど歩きます。チェックイン前ですが、観光前にトイレも借りちゃいまーす。

中心地付近の広場。大きなプラタナスの木陰が心地よいです。

細い路地を進んでいくと突如大きな建物が！目的地、法皇庁の宮殿です。

大きい！！こちらの施設では、HistoPadというタブレットを使いながら中を巡ります。

アヴィニョン歴史地区：法王庁宮殿、司教関連建造物群及びアヴィニョン橋 旧市街・古い町並み

中はこんな感じ。当時の装飾品は基本的には残っていません。宮殿の各所にチェックポイントがあり、それをHistoPadでスキャンすると、説明とタブレットの中に当時の室内の様子がタブレットの中に再現されます。おもしろーい！タブレットの中のバーチャル空間と目の前の景色を見比べながら進みます。ちなみにタブレットは日本語にも対応しています。

宮殿内では期間限定のアーティストとのコラボ展示もやっていました。なんとこれ、段ボールで作られた作品だそうです。

法皇の宮殿はかなり広くてだいたい2時間位滞在してました。HistoPadがとてもよくできていて、夢中になっていたら写真がほとんどない汗　どの部屋にも基本的には何も物が置かれていないので、HistoPadがなかったら、どの部屋も同じにみえてしまうと思います。先進的な取り組みですごい！

荘厳な雰囲気。

法王庁宮殿の観光を終え、お腹がすいてきたのでパン屋さんでサンドイッチを買います。ハムとチーズが挟まったシンプルなものですが、パンを熱いプレートで挟んでカリカリにしてくれました！

アビニョンについてまだ半日ですが、午後は半日ツアーでリュベロン地方を巡ります。利用したのはVELTRAの半日観光ツアー（英語）。13:20にアビニョン観光局の前に待ち合わせ。しかし時間になっても誰も来ない....。不安....。
と思ったら、少し遅れてガイドさん登場。若い男性のガイドさんです。参加者は我々親子とアメリカ人の若夫婦。新婚旅行だそうです♪

全員揃ったところで早速出発！今回の半日ツアーではルシヨン、ジュリアン橋、ラコステ、ゴルドに向かいます。ルシヨンとゴルドは散策タイム有り。道中ガイドさんが色々と豆知識を教えてくれます。道中、リンゴやブドウ畑を通り過ぎます。ガイドさんはラテン系の陽気で気さくな方で、車の中もいい雰囲気でした♪

一時間ほど走っていると、急に明るい茶色の岩肌が目立つエリアが見えてきました。

ひとつめの目的地、ルシヨンに到着しました♪
この町ではオークルが採れるらしく、オークルを使ったルシヨンのお家はピンクやオレンジと、とってもカラフル♪

ガイドさんがトイレ、買い物スポット等簡単な説明をしてくれた後いったん解散。一時間ほどの散策タイムです。まずはトイレに向かいます。ルシヨンには公衆トイレが何か所かありました。便座はなく、ちょっと匂いも気になりますが、日本の公園の公衆トイレレベル。★★★星３つといったところでしょうか。

ルシヨンの街並み 旧市街・古い町並み

南仏、やっぱり日差しが強い気がします。熱い汗　ついアイスクリーム屋へ吸い込まれてしまいました。

おいしー♪

おとぎ話の世界みたいでかわいい♪ただ、完全に観光地化していて、なんだかディズニーランドにやってきた気分です笑

お土産屋さんもいろいろあります。

ジャム屋さん。

賑わっています。

教会もかわいい！

向こう側が光り輝いています♪

日差しが強い！

この町の滞在時間は1時間だったので、そろそろ引き返します。トイレに行ったりアイスを食べてたりしたので、散策した時間は30分ほど汗　もう少し時間が欲しかったな～と思いましたが、小さい村なのであと一時間くらいあれば回り切れそうな感じでした。

村の入り口まで戻ってきました。

果物。フレッシュ！
時間通りにみんな揃ったところで次の目的地へ。

道中、ゴッホの「糸杉」のような植物がたくさん植わっていました。かなり密に植わっている場所もあり、防風林として使われているだとか。

ルシヨンを出て、15分ほど車を降りたとことでいったん下車。ジュリアン橋で写真撮影タイム。

これもローマ時代につくられた橋なのだとか！ガイドさんが「この橋に続く道をずっと進めばロシアの方までいけるんだよ～」と言っていたのだが、本当なのだろうか？

ジュリアン橋 建造物

橋といっても、水が完全に干上がっています。ガイドさんが「信じられないかもしれないけど、春になると水であふれてるんだよ！」と。

写真を撮ったら次の目的地、ラコステへ。

車に30分ほど揺られ、町をどんどん上って一気に頂上へ！サド侯爵のお城です。

残念ながらシーズンオフで中に入ることはできませんでした。

お城の周りにはアート作品が置いてありました。この場所を気に入ったアーティストが、色々おしゃれにプロデュースしているみたいです。

ラコステはリュベロン地方の中でも特に小さい町だそう。お土産屋さんもほとんどないということで、ここも15分ほどの滞在ののち、次の目的地へ向かいます。

車にまた30分ほどゆられ、ゴルドにやってきました！

かなりの標高！

街の中心部まで来ました～！はちみつ色の街！かわいい～！ガイドさん曰くゴルドの物価はパリより高いそうです。

ゴルドの城 城・宮殿

ここもルシヨンと同じくかなり観光地化していて、ディズニーランド感がありました。そういえばゴルド、ルシヨンは訪れたフランスの街で唯一物乞いや浮浪者を見かけませんでした。ゴルドでも公衆トイレを使いましたが、ルシヨンと同じく日本の公園のトイレと同じレベル。

どこを切り取っても絵になります。

Netflixの「エミリー、パリへ行く」でもゴルドで撮影が行われた回があるとガイドさんが言っていました！

教会。

ゴルドはルシヨンよりも少し広め。ただし、外から撮った写真からもわかる通り、街の中で高低差がかなりあります。もう少し色々散策してみたかったのですが、帰りのことを考えるとあまり下る気にはなれず汗

いい写真！

ゴルドでの散策時間は１時間15分くらいだったのですが、十分お散歩と写真撮影を楽しめて大満足でした！（施設に入ったり、カフェに入ったりしたいならもう少し時間が必要ですが）18時になると店じまいを始めている店もちらほら。我々もバスに乗り込みアビニョンへ帰ります。

一時間ほどでアビニョン観光局前に到着。海外旅行先で現地ツアーに参加するのは初めてで、少し不安な部分もあったのですが大満足でした！お値段は一人12000円と少し高めでしたが、自力で行くのはかなり難しそうでしたし、車にのっているだけで効率よく村巡りができて、らくちん～！

母の友人夫婦と別れて、フランス初心者の二人だけで電車を乗り継いだり観光するということで緊張していましたが、無事に一日の行程を済ませてほっとしました。
充実感の中ホテルチェックイン！
徒歩５分くらいのところにあった、Monoprixでハムとヨーグルト、ケバブ屋さんでケバブとポテトを買ってホテルのお部屋で晩御飯。
３日目も無事終了です～。

ホテル ブリストル ホテル

この旅行記へのコメント （1）

• deracineさん 2024/01/30 12:44:58

  同じホテルに泊まりました。

  こんにちは、はじめまして。
  
  ホテルブリストルは私も泊まりましたが、駅前で便利でした。また現地ツアーの集合場所にも近く、法王庁やサン・ベネゼ橋などの観光にも便利でした。
  
  ただ法王庁はだだっ広いだけで、あまり見る価値はなかったような気がします。やはりバチカンとは大違いでした。
  
  残念ながら私はもう歳で海外旅行は楽しめませんが、皆様の旅行記を読んで旅行気分に浸りたいと思います。今後ともよろしくお願いします。