2019.03 鉄路で目指せ北海道！（3）仙台駅からさらに東北本線北上！

2019/03/20 - 2019/03/24

ムーンライトながらから、延々と東北本線を乗り継いで仙台までやってきました。食料調達したら、さらに延々と乗り継いで北上！

2019/05/25投稿

エリア 青森市内(青森)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄

朝から乗り継いできまして、仙台駅。
次の列車まで待ち時間40分。というか、どうして、東北本線の列車どうしで同時刻到着・発車で乗り継ぎできないダイヤにしているのか……。新快速とか東京上野ラインのように都心通り抜けて直通でいいやろうに……。せめて対面ホームで数分で接続くらいはやってほしい。

仙台駅 (JR) 駅

おお、駅弁フェア。色んな所の駅弁売ってるなあ……。
つい買いたくなっちゃいますねえ。

しかし、コンコース賑わっているなあ。
武将隊がおもてなしの舞を舞ってるよ。

さて、せっかくできてしまった待ち時間。
さっき餃子食べたとはいえ、軽くつまんだ程度だし、ちょっと食事できないかな。

仙台駅ビルの牛タン屋は混んでいそうなので、前に来たことのある駅近くの店は……ああ、行列できてるわ、こらあかん。

すごすごと仙台駅へ引き揚げ。
そもそも40分では食事は厳しかっただろう。目的地への乗り継ぎを最終接続にすれば、さらに1時間つくれるんだけど。

一応、駅ビルの牛タン通りを眺めてみると、行列のない店もあるなあ。
とはいえ、この時間では乗車予定の列車まで残り20分。いくらなんでも厳しかろう。
いいや、どうせ牛タンって他のところでも食べられるわけだし……。

ん、そういや、駅弁フェアで牛タンの駅弁も（当然ながら）売ってたなあ……。

というわけで、ついつい手を伸ばしてしまい……。まあ、店で牛タンの定食食べるよりも、駅弁で食べたほうが逆に安上がりという逆転現象も起こるわけだし。

これだけ魅力的な各地の駅弁が売られているので、他のものと迷ったのですが（特に海鮮系）。まあ、なんだかんだと言ってやはり仙台だしなあ、と。
あと海鮮は北海道に上陸すれば、どこかで食べられるはず。。。

こうして、無事に夕食＋αを調達し、ホームへ。

次の列車はこちら。
2549M 1435仙台発小牛田行き。

窓際に座って出発。

ああ、719系がいっぱい。解体待ちの留置中？　それともまだラッシュ時等は運用あるのかな？
いつの間にやらJR型ばかりになりました。

そういえば、仙台集中のぶつ切りダイヤとはいえ、仙台にも二路線またいで直通する仙石東北ラインがありましたね。

松島駅。
そういえばここで降りたことってあったっけ？
松島海岸駅ならあった気がするんだけど……。

1520小牛田駅へ到着。載ってきた列車は折返し仙台行きへ。

小牛田駅 駅

ここから陸羽東線で温泉へ。はたまた石巻線で三陸へ。
どちらも捨てがたいのですが……。

ここはまだ北上。車両も701系（仙台色）に戻ってきました。
537M　1535小牛田発　一ノ関行き

50分ほどロングに座って、一ノ関へ到着。
1623　一ノ関着

そういえば、大船渡線にポケモン列車が走ってましたっけ。

一ノ関駅記念スタンプ（猊鼻渓ver.）

いやあ、猊鼻渓は高校の修学旅行で平泉のあとに行ったなあ。ほんと懐かしい。
平泉も猊鼻渓もそろそろ再訪してみたいところですが。

一ノ関駅記念スタンプ（もちの里ver.）

一ノ関駅記念スタンプ（ポケモンver.）

そういえばSL銀河もここだっけ？　あれ、でもあちらは釜石線だったよね？
時刻表見てみると、たまに臨時列車でSL銀河〇〇号が一ノ関まで顔をだすことがあるので、それででしょうか？

では、緑の701系仙台色から……。

紫の701系盛岡色へ。

支社によって、ボタンのステッカーだったり、微妙な差異がありますよねえ。

一ノ関駅 駅

1545M　1630一ノ関発盛岡行き

陸中折居駅
ひらがなで書かれると可愛らしい。

ロングだなんだと言われる701系ですが、本線を小気味良いスピードでかっ飛ばしてくれるので実は結構好き。

支線に逸れたい気持ちもありつつも、ガタゴトと東北本線をまっすぐ北上。

北上駅 駅

ケアセンター

1804盛岡到着。
ありがとうロングシート。

ありがとう、701系。

盛岡駅 駅

さあて北海道目指して盛岡まで来ましたが。
本日のテーマ、鈍行（快速含む）縛りで北海道を目指すとなると……。

おお、セントレアでよく見るラグビー・ワールドカップのカウントダウンがここにも。盛岡でもやるんだ、というかわんこそば大会かと思ったよ。

で、改札出てこちらに歩いていくということは……

来ちゃいました、IGRいわて銀河鉄道、盛岡駅。
しかし、三セク化で改札分けるのが有効なのはわかるんだけど、もうちょっと近くするとかなんとかならんかったんか。

運賃表。高いなあ……というか、IGR一社だけならいいんだけれど、ここからさらに青い森鉄道にまで乗り継いで青森目指すとかになると、金額的にも新幹線のほうがいいよね、レベル……。

さて、ここからは、花輪線？　でももう今日は花輪までしか行けない……となると？

こんなこともあろうかと郡山駅でそば食べたときに北海道東日本パス（以下北東パスと略）を購入していたのでありました。なんとなく仙台までは18きっぷを利用し、仙台駅からはこちらを利用中でした。

えーっと一応言い訳させて。これならIGRと青い森乗れるし、その他諸々考えればお得。7日間の切符を4日間しか使わないのはもったいないけど、1日あたり2700円ほどと考えれば充分に元が取れる。あと、これで北海道、東日本の普通列車乗りまくってた学生時代のノスタルジーに浸れる（？）。
え、昨晩と今日の2回18切符にはんこを入れておいて、北東パスも使うの？　なんて聞かれるとぐうの音も出ないですが。やっぱし今晩の枕元に、もったいないお化け出るんじゃ？

もーりーがデカデカと描かれた、青い森鉄道の青い森700-2。
しかしちょっとしらべてみたらこの車両は1994年からの車両なので、はや四半世紀か……。

ちなみに、縄文集落の皆様も描かれておりますね。
三内丸山遺跡のアピールかな？
三内丸山遺跡観光記録　http://4travel.jp/travelogue/11400362

IGRいわて銀河鉄道線　4541M　1815盛岡発　八戸（青い森鉄道線）行き

青山駅

青山駅 駅

奥中山高原駅

奥中山高原駅 駅

いやあ、しかし青い森鉄道の車両はボックス改造車でしたっけね。乗ってからそういえば的に思い出した。いやあ、ボックスいいわあ。

ボックスということはこういうのも広げられるということで。
段々空いてきたあたりで駅弁開封です。
紐引っ張ると加熱されるタイプなので、暖かくいただける仕組み。

ついでに仙台駅で日本酒も仕入れ済み。

では、いっただきま～す。

牛たん弁当！

食べ終わって満足していると、八戸駅に到着。

2005　八戸着

しかし、早朝の黒磯あたりで見かけたせいぜい小学校低学年くらいのお子さんをつれた家族を、盛岡からのこの列車で見かけたのは驚いたなあ。
お子さんも別に疲れ果ててたりもせず、かといって他のお客さんに迷惑をかける用なこともなく、家族でおしゃべりしながら普通に乗ってたし……。早朝から八戸まででも13,4時間は普通列車乗りっぱなしだろうに。将来有望な女の子だ。

大湊線の車両。八戸から快速しもきたとか発着しているんですね。
大湊線も乗りつぶしのとき以来ご無沙汰。そして、恐山にはなぜか高校の修学旅行で行っているという……いや、コースを決めるホームルームのときに、修学旅行委員が（皆がおしゃべりしているうちに）しれっとねじ込んでいたんですよね。青森空港から恐山へはバスで片道2.5時間かかることがわかって、そもそも恐山ってどこ？　と皆が気づいたときにはすでに遅しでした（笑）。なかなかあんなところ行けないので、修学旅行で行けてよかったと思っています。
いずれ、大湊線・恐山で温泉・大間のマグロ・そして渡道と組み合わせたいと、思っているんですが……。

ほー、これがついに八戸線の国鉄型気動車を置き換えたという、キハE130。

外観はやはりいつものJR東日本という感じですが。

段差がなくなったり、音が静かになったり、キレイになったり。
きっと沿線住民へのサービスも向上したことでしょう。

座席はきっと固くなっただろうけど、それはまあ……。

新幹線とベンチ。

さて、ラストランナーはこちら。

なのですが、まだ出発まで時間があるので……。

青い森鉄道の八戸駅スタンプ。

まだ時間があるので新幹線の改札を覗きに

こちらがJR八戸駅のスタンプ。

そういえば、TOHOKU EMOTIONもありましたね。

ではそろそろ、本日のラストランナーへ乗車しましょうか。

青い森鉄道593M　2031八戸発青森行き

さああとは終点まで向かうだけ。

三沢駅。

青森まであとちょっと。

よっっし、青森到着！

2206　青森着

東京から東北本線（三セク化部分を含めて）657.2ｋｍ。
鈍行を乗り継いで、16時間。本州の北端・青森までやってまいりました。
新幹線なら3時間かからなかったけど、鈍行だとやはり時間かかるなあ。
（新幹線　http://4travel.jp/travelogue/11400351）

しかし、前日のながらを含めると25時間くらいほぼ乗りっ放し。学生の頃と違ってさすがにしんどいだろうかと企画時には心配していましたが、案外平気でした。
この分だと、まだまだ18切符でのガンガン乗りつぶし行けるな！

青森へは終電の1本前に到着する予定を組んでいたので、どこかで一本乗れなくても大丈夫という余裕があったことも、楽だった理由の一つだったかもしれません。

E721じゃなくて、青い森703系になるのね。

青い森鉄道の701系と703系

跨線橋に飾られた昔の写真を眺めつつ。
改札に……

ではなく奥羽本線のホームにきてしまった……。別に乗るわけじゃないんだけど。

新青森が強調される、シャトル便の駅案内表示。

車両の表示も然り。

跨線橋からの701系秋田色。

そして跨線橋からの青い森703系。

ここから485系白鳥とか、急行はまなすとか眺めたのが懐かしいなあ。

さあ、今度こそ改札を出ましてですね。

単純に北海道に渡るだけなら、ここで青森港まで歩いて青函海峡フェリーの深夜便に乗るのがいいのですが、今回は「鉄路で目指す」がキーワードですので。

あおもり駅

本日のお宿は、駅前の東横イン。

……の隣のホテルニュームラコシ。
元々、新青森駅にあるスーパー銭湯に泊まるつもりでしたが、調べてみるとホテル代が結構安かったので、ホテル宿泊にした次第。

ホテルニュームラコシ 宿・ホテル

宿についたのは23時にまもなくなろうかという時刻。
当然ロビーには誰もおらず、フロントで奥の部屋にいたおばちゃんに声をかけてチェックイン。

本日のお部屋。機械室に近いため機械音がするので安いという、訳ありのお部屋。

実際はバス・トイレでは機械音がしたものの部屋では特に聞こえず、なんの問題もありませんでした（そもそも多少の機械音が気になるようでは、ムーンライトながらなんて乗れない）。あとは口コミどおりにトイレの水圧が弱いかな？

なお、訳ありの部屋だったこともあって口コミにも軽く目を通したのですが、4travelにて、フォローさせていただいていますとのっち様の口コミを発見。読んで思わず大爆笑してしまいました（失礼。とのっち様には「大変でしたね。」とお声掛けをするべきか、「良かったですね！」と言うべきか……悩ましいところですね（笑）。
今回はちゃんと宿泊できましたこと、ご報告する次第です。

最後に日も変わろうかという時間ですが、ちょっとお散歩に。

青森ベイブリッジ 名所・史跡

ベイブリッジに青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を撮影。
半年前の散策を思い起こしていたのでした。
ベイブリッジ編　http://4travel.jp/travelogue/11400657
八甲田丸編　http://4travel.jp/travelogue/11400663

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸 美術館・博物館