２０１８ＧＷ　ＮＲＷ州とモーゼル川沿いの旅　【３７】　念願のモーゼル川クルーズ＜後編＞

2018/05/05 - 2018/05/05

トラーバッハを出航し、モーゼル川をベルンカステルへ向けて快調にクルーズ中です。
川沿いの小さな街々、丘に広がるぶどう畑、そして静かに流れるモーゼル。
最高のお天気の下での最高のクルーズの後編です。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　　４月３０日（月）　福岡～関空～フランクフルト～ケルン
　　５月　１日（火）　ケルン～エッセン～デュイスブルク
　　　　　　　　　　　　～デュッセルドルフ～ケルン
　　５月　２日（水）　ケルン～モンシャウ～シュトルベルク～ケルン
　　５月　３日（木）　ケルン～ボン～コッヘム
　　５月　４日（金）　コッヘム～トリアー～ビットブルク～コッヘム
　☆５月　５日（土）　コッヘム～トラーベン・トラーバッハ
　　　　　　　　　　　　～モーゼル川クルーズ
　　　　　　　　　　　　～ベルンカステル・クース～コッヘム～マインツ
　　５月　６日（日）　マインツ～フランクフルト～バート・ホンブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト空港から帰国
　　５月　７日（月）　羽田～福岡

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

トラーバッハから１５ｋｍほどクルーズしてきた辺り。
建設中の橋を越えたところです。

変わらぬ快晴の下、ぶどう畑や川沿いの小さな街やキャンプ地を眺めながら船は進みます。

たくさんの観光船が運航しているのですね。
何艘もすれ違いました。

先程の橋の先で、モーゼルはまた大きく蛇行していました。

その先にも小さな街。

丘の斜面はぶどう畑。

ここにはコブレンツから１２３ｋｍの表示。

依然、穏やかに流れるモーゼル川です。

小さなかわいい街（村？）を通過。

大きめの建物はホテルでしょうか。
車であればこういう場所にも宿泊できるのでしょうが。

そしてその先に、こんな場所に到達。
船の運航表に”Ｓｃｈｌｅｕｓｅｎｄｕｒｃｈｆａｈｒｔ”とあります。
”Ｓｃｈｌｅｕｓｅｎ”とは”閘門（こうもん）”のこと。
それは水位差のある水面間で船を就航させるための構造物。
上流端と下流端に扉（ｌｏｃｋ　ｇａｔｅ）を持つ長方形の一種の部屋”閘室”で水量を調節することで、船舶を運航可能にしているのですね。
（ネットのブリタニカ国際大百科事典より抜粋）

立ち上がって熱心に撮影する人も。

運河の水門で片側の水を堰き止めて水位を上げ船を往来させるのは、ストラスブールのプティット・フランスで目にし、実際に船上でも体験しましたが、こんな大きな装置の水門は初めてでしたし、ここモーゼル川にあるなんて知りませんでした。
なんと１４もの堰があるとか。

水位が上がっていく様子を観察します。

少しずつ少しずつ・・・

水が溜まって水位が上がっていきます。

ここまで来ました。

あともう少し。

そして、ここまで水位が上がり再び出航態勢に。

所要時間１５分ほど。

楽しい体験でした♪

川堰を出て船が再び動き出します。

お天気がいいと、どんなことでも楽しく感じられますね。

再びぶどう畑の丘を眺めながらのクルーズ。

崖の上に十字架も。

そしてまた教会の塔が見えたり・・・

左右に広がるぶどう畑に見入ったり。

また大きな橋。
ライン川に比べ、モーゼル川には多くの橋が架かっているように思います。
こんなにくねった地形、橋を架けないととんでもなく不便なのでしょうね。

見えにくいですが、ベルンカステル＝クースの表示がありました。

その先の川岸にはかわいい建物たち。

最高のモーゼル紀行。

畑は川沿いに一体いくつあるのかしら？

そしてまた小さな教会の景色。

ここまでトラーバッハから１時間４０分ほど。

地図で見るとＧｒａａｃｈ　ａｎ　ｄｅｒ　Ｍｏｓｅｌという街のあたり。
あの畑もそんな名前のようですね。

そして、前方にまた街が見えてきました。
ひょっとするとあそこが・・・？

時間からすると、たぶん・・・

そう！目的地に到着のようです。

ベルンカステルです。

定刻を少し過ぎており、１時間５５分ほどのモーゼル川の旅でした。

いよいよ上陸です。

ここがベルンカステルの街！！

対岸がクース。
後ほど、クースからバスに乗りコッヘムへ戻ります。
jijidarumaさんによりますと、この辺りはコブレンツから１３０ｋｍ地点とのことなのですが、残念ながらその表示を見つけることはできませんでした。
１０７ｋｍ地点のトラーバッハから２３ｋｍの旅をしてきたということになります。

下船する時になって、中の客室を見ました。
ここもきれいでなかなか居心地がよさそうですね。

トラーバッハからここまで運んでくれたＲＯＭＡＮＴＩＣＡ号。
本当にありがとう。
いよいよ、楽しみにしていたベルンカステルの街歩きです！