２０１８ＧＷ　ＮＲＷ州とモーゼル川沿いの旅　【４５】　最終日はバート・ホンブルク　その２　シュロスパークとお城周辺

2018/05/06 - 2018/05/06

２０１８年ドイツ春旅の帰国日です。
フランクフルト近郊のバート・ホンブルクを訪ねています。
メインストリートのルイーゼン通りを歩いて「魔女の塔」まできました。
このあとはすぐそばのお城～Ｓｃｈｌｏｓｓ　Ｂａｄ　Ｈｏｍｂｕｒｇ～へ。
前回は見ることのできなかったお庭も拝見しました。
いいお天気の下、バート・ホンブルク散策は続きます。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　　４月３０日（月）　福岡～関空～フランクフルト～ケルン
　　５月　１日（火）　ケルン～エッセン～デュイスブルク
　　　　　　　　　　　　～デュッセルドルフ～ケルン
　　５月　２日（水）　ケルン～モンシャウ～シュトルベルク～ケルン
　　５月　３日（木）　ケルン～ボン～コッヘム
　　５月　４日（金）　コッヘム～トリアー～ビットブルク～コッヘム
　　５月　５日（土）　コッヘム～トラーベン・トラーバッハ
　　　　　　　　　　　　～モーゼル川クルーズ
　　　　　　　　　　　　～ベルンカステル・クース～コッヘム～マインツ
　☆５月　６日（日）　マインツ～フランクフルト～バート・ホンブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト空港から帰国
　　５月　７日（月）　羽田～福岡

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「魔女の塔」の手前を左に入るとすぐにお城の門が見えてきます。

通り右手にはオープンカフェ。
こんなお店、２年前にもあったかしら？
（トラベラーのjijidarumaさんは、ここをお訪ねになった際、この地下にある駐車場に車を停められたのだそうです。）

お向かいには立派な店構えのレストラン。
ここも２年前に見た覚えがあるようなないような、なんとも曖昧な私の観察力と記憶力・・・。

門の前には団体さん。
前回はここから入場しましたが・・・

今日はその右手に広がるこちらへ。
Ｓｃｈｌｏｓｓｐａｒｋです。

前回は見ていないので、初めての公園歩き。
緑あふれる気持ちのいい場所です。

素朴なパープルのお花が心和ませてくれます。

芝生の間には歩道が整然と設えられて。

のんびり散歩を楽しむ人も。

私も歩道をのんびり歩きます。

最高のお天気のこの日、家族でのお庭散策は楽しいでしょうね。
ドイツ人はお散歩大好きとのことですし。

かわいらしい黄色のお花。

咲き乱れております。

木の間からちらりと池が見えました。
もっと奥まで歩いてみればよかった。
オランジェリーもあると知っていたのに、この時すっかり忘れてしまっていました。

緩やかな坂道を上ると・・・

「Ｗｅｉｓｓｅ Ｔｕｒｍ～白の塔」が頭を覗かせました。

そこから道なりに上っていくともうお城の正面入り口に。

ひと際目を惹くこの大きな木。

レバノン杉です。前回もその大きさに目を見張りました。

そのそばではお茶を楽しむ人たち。
みんな気持ちよさそう。

お城のＨＰはこちら。
https://www.schloesser-hessen.de/badhomburg.html

建物の壁沿いにもこんなかわいいカフェ席。
前回はこの辺りのベンチでビットブルガーをいただきました。
では、中へお邪魔します。

入ったところはカフェスペース。

中でもいただけますし、先ほどの外席でも。
正面の胸像は、ヘッセン・ホンブルク方伯フリードリヒ２世。（１６３３年～１７０８年）
このお城はこの王が１７世紀後半に建造し、１８６６年まで方伯の居城、その後は王族の夏の離宮として使用されたそうです。

お城のガイドツアーもありますが、１３：００から。
この時すでに１３：１５頃。もう始まっていますね・・・。
前回も今回も時間が合わず宮殿内部は知らないままですが、トラベラーのjijidarumaさんのご旅行記で拝見させていただきました。
jijidarumaさん、ありがとうございました。

近くにお城のジオラマが。
今回私は模型下部の通りから右に入って公園内を歩き、池を右下に見ながら左へ回りこんでお城の正面に。
左上部に見えるこんもりとしたものが先程見たレバノン杉ですね。
その右側の建物が現在地です。

そこから右手の中庭に出るとこちらが。
「Ｗｅｉｓｓｅ Ｔｕｒｍ～白の塔」です。１４世紀に貯水と見張り台として建設されたのち、１９世紀、２０世紀に改修されて現在の姿になったそうです。

お城正面のお庭に戻りました。
カフェの外席で寛ぐ人々、レバノン杉、広々とした庭園。
右手奥には４本の尖塔をいただく教会。
とても好きな眺めです。

お庭をゆっくり歩いて教会へ。

堂々たる姿のこちらは、”ＥｒｌｏｓｅｒＫｉｒｃｈ　Ｂａｄ　Ｈｏｍｂｕｒｇ”。
日本語では”救世主教会”や”福音教会”と訳されるようで、ドイツやオーストリア全土にあるようです。
この教会は２０世紀初頭の創設だそう。

振り返るとお城と「白の塔」が。
青空がうれしいですね～！

では、お邪魔しましょう。

周囲には見事な石楠花。

美しい。

入口上部のファサード。

その更に上部にはこんなかわいらしい模様。

柱部分。レースのような細かな彫りです。

ヴィザンチン様式のような煌びやかな内部。
前回訪ねた際は、全く想像していなかったのでとても驚きました。

中央祭壇。

内陣上部のクーポラも黄金色です！

側廊上部にはステンドグラス。

かわいらしいヒマワリの花のような形です。

説教壇。

ここにも細かな彫りが施されています。

後陣にはパイプオルガン。

手前の柱にはこんな模様が。

側面にもびっしりと。

柱はどこの教会のもいろいろな彫りがあって素敵です。

側郎の天井。

こちらの柱も透かし編みのような繊細な彫りです。

２回めの今回も大変堪能させていただきました。

では、お城と教会に別れを告げて、そろそろ帰路につきます。