２０１８ＧＷ　ＮＲＷ州とモーゼル川沿いの旅　【３６】　念願のモーゼル川クルーズ＜前編＞　

2018/05/05 - 2018/05/05

短いトラーバッハの街歩きのあと、いよいよモーゼル川クルーズへ！
最高のお天気に恵まれての最高のクルーズになりました。

以下、今回の旅程です。（☆印がこの旅行記です。）
　　４月３０日（月）　福岡～関空～フランクフルト～ケルン
　　５月　１日（火）　ケルン～エッセン～デュイスブルク
　　　　　　　　　　　　～デュッセルドルフ～ケルン
　　５月　２日（水）　ケルン～モンシャウ～シュトルベルク～ケルン
　　５月　３日（木）　ケルン～ボン～コッヘム
　　５月　４日（金）　コッヘム～トリアー～ビットブルク～コッヘム
　☆５月　５日（土）　コッヘム～トラーベン・トラーバッハ
　　　　　　　　　　　　～モーゼル川クルーズ
　　　　　　　　　　　　～ベルンカステル・クース～コッヘム～マインツ
　　５月　６日（日）　マインツ～フランクフルト～バート・ホンブルク
　　　　　　　　　　　　～フランクフルト空港から帰国
　　５月　７日（月）　羽田～福岡

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船
• 旅行の手配内容: 個別手配

トラーバッハからベルンカステルへ向けて、この観光船に乗り込みます。
なかなか大きな船。

甲板へ出るとすでに皆さんご着席。

船上から見るトラーベンの街。

丘の斜面は一面のぶどう畑。

トラーバッハの先ほど訪ねた辺り。
小さなかわいい街でした。

なんて風景を楽しんでいると、いきなり皆さんが大移動。
え？なになに？
わからないまま後に続きます。

今乗っていた船に横付けされていたこちらの船に、みなさん次々乗り移っています。

移った船から見る、先ほどまで乗っていた陸側の船。
チケットを購入するとき何か説明されたのはこのことだったのか。
何故こんな仕組みなのか不明ですが、とりあえずベルンカステルへ行くのはこちらの船のよう。

見えづらいですがこの船の時刻表がこちら。
今乗り込んだトラーバッハ１０：００発の便は、９：５０にトラーベンを出ることになっています。
ということはトラーベンからこの船に乗った方々もいたのかしら？
そして沖付けのままトラーバッハ側からは一隻超えて乗船？
何とも不思議でしたが、このまま乗っていれば１１：４５にはベルンカステルに着くようですから、ま、いいでしょう。

再び甲板へ。
お天気もよく、風はさほどなく寒くもないのでここに陣取ることに。
でも、なかなか日差しが強いので左隅の日陰部分に着席。

定刻の１０：００に出航です。

トラーベンの街よ、さようなら。またいつか。

甲板にはシニアのカップルやグループの方々。
皆さん、お天気でよかったですよね！

トラーバッハの街にもさようなら。

船のパンフレットにあった地図です。
モーゼルって本当にくねくねと蛇行して流れているのですね。
光って見えづらいですが、左上がコッヘム。
中央少し下あたりがトラーベン＝トラーバッハ。
そこから左へ右へ蛇行して教会の塔のようなイラストの部分のベルンカステル＝クースへ旅します。

右手にぶどう畑の丘。

左手にも同じくぶどう畑の丘。

風もなく静かなモーゼル川の川面に、船の立てる波だけが広がります。

あれはキャンプ場ですね。
大きなキャンピングカーが何台も停まっています。
地図で見るとＲｉｓｓｂａｃｈというキャンプ施設のようです。

橋が見えてきました。
橋の名は不明ですが、地図では”モーゼルワイン通り”という通りの名が。

その名のとおり、依然左右に広がるぶどうの丘。

橋をくぐります。

この旅では本当に天候に恵まれましたが、このモーゼルクルーズの日にこんなに晴れてくれたのが最もありがたかったです。

畑には所々に名前が記されており、それを見つけるのも楽しみのひとつでした。

トラーバッハから１５分ほどでＷｏｌｆという街に到着。
左の方に「１１１」の数字。
先ほど、トラーバッハでは「１０７」の表示がありました。
さてこの数字は・・・？

Ｗｏｌｆで数人乗船してきました。

この先で、また左に大きく蛇行しています。

ここにもキャンプ場。

こんな場所でキャンプ、さぞ気持ちがいいでしょうね。

Ｗｏｌｆから５分ほどでＫｒｏｖという街に。

向いにはその街の名の付いた畑の名前が。

小さなかわいい教会の尖塔も見えました。

鏡のような水面を船は順調に進みます。

あそこは船の停泊地ではありませんでしたが、人が大勢いますね。

しばしの間、ぶどう畑は終わりこんもりした山の風景に。

いつの間にか甲板は満員になっていました。

せっかくのいいお天気。やはりこの場所が最高ですよね。

大きな船と行き交います。

こちらは同じような観光船かな。

再びぶどう畑の丘。

川沿いにはキャンプ場。

教会の塔とぶどう畑。

目に入るもの全てが素敵で、甲板を右に左にと移動しながら撮影に夢中でした。

そしてこの辺でちょっと船内散策に。

船尾の甲板へ。
こちらにも多くの乗客が。

ドイツ国旗が気持ちよくはためいています。

どこを見ても美しい眺め。

また一面のぶどう畑。

甲板へも飲み物を運んでくれていて、船のウェイトレスさんは忙しそうにしていました。

この辺りの畑には、所々岩肌が覗く部分が。

そこには密集していますね。

あの岩山の部分には、何やら塔のようなものも。
昔の見張り台でしょうか。

また小さな街を通過します。

お！「１１９」の数字が。
トラベラーのjijidarumaさんに教えていただいたのですが、モーゼル川のこの数字はコブレンツからの距離を表しているのだそうです。
トラーバッハは「１０７」、先ほどのヴォルフは「１１１」でした。
トラーバッハから１２ｋｍ旅してきたわけですね。
この情報はネットでは調べることができず、jijidarumaさんがお持ちの書籍に載っていたそうです。
jijidarumaさん、貴重な情報をありがとうございました。
この場を借りてお礼申し上げます。

大きな橋が見えてきました。
右の方はまだ道路がなく、建設中のようですね。

また観光船と行き交います。

この辺りは地図で見るとＵｒｚｉｇ（ユルツィック）という街のようです。

ワイナリーでしょうか。屋根にＲｉｅｓｌｉｎｇの文字が。
ぶどう畑に囲まれモーゼル川を眺めながらいただくワインは最高でしょうね。

川べりで二人の少女がこちらに手を振ってくれています。
かわいい～！

こちらはパパたち？
キャンプ地で釣りの最中でしょうか。

橋が近づいてきました。

何本もの橋柱が圧巻です。

完成間近でしょうか。

右手奥にはクレーンや重機が見えました。

その近くにはコブレンツから１２１ｋｍの表示。

強い日差しに水面が輝いています。

振り返ると先ほどの橋。
また訪ねることがあれば、その時にはもう完成していることでしょう。

写真が増えてきたので１２２ｋｍの表示のこの辺で、前編を終了。
後編へ続きます。